ホビット 思いがけない冒険(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ホビット 思いがけない冒険』は、『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前の前日譚となる『ホビット』三部作の1作目で、2012年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ニュージーランドの壮大な風景に加え、最新技術を活用した今までにない映像美、臨場感溢れるアクションシーンの連続で、観客を興奮の渦に巻き込む。ホビット族のビルボが困難を乗り越えながら仲間との友情を築いていく冒険物語で、『ロード・オブ・ザ・リング』につながるシーンも多く、シリーズの理解も深まる見逃せない作品。
『ホビット 思いがけない冒険』の概要
『ホビット 思いがけない冒険』は、2012年に公開されたアメリカ・ニュジーランド合作のファンタジー映画。本作は、J・R・R・トールキンが1937年に発表した小説『ホビットの冒険』を原作として実写化した『ホビット』3部作の1作目となる。『ホビット』3部作は、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の前日譚であり、60年前の中つ国が舞台となっている。最新技術を活用し、3D映画として製作された。映画監督は『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』のピーター・ジャクソンが続投し、主人公ビルボ・バギンズを『ブラック・パンサー』やBBCドラマ『SHERLOