ホビット 決戦のゆくえ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 決戦のゆくえ』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の最終章で、2014年に公開された映画。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共にドワーフ王国の再興を目指す冒険物語で、壮大な世界観や臨場感溢れる映像、圧倒的スケールの戦闘シーンが観る者を魅了する。町を襲う竜や闇の勢力との壮絶な死闘に加え、ビルボとドワーフら旅の仲間の絆、エルフの女性とドワーフの若者の切ない恋の行方も魅力の作品。

人間

エルフ族やドワーフ族より弱く、能力的には大きく劣る。一般の人間の寿命はおおよそ60~80歳だが、長寿の氏族もいる。氏族により狩りや見張りの力を持つなど、独自に特殊な能力を発達させている者が多い。

大鷲

西方の神によって創られた高貴な生き物で、エルフや人間を軽々と運べるほど巨大で力も強く、優れた視力を持つ。神によって中つ国に遣わされ、冥王サウロンと戦う人々を助けた。エルフとガンダルフ、ラダガストの友人。はなれ山での戦いでは、ラダガストやビヨルンらを乗せた大鷲の軍勢が援軍として飛来し、オーク軍と戦った。霧ふり山脈を住みかとしている。

オーク

冥王サウロンの配下として闇の勢力の主力を成す種族で、その正体は拷問や残忍な術によって心身ともにねじ曲げられたエルフたちである。醜く小柄、頭はあまり良くないが、暗闇でも目が効き、嗅覚も鋭い。好戦的で力が強く、足も速くて持久力がある。手先は器用で戦争で使用する武器などを作っている。巨大な狼のワーグに乗って移動することも多い。暗闇で生まれ、暗闇で活動するためか、通常、太陽の光を嫌い、光を浴びると疲弊する。ただし、太陽の光に強いオークもおり、劇中のアゾグやその配下は日光の下でも力を発揮する。

オログ=ハイ

トロルの上位種で、背の高さは約4mと巨大で、堅い皮膚を持ち、力が強い。闇の勢力に調教された兵器。トロルと違い、太陽光を浴びても石化しない。

『ホビット 決戦のゆくえ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

バルドの放った黒い矢が命中しスマウグが討ち取られる

出典: bibi-star.jp

スマウグに狙いを定めるバルド

バルドは、かつて竜のスマウグに襲われた谷間の町デイルの領主ガリオンの子孫である。当時ガリオンが、唯一竜を倒すことが出来る黒い矢を放ったが、命中させられなかったため、デイルは滅び、ドワーフもはなれ山を奪われたと言われ、バルドは肩身の狭い思いをしていた。しかし、実はガリオンは左胸に黒い矢を命中させ、鱗を剥がしていたのだった。バルドは、その黒い矢の残り一本を代々受け継いでいた。スマウグが湖の町エスガロスを襲ってきた時、バルドは自分がその黒い矢でスマウグを倒さなければいけないという責任感と、家族や民を守りたいという一心で、乗っている台を破壊され、弓が折れても、スマウグに立ち向かう。バルドは台に折れた弓を刺し、弦を張って即席の弓を作った。照準を合わせるため息子のバインが黒い矢を肩で支え、左胸の鱗が1枚はがれた箇所に見事命中させ、スマウグを討ち取ることが出来た。バルド親子が協力し、家族や民を守るために必死で立ち向かい、スマウグを倒した名シーン。

中つ国最強の3人、ガラドリエル、エルロンド、サルマンがサウロンとナズグルを撃退

出典: arda.saloon.jp

サウロンと対決するガラドリエル

死人遣いの正体を暴くためにドル・グルドゥアの砦に行ったガンダルフは、正体を現した冥王サウロンとの戦いで力尽き、幽閉された。ガンダルフ救出のため、エルフの国ロスローリエンの奥方ガラドリエル、裂け谷の領主エルロンド、白の魔法使いサルマンがドル・グルドゥアに来て、サウロンの手下と戦う。エルロンドとサルマンは冥王サウロンの最強の僕である指輪の幽鬼ナズグル9人を撃退するが、サウロンが現れる。エルフの中でも最高の力を持つ光のエルフであるガラドリエルが渾身の力でサウロンに立ち向かう。まだ完全に力を取り戻していないサウロンはガラドリエルの力に負け、東にあるサウロンの国、モルドールの方向に逃げていった。彼ら3人の強さがわかる名シーン。
さらに「すぐにサウロンを追って、奴が弱っているうちに止めを刺そう。」と言うエルロンドに対し、サルマンは、すべての「力の指輪」を統べる「一つの指輪」がなければサウロンは完全に復活できないことや、サウロンとの戦いで憔悴しきったガラドリエルの回復を優先すべきと主張してエルロンドの提案を却下する。60年後の『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』ではサウロン側についているサルマンが、その時に「サウロンは私に任せろ。」と言う意味ありげなシーンでもある。

物語を通じて伝わる、ささやかな日常を大切にするビルボの心

出典: blog.livedoor.jp

ビルボはトーリンにドングリを見せる

はなれ山で仲間たちにアーケンストーンを探させるが見つからず、苛立つトーリン。仲間を疑うような言葉さえ発するトーリンが、一人で何かを手にして座っているビルボを見かけ、疑念を抱く。ビルボが手にしているのはアーケンストーンではないかとトーリンは疑い、何を持っているのか詰問したが、ビルボが出したものはドングリだった。旅の途中で拾ったドングリを家に帰ったら庭に埋め、大木になれば見るたびに旅を思い出すと話すビルボに、以前と変わらぬ笑顔を見せるトーリン。この笑顔を見て、ビルボは黄金に憑りつかれているとはいえ、まだ以前のトーリンの心が残っていると思い、自分が持っているアーケンストーンのことを話そうと決意した。
アーケンストーンのような権力の象徴ではなく、ビルボはささやかな日常を愛するのだと感じたトーリン。トーリン一行が裂け谷を訪れた際、ガンダルフはロスローリエンの奥方ガラドリエルになぜホビットを連れて行くのか訊かれた。その時の、普通の人の日々の行いが闇を追い払うと考えていること、日々を大事にするビルボは自分に勇気を与えてくれることを理由としていたシーンや、ビルボとトーリンの最期のシーンともつながる家や故郷、日常を大切にするビルボを感じる名シーン。

トーリン「今さら皆に命じる資格は私にはないが、もう一度だけついて来てくれるか?」

出典: ympetre.asablo.jp

キーリ(画像右)と話すトーリン(画像左)

正気を取り戻したトーリンが仲間に言う名セリフ。
黄金に憑りつかれ正気を失い、仲間さえ疑い、闇の勢力が攻撃してきても宝に固執し戦いに出なかったトーリン。しかし、腹心の部下ドワーリンの言葉をきっかけに正気に戻り、仲間たちの元へ行く。年少のトーリンの甥キーリが「皆が自分たちのために戦っているのに隠れていられない。僕の血が許さない。」とトーリンに叫ぶ。するとトーリンがすっきりした表情で「無論だ。許す者か。我らはドゥリンの子孫。決して戦に背を向けぬ。」と言い、キーリと抱き合う。そして仲間たちに「今さら皆に命じる資格は私にはないが、もう一度だけついて来てくれるか?」と言い、仲間のドワーフたちが剣を取る。固く閉ざされていた城門が壊され、13人のドワーフたちが出てきて、闇の勢力に突撃していく名シーンにつながる。

からすが丘でのレゴラスの驚異的な戦闘力

出典: blog.livedoor.jp

崩れ落ちる足元の欠片を踏んで渡るレゴラス

高い身体能力、優れた弓矢の腕、剣の技を持つレゴラスの驚異的な戦闘シーン。
からすが丘に向かったレゴラスとタウリエル。レゴラスは飛んできた大蝙蝠の足首をつかみ、大蝙蝠の行き先を誘導して丘の頂まで一気に飛んで行き、オークの軍勢を倒していった。タウリエルがボルグと共に下に転げ落ちた時は、それを遠くから見たレゴラスが矢で助けようとするが、矢は使い果たしていた。レゴラスは剣でオログ=ハイの頭を刺し、誘導して傍に会った塔に頭突きをさせ、倒した塔をタウリエルが倒れている向こう側への梯子にして伝ってタウリエルの元へ向かい、ボルグと対戦した。足元のその塔が崩れ落ちていくも、その欠片に次々と足を運び、下に落ちずに渡りきる。からすが丘の頂上で崖っぷちに追い詰められていたトーリンを見たレゴラスは、自分の持っていたエルフの名剣オルクリストをトーリンを追い詰め殺そうとしていたオログ=ハイ目掛けて投げ、トーリンを助けた。オルクリストを渡したレゴラスは短剣2本でボルグに立ち向かい、ボルグの脳天を突き刺し勝利した。

llsbatd1
llsbatd1
@llsbatd1

Related Articles関連記事

ファンタジーの定番「ドワーフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ファンタジーの定番「ドワーフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ドワーフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧神話に登場する妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 ドワーフは小柄で屈強な体を持ち、手先が器用で鉱物の加工を得意とする。酒を好み、髭が長く、偏屈なところはあるが人間に対して友好的である。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるドワーフについて解説していく。

Read Article

ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

エルフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧に伝わる妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 エルフは長い耳と人間の数倍以上の寿命を持ち、種族的に高い魔力を持つ。自然を崇拝し、森の中を主な生活圏にしており、他種族に対しては排他的な傾向が強い。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるエルフについて解説していく。

Read Article

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

Read Article

ホビット 竜に奪われた王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホビット 竜に奪われた王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 竜に奪われた王国』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の2作目で、2013年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共に困難を乗り越えながら、ドワーフ王国の奪還を目指す冒険物語で、大蜘蛛や火を吐く竜との戦い等、最新技術を活用した臨場感溢れる映像が観る者を圧倒する。『ロード・オブ・ザ・リング』の人気キャラクター、レゴラスの再登場や彼の想い人の初登場、冥王サウロンの復活など見所満載。

Read Article

ホビット 思いがけない冒険(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホビット 思いがけない冒険(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 思いがけない冒険』は、『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前の前日譚となる『ホビット』三部作の1作目で、2012年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ニュージーランドの壮大な風景に加え、最新技術を活用した今までにない映像美、臨場感溢れるアクションシーンの連続で、観客を興奮の渦に巻き込む。ホビット族のビルボが困難を乗り越えながら仲間との友情を築いていく冒険物語で、『ロード・オブ・ザ・リング』につながるシーンも多く、シリーズの理解も深まる見逃せない作品。

Read Article

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』とは、2001年~2003年に公開された、J・R・R・トールキン作の『指輪物語』を原作とした『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作映画の第一作目。中つ国(ミドル・アース)を舞台に、主人公のフロドを含む9人の旅の仲間が、冥王サウロンを完全に滅ぼすため、全てを統べる「一つの指輪」を破壊する物語である。

Read Article

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』とは、映画三部作の興行収入が全世界で3,000億円を超える大人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作の第二作目で、2002年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『指輪物語』でエルフなど架空の種族や架空の地が舞台となっている。前作ですべての指輪を統べる強大な力を持った「一つの指輪」を葬る旅に出たフロドたちは、何人もの仲間を失いながらも3手に分かれ、それぞれの戦いに挑んでいく。中つ国では闇の勢力がますます力を増大させていた。

Read Article

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』とは、映画三部作の興行収入が全世界で3,000億円を超える大人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作の完結編で、2003年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『指輪物語』で架空の種族や架空の地が舞台である。すべての指輪を統べる強大な力を持つ「一つの指輪」を葬る旅に出たフロドは目的地の滅びの山があるモルドールの目の前まで来ていた。アラゴルン達は人間の国ゴンドールに加勢し、サウロン軍に勝利、とうとう最終決戦を迎える。

Read Article

美女と野獣(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

美女と野獣(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『美女と野獣』(原題:Beauty and the Beast)は2017年にアメリカで制作された映画。1991年に制作された、ディズニーアニメーション不朽の名作を完全実写化。魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と、孤独を抱えながらも前向きに生きる美しい娘ベルが出会い次第に惹かれあっていく模様を描く。愛すること、信じ抜くことを描くファンタジーロマンス。

Read Article

アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。

Read Article

キング・コング(King Kong)のネタバレ解説・考察まとめ

キング・コング(King Kong)のネタバレ解説・考察まとめ

映画史に残る1933年制作の怪獣映画の古典「キング・コング」を「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督がSFXを駆使してリメイクしたのが、この2005年版「キング・コング」。映画撮影のため南海に浮かぶ海図には乗らない神秘の島・髑髏(どくろ)島に到着した撮影隊がキング・コングを初め様々な怪獣や恐竜たちと遭遇する、ラブロマンスとホラー要素もある痛快アクション・アドベンチャー。

Read Article

エイリアン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

エイリアン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『エイリアン』とは、1979年に公開された『ブレードランナー』や『ハンニバル』などで知られるリドリー・スコット監督の、SFホラー映画の元祖ともいえる作品だ。監督の出世作でもあるが、主人公のリプリーを演じたシガニー・ウィーバーの名を、世界中に広めた映画でもある。 宇宙船に入り込んだ姿を見せないエイリアンが、次々と乗組員を襲っていくホラーSF映画で、エイリアンという名称を定着させたことでも知られる。 その後もシリーズ化されるなど、映画界に衝撃を与えた作品だ。

Read Article

トランスフォーマー/リベンジ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

トランスフォーマー/リベンジ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『トランスフォーマー/リベンジ』とは、2009年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。マイケル・ベイ監督が手掛ける実写映画『トランスフォーマー』シリーズの2作目であり、『トランスフォーマー』の続編でもある。前作でのミッション・シティでの戦いから2年後、オプティマス・プライム率いる「オートボット」は地球を新たな故郷として集結。アメリカ軍と協力して、地球に潜む「ディセプティコン」を殲滅しようと活動していた。一方上海で倒したデモリッシャーは、死に際に謎の言葉を残していく。

Read Article

トランスフォーマー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

トランスフォーマー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『トランスフォーマー』とは、2007年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。1980年代から展開されてきた玩具・アニメーション・コミックシリーズ『トランスフォーマー』の実写映画版である。機械や金属に生命を吹き込む放射を生む物質「オールスパーク」によって誕生した金属生命体「トランスフォーマー」たちは、消えたオールスパークがあった地球へ飛来する。故郷の惑星サイバトロンの次は、地球で繰り広げられるトランスフォーマー同士の戦いに、主人公・サムが巻き込まれていく。

Read Article

ドクター・ストレンジ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

ドクター・ストレンジ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドクター・ストレンジ』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2017年1月27日。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。マーベル・コミックの実写映画の中でも、同一の世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズとしては第14作品目。不慮の事故により医師の道を断たれ、厳しい修行の末に魔術師として再起した元天才外科医ドクター・ストレンジと、闇の魔術を操る集団との戦いを描く。

Read Article

キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。

Read Article

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』とは、2011年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写映画『トランスフォーマー』シリーズの3作目であり、シリーズ第1部の完結編である。トランスフォーマーたちが住む惑星サイバトロンにて、金属に生命を吹き込むオールスパークを巡った戦いが繰り広げられる中、一隻の宇宙船が脱出した。月面到達が達成されたアポロ計画には、月に墜落したその宇宙船に関する、ある陰謀が隠されていたことが明らかになっていく。

Read Article

グッドライアー 偽りのゲーム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

グッドライアー 偽りのゲーム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『グッドライアー偽りのゲーム』とは、ニコラス・サールの小説『老いたる詐欺師』を映画化したクライムミステリーである。監督は数々のヒット作を持つビル・コンドン。イギリス映画界の重鎮であるヘレン・ミレン、イアン・マッケラン、ジム・カーターを起用し、緊張感に満ちた、良質な大人のサスペンスを生み出した。世間を知らない初老の資産家ベティの全財産の乗っ取りを企む老獪な詐欺師ロイと、相棒のヴィンセントが仕掛ける危険な罠。60年もの間ベティの心の奥底にくすぶっていたロイへの怒りが今、解き放たれようとしていた。

Read Article

ワイルド・スピード EURO MISSION(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ワイルド・スピード EURO MISSION(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワイルド・スピード EURO MISSION』とはアメリカ合衆国で制作されたカーアクション映画である。『ワイルド・スピード』シリーズの第6作目。ブラジルの犯罪王から大金を手に入れたドミニク・トレットを含む仲間たちは自由気ままな暮らしをしていた。しかし、死んだはずのドミニク・トレットの元恋人であるレティ・オルティスが生きていることを知り、彼女が所属している国際的犯罪組織との闘いにドミニク・トレットとその仲間たちが突入していく。家族を守る為のドミニク・トレットの優しさと正義感が伝わる映画である。

Read Article

キャロル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

キャロル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャロル』(原題:Carol)とは、パトリシア・ハイスミスの半自伝的小説に基づいた、1950年代を舞台に2人の女性の恋愛模様を美しくリアルに描いた恋愛映画。監督は、トッド・ヘインズで、主演をケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラの2人が務め、2015年公開となった。ルーニー・マーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞したほか数々の映画賞にノミネートされた。ニューヨークを舞台に離婚調停中の人妻キャロルと、彼女に心を奪われた女性テレーズとのせつない恋愛が描かれている。

Read Article

1917 命をかけた伝令(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

1917 命をかけた伝令(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『1917 命をかけた伝令』とは、名匠サム・メンデスが、第1次世界大戦を舞台に全編ワンカット風に描く戦争ドラマ。若きイギリス兵のウィルとブレイクの2人は、敵軍の罠にかかりそうな前線の味方を救うべく伝令を届ける命を受け、危険な道のりを必死に進んでいく。コリン・ファースやマーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチなどイギリスを代表する俳優が共演しており、世界中で高い評価を受け、アカデミー賞では10部門のノミネートとなった。

Read Article

アントマン&ワスプ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

アントマン&ワスプ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

『アントマン&ワスプ』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2018年8月31日。マーベル・コミックの実写映画の中で同一世界観を共有する『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第20作品目、『アントマン』シリーズとしては第2作品目。 特殊スーツで体長1.5cmの「アントマン」に変身するスコット・ラングは、スーツの開発者ピム博士とその娘で相棒のワスプ(ホープ)と共に、行方不明となったホープの母ジャネットの探索に協力する。

Read Article

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

第二次世界大戦中に、ドイツのエニグマ暗号の解読に挑んだアラン・チューリングの実話を、グレアム・ムーア脚本、モルテン・ティルドゥム監督により2014年に映画化した、歴史ミステリー映画。解読不能と言われたエニグマ暗号を、万能マシン「クリストファー」によって解読し、イギリスを勝利に導いたものの、同性愛者であることから不遇の人生を送ったアラン・チューリングをベネディクト・カンバーバッチが熱演している。

Read Article

ダ・ヴィンチ・コード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ダ・ヴィンチ・コード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダ・ヴィンチ・コード』とはダン・ブラウンの小説を原作に、2006年に公開されたアメリカの映画。監督はロン・ハワードで、脚本は原作者のブラウンとアキヴァ・ゴールズマンである。2006年の映画興行収入は2番目に高いが、批評家からは酷評も目立つ話題作。大学教授のロバート・ラングドンは、友人でルーブル美術館館長のソニエールが死体で見つかったことから警察に呼び出される。ロバートが追っ手を避けながらソニエールの孫娘と一緒に、ダ・ヴィンチの絵画に秘められたキリストの謎に近付いていくミステリーサスペンス映画。

Read Article

マトリックス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

マトリックス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『マトリックス』とは1999年に公開されたSFアクション映画。『マトリックス』シリーズの第1作目。近未来、人類が機械に支配された世界で主人公ネオが反乱軍の仲間となり世界を取り戻す物語。その革新的な映像表現やスタイリッシュなアクションでそれまでの映画史やその後のあらゆる映画作品に多大な影響を与えたSF映画の金字塔。

Read Article

マーベル映画作品(MCU)フェイズ3のネタバレ解説・考察まとめ

マーベル映画作品(MCU)フェイズ3のネタバレ解説・考察まとめ

MCUのフェイズ3では今までの10年間を一区切りさせるということで、大人気の原作を元にしたシビル・ウォーを皮切りにインフィニティ・ウォー以外でもヒーローの大規模なクロスオーバーが描かれている。また、インフィニティ・ストーンの謎が次々に明かされるフェイズでもある。スパイダーマンやドクター・ストレンジなどの新たなヒーローも参入し、フェイズ4に向けた伏線も張られ始める。 MCUフェイズ3の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。

Read Article

MCUシリーズにおけるインフィニティ・ストーンのネタバレ解説・考察まとめ

MCUシリーズにおけるインフィニティ・ストーンのネタバレ解説・考察まとめ

マーベルスタジオが制作するスーパーヒーロー映画作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」。多数の作品が作られているMCUシリーズにおいて、物語の重要なカギとなる存在が、インフィニティ・ストーンである。6つ存在するこの石はすべてを集めたものに絶大な力をもたらすという。それぞれの持つ力と、その6つの力が集まる映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にて、どのような力を発揮したのかについてをまとめる。

Read Article

MCUとロード・オブ・ザ・リングシリーズ両方に出演している俳優まとめ【リヴ・タイラーなど】

MCUとロード・オブ・ザ・リングシリーズ両方に出演している俳優まとめ【リヴ・タイラーなど】

『アベンジャーズ』シリーズなどで人気を誇るMCU作品と、ファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』シリーズの両方に出演している俳優をまとめました。『インクレディブル・ハルク』ではヒロインのベティを、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではエルフの姫アルウェンを演じたリヴ・タイラーをはじめ、様々な俳優が両シリーズに出演しています。ここでは彼らが演じたキャラクターや登場作品もあわせて紹介していきます。

Read Article

歴代シャーロック・ホームズ役者には個性的なイケメンがずらり!

歴代シャーロック・ホームズ役者には個性的なイケメンがずらり!

シャーロック・ホームズ!彼がいなかったら、テレビドラマでの刑事物やバディ(相棒)物というジャンルはおそらく生まれていなかったと思います。彼を演じた役者の数もかなりのボリュームで、まだ映画に音がない(サイレント映画)時代から既にホームズ映画はありました。そんなホームズを演じた様々な俳優達を時系列で紹介します。

Read Article

【ロード・オブ・ザ・リングシリーズ】オーランド・ブルームのカッコ良さが癖になる出演映画まとめ【パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ】

【ロード・オブ・ザ・リングシリーズ】オーランド・ブルームのカッコ良さが癖になる出演映画まとめ【パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ】

オーランド・ブルームといえば、甘ーいマスクが印象的な俳優ですよね。彼の名を一躍有名にしたのは、やはり何といっても『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでしょう。以降、様々な話題作に出演しています。この記事では、そんなオーランド・ブルームの出ている映画をいろいろまとめました。

