シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、庵野秀明監督による日本のアニメーション映画。2021年3月8日に公開され、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の4作目(完結作)である。また、原作である『新世紀エヴァンゲリオン』から25年間続いた『エヴァンゲリオン』シリーズの最終作として描かれている。
ストーリーは、「パリ市街戦(アバンタイトル1)」「第3村(アバンタイトル2からAパート)」「「再びヴンダー(Bパート)」「ヤマト作戦(Cパート)」「マイナス宇宙(Dパート)」といった5つの部で描写されており、主人公・碇シンジを中心とした登場人物たちが最後の戦いに挑む。シンジの成長していく姿や戦いがどう集結するのかなど、見どころの多い最終作となっている。

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新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ

新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』とは、監督・庵野秀明が率いるGAINAXによるTVアニメ作品および登場する巨大人型兵器の名称。略称『エヴァ』。 本作を原作とする劇場版、漫画、ゲーム作品などの派生作品が存在する。本記事では1994年10月から翌3月まで放送されたTVシリーズについて記述。 90年代に社会現象とまで言われた国民的アニメの一つ。ストーリーは主に少年少女の苦悩が描かれ、人類の敵「使徒」との闘うにつれ、使徒やエヴァの正体など多くの謎解きが展開されるが、すべては説明されずに完結した作品。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版(ヱヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とは、2007年から公開されているアニメ映画シリーズである。 1994-1995年のTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が原作。総監督はTVシリーズと同様に庵野秀明が担当している他、主要スタッフや声優もほぼ同一でリメイクではなく「リビルド(再構築)」作品。 全4部作予定で、現在3作目まで公開済み。巨大人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットの少年少女を主人公とし、人類の敵「使徒」との闘いや人間同士の争い、陰謀の謎解き、主人公の苦悩や成長を描いたストーリーである。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(シン・エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、2021年に公開されたSFアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の4作目にあたり、四半世紀にわたる『エヴァンゲリオン』シリーズの集大成の作品として、公開前から注目を集めた。総監督・脚本・原作・製作総指揮を庵野秀明が務める。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の後、失意のどん底にいる碇シンジが立ち直る姿を描く。

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新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)のネタバレ解説・考察まとめ

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『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』とは、ガイナックス制作による庵野秀明監督のアニメーション映画。主たるジャンルはロボットアニメに分類される。同名TV作品のリメイク映画作品。 地球に突如として謎の巨大生命体「使徒」が出現。これへの対処に組織された特務機関「ネルフ」は、巨大人造人間「エヴァンゲリオン」を創造した。操縦には資格を持った14歳の少年が必要である。操縦者に選ばれた少年碇シンジと、彼を取り巻く人間たちの複雑怪奇な愛憎劇を描く。

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EVA-EXTRA-EXTRA(シンエヴァの薄い本)のネタバレ解説・考察まとめ

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『EVA-EXTRA-EXTRA』とは『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の入場者プレゼントとして2021年6月12日から全国の映画館で配布された入場者特典である。前作である『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前日譚を描いた漫画『EVANGELION:3.0 (-120min.)』を始めとして、公式アニメーターによるイラストが多数収録されたことから話題を呼んだ。表紙のイラストは総作画監督である錦織敦史が担当している。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(ヱヴァ:破)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの二作目である。 謎の巨大生物・使徒により、「セカンド・インパクト」という大災害が発生してから15年。14歳の少年碇シンジは、父ゲンドウの命令で汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と戦うことを強いられる。同じくパイロットに選ばれた少女たちと交流しながら、シンジは世界の謎を巡る奇怪な陰謀に翻弄されていく。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(ヱヴァ:Q)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの三作目である。 主人公碇シンジが目覚めると、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』から14年もの月日が流れていた。自身が起こした大災害により滅亡に瀕する世界で、かつての仲間たちが新世界創世を画策する「NERV」とそれを阻む「WILLE」の二派に別れて相争う中、シンジは14年前の真実を求めてNERV本部へと向かう。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(ヱヴァ:序)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(以下ヱヴァ:序)とは、ガイナックスの取締役だった庵野秀明氏が独立し、2006年に設立した株式会社カラーの第1回作品である。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(以下TVシリーズ)に新たな設定とストーリーを追加して、再構築したシリーズの第1作目である。本作は全4部作の第1作目にあたる。またタイトルの『序』は雅楽の用語『序破急』から来ている。ヱヴァ:序はTVシリーズの第壱話~第六話までのストーリが基盤となっているが、TVシリーズの原画の流用は1枚もない。

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エヴァンゲリオンシリーズの使徒まとめ

エヴァンゲリオンシリーズの使徒まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』とは、庵野秀明監督率いるGAINAX制作のアニメシリーズである。時は2015年。大きな災厄「セカンドインパクト」と生き延びた人類は、「使徒」と呼ばれる新たな脅威に晒されていた。主人公の碇シンジを含む14歳の少年少女が汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗り込み、使徒と戦うストーリーを軸に人間ドラマが展開された。人類の敵と称される使徒は外見、能力もバラバラで一切が謎に包まれており、作品の人気の一因にもなった。

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エヴァンゲリオンシリーズの機体とパイロットまとめ

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『新世紀エヴァンゲリオン』とはGAINAXによるアニメ作品、及びそこからメディア展開された作品である。14歳の少年少女が、巨大な人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と呼ばれる謎の敵と戦うのが主軸。そこに聖書や心理学の要素を絡めた実験的な作風や人間ドラマが人気を呼び、社会現象にまでなった。2007年には「再構築」として『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開された。今尚アニメ界で異彩を放つ作品である。

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エヴァンゲリオンシリーズのWILLE(ヴィレ)まとめ

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WILLE(ヴィレ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場する組織で、反NERV(ネルフ)を掲げて行動する軍事団体。NERVによるフォースインパクトの阻止を目下最大の目標として活動している。 サードインパクトによって世界各国がほぼ壊滅した中、元NERVの職員や軍と民間の有志によって結成された混成部隊。それだけに兵器を扱い慣れている者もいればそうでない者もいるなど練度はまちまちである。組織のイメージカラーは青で、構成員はこの色のバンダナを身に着けている。

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エヴァンゲリオンシリーズの伏線・謎まとめ

エヴァンゲリオンシリーズの伏線・謎まとめ

社会現象にまでなったアニメ『エヴァンゲリオン』シリーズには、複雑怪奇な謎と詳細に語られることなく終わった設定や伏線が数多く存在する。それらは強烈な魅力ともなったが、「誰が何をしたいのかよく分からない」との評価の原因にもなった。 世界を滅ぼしかけたセカンドインパクトの真実。汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの正体。使徒たちはどこから現れたのか。人類補完計画の全貌とその目的。綾波レイや渚カヲルは何者なのか。ここでは、『エヴァンゲリオン』シリーズで描かれた伏線と謎について紹介する。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとは、1995年制作のテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を原作とした劇場版アニメ。総監督庵野秀明を始めとして、ほとんどの声優やスタッフがテレビアニメシリーズに引き続き制作を手掛けている。単なるリメイクではなく「再構築(リビルド)」と位置づけ、14歳の少年少女が人型兵器エヴァンゲリオンに乗って謎の使徒と戦うという大本の設定は同一ながら、中盤から全く新しい展開を見せている。2021年にシリーズ完結作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が公開された。

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新世紀エヴァンゲリオン・旧劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

新世紀エヴァンゲリオン・旧劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年に製作された庵野秀明監督によるロボットアニメ作品。巨大な人造人間である「エヴァンゲリオン」のパイロットである14歳の少年少女たちと、謎の敵「使徒」との戦いを描く。謎めいたストーリー展開、今までにない独特の世界観から社会的ブームを巻き起こした。それぞれの個性的なキャラクターたちから印象深いセリフが放たれている。

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碇ゲンドウ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇ゲンドウ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇ゲンドウとは、新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフの最高司令官。主人公碇シンジの実父ではあるが、その関係は荒んでおりほとんど親子らしい会話を交わすことはなかった。本作の核心ともいえる「人類補完計画」を実行すべく謀略を巡らせる黒幕的ポジション。その真の目的は、過去に命を落とした最愛の妻・碇ユイと再会することである。常にサングラスをかけており、その表情を読み取ることは難しい。

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鈴原サクラ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

鈴原サクラ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

鈴原サクラ(すずばらサクラ)とはアニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの登場人物で、反ネルフ組織「ヴィレ」に所属する医療スタッフ。テレビアニメシリーズでは鈴原トウジの妹として名前だけ言及されていたが、新劇場版シリーズで初めて本人の姿が登場した。基本的に明るく柔和な女性だが、主人公の碇シンジがエヴァに乗ることについては激しく反対する。碇シンジに対して愛憎入り混じった複雑な感情を抱き、彼を不幸にしたくないという想いから過激ともいえる行動に出た。

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冬月コウゾウ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

冬月コウゾウ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

冬月コウゾウとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で特務機関ネルフ副指令。謎に包まれたネルフ司令碇ゲンドウの数少ない理解者であり、真の目的を共有する同志である。主にネルフの実務処理を担当しているが、ゲンドウの不在時には代わりに作戦指揮を執ることも多い。元々は京都大学の教授として形而上生物学を研究しており、その時に教え子であった碇ユイやゲンドウと出会っていた。ロマンスグレーの初老の紳士で、常にゲンドウの傍らに立ち戦況を見守っている。

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加持リョウジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で特務機関ネルフに所属する諜報員。後ろで束ねた長髪に無精髭、咥え煙草がトレードマークの伊達男で、飄々としたプレイボーイ。しかしその真の姿は、ネルフとその上位組織であるゼーレ、日本政府を股にかけて暗躍する三重スパイである。セカンドインパクトの真相を探るため独自に動いていたが、ゼーレを裏切ったことで始末された。エヴァの戦闘指揮官・葛城ミサトは彼の元恋人であり、再会した後は再び深い仲になっている。

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碇ユイ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇ユイ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇ユイとは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジの母親。物語の始まる10年前にエヴァンゲリオン初号機の開発中の事故で死亡したとされているが、実は初号機の中に肉体ごと取り込まれてしまっている。ユイの死が夫であるゲンドウを狂わせ、人類補完計画に傾倒していく原因となった。すでに故人ということもありほとんど回想シーンでしか登場しないものの、ある意味では作品の根幹にかかわる重要人物といえる。

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鈴原トウジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

鈴原トウジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

鈴原トウジとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公シンジのクラスメイト。関西弁が特徴で、常に黒いウィンドブレーカーを着用している。エヴァパイロットであるシンジに当初は反感を抱いていたが、彼の苦労や覚悟を知って和解する。その後は同じくクラスメイトの相田ケンスケと共に「3バカトリオ」として親しく付き合うようになった。テレビアニメ版では参号機のテストパイロットに選ばれるが、起動実験時の暴走と初号機による破壊によって左脚を失ってしまう。

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綾波レイ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

綾波レイ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

綾波レイ(あやなみレイ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物であり、エヴァ零号機のパイロット。水色の髪に赤い瞳が特徴のミステリアスな美少女。当初は感情をほとんど表に出さず、機械のように命令に忠実に従っていたが、シンジとの交流を通して徐々に自我が芽生えていく。その正体はシンジの母・碇ユイを元にしたクローンであり、複数の「綾波レイ」が存在している。人類補完計画の要として、作中で大きな役割を果たす。

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惣流(式波)・アスカ・ラングレー(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流(式波)・アスカ・ラングレー(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・アスカ・ラングレー)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、エヴァ弐号機のパイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにおける苗字は「式波」。茶髪と赤いプラグスーツがトレードマークの帰国子女で、勝気な性格から他のパイロットともたびたび衝突する。主人公である碇シンジと任務遂行上の理由から同居することになり、反発し合いながらも徐々に絆を深めていく。エヴァで活躍することを何よりも自分の存在意義と考えている。

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碇シンジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇シンジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇シンジ(いかりシンジ)とは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの主人公でエヴァンゲリオン初号機のパイロット。母・碇ユイをエヴァ起動実験の事故で失って以降父・ゲンドウとは距離を置いていたが、2015年突如ネルフ本部のある第3新東京市に呼び出され、エヴァ初号機パイロットに任命される。最初はエヴァに乗る事を拒絶していたシンジだったが、上司兼保護者の葛城ミサトやパイロット仲間の綾波レイや惣流(新劇場版では式波)・アスカ・ラングレー、クラスメイト達との交流を通して徐々に成長していく。

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赤木リツコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木リツコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木リツコとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物であり、特務機関ネルフ技術開発部に所属する科学者。人型兵器エヴァンゲリオンの開発に深く関わっているほか、ネルフ本部の意思決定を支えるスーパーコンピューター「MAGI」の管理運営担当者でもある。戦闘指揮官である葛城ミサトとは学生時代からの友人で、時に衝突することもあるが技術者的見地から彼女の作戦をサポートしている。ネルフ司令碇ゲンドウの愛人でもあり、エヴァとネルフの抱える秘密を知る立場にあった。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIMEのレビュー・評価・感想

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
4

伏線はだいたい予想どおりの展開でした

旧アニメシリーズをリアルタイムで体験した者です。旧劇場版2作品も映画館に足を運びました。監督が新解釈のエンターテイメント性の高い、エヴァンゲリオンを再構築して劇場版にすると聞いた時は胸が躍りました。
旧作品でも独特の世界観で楽しませて頂きましたが、旧劇場版のラストが個人的に「あれ?」という感じだった為、今度はシンジ君や綾波、アスカなど希望に満ちた作品になるという情報を聞き今作も劇場で観ました。最終章のシン・エヴァンゲリオンを見終わった後は、申し訳ないですが本当にどう考えていいのかピンときませんでした。Qから8年の歳月をかけて物語を完結させたことは凄いですし、ファンとしても嬉しかったです。なのですが新劇場版がスタートした時の監督の想いはこれだったのか疑問に感じてしまいました。過去の作品で謎だった部分は、きっとこういう理由なんだろうと思っていた通りだったので残念ながら今更感がありましたし、素人の自分の考えを超えていくような驚きが欲しかったです。
破では人間らしく可愛いらしい綾波の一面が見られ、映画の終盤では、シンジ君がエヴァ内部から必死の思いで綾波を助けたのに、Qの内容、シン・エヴァと見れば見るほど悲しくなりました。ベタなハッピーエンドでなくてもいいのですが、希望の持てる作品になってほしかったというのが一ファンの願いでした。
旧劇場版もそうでしたが、新劇場版のラストも途中から実写が入り現実世界に戻されてしまう演出も当時の虚しい気持ちを思い出してしまい、「またなのね」という思いでした。アニメ作品なのでラストまでアニメーションで締めくくってほしかったです。
否定的な内容ばかりになってしまいましたが、映像は素晴らしかったでし音楽も同様です。最後になりますが、Qからシンは終始シンジ君とアスカが辛く悲しい状況で未だ整理がつかない作品だなと思いました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
10

いつも期待のはるか上をいく作品

私は今までロボットみたいなものが戦うアニメはあまり面白いと思ったことがなかったので、全然触れてきませんでした。それと映画の時間において、2時間半を超える映画も途中でしんどくなったり飽きたりして、集中力が続くことも1回もなかったので、見ること自体避けてきました。
そんな私が、上映時間2時間半を超え、そしてロボットみたいなものもかなり出てくるアニメで、1分1秒たりとも集中が途切れることなく、飽きることもなく最後まで夢中になって観たのが、この作品でした。
もし少しでもこの映画に興味があって、観てみたいと考えている人がいたら、少し時間はかかりますが「エヴァンゲリオン」シリーズのテレビ版の第1話から全部観て、そのあと劇場版も作品が作られた順番にすべて観てからこの作品を観てほしいと思います。なぜならこの作品はいままでの「エヴァンゲリオン」シリーズの集大成であり、登場人物たちが何をしたくてどこにいきつくのか、それによってエヴァンゲリオンの世界にどんな影響を及ぼすのかが描かれているからです。今までのシリーズをすべて観て、登場人物たちが今回の作品のような状況になるまでのいきさつを最初から追って、色んな伏線も観て、そして何よりも登場人物たちと世界観にどっぷりと浸かっておくことで、この作品だけを観るよりも何倍も感動することは間違いないです。
そうやって準備をしっかりした上で、この映像もストーリーも素晴らしい作品を観ていただきたいです。

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エヴァンゲリオンの完結

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、ファン待望のアニメ映画『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの最終章です。本作はこれまでのシリーズの謎を解き明かし、新たな展開を見せることで物語の完結を迎えます。

ストーリーは、主人公・碇シンジがエヴァンゲリオン初号機と共に、自らの運命と対峙する様子が描かれています。前作までの世界観や、物語の真相が明らかになり、最後には予想外の展開が待ち受けています。
アニメーションのクオリティについては、さすがの一言です。エヴァンゲリオンの戦闘シーンは、シリーズを通して一貫して高水準でしたが、本作では更に進化し、特撮の要素を取り入れた迫力満点の映像が展開されます。
ネタバレを含みますが、登場人物たちもそれぞれに深い心情を持ち、激動の物語を生き抜く様子が描かれています。特に主人公の碇シンジは、旧アニメ版からの精神的な変化の対比が印象的でした。ラストでシンジがエヴァンゲリオン初号機に乗る時、旧テレビ版はミサトからシンジへの一方的な関係であったのに対して、今作では親子のような関係になっていることが分かりますシンジとゲンドウの関係や、シンジ自身の成長にも注目です。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、シリーズを愛してきたファンたちにとって、感慨深い一作になるでしょう。

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お父さんの長い旅が終わりました。

この話、本当の主役はシンジのお父さんが実は主役だったのではないかと思うようなラストでした。お父さんの今までの人生を振り返ったときに、天才なんだけどコミュ障で陰キャで、こういう人いるなと思いました。それまでシンジのお父さんはとんでもない天才で何を考えているかわからない恐ろしい人だと思ってたけど、蓋を開けてみたら、ただの人だったと思いました。孤独な青年だったお父さんが、素敵な彼女(シンジのお母さんのユイさん)と出会って、やっとありのままの自分を受け入れてくれて、幸せだったんですね。シンジくんという可愛い子供にも恵まれて。でも、最愛の奥さんと死に別れて、これ以上ないくらい辛い思いをして、おかしくなっちゃったんですね。
綾波レイが、亡くなった奥さんそっくりだったというのも、イタイ人だなあと思いました。亡くなった奥さんを取り戻すための狂気と妄想の旅だったんだと思いました。
聖書の言葉がところどころ使われているのも、素敵ですね。
あと、最後に主要なキャラクターの精神分析みたいなことをされていて、今までとは違うキャラクターの見方ができて、良かったです。
宇多田ヒカルさんの歌の歌詞、お父さんの気持ちとシンクロしてるなあと勝手に思いました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
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エヴァンゲリオンシリーズ完結・最高傑作の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」

