ドラゴンボールZ カカロット(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラゴンボールZ カカロット 』とは、サイバーコネクトツー開発、バンダイナムコエンターテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲーム。漫画『ドラゴンボール』を原作の戦闘民族サイヤ人が地球に襲来するところから最終戦の魔人ブウ編まで主人公「孫悟空」やその仲間達を操作して余すことなく追体験できる。対応プラットフォームはPlaystation 4、Playstation 5、Nintendo Switch、Steam。

『ドラゴンボールZ カカロット』の概要

『ドラゴンボールZ カカロット』とはサイバーコネクトツー開発、バンダイナムコエンターテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲーム。2020年1月16日にPlayStation 4とXbox One版が発売。2021年9月22日にダウンロードコンテンツである「新たなる覚醒」を同梱したNintendo Switch版が発売された。日本国外のみSteam版が配信されていたが、2024年5月23日に日本国内でもSteam版が配信された。2023年1月12日にはPlayStation 5版が発売。同年1月13日にはXbox Series X/S版が発売予定であったが発売直後に不具合が発覚して延期となり、2023年2月3日に発売された。

本ゲームは『ドラゴンボール』に登場する主人公「孫悟空」を始めとしたその仲間達を操作して地球に襲来してきた戦闘民族サイヤ人や、宇宙最強の軍団フリーザ軍、驚異的な強さを持つ人造人間、凶悪な魔人などを相手に派手な戦闘を繰り広げながら、原作同様修行をして強くなりレベルを上げて新たな技を習得してバトルに活用できる。また食事をとることでステータスを一定時間上昇させてキャラクターをさらに強化可能だ。

国内では発売初週に8万9,537本を売上、初登場2位を獲得。イギリスでは初登場1位、フランスでは2020年1月のPS4版が1位、Xbox One版が2位、PS4版のコレクターズエディションが3位を獲得して1位から3位を本作が独占。スイスでは発売月の第3週の販売ランキングで初登場1位を獲得。ドイツでは発売月の第3週の販売ランキングでPS4部門、Xbox One部門両方で1位を獲得。韓国では発売月の販売ランキングで本作が初登場1位を獲得。スペインでは発売月の販売ランキングで本作が初登場1位を獲得。アメリカでは2020年1月の販売ランキングでPS4とXbox Oneで両部門で1位を獲得、発売月の売上高はアメリカの『ドラゴンボール』ゲーム史上3番目に高い数値となった。PlayStationソフトの表彰式を行う「PlayStation Partner Awards 2020 Japan Asia」では2019年10月から2020年9月の全世界売上の上位3作品に贈られる「グランドアワード」に選出された。

『ドラゴンボールZ カカロット』のあらすじ・ストーリー

第1章:サイヤ人襲来!限界パワーの超戦士!

世界を滅ぼしかけた「ピッコロ大魔王」を倒して世界が平和になった後、悟空はピッコロ大魔王の生まれ変わりである「ピッコロ」との再戦に備え空いた時間で精神修行に取り組んでいた。そんな悟空には自身の育ての親と同じ「孫悟飯」と名付けた息子が出来ており、悟飯にも武道家としての才能を見出していたが、妻である「チチ」には反対されていた。ある日、悟空は自身の武道の師匠である「亀仙人」に息子ができたことについて挨拶に亀仙人が住むカメハウスに向かうと、その場で親友の「クリリン」や昔共に旅をした仲間の「ブルマ」とも再会する。一方そのころかつて天下一武道会で悟空に敗れたピッコロはひたすら修行に打ち込んでいたが、突然宇宙から侵略に現れた戦闘民族サイヤ人の「ラディッツ」の強さを感じ取り打ち震えてしまう。ラディッツは戦闘力を計測する装置「スカウター」を使って悟空を探し出し、カメハウスに訪れる。

突如悟空たちの元へ襲来してきたラディッツは悟空が自身と同じサイヤ人で「カカロット」という名前があること、幼いころに地球に侵略のために送られてきたこと、既に故郷である惑星ベジータは隕石の衝突が原因で消滅していること、そして悟空と自身を含めてサイヤ人は4人しか生き残りがいないことを明かした。ラディッツはそんな悟空に別の星を侵略するため協力するよう迫るが、悟空は幼いころに強く頭を打ったことでサイヤ人としての記憶が消えていたためラディッツの申し出を拒否する。ラディッツは悟空ではなく悟飯に狙いを定めて無理やり連れ去ろうとする。悟空の抵抗もむなしく、ラディッツは悟飯を返してほしくば地球人100人の死体を用意しろと言い残して、その場を去った。力の差を見せつけられて息子を誘拐された悟空は悟飯を取り戻すべくラディッツの元へ向かおうとするが、隠れて様子を伺っていたピッコロに止められ、二人でラディッツに挑もうと提案される。悟空はその案を呑み、ラディッツの元へ向かった。

二人でラディッツの元へやってきた悟空とピッコロは、同時に戦うも圧倒的な強さの差で歯が立たたないでいた。ピッコロは悟空にとっておきの技を使うための時間稼ぎをしてほしいと頼み、それに乗った悟空は死に物狂いで闘いサイヤ人の弱点である尻尾を掴んで無力化に成功する。しかし命乞いをしてきたラディッツに情けをかけてしまい、逆に窮地に陥るが、突如驚異的な力を発揮した悟飯がラディッツに大きな深手を負わせる。それを見逃さず悟空はラディッツを羽交い絞めにして、ピッコロは技を放ち悟空ごとラディッツを貫いた。なんとか勝利をつかみ取ったが悟空は死亡し、どんな願いをも叶えてくれるドラゴンボールで蘇生可能なものの、スカウター越しにラディッツの仲間であるサイヤ人の「ベジータ」と「ナッパ」に状況を察知されてしまう。ベジータ達はドラゴンボールを求めて1年後に地球に訪れようとしていた。

ピッコロは悟飯の潜在能力の高さに目を付けて、悟飯を何もない荒野に連れ出し厳しい修行を付ける。クリリンは事情を他の仲間達に話し、共に脅威に対抗するため修行に打ち込んだ。一方そのころ死んであの世に行った悟空はあの世を管理する「閻魔大王」の紹介で武道の達人にして神よりも高位な存在である「界王様」に会い、稽古をつけてもらっていた。一年経過し、地球に襲来してきたベジータ達はスカウターを使ってピッコロ達を探し出して彼らの目の前に現れた。激しい戦闘の末、ナッパの手腕によりクリリンの仲間である「ヤムチャ」「天津飯」「餃子」、そして悟飯を庇ってピッコロが死亡してしまう。絶体絶命の中、ドラゴンボールによって蘇生して遅れて現れ成長した悟空によりナッパは倒される。しかしピッコロの死と同時に一心同体の存在であった神様も死んだため、神様が管理していたドラゴンボールもただの石になってしまった。

悟空はベジータとともに別の岩場に移動して一対一での勝負に挑むも圧倒的な強さの前に歯が立たないため、界王様から伝授された技を体への負担を無視して発動することで互角以上に戦って見せる。そのことでプライドが傷つけられたベジータはサイヤ人の特性である大猿に変身して悟空を追い詰め、悟空は窮地に立たされる。しかしそこに援軍に現れた悟飯とクリリン、そして昔からの腐れ縁の「ヤジロベー」によって状況が覆されて何とかベジータを地球から撤退させることができた。

第2章:悪の帝王フリーザ!目覚めろ伝説の超サイヤ人!

ベジータ達との戦いで悟空は大怪我を負い入院を余儀なくされ、仲間たちが死んでしまったことについて暗い空気が流れていた。しかしベジータ達との戦いで、ピッコロが不思議な力を持ったナメック星人であること、その故郷にさらに強力なドラゴンボールがあることが判明した。悟飯とクリリン、そしてブルマはピッコロ達をドラゴンボールで復活させるべく、神が地球にやってきた際に使用していた宇宙船をブルマが改造し、それに搭乗してナメック星に向かった。一方そのころベジータはフリーザ軍本拠地に帰還し、戦いの傷を癒していた所でフリーザ軍のボスにして宇宙を牛耳る帝王「フリーザ」が永遠の命を手にすべくナメック星に大量に手下を連れて出発していたことを聞き、自身も急いでナメック星に向かう。

1か月ほどたった後ようやく悟飯達はナメック星に到着し、早速ナメック星のドラゴンボールの捜索を始めようとしたがフリーザ軍の兵士に見つかり戦闘に発展する。悟飯達は一瞬にして蹴散らしたものの、同時刻にポッドに乗ったベジータとフリーザの命令でそれを追いかけてきた通称ベジータのライバルとされているフリーザ軍幹部「キュイ」がナメック星に到着した。ベジータは追いかけてきたキュイと戦闘し、地球での戦いで得た経験と悟飯達が使っていた自身の強さを一気に変動させる戦闘力のコントロールで瞬く間にキュイを爆散。その騒ぎをフリーザの側近である「ザーボン」と「ドドリア」はスカウターで察知し、ベジータがキュイを倒して自身達に歯向かおうとしていることを知る。しかしフリーザはそのことを意に介せず、着々とドラゴンボールを集め、三つ目のボールを手にしようとしていた。

一方そのころ悟飯達はスカウターに察知されないように気を消してフリーザ達が襲撃していた村まで訪れていた。しかし、フリーザ達は次々とナメック星人を殺害し、脅す形でドラゴンボールを手に入れており、その残虐な行動の前に怒りを抱いた悟飯はとうとう爆発してその場に介入、クリリンの助けもあり二人はナメック星人の子供「デンデ」を連れて逃走に成功した。二人を追っていたドドリアは帰還中にベジータに見つかりサイヤ人はフリーザ直々に壊滅させたことを明かして動揺したところを逃げようとするも抹殺されてしまう。その後ベジータはツーノ村長の村を襲撃して、ドラゴンボールを手に入れてあえて近くの池に隠した。

そしてベジータはザーボンがドラゴンボールがある村を探して単独行動を開始したのを気で感じ取り、急いでザーボンの元へと向かった。ベジータはザーボンを圧倒するが、劣勢を強いられたザーボンは変身して戦闘力を一気に上げてベジータを打ちのめした。その後、ベジータが持っているであろうドラゴンボールについて聞き出すためにフリーザ軍の宇宙船まで回収して治療を施した。しかし、驚異的なしぶとさと回復力で即座に復活したベジータは隙を見てフリーザ達が持つ五個のドラゴンボールを奪い去り、ザーボンはフリーザの命令でベジータを追いかけていった。

悟飯達はフリーザ達の悪だくみを阻止するために残りドラゴンボールを探してナメック星人を束ねる存在の「最長老」の元へクリリンとデンデが訪れていた。そこには最長老とその側近であるピッコロそっくりのナメック星人「ネイル」がいた。クリリンは事情を話して最長老からドラゴンボール一つと自身の眠っている力を解放してもらう。クリリンは悟飯の潜在能力を解放してもらうために悟飯達が待つ隠れ家に受け取ったドラゴンボールを持って全力で飛び出していった。そのクリリンに勘づいたベジータはドラゴンボールを奪うためにクリリンを追いかけ、さらにそこにザーボンも現れベジータはドラゴンボールを手に入れつつザーボンを始末するためにクリリンが向かった隠れ家に訪れた。サイヤ人の特性として死の淵から蘇ったベジータは戦闘力が上昇しており、変身したザーボンを圧倒してとどめを刺す。ベジータはクリリンを脅してドラゴンボールを奪い、遂に願いが叶うことに喜びながらその場を去っていった。しかし、事前にツーノ村長の村に訪れていた悟飯にドラゴンボールが回収されており、それに勘づいたベジータは急いでクリリン達の隠れ家に急ぐがもぬけの殻になっていた。

隠れる場所を移動させて最長老の元へ急ぐクリリンと悟飯だったがその際にベジータに気配を感じ取られて見つかってしまう。しかしザーボンとドドリアが倒され、ドラゴンボールがすべて奪われたことで劣勢と判断したフリーザは援軍としてエリート部隊である「ギニュー特戦隊」を呼んでいた。気で特戦隊がナメック星に接近していることがわかるや否や危機を感じ取ったベジータは早急にドラゴンボールで不老不死にしてもらおうとクリリン達に訴えかけて、時すでに遅くギニュー特戦隊が凄まじいスピードでドラゴンボールで願いを叶えようとしているベジータ達の前に現れた。隊長であるギニューはドラゴンボールをすべて回収してフリーザに届けるべくその場を離れた。クリリンと悟飯は超能力使いである特戦隊メンバーである「グルド」を撃破するも、続くベジータはパワー自慢である「リクーム」に圧倒され追い詰められてしまう。状況が絶望的になる中、地球で治療を終え、特殊な設備を備えた宇宙船で激しい修行を乗り越えた悟空が遂にナメック星に到着した。

悟空はベジータでさえ歯が立たなかったリクームと、自称宇宙一のスピードを誇る「バータ」をも一瞬で倒して見せた。特戦隊メンバーが次々と倒されたためサブリーダーである「ジース」はギニューに応援要請を頼みに逃走した。ドラゴンボールは奪われたもののフリーザは願いを叶えることができてないことがわかった悟空達は現地のドラゴンボールに詳しいデンデから話を聞くためにクリリンと悟飯はその場から離れ、悟空はベジータと共に迫りくるジースとギニューを迎撃しようとするも直前にベジータに裏切られ一人で相手取ることになる。ギニューは悟空の強さが想像以上だったことを戦いの中で感じ取り、自身の体をわざと痛めつけたあと自身の技で悟空と体を入れ替えてしまう。

体を入れ替えたギニューはジースと共にドラゴンボールを回収しにフリーザ不在の宇宙船が停まっている場所までやって来たクリリン達を襲撃するが、体を思うように動かせないため悟空が持つ本来の戦闘力を発揮できずにいた。それを見かねたジースもギニューに加勢しようとするも、悟空が地球から持ってきたあらゆる傷や疲労を一瞬で取り除く豆「仙豆」によって復活してさらに強さが増したベジータに倒される。追い詰められたギニューは今度はベジータと体を入れ替えようとするもすんでのところで後から現れた悟空が割って入ったため結局元の体に戻ることになってしまう。しかし、それでもなおベジータと体を入れ替えようとするギニューだったが、悟空の機転でその場にいたカエルと体を入れ替えてしまった。