Read Article

映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ撮影裏画像まとめ!オーランド・ブルームなどイケメン俳優のショットも掲載

映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ撮影裏画像まとめ!オーランド・ブルームなどイケメン俳優のショットも掲載

ファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの撮影裏画像を集めました。フロド役のイライジャ・ウッド、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセン、レゴラス役のオーランド・ブルームなどイケメン俳優のショットはもちろん、特殊メイクを施されるキャストの姿など貴重なメイキングシーンを掲載。ファン必見の画像をたっぷり紹介していきます。

Read Article

【ハリー・ポッター好きにおすすめ!】魔法・冒険がテーマのファンタジー映画10選【ロード・オブ・ザ・リング/ナルニア国物語】

【ハリー・ポッター好きにおすすめ!】魔法・冒険がテーマのファンタジー映画10選【ロード・オブ・ザ・リング/ナルニア国物語】

この記事では魔法や冒険をテーマにしたファンタジー映画をまとめた。子ども向けのものから少しダークなものまで幅広く紹介している。『ハリー・ポッターシリーズ』が好きならばどの映画もハマること間違いなしだ。気になった作品があればぜひチェックしてみてほしい。

Read Article

【ベッカム】築地やデパ地下で目撃情報あり!お忍び来日した海外セレブの画像まとめ【レオナルド・ディカプリオ】

【ベッカム】築地やデパ地下で目撃情報あり!お忍び来日した海外セレブの画像まとめ【レオナルド・ディカプリオ】

世界に名だたるスポーツ選手や俳優たち。彼ら/彼女らの中には、お忍びで来日している人もいるそうです。築地や銀座での目撃情報もあれば、デパ地下という意外な場所で見たとの声も。この記事では、来日した海外セレブたちの画像についてまとめました。こんなイケメンや美女が急に街中に現われたらビックリですよね。

Read Article

実写版「シンデレラ」の継母役ケイト・ブランシェットが強烈すぎる…ゾクゾクする冷酷さ【ディズニー】

実写版「シンデレラ」の継母役ケイト・ブランシェットが強烈すぎる…ゾクゾクする冷酷さ【ディズニー】

ディズニーの人気映画『シンデレラ』が、2015年に実写化されました。その中で一際存在感を放っていたのが、シンデレラの継母役を演じたケイト・ブランシェットです。継母の冷酷さが見事なまでに表現されていて、あらすじ・ストーリーよりもこのケイトの演技に目を奪われたという人は少なくないんだとか。それだけ彼女の演技が素晴らしいということですね!

Read Article

【MCU】仲良しっぷりが伝わるアベンジャーズキャストの画像まとめ【マーベル・コミックス】

【MCU】仲良しっぷりが伝わるアベンジャーズキャストの画像まとめ【マーベル・コミックス】

世界中にヒーロー映画旋風を巻き起こしてきた『アベンジャーズ』シリーズ。2019年、遂にヒーローたちの物語の終幕となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されました。ここではロバート・ダウニー・Jr.やスカーレット・ヨハンソンをはじめとする、同作品に出演した超豪華キャストの集合写真などを集めました。撮影の舞台裏や貴重なオフショットを紹介していきます。

Read Article

【美女と野獣】ハリー・ポッターシリーズ俳優が共演している作品まとめ!こんなにあった!【マレフィセント】

【美女と野獣】ハリー・ポッターシリーズ俳優が共演している作品まとめ!こんなにあった!【マレフィセント】

かつて『ハリー・ポッター』シリーズに出演していた俳優たちは、別の作品でも共演していることが多々あります。この記事では、そんな映画の数々についてまとめました。たとえば、2017年の映画『美女と野獣』。ハリポタでハーマイオニー役を務めたエマ・ワトソンの他、トレローニー先生役だったエマ・トンプソンが出ています。偶然とはいえ、同じエマ繋がりなのか面白いですね!

Read Article

目次 - Contents