四半世紀の時を経て2021年についに完結したエヴァンゲリオンシリーズ、完結作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」についてご紹介します。
私はエヴァンゲリオンシリーズ作品について、漫画、アニメ、旧劇場版、そして新劇場版すべて観ており、特にアニメや旧劇場版、新劇場版については最低でも3回は視聴しています。そのうえで本作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は最高傑作だったのではないかという考えを持っています。
本作は完結作ということもあり、2時間半を超える長編となっていますが、いままで語られてこなかった主人公である碇シンジの父・碇ゲンドウの過去や渚カヲルの正体などが明かされる大変内容の濃い作品となっています。また、旧劇場版とのつながりを示唆している対比や同じようなシーンがあるためにエヴァシリーズ好きにはたまらない映画となっています。
私が最高傑作だと考える理由はシンジの成長や周りの友人、葛城ミサトの存在にフォーカスして描かれていたことです。映画後半のシンジの成長ぶりは新劇場版から観始めた人でも感動できる展開になっていると思います。本作の評価は映画レビューサイトでも高く、おススメできる作品となっています。

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シン・エヴァンゲリオン 25年間の総括としてのレビュー

1.今迄で最高のロボットアニメ
ビジュアル、ストーリー、キャラクター、音楽、声優。どれを取っても今世紀最高のロボットアニメの傑作である。私がここまでハマり込んだアニメはない。誰に何と言われようが最高傑作である。正確にはエヴァはロボットではない。究極のヒト型決戦兵器であり、厚い装甲板は拘束具である。本体は使途と同じ生物である。ただ、庵野監督はあくまでエヴァはただのロボットアニメと言っている。あしからず。なお、最後のシン・エヴァンゲリオンが最高だったかと言うと私個人の感想は「最高のアニメのテクノロジーを駆使し、多くの謎かけへの回答を行い、ファンが納得の行くストーリーに上手い事まとめあげた秀作」という所だ。

良く出来た作品だと思うが、これで永遠に繰り返すとも思われた謎解きのドラマがここで完結すると思うと一末の寂しさがあった。もちろん全ての謎が説かれた訳ではないが
ネット上のネタバレ記事や考察を読んでいるとほぼ理解出来たと思う。だから”寂しい”のである。

2.もうあの感動は訪れないのか
最初にエヴァを見た時の印象は強烈だった。海、戦車、蝉の鳴き声、静けさから始まる物語は”ウルトラセブン”で用いられた手法でもある。突然現れる“使途”これまでロボットアニメや特撮で描かれてきた怪獣、怪人とは全く異なるビジュアルである。何をモチーフにしているかさえ全くわからない。おまけに”使途”は”Angel”だ、天使が敵なのだ。

国連軍は使途に全く敵わない。「君たちなら勝てるのかね?」の問い対し「その為のネルフです」が碇ゲンドウの答えだ。これから始まるエヴァの戦いに胸が躍る。
しかし、父親から呼び出された主人公の碇シンジはエヴァに乗ろうとしない。代わりに呼び出されたのが綾波レイ。ストレッチャーに乗せられたレイは眼帯をし全身包帯
巻かれている。エヴァに乗ろうとするレイ、駆け寄るシンジ。その手には”血”だ。

今迄のアニメにこんな始まり方は無かった。25年も前だがそのショッキングなエヴァ初登場シーンは多くのファンの心を打った。
シンジはエヴァに乗る。しかし歩くことも出来ない。暴走。結果的にシンジはまともに操縦出来なかったがエヴァ自らが持つ力を解放する”暴走”で使途を破る。使途のATフィールドを軽々と打ち破り、コアを攻撃して殲滅した。

この様に第1話だけでも、多くのショッキングな映像と謎、使途、ATフィールド、エヴァ、暴走様々な謎を残して第1話が終わる。
以降、エヴァは我々に多くの謎解きの面白さとビジュアルのう美しさ、ダイナミックな映像、時にコミカルな演出、やたらと細かい拘り(車がルノーだったり、ノートパソコンがダイナブックのタフノートだったり)音楽の素晴らしさだったり話われファンに沢山の楽しみを与えてくれた。