ギニュー特戦隊を倒したあと、負傷した悟空をメディカルマシーンに治療を任せてベジータはクリリンと悟飯にフリーザ軍の戦闘服を渡してしばし仮眠をとることにした。クリリン達はその隙にデンデを呼んでドラゴンボールで願いを叶えることにした。デンデと合流したクリリン達はドラゴンボールから願いを可能な限り三つ叶えてくれる龍「ポルンガ」を呼び出して願いを叶えてもらうことにした。界王様の元にいたピッコロの提案でまず自身を生き返らせることで地球の神も復活させ、地球のドラゴンボールを再度使えるようにすること。そしてもう一つの願いで自身をナメック星に移動させるように頼んだ。クリリン達はその二つの願いを叶えてもらい、三つ目をどうするか悩んだところで勘づかれたベジータに見つかってしまう。最大の驚異の事を考え仕方なくベジータの不老不死の願いを叶えてもらおうとするが、すんでのところで最長老の寿命が尽きて、しまいにはとうとうフリーザに見つかってしまった。

ベジータはクリリンと悟飯、三人がかりならなんとか勝てると読んだが、フリーザは変身してはるかにパワーアップした姿となり劣勢を強いられる。そこにナメック星人同士で同化すると更なる強さを会得できると聞いたピッコロはネイルと同化して強くなり現場に駆け付けた。変身したフリーザと互角以上に戦うピッコロだったが、フリーザは後二回変身を残しており、ピッコロに絶望感を与えるためにもう一度変身して見せた。パワーアップしたピッコロでさえも歯が立たず、窮地に陥るがそのピンチに奮起した悟飯が潜在パワーを爆発させてピッコロを救った。サイヤ人に対して懸念があるフリーザは急激に力を増した悟飯やベジータの存在もあり、早急に決着をつけるべきと判断して最後の変身を開始した。対してベジータはサイヤ人の特性を利用して自身を強化すべくクリリンに半殺しにしてもらった後、最長老から潜在パワーを引き出してもらっていたデンデに回復をしてもらう。しかしフリーザは回復能力を持つデンデを殺害、そして遂に本来の姿を現したフリーザ相手にベジータは真っ向から勝負を挑んだ。

ベジータはサイヤ人の特性で力が増したもののフリーザには全く手も足も出ずに打ちのめされてしまう。あまりの力の差に悟飯達は加勢に入ることも躊躇ってしまうほどだったが、回復を終えた悟空がその場に駆け付ける。ベジータは強くなった悟空こそフリーザが最も恐れる伝説の存在「超サイヤ人」であるとフリーザに向けて言い放つが、癪に障ったフリーザに心臓を貫かれてしまう。悟空はベジータの涙ながらの頼みを聞き入れて一人のサイヤ人としてフリーザに真っ向勝負を挑む。フリーザに迫るほどの強さまで昇りつめた悟空だったもののフリーザは半分の力も出しておらず、次第に追い詰められていく悟空だったが最後の手段として界王様直伝のあらゆる生命からエネルギーを分けてもらいその集合体を相手にぶつける技「元気玉」を可能な限り膨張させフリーザに直撃させた。海に巨大なクレーターを発生させるほどの威力を発揮した元気玉だったが、フリーザはしぶとく生き延びており、ピッコロを打ち抜いた後さらにクリリンを爆散させる。過去に一度死んでドラゴンボールで復活しているクリリンは二度と生き返ることができないため、唯一無二の親友の死に悟空は怒りを爆発させ遂に伝説の超サイヤ人に変貌を遂げる。

悟空は我を忘れる前に悟飯にまだ辛うじてい生きているピッコロ共に自身が乗ってきた宇宙船で逃げるように言い聞かせ、自身は一人でフリーザに挑んだ。覚醒した悟空はそれまで宇宙を牛耳っていたフリーザでさえも恐れおののくほどの強さ発揮し、フリーザは毛嫌いするサイヤ人にやられるくらいなら自ら死を選ぶと言い放ちナメック星にエネルギー弾を放つ。しかしすんでのところで爆発に巻き込まれることを恐れたフリーザはパワーを抑えてしまっていたため惑星爆発まで5分の猶予ができてしまう。悟空は親友の敵であるフリーザをこの手で始末するため戦いを敢行し、フリーザもこの際にはと100%のフルパワーを解放した。ナメック星が爆発寸前の状況の最中、地球の神と界王は地球のドラゴンボールで驚異を受け寿命が縮まってしまった最長老を含めたフリーザ一味に殺されてしまった者達を生き返らせてもらう。そしてその一人であるデンデにポルンガに願いを叶えてもらって生き返ったものすべてを決着を優先した悟空とフリーザを除いて地球に移動させた。

悟空はフリーザと戦いを続けたものの、フリーザが無理やりパワーを引き出したことでピークに達して気が減ってしまっていること、誰も敵わないとされていた自分をたかがサイヤ人が追い詰めていることに恐怖を感じていると見抜き戦いを放棄。逆上したフリーザは切断に特化したエネルギーの技を繰り出すも悟空には通用せず逆にそれで自身の胴体を切り裂いてしまう。立つことすらままなくなったフリーザは命乞いを始め、悟空はあまりにも哀れなその姿に情けをかけて自身の気を少しだけフリーザに分け与えた。しかしフリーザはその貰ったわずかな気で悟空に奇襲を仕掛けるも圧倒的な力の差でとうとう望まない形で決着がついてしまった。悟空はぎりぎりのところで宇宙船を見つけ出し、ナメック星から脱出したのだった。

第3章:戦慄の人造人間!未来を賭けた大激闘!

フリーザ軍との戦いが終わった後、悟飯達は地球に一時的に移住していたナメック星人達のドラゴンボールを使ってナッパ達に殺された仲間達を復活させた。しばしの平和なひと時を過ごしている中、悟空が倒したと思われていたフリーザが半身機械で覆い復活して自身の父親である「コルド大王」と手下を引き連れて地球に襲来してきた。悪い空気が流れる中悟飯達は急いでフリーザの宇宙船が到着した現場に向かった。戦力的に勝ち目がない状況下に一人の謎の青年「トランクス」がフリーザ軍の前に現れる。トランクスは悟空と同じく超サイヤ人に変身して瞬く間にフリーザ親子を撃退。地球の危機は一人の青年によって救われた。

トランクスは悟空がそろそろ地球に帰ってくることと、悟空が乗る宇宙船の正確な到着位置まで把握していた。悟飯達は不思議に思いながらトランクスの言うとおりに待っているとあらかじめ言っていた通り悟空は地球に帰ってきた。そこでトランクスは悟空と二人きりで話がしたいと申し出て、悟空はそれを承諾。超サイヤ人同士で軽く手合わせした後にトランクスは事情を話し始めた。自身が約20年後の未来からタイムマシンでやってきたブルマとベジータの息子であること、未来世界が人造人間と呼ばれる二人組によって崩壊していること、そして悟空はウイルス性の心臓病で亡くなる上にその仲間達も人造人間によって殺されてしまったことを告げた。さらに現代のその時間から約3年後に人造人間が現れて街を襲撃することと正確な場所を教え、心臓病の特効薬を渡した後にタイムマシンで元の時代に帰っていった。悟空は仲間達にその情報を共有して、皆3年後に備えて厳しい修行を開始した。

3年後、悟空たちはトランクスが指定した場所の街の近くで集合しており、その場にはブルマも赤子のトランクスを抱いてやってきていた。しばらくした後に街中で爆発が発生し、人造人間の襲撃が始まったことを知った悟空達は急いで街中を捜索し始める。人造人間には気がないため存在を感知するのが難しく、ヤムチャは不意を突かれやられてしまう。ヤムチャの気が薄れていくのを感じ取った悟空達はその場に急いで駆け付け、ヤムチャを倒した肥満体の男性型の「人造人間19号」と自身を改造した老人風の「人造人間20号」こと「ドクター・ゲロ」に相対した。ドクター・ゲロはかつてレッドリボン軍を壊滅させた悟空に復讐すべく人造人間を作り出したことを明かした。悟空達は人造人間を倒すために何もない岩場に移動した。

悟空は超サイヤ人に変身して人造人間19号と戦い最初こそ圧倒したものの心臓病が発症してしまい、逆に劣勢を強いられる。しかし危機に瀕した悟空をすんでのところでベジータが割って入り助け出した。悟空はヤムチャが一旦家まで送り届け、ベジータは厳しい修行と悟空に追い抜かれたことで自身の不甲斐なさに怒り、遂に超サイヤ人へと覚醒していたのだった。圧倒的強さと戦闘センスで人造人間19号を破壊し、ドクター・ゲロを撤退までに追い込んだベジータは岩山に逃げたドクター・ゲロを逃すまいと後を追いかける。20号は途中で後から追いかけてきたピッコロに奇襲を仕掛けてエネルギー吸収を狙うも失敗に終わり逆に修行で強くなっていたピッコロに追い詰められる。しかしドクター・ゲロは様子を見に来たブルマと再度現代にやってきていたトランクスが自身の世界の人造人間と違うという発言により、状況が混乱した隙に自身の研究室まで逃げていった。

トランクスは自身の世界にいた人造人間二人組は少年の「人造人間17号」と女性型の「人造人間18号」であること、そしてブルマからの情報で研究室は北エリアの深い渓谷の中にある洞窟にあることがわかり、ブルマと赤子のトランクスを悟飯に任せてピッコロ達は研究室を捜索に入った。研究室を発見したピッコロ達はドクター・ゲロが人造人間17号と人造人間18号を目覚めさせる前に阻止しようとするも時すでに遅く、ゲロは既に二人を起動していた。しかし17号達は一切命令を聞かないため、ゲロはそのことで起動を躊躇っていたが、何度調整しても結局言うことは聞かずゲロは17号に破壊されてしまう。

17号達はピッコロ達を無視してもう一体の巨躯の男性型の「人造人間16号」を目覚めさえどこかへ行こうとしていた。ベジータは自分に目もくれずにどこかへ行った17号達に腹を立てて勝負を挑みに行った。18号と戦ったベジータだったが実力が拮抗しており、さらに17号と18号は無限エネルギー式だったため疲れることはなく次第に追い詰められていきついには倒されてしまった。父の危機に駆け付けたトランクスも一蹴されピッコロ達も歯が立たなかった。残されたクリリンは17号達の目的が悟空抹殺であると聞き出し、18号に頬を接吻をされて彼らがさほど悪人でないのではと疑問が生じ始める。

ピッコロは状況が芳しくないことを悟り、仲間達には何も告げずに神の神殿に向かった。クリリン達は一旦狙われている悟空をチチと共にカメハウスに逃がすことにし、道中ブルマに状況の説明をするために連絡を入れた。するとブルマはトランクスが乗ってきていたタイムマシンと全く同じ型の機械が山中にあると知らせ、それを聞いたトランクスと悟飯は確認のために現地でブルマと落ち合うことにした。情報があった現場に来てみるとそこにはトランクスが持つ物と同じ型のタイムマシンと謎の卵と抜け殻が存在しており、トランクスがやってくるよりも一年も早く現代にやってきていたのだった。トランクス達は新たな脅威の予感を感じていた。

一方そのころピッコロは神に会いに来ており、脅威に対抗するため同化をして元のナメック星人に戻ろうとしていた。神殿から地上の様子を見ていた神は新たに現れた敵の事もあり、もはや地球に必要なのは神ではなく強者であると悟りピッコロと同化を開始した。同化して穏やかさと強さを得た新生ピッコロは打倒人造人間のために地上へ向かった。

街の人間を襲っている謎の生命体の存在を感知したピッコロは現場に訪れ、そこにいた「セル」という人造人間と相まみえる。セルはトランクスと同じく未来から来たこと、スパイロボという小さなメカが収集した悟空やピッコロ、フリーザの戦闘データをもとに作られたこと、そして人造人間17号と人造人間18号を吸収すれば完全体となり圧倒的強さを手に入れることができるということ話した。異変を感じてベジータ達が寄ってきたのを見てセルはピッコロ達の眼をくらまし逃走した。現場に駆け付けたベジータはピッコロや人造人間たちがあっさり超サイヤ人を超える力を手に入れたことに怒りを覚えてさらなる強さを手に入れるためにどこかへ去っていった。

ピッコロ達はセルの完全体化を阻止するために捜索するも、気を消して活動できるセルを見つけることは容易くはなかった。そんな中、遂に悟空が長い闘病から目を覚ました。病に魘されながらも事情を把握していた悟空は人造人間やセルに対抗するために一年の修行をたった一日で終らせることができる「精神と時の部屋」へ悟飯とトランクス、そしてベジータを誘って修行することにした。悟空は地球に帰ってくる途中に寄ったヤードラット星で習得した技「瞬間移動」を使い悟飯達を神の神殿まで運んだ。ベジータ親子を先に修行させ、悟空と悟飯は一日待つことにした。

17号達を取り込んで進化するために行く先々で街の住人の生体エキスを吸収していたセルはどんどん戦闘力を上げていた。そんな中、遂にカメハウスに17号達が現れピッコロは彼らとの戦闘を余儀なくされた。カメハウスから離れた島で17号と互角以上の戦いを繰り広げるピッコロだったが気を高めたせいでセルに察知されてとうとうセルと17号達を鉢合わせてしまう。セルはとてつもなく自身を強化しており、ピッコロを一瞬で蹴散らして17号を吸収しようとする。しかしそのセル以上の強さを発揮する16号が介入し、一時的に難を逃れるも自身で戦うことを優先した17号は不意を突かれて吸収されてしまう。進化して第二形態と化したセルは16号を破損させて18号を吸収しようとする。そこに決死の覚悟で現れた天津飯が時間稼ぎをして18号達を逃がした。様子を見ていた悟空は天津飯とピッコロを瞬間移動で神の神殿まで運んだ。

そして修行を終えて出てきたベジータとトランクスはブルマが新調した戦闘服を身にまといセルの所まで飛んでいった。超サイヤ人を超えた力を身に着けたベジータは瞬く間にセルを圧倒するが、セルの口車で戦闘民族の強者との戦いを好む習性を利用されて18号吸収に一時的に協力してしまう。そんな中でクリリンは現代のセルが目覚めぬように破壊したドクターゲロの研究所から17号達の設計図をブルマに渡しており、そこから彼女が作り出した17号達の体内にある爆弾の起爆スイッチを持ち人造人間たちが集まる離島に訪れていた。しかし非常になり切れなかったクリリンは起爆スイッチを破壊して18号達を逃げるように促した。運悪く近くまでセルがやってきており、ベジータの助力もあって18号は吸収されてセルは完全体へと進化した。

ウォーミングアップがてら18号吸収に怒りの拳を向けたクリリンと決着を望むベジータを一蹴したセルは、立て続けに立ち向かってきたトランクスを圧倒して彼を殺さずに10日後にセルゲームと称した大会を開くことを悟空達に伝えるようにトランクスに言い残して去っていった。トランクス達は神の神殿に戻り、ピッコロ達に事情を話した。ベジータ達が精神と時の部屋から出た後に同じく部屋で修行していた悟空と悟飯は早めに修行を切り上げており部屋から出てきており、やや気性が荒くなる超サイヤ人を落ち着いたままの状態を維持して行動できるようになっていた。セルゲームの件を聞いた悟空は自身でもセルに勝てないことを認めつつも悟飯とそのまま下界で修行することを選択した後、もしもの時のためにドラゴンボールを再度使用出来るようにするために地球にデンデを呼んで新しい神となってドラゴンボールを復活させた。大会参加予定の選手は各々修行しながら大会開始までの10日間を過ごした。

大会開始当日、セルゲーム会場に集結した悟空達は格闘技世界チャンピオンを名乗る「ミスター・サタン」がセルに無謀にも挑んで惨敗する姿を見届けた後、悟空はセルに単身で立ち向かった。ベジータですら手も足も出なかった完全体セルと凄まじい攻防を繰り広げた後、悟空は潔く降参した。その後セルに唯一勝てる選手として悟空は悟飯を指名した。悟飯は悟空に言われるがままセルと戦うがあまり戦闘を好まない悟飯は真の実力を発揮できずにいた。そんな中ブルマ達に修理してもらっていた16号がセルを捕らえ自身の体内にある爆弾でセルごと自爆を図る。しかし修理の際に爆弾は取り除かれていたため自爆できず、逆にセルに大破させられてしまう。さらにセルは悟飯を怒らせて潜在パワーを引き出させるために自身の子供のような存在である「セルジュニア」を生み出して悟空達にけしかけた。凶悪な強さで悟空達を苦しめるセルジュニアを見てもギリギリ潜在パワーを引き出せないでいる悟飯の元に首部分だけになった16号が飛んできた。ミスター・サタンが16号の頼みで悟飯の元へその首を投げてきていたのだった。

16号は悟飯へ怒りを解放してセルを倒し、自身が好む自然や動物達を守ってやってほしいと説得した後セルに踏みつぶされてしまう。それを見た悟飯はついに怒りを爆発させて超サイヤ人を超えた超サイヤ人へと変貌を遂げる。悟飯はセルジュニアを一瞬にして全員蹴散らした後、真のパワーを解放したセルをもたった二発で大きなダメージを与えるほどになっていた。しかし覚醒して好戦的になった悟飯はすぐにとどめを刺そうとせずセルをジワジワと苦しめようとしていた。セルは思わず18号を吐き出してしまうほど追い詰められた後、自棄になって地球ごと自爆を始めようとする。衝撃を少しでも与えられるとその瞬間に爆発するほど膨張したセルを悟飯はどうすることもできずうなだれるが、そのセルを悟空は瞬間移動で界王の元へ連れていき自身を犠牲にギリギリのところで地球を救った。

決着がついたかに思われたが、セルはまだ生きており自爆後に自身の核が無事だったためピッコロの細胞で再生していたのだった。さらにサイヤ人の細胞で復活後にさらに悟飯のようにパワーアップして悟空の瞬間移動すらも習得していた。セルは地球に帰ってきた後トランクスを打ち抜き、そのことで怒りを抱いたベジータの猛攻を受けるも一切の傷を負っていなかった。悟飯はセルとの戦いに挑むも途中セルにとどめを刺されそうにベジータを庇い片腕を負傷する。太陽系すら破壊するほどの全力のエネルギー波である「かめはめ波」を放とうとするセルに対抗して悟飯も片腕でかめはめ波を撃つも力の差が激しく追い詰められてしまう。そこに界王様の力で語りかけてきた悟空の叱責を受けて奮い立ち、ベジータの援護で一瞬セルが怯んだ隙に大気圏外に突入するほどのパワーで気を放って遂にセルを打ち破った。

闘いが終わった後、デンデによってパワーアップして二つ願いを叶えることができるようになったドラゴンボールでセルの犠牲になった人達を復活させるも悟空は蘇生できなかった。悟空は再度界王様の力で悟飯達に話しかけて蘇生を拒み、あの世で楽しくやっていくと言い仲間達に別れを告げた。残った願いでクリリンは18号達の体内にある爆弾を取り除いてもらい、18号に感謝はされずともいずれ再会するであろう素振りをうけて別れた。悟飯達は悟空亡き平和になった世界を満喫するのだった。

最終章:復活の魔人ブウ!世界の果てまで超決戦!

人造人間との戦いから役7年後、悟飯はサタンスクールに通う高校生になっていた。街の治安を変装して守りつつ学校での生活を満喫していた。その学校でミスター・サタンの娘である「ビーデル」と出会い変装して治安維持活動していることをバラされたくなければ空を飛ぶ方法を教えて天下一武道会に出場しろと交渉されたため、仕方なく彼女に舞空術のやり方を教えて大会に出場することになる。そのことをブルマに伝えたところそれを聞いていたベジータやあの世の悟空も占いババの力で一日だけ復活して参戦することを聞いた悟飯はピッコロやクリリン達にもそのことを伝えて彼らも参戦することになった。そして平和な生活で鈍った自身を鍛え直すために修行を開始した。悟空とチチの新しい息子の「孫悟天」と修行しながら悟天が超サイヤ人に変身できること、現代のトランクスも同じく超サイヤ人になれることを聞いてうかうかしていられないことを感じ取った悟飯は、ビーデルとの約束を果たして修行に専念するのだった。

大会開催当日、悟飯達は天下一武道会会場で集まって一日だけ復活した悟空と再会を果たした。予選を悟飯達は難なく突破して本試合に突入したが、そこで地上にやってきていた界王様のさらに上の存在「界王神」とその付き人の「キビト」と遭遇する。界王神達は悪の「魔導士ビビディ」が作り出した魔人ブウが地球に封印されていること、そしてその息子である「魔導士バビディ」が魔人ブウ復活を目論み地球にやってきていることを話した。バビディ達の野望を阻止するため、魔人ブウ復活のためのエネルギーを収集すべく会場に紛れ込んでいたバビディの手下の「スポポビッチ」と「ヤムー」にあえて悟飯のパワーを回収させ、動けなくなった悟飯とそれを介抱するキビトを残して悟空達はスポポビッチ達の後を追った。

スポポビッチ達を追跡してバビディの隠れ家までやってきた悟空達は、バビディの側近である暗黒魔界の王「ダーブラ」によってキビトが倒されピッコロとクリリンが石化してしまう。悟空はダーブラを倒して二人を助けるためにさらにバビディを追って隠れ家内部まで侵入、そこでの戦闘によるダメージは魔人ブウ復活のエネルギーに変換されることを聞くもバビディの手下たちを悟空とベジータは事もなさげに撃破していった。しかし遂に出てきたダーブラ相手に苦戦する悟飯を見て苛立ちをみせるベジータに邪心があることをダーブラに見抜かれる。ダーブラは退却してバビディにそのことを伝えるとバビディは洗脳魔術でベジータを支配してしまう。魔術で天下一武道会会場に移動させられた悟空達は洗脳を受けて潜在パワーを引き出したベジータと相対する。会場にいる観客達を大量に虐殺してベジータは悟空に長年の決着を付けるべく勝負を挑んできた。悟空はそれに応じて界王神の介入を意に介さず、バビディに誰もいない場所に移動するよう言い放ち、悟飯達に魔人ブウの事を任せて勝負を開始した。

セルと戦っていた時の悟飯以上の強さに達した悟空とベジータは全くの互角の対決を繰り広げる。ベジータは天下一武道会会場で得た情報でスポポビッチ達が洗脳される以前は一般人程度の強さだったことを知った後、洗脳によってパワーアップしていることを悟り、実力が離れてしまった悟空と戦うためにサイヤ人としてのプライドを捨ててバビディに支配されたことを明かす。さらにただ強くなるためではなく、平和な地球と悟空達の影響を受けて穏やかになっていく自分が許せなかったベジータは悪人に戻って悟空と本気の戦いがしたかったことを語った。

一方そのころ悟飯達はダーブラを追って遂に封印された魔人ブウが居る場所までたどり着き、復活を阻止しようとするも超サイヤ人の限界を超えた力で戦っている悟空達のパワーを一気に吸収した魔人ブウはとうとう復活してしまう。ブウは悪態をついてきたダーブラを一瞬で倒してクッキーにして食べてしまい、果敢に立ち向かってきた悟飯も手も足も出ずやられてしまうが、直前に同じくやられかけていた界王神よって界王星に飛ばされて生きながらえる。

一向に勝負が終わらない悟空とベジータだったが、ブウの復活を気で感じ取り一時休戦の流れになる。しかしブウが出てきたことに責任を感じていたベジータは悟空に不意打ちを食らわせて気絶させ単身でブウを倒すために現場に向かった。ブウ相手に一人で挑むも攻撃は一切効かず、その上与えたダメージは全て再生して元に戻る治癒能力と強さに苦戦し、逆に境地に陥るも現場に来ていたトランクスと悟天に助けられる。さらにバビディもピッコロによって再起不能にされる。生半可な戦い方ではらちが明かないと悟ったベジータは覚悟を決め、トランクスに妻のブルマの事を大切にするよう言い、抱擁をした後に悟天と共に気絶させる。ダーブラの死で石化が解けたピッコロにトランクス達を任せて自身は悪事を繰り返してきたことであの世で魂が浄化されて悟空と再会できないことを聞きつつも、ブウ相手に全力の自爆攻撃を仕掛け散っていった。

再生が追いつかないほどの自爆攻撃を仕掛けたものの、ブウは僅かな残骸からまた元の姿に戻っており、ピッコロはクリリンと子供達とともに急いで神殿まで逃げた。しばらくして不意打ちで気絶していた悟空は目を覚めした後にピッコロ達がいる神殿に瞬間移動した。そこで事情を聞いた悟空は打倒ブウのための戦略としてあの世で知った似た体格と強さの戦士同士を合体させる技「フュージョン」を提案する。さらにトランクスと悟天が体の大きさと強さが似ていることもありフュージョン使用の条件を満たしていたため、悟空は二人にフュージョンを教える修行をすることにした。そんな中突然ブルマ達がドラゴンボールを使用して天下一武道会会場でベジータが殺した観客達を一つ目の願いで生き返らせていた。悟空は急いで現場に向かって事件解決後に使用するために一旦神龍に帰ってもらい、ブルマ達を神殿に移動させた。しかし瀕死の状態だったバビディは自身をブウに治癒魔法で復活させて、トランクス、悟天そしてピッコロを探して始末するために地球全体にテレパシーで指名手配を開始。見つからなければ街を次々と攻撃して人々を虐殺していくと宣言し。ピッコロは名乗り出ようとするも悟空の案で魔人ブウ打倒の準備ができるまでは姿を見せず、破壊された都市や殺された地球人達は騒動解決後にドラゴンボールで元に戻せばいいと制止される。運悪くトランクスの住む場所が西の都のカプセルコーポレーションであることがばれてそこに魔人ブウとバビディが襲撃に向かった。

ドラゴンボールを探すためにはドラゴンレーダーが必要不可欠であり、そのレーダーは希少な材料を使用して作られているため作り直すことは非常に難しいと上にレーダーがカプセルコーポレーションにあるとブルマに言われる。悟空は急いでトランクスをカプセルコーポレーションに向かわせ、自身は時間を稼ぐためにブウ達の元へ飛んでいった。悟空はブウとバビディに一旦交渉を持ち込むも聞き入れてもらえず、仕方なく超サイヤ人の限界を遥かに超えた「超サイヤ人3」へと変身した姿で魔人ブウと互角に戦う。トランクスがレーダーを回収したことを確認すると悟空は戦闘を辞めてブウにいずれブウを楽しませるほどに強者が現れると言い、神殿に帰還した。ブウは悟空の話しを聞き入れるが、悟空を逃がしたことでバビディに貶されたことで怒り、封印の呪文を唱える隙を与えずにバビディを殺した。

自由の身となったブウはそのまま街の襲撃を続け、悟空達はその間にもトランクスと悟天にフュージョンの特訓をするも限界を超えた姿で戦ったため現世にいられる時間が減ってしまった悟空はあの世に帰らなくてはならなくなった。悟空は仲間達に別れを告げてあの世に帰っていった。その後ピッコロが悟空の代わりにトランクス達にフュージョンの特訓を続け来たる日の戦いに備えた。

魔人ブウが暴れる中、セルを倒した英雄として称えられていたミスター・サタンは依頼で魔人ブウを倒すために様々な道具を用意してブウに近づき、あの手この手で暗殺を謀るもことごとく失敗して挙句には家来にさせられてしまう。しばらくして、ふとしたことでブウが犬を助けたことでサタンはブウが純粋無垢でバビディ達の指示された行動通りにしか動いていなかったことを聞き、サタンはバビディ達のいうことを聞く必要ないと説得した。ブウはそれを聞き入れ虐殺や破壊行為をもうやめると約束して、サタン達と楽しいひと時を過ごしたが、ブウが起こした騒ぎの流れに乗って悪事を繰り返していた地球人二人によってサタンが撃たれてしまう。そのことで怒りを覚えたブウはサタンを治療した後、ブウの体から邪悪な心を持ったもう一人のブウが現れる。

改心したブウと悪の心を持ったブウは戦うも体が別れた際に大半の力を持っていかれた元のブウには勝ち目がなく、瞬く間に悪いブウに取り込まれてしまう。悪いブウはそのまま気を感知して神殿にむかい、悟空が言っていた強者を出すようにピッコロ達に要求する。ピッコロは時間を稼いでトランクス達を精神と時の部屋に入らせて可能な限りの稼いだ時間修行させる。そして精神と時の部屋までブウを案内したピッコロは、そこでトランクスと悟天のフュージョンによって誕生した「ゴテンクス」とブウの戦いが始まった。しかし戦いの中でピッコロを脅かそうとゴテンクスが打つ手なしと一芝居をうった結果、ピッコロはそれを信じて精神と時の部屋の扉を破壊して二度と現実の世界に戻れないようにしてしまう。

ブウは部屋から出られないことによる怒りの気迫で次元に穴をあけて部屋から脱出、そのまま神殿いたクリリン達をチョコにして食べてしまった。部屋の中で立ち往生していたゴテンクスはとっておきの技として悟空がブウとの戦いで見せた姿と全く同じ姿に変身して次元の壁に穴をあけた。急いで現実世界に戻ったゴテンクスとピッコロだったが、ブウによって神殿はもぬけの殻になっていた。仲間たちがやられたことで怒りを抱いたゴテンクスはブウを圧倒し、とどめを刺す直前まで追い詰めるも変身が解けてしまう。しかしブウは何かに勘づいて休息期間に入った。

一方そのころあの世では悟空は死んだと思っていた悟飯と再会。悟飯は界王星でブウを倒す力を授かるとされるZソードを引き抜いて特訓をしていた。訓練をしていた悟飯達だったが、Zソードの強度を確かめるために宇宙一の強度を誇るカッチンコウで試し切りしたところで剣が折れてしまう。するとそこから界王神の先代に当たる「老界王神」が出現して、魔人ブウ打倒のために悟飯の潜在能力を限界以上に引き出す儀式を行ってくれた。それにより凄まじいパワーアップを遂げた悟飯はそのまま窮地に立たされたピッコロ達の元へ急いだ。現場に駆け付けた悟飯はブウを瞬く間に圧倒したものの、うっすらと悟飯の存在に気付いていたブウはその対抗策を考えており、自爆して仕切り直した後に隙を突いてゴテンクスとピッコロを吸収した。

吸収により戦闘力と知性を得たブウは悟飯を追い詰める。それを界王星から見ていた悟空達は悟飯を助けるために老界王神が自身の命を悟空に授け、それにより生き返った悟空は老界王神から「ポタラ」と呼ばれるフュージョンのように合体できるイヤリングを渡され悟飯と合体するように提案される。悟空は現場に瞬間移動して悟飯と合体を試みるもブウに先に悟飯を吸収にされてしまう。しかし地上に魂の浄化を免れて占いババにより一日だけ復活したベジータが現れる。悟空はベジータの元に飛んでいきポタラで合体を提案。自身との戦いで力を隠していた悟空に怒りを見せ一度は断るも悟空がブウがブルマ達を吸収したことによりパワーアップしたことを聞き、考えを改めて合体を承諾。二人はポタラの力でかけ合わさった姿「ベジット」になりブウを圧倒。さらに体内に侵入してブウのパワーアップに大きく関わった悟飯達を救い出した。

ブウの体内の邪気で合体が解けた悟空達は悟飯達を隠した後、ブウは本来の理性のない純粋悪である元の姿に戻り状況は一変。躊躇いなく地球を破壊してしまう。悟空は咄嗟に現場にいたサタンとデンデを助け、ポタラでキビトと合体していた界王神にまとめて界王星まで救助される。しかしブウは気を探知して界王星までたどり着き、悟空は老界王神達に別の星に避難してもらいベジータと交代でブウと戦うことにした。悟空とベジータの奮闘虚しく、ブウの撃破に届かない二人だったが、ベジータの提案で地球人からめいいっぱいエネルギーを分けてもらい過去最大規模の元気玉をブウにぶつける作戦に移る。デンデにポルンガを呼び出してブウに破壊された地球と極悪人を除いた人々を元に戻してもらい(この際にベジータも蘇生する)、さらに界王のテレパシーで地球人たちに今回の事情を話してエネルギーを分けてもらうよう頼んだ。

悟空の関係者はエネルギー供給に手を貸しているものの、ブウの騒動で疑心暗鬼になった地球人達はなかなか手を貸さなかった。そこで界王星から避難が遅れたサタンが地球人たちに呼びかけたことで信頼を勝ち取り、元気玉を完成させることができた。ブウにその元気玉をぶつけるも肝心の悟空が大きく体力を削っていたため押し切れずにいた。ベジータはデンデ経由でポルンガに頼んで悟空の体力を全快まで戻して、悟空はドラゴンボールによって作り出された最後のチャンスを逃さず、自身の力のみで勝てなかったブウに賞賛といつかの再戦を約束して別れの挨拶と共に元気玉を炸裂させた。

すべての戦いが終わり、地球に帰ってきた悟空達は仲間との再会と平和になった世の中の喜びを分かち合うのだった。

『ドラゴンボールZ カカロット』のゲームシステム

『ドラゴンボール Z KAKAROT』は自由にマップを移動しながら基本となるメインストーリーを進めるだけでなく、時に発生するサブストーリーをクリアしたり、修行などでキャラクターを強くすることもできる。

移動

キャラクターの移動は歩くだけじゃなく走ったり、全速力でダッシュすれば走行中の車より速く走ることができる。空中飛行も可能であり、これにより一切の障害のない空を高速で飛行可能。また乗り物に搭乗することも可能でこれらは移動速度こそ悟空達に及ばないものの、アイテムの探索やのどかなドライブを楽しむことができる。

戦闘

戦闘では『DRAGONBALL』らしい派手な高速格闘を繰り広げることができる。主に打撃による攻撃でダメージを与えて、状況に応じて必殺技を放って相手の体力を大きく削って戦いを有利に進め、時にフォームチェンジと呼ばれる変身を活用して、攻撃力の増加を図ることができる。また戦闘をこなすとレベルが上がり基本的なステータスが上昇していく。

ヒートアップ

テンションゲージと呼ばれるゲージが最大まで溜まっているときに気力ゲージマックス状態でさらに気を溜め続けると、ヒートアップ状態になり攻撃力が1.5倍になりコンボが変化して必殺技のキャンセルができるようになる。

フォームチェンジ

各キャラクターに用意された変身能力。気力または体力を消耗し続ける代わりに攻撃力増加が可能になる。

motoniji
motoniji
@motoniji

Related Articles関連記事

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画作品。雑誌「週刊少年ジャンプ 」にて、1984年から1955年まで連載されていた。山奥で暮らしていた主人公・孫悟空が、7つ集めると願いが叶うといわれるドラゴンボールを探しに旅に出たことから始まった物語が展開される。書籍として単行本が全42巻、完全版が全34巻発売された。東映動画(現・東映アニメーション)によってアニメ化されたほか、ゲームソフトも多数発売されている。

Read Article

ドラゴンボールZ 神と神(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラゴンボールZ 神と神(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラゴンボールZ 神と神』とは、2013年3月30日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作品である。原作者の鳥山明が初めてアニメシリーズに脚本の段階から深く関わっている。物語は、原作の魔人ブウ編にて、孫悟空が魔人ブウを倒してから約4年後に起こったエピソードが描かれている。平和に過ごしていた地球だったが、破壊神ビルスが目覚めスーパーサイヤ人ゴッドを探し出すという話である。

Read Article

ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラゴンボールDAIMA』(ドラゴンボールダイマ)とは、鳥山明による世界的人気漫画『ドラゴンボール』シリーズのアニメオリジナル作品。「DAIMA」とは漢字で「大魔」、英語では「Evil」を意味する造語。2024年秋に放送される。 ただ純粋に強さを求め、強い者との戦いを心から楽しみ、幾度となく地球を宇宙を救ってきた孫悟空。ある時、彼とその仲間たちは何者かの陰謀によって子供の姿に変えられてしまう。元の姿に戻るため、真犯人を突き止めるために、悟空たちは時空を超えた大冒険を繰り広げる。

Read Article

ドラゴンボールZ 復活の「F」(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラゴンボールZ 復活の「F」(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、2015年4月18日に公開された劇場公開アニメーション映画作品である。前作の『ドラゴンボールZ 神と神』の直接的な続編となっている。原作者の鳥山明は前作に続き、キャラクターデザインを担当すると共に、本作では初めて単独で脚本も務めた。4月18日に全国328館で公開され、興行収入37.4億円を記録した。悟空に殺された悪の帝王フリーザが復活した後、初めての過酷な修行を経て悟空に復讐するために地球へ向かった話である。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の人造人間まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の人造人間まとめ

『ドラゴンボール』とは、及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めることでどんな願いも叶えるドラゴンボールを巡る冒険活劇から、主人公の孫悟空や鳥山明による漫画、仲間たちが強敵と戦うストーリーがメインとなり、世界的な人気を得た。本項では、強力な戦闘力を持った人造人間と呼ばれるキャラクターをまとめる。人造人間たちは、悪の科学者ドクター・ゲロにより戦う為に作られ、悟空たちと敵対する立場だが、中には争いを好まない者や、戦闘をゲームと捉える者もおり、各個体が際立った個性と魅力を持つ。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の必殺技まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の必殺技まとめ

『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』とは、鳥山明による漫画、及びそれを原作としたアニメ、ゲームといったメディアミックス作品である。七つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せるドラゴンボールを巡り、主人公の孫悟空と仲間たちが戦う物語。格闘物の少年漫画に多大な影響を与えた作品で、連載終了後も衰えぬ人気を誇る。個性豊かなキャラクターの他、多彩な必殺技が繰り出される戦闘シーンも人気の一因となっている。『ドラゴンボール』の戦闘シーンを彩る必殺技をまとめる。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ

『ドラゴンボール』とは鳥山明による漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。世界に散らばる七つのドラゴンボールを探す冒険活劇から、主人公孫悟空らのバトルに重きを置いた作風にチェンジすることで世界的な人気を獲得。中でも悟空も含めた戦闘民族サイヤ人の変身形態、超(スーパー)サイヤ人は外見的特徴や戦闘力の高さから当時のファンに衝撃と興奮を与えた。超サイヤ人は、今尚シリーズの人気を誇る理由の一つである。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。7つ集めることでどんな願いも叶える神の龍を呼び出せるアイテム“ドラゴンボール”を巡る冒険譚から始まり、次第にバトルものへと移行することで世界的人気を得た。主人公の孫悟空を初めとする魅力的なキャラクターと迫力ある戦闘シーン、人間ドラマの他、遊び心もある独特のアイテムも物語を盛り上げている。本稿では、タイトルにもなっているドラゴンボールを初め、『ドラゴンボール』に花を添える用語やアイテムを紹介する。

Read Article

フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

フリーザ軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する組織である。シリーズ最大の悪役フリーザを筆頭に、あらゆる種族の宇宙人から構成される。戦闘力の計測を行うスカウターなど、フリーザ軍の所有するアイテムは読者を魅了した。宇宙人から成る構成員たちも悪役ながら魅力あふれるキャラクターで、様々な個性を持って物語に花を添える。フリーザ軍の一味、フリーザの家族、一族を紹介する。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。

Read Article

ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画を原作のメディアミックス作品で、バトル漫画の金字塔である。「融合(ゆうごう)」は、作中登場する技の1つで、2人以上の人物が結合し、1人の人間となるものである。単体の時よりも戦闘力が倍加する為、強敵との戦闘の際に行われる。特殊な動きで2人が1人の戦士になる「フュージョン」、界王神のアイテムを使い1人の戦士になる「ポタラ」、ナメック星人が一体化することで同胞に力を預ける「同化」、他者のエネルギーや能力を奪う「吸収」が登場した。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。

Read Article

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。

Read Article

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。

Read Article

ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン(ジョジョEoH)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン(ジョジョEoH)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』とは、バンダイナムコエンターテインメントより2015年12月17日に発売されたPlayStation 3及びPlayStation 4用アクションゲーム。略称は『ジョジョEoH』。本作は荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを原作としており、同シリーズの第三部『スターダストクルセイダース』の主人公である空条承太郎が、宿敵・DIOとの決戦に勝利した後に突如として発生した時空を越えた異変に、仲間たちと共に立ち向かう物語を描いている。

Read Article

人造人間16号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間16号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。

Read Article

破壊神ビルス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

破壊神ビルス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。

Read Article

セル(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

セル(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。

Read Article

孫悟空(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟空(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

Read Article

ベジータ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ベジータ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。

Read Article

孫悟飯(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟飯(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。

Read Article

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ドクター・ゲロ/人造人間20号とは、鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』に登場するレッドリボン軍の元科学者。世界征服を目論む超悪名高い組織の中で殺戮マシーン「人造人間」を開発し、勢力を増強させていった。しかし、孫悟空のたった1人の進撃によりレッドリボン軍は壊滅し、野望を絶たれてしまう。生き延びた後は悟空に復讐する為、秘密基地に身を隠し、より強力な人造人間の研究開発に没頭する。そして長い年月を経て自身を人造人間に改造し、再び悟空の前に姿を現したゲロは、その研究成果を存分に発揮してゆく。

Read Article

魔人ブウ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

魔人ブウ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。

Read Article

亀仙人(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

亀仙人(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

亀仙人(かめせんにん)とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。 初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。 少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。

Read Article

全王(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

全王(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

全王(ぜんおう)とは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、12の宇宙の頂点に立つ最高位の神である。純粋な性格だが、それゆえの恐ろしさもまた持っている。何でも一瞬で消し去ってしまう能力も相まって、破壊神たちですら全王に逆らうことはできない。とはいえ基本的には無邪気であり、機嫌を損ねなければ善側に位置する。自分に物怖じしない主人公の孫悟空(そん ごくう)を気に入り、彼と友達になった。

Read Article

ミスター・ポポ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ミスター・ポポ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ミスター・ポポとは、鳥山明原作の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボールシリーズ』の登場人物で、地球の神に仕える付き人である。愛嬌のある顔つきながら、ピッコロ大魔王という脅威から地上を救った孫悟空(そん ごくう)を簡単にあしらえる強さを見せる。単なる戦闘力だけではなく、無駄を省いた動きや視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた結果の強さで、悟空にもその戦い方を伝授した。後々のエピソードでも、サポートの役割で登場し、活躍している。

Read Article

神龍(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

神龍(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。

Read Article

モロ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

モロ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

モロとは、鳥山明原案の漫画『ドラゴンボール超(スーパー)』のキャラクターで、「星食いのモロ」の異名を持つ悪役である。見た目には青いヤギを思わせる獣人。1000万年前、大界王神(だいかいおうしん)という神に力を封じられ銀河刑務所に収監された。わずかながら力を取り戻すと、他の囚人クランベリと共に脱獄。非道な性格で自分以外は餌と見なしており、部下も捨て駒にする。他者や星のエネルギーを奪うことでパワーアップを繰り返し、神の域に達した戦士の孫悟空(そん ごくう)たちを苦しめた。

Read Article

ピッコロ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ピッコロ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ピッコロとは、大人気漫画『ドラゴンボール』シリーズに出てくるキャラクター。初登場時は、主人公・孫悟空の敵として地球の命運をかけた戦いを繰り広げた。悟空に敗れてからは、地球を征服しに来たサイヤ人に対して悟空と共闘するようになり、今では仲間として頼もしい存在となっている。悟空の息子・孫悟飯の師匠でもあり、普段はなかなか感情を表に出さないが、悟飯の前では優しい一面を見せている。

Read Article

ブルマ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ブルマ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ブルマとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界的な大企業カプセルコーポレーションの令嬢である。科学者でもあり様々な機器を開発し、本作品の主人公である孫悟空や他の仲間たちをサポートしている。幼い頃に家でドラゴンボールを見つけ、7個集めるとどんな願いも叶えられることを知る。ドラゴンボール探しの旅に出た先で孫悟空や様々な仲間達と出会い、その中で孫悟空と同じサイヤ人のベジータとの間にトランクスという男の子を授かり母親となる。

Read Article

ブロリー(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ブロリー(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ブロリーとは、『ドラゴンボール』のキャラクターで、映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で初めて敵キャラとして登場する。 その後、映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の3部作にわたって敵として登場している。 3部作にわたり公開されていることから、敵キャラの中でも人気の高さがうかがえる。 20数年ぶりに、ブロリーが登場する『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開されると、かなりの話題になった。 尚、原作には登場しておらず、映画オリジナルキャラクターである。

Read Article

目次 - Contents