3.これ以上のものを求めたら庵野秀明は死ぬかもしれない。
以上、本来はエヴァのストーリーの根幹にある、ヒトの心、自分の心と他人の心を隔てるATフィールドから自他を統合する「人類補完計画」にも触れたいのであるが今回はここまでとする。なお、エヴァを超える作品を期待するが、これ以上のものを求めれば、庵野監督は本当に死んでしまいそうなので、それは止めておこう。

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意外な結末

まず、キャッチコピーから本当に終わってしまうんだなと実感させられました。「さらば、全てのエヴァンゲリオン」です。もともとはテレビアニメとして1995年に放送していたものですから、歴史は深いですね。そして、2006年、2008年、2012年ときて今年2021年の映画公開になっています。かなりのスパンの長さです。前作からは8年も経っているので、ファンにとっては待ちに待った作品になりました。製作陣も凄いものです。庵野秀明総監督はじめ、鶴巻和哉監督、中山勝一監督、前田真宏監督と名前を連ねています。劇場版シリーズの主題歌をお馴染みの宇多田ヒカルさんがまた歌ってくれていますが、もう今回は自分の子供がこの映画を見てファンになってしまってるぐらいの年月を経たということにびっくりですよね。とうとう人類補完計画の核に迫るわけです。もうNERVとwill-E関係者しか人間はいないのかと思ったら、生き残ってる方々で村ができていることに涙が出ました。みんな命があるならばとことん生きてみようとしていく精神、人間はそんなに弱くないと感動しました。そして、ずっと避け続けている父との対峙にシンジがちゃんと向き合えていることが1番の成長を感じられるところです。

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エヴァよ神話になれ

昨年『TENET/テネット』を観た時、「クリストファー・ノーランってスゲェ…」と思ったが、庵野監督はそれを上回る。
彷徨する心の苦悩、葛藤、空虚。
それらが恐ろしいまでにリアルに、丁寧に描かれているのだ。
庵野監督のイマジネーションは最早、神の領域。
全てをぶつけたような演出に、圧倒された。

思えば高校生の時初めて『エヴァ』を見て、そして今こうして見届けて、自分の人生に『エヴァ』の印はしっかり刻まれたんだなぁ、としみじみと思いました。
「さらば、エヴァンゲリオン」なんて謳い文句がこの映画にはあるが、自分にとってはけして、「さらば」なんかじゃない。
ありがとう、エヴァンゲリオン。
ありがとう、庵野監督。
これからも宜しく。

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ありがとう全てのエヴァンゲリオン

前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 」で、TVシリーズとは全く異なる物語の展開を迎えたので、そのまま今作もTVシリーズやコミックとは全く異なるエンディングを迎えるものだと思っていました。もちろん今までに見たことのない新しいエヴァンゲリオンを沢山見せてくれたのですが、終盤は、TVシリーズや、旧劇場版のラストを彷彿とさせながらも、全てが救済されるような力強いメッセージとなっており、涙が止まりませんでした。リアルタイムでテレビシリーズや旧劇場版を見ていた者としては、今までのラストも間違っていたわけではなく、それはそれで良かったんだ、人生であの頃悩んだり、挫折したりした自分も決して間違っていたわけじゃないと胸が熱くなるようなラストでした。まさに、人生を共に歩んできたアニメが終わった、という達成感と寂しさが同時に込み上げ、エンドロールでも泣いていました。端的に言って、全てのエヴァンゲリオン作品で最高傑作だと思います。逆に言うと、旧作を全く知らずに見ると、さすがにわからないことが多すぎると思うので、是非、新劇場版の序・破・Qだけでも見てから、今作を見ることをおすすめします。ただし、本編に入る前に、今までのあらすじもしっかりありますので、前作が何年も前で忘れてしまったという方でも、スムーズに入れる仕組みにはなっています。

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
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「少年よ神話になれ」から26年〜エヴァという神話の終わりに。

月曜日封切りという異例の公開をした「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(以下「シンエヴァ」と呼称)ですが、公開初日に観に行きました。
TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」と「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」を再構築(リビルド)した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ。その全四部作の最後にして、エヴァンゲリオンの集大成となったのが、「シンエヴァ」なのです。ここまで付いてこれてますか?
この映画、何を書いてもネタバレになってしまう、とてもやっかいな物語なのです。ですが、ネタバレ覚悟で言えば、シンエヴァは「神話」でした。そして、神話を再現してまでもユイさんに会いたかったゲンドウを優しく包み込むような「VOYAGERー日付のない墓標」を聴いて、泣いてしまいました。
この映画は、映画館で観てこそ価値がある作品です。なるべく大きなスクリーンで観てください。それと、TV版になってしまうとCMでぶつ切りにされてしまうので、お勧めできません。ましてや動画サイトで配信されるのを待っていても、スマホの画面サイズで2時間35分見続けるのは、苦行以外の何物でもありません。「エヴァの呪縛」から解き放たれるべく制作された「シンエヴァ」を、終劇まで見届けてください。さらば、全てのエヴァンゲリオン。

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これが最終作なのかと思うとやるせない

人気シリーズエヴァンゲリオンの映画版の最終作である本作。
しかしながら、その出来は良くも悪くも「完結してよかったね」という程度の出来であり、純粋な映画としてはイマイチな内容になっております。
まず、前作「Q」の時点でそれまでの「破」との整合性がとれていなかったのですが本作ではその整合性が取れていない理由をなんと説明することはなく映画は終わってしまいます。
キャラクターがまるで製作者の言い訳を代弁するかのように長々とセリフを重ね、視聴者にはわからない範囲内で奇跡がおきて勝手に終わってしまうという最終作としてこれはさすがにいかがなものなのだろうかと思ってしまうような出来で終わってしまいます。
人気のあるアスカや綾波は新作ヒロインであるマリの前座でしかなく、そのマリについても正体は父ゲンドウと同窓生ということを暗示してストーリーが終わります。
冷静に考えれば、30歳以上年齢が離れた女性とくっつくオチはホラー以外の何物でもありませんが製作者はもちろんファンもこのことを指摘する人はほとんどいません。
また、キャラクターだけではなく映像にも問題がありおそらく前作の「Q」の時期に放映されていたトランスフォーマープライムよりも映像クオリティは落ちておりました。
CGについても、これが日本を代表する映像スタジオの作品であっていいのかと疑問に思います。
シナリオについては先ほど語ったように今までの謎は謎のまま終わるという最悪のオチで終わります。
謎は謎のままで終わるといえばヴィンチェンゾ・ナタリの「CUBE」や伝説的なドキュメンタリー映画「ブレアウィッチプロジェクト」などがありますが、あれらとは違い製作者はおそらくそこまで考えて作っていないのだろうなとは暗に想像できてしまうのが悲しいところではあります。

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【ネタバレ有り】「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」全シリーズで必ず一番最後に見た方が良い理由。

ヱヴァンゲリヲンシリーズには以下のようにシリーズがあり、それぞれすべて結末が違います。
・TV版
・コミック版
・最初の劇場版(いわゆる旧劇場版)「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」。
・新劇場版4部作(序・破・Q、そしてシン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇)。

多すぎ、めんどくさい!という人は新劇場版4部作を見ておけば概要はすべてわかりますが、
まずこの4部作の前のものを説明しなければならないと思います。

※以下から、ヱヴァンゲリヲンシリーズをサラッとネタバレありでお話しします。

まず、なぜ結末違いでこのようにシリーズ化されたか、というものを説明します。

もともとTV版からその歴史がスタートします。

なんの変哲もない普通の14歳、碇シンジがいきなり仕事で離れて暮らす父親に呼ばれて会いに行くと、
いきなり巨大な怪物が現れ、その怪物を倒すために大きなロボット(エヴァンゲリオン)に乗ることを強要され、
世界を巻き込む戦いに巻き込まれていく…というような内容。

さらっと書くとこんな概要ですが、いわゆるロボットものとは一線を画す10代特有の心理描写などが丁寧に描かれ、
一部で熱狂的なまでのファンがつくほどの人気になります。子供向けロボットアニメでは全くない為、
女性にもファンが多かったりします。(ロボットものにはおよそ不釣り合いなグロテスクな描写なども含まれる)

最終回に向けての怒涛の鬱展開、そして満を持しての最終回が「?」というものでTV版が終了します。
以前TV番組アメトーークでもエヴァ芸人がやっていた際、この最終回にも言及していたのですが、
本当に途中で面倒くさくなったのかな?というような、誰がどう見ても「これじゃない」終わり方を迎えます。

そのあまりにもひどい終わり方から一部のファンから庵野監督に殺害予告が出るような状況にまで発展するなど、
もはやただのTVアニメの熱狂を超えるほどの人気になっていったエヴァンゲリオン。

「だったら最終回をちゃんと作ります」。

というものから、エヴァンゲリオンの最終回を作り直したという位置づけの、
旧劇場版「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の2部作が発表されます。

TV版全26話の25、26話を作り直し、これをもってして完結というような内容です。
TV[版24話から分岐する別エンディングです。

ですが、この劇場版をもってしてもエヴァンゲリオンは完結しませんでした。

なぜかというとこの劇場版、かなりのバッドエンドで終わるからです。

全ての完結「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が公開されるまで実に3つのエヴァンゲリオンが完結しました。
おおむね各完結にかんしては下記のような感想になると思います。

・TV版…は?
・旧劇場版…(超絶バッドエンド)ほ、本当にこれでよかったのかな…?
・コミック版…バッドエンドというわけではないが、多分これじゃない。

そのよう中で公開が決定された劇場版4部作。
これで本当に本当に完結、というような内容です。

序・破に関してはおおむね全シリーズの踏襲した内容が、圧倒的な美麗映像で描かれます。
序は「ヤシマ作戦」まで(ほぼほぼTV全シリーズと同)
破はTV版を踏襲し、再構築された内容(前シリーズではこの人が犠牲になるが、破では別の人が、等)

そしてQで全く別物の展開、本当に急展開を迎えます。

「Q」は「破」から14年後の荒廃した世界が舞台。
14年後が舞台のはずなのに、主人公碇シンジは14歳の姿のまま。
「破」のラストで起きた世界を滅ぼすような「あること」を起こした碇シンジは、
14年間エヴァンゲリオンの中で眠ったまま、その長い眠りから覚めるところから物語が始まります。

14年前に起きたある出来事、14年間に起きた、変わった様々なこと、人…。

戸惑いながらもまた戦いに巻き込まれていくという展開です。

前置きが長くなりましたが、ここからようやく「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の内容です

この終わり方はやはり賛否両論があるかもしれませんが、少なくともバッドエンドではありません。
ラスボスという位置づけにあたる父親との戦いの中で分かり合うという少年誌的な展開。
14歳の不安定な少年だった碇シンジの心の成長。
「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」のキャッチコピーにふさわしい全てへの決着。
上記はきれいにたたまれたと思います。

賛否両論の一番の理由は「結ばれるヒロイン」にあったのだと思います。

エヴァンゲリオン中、人気を二分するヒロインは綾波レイと惣流(式波)・アスカ・ラングレーの二人。
シンジと結ばれるのは誰だ?という部分もエヴァンゲリオンの中では1つのテーマだったと思います。

結論から言うと、この二人とは結ばれません。

最後に結ばれるのは劇場版4部作(破)から登場する、真希波・マリ・イラストリアスと結ばれます。

父と、またすべての使途との因縁にけりをつけたシンジ。
戦いの舞台の閉ざされた世界で一人待つシンジを迎えに来たのはマリでした。
(レイ、アスカはこの戦いの最中でいろいろな意味でお別れをすることになります。)

最後は駅のホームで大人になったシンジとマリとの描写が描かれ、未来のある世界が描写され終了します。

以上がすべてのエヴァンゲリオン概要になります。

最初から最後までを通しで疑問なく見るのであれば劇場版4部作を見ればエヴァンゲリオン内容はわかります。
ただ、この結論に至るまでの経緯はきっと見ていた方が良いと思います。

テレビ版への疑問と旧劇での疑問、これをもってして新劇場版4部作を見るのが、本当のエヴァンゲリオンの楽しみ方だと思います。

恐らく劇場版4部作を一度見てもきっと意味が分からないと思います。
一度見て、他の人の考察を見て再度劇場版4部作をみる。

そのうえで、自分の解釈で完結させるアニメ。

それがエヴァンゲリオンシリーズです。

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Qでのミサトさんの”あのセリフ”の理由が分かります

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で、ミサトさんがシンジくんに言い放った「シンジくん、あなたはもう何もしないで」。このセリフにはがっかりというか、「なんでそんなこと言うんだよ!?」と思ったファンも多いのではないでしょうか。

そう思わせるのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でミサトさんが「行きなさいシンジくん、誰かのためじゃない。あなた自身の願いのために!」と大声で言い放ったからでしょう。それがきっかけとは言いませんが、初号機が覚醒し、ニアサードインパクトが発生したのだから「あのセリフを放ったミサトさんにもそれなりの責任があるのでは?」と思っていました。

このモヤモヤした気持ちが発生したのが2009年ですから、『シン・エヴァ』が公開された2021年まで12年間もモヤモヤし続けたのは結構な苦痛でした。でも「エヴァファンとしては延期は受け入れるべき。頼むから庵野さん、倒れずにやりきってくれ!」と思ったのは私だけではないはずです。
あのモヤモヤ感から12年待った甲斐があり、遂に”あのセリフ”の意味が分かります!なぜミサトさんは『破』で「いきなさい!」と言い、『Q』では「なにもしないで」と言ったのか!?ここを知るだけでも十分な価値がある作品だと思います。
しかもラストシーンはあの人たちがあんなことに…!!瞬き禁止のシーンに注目です!!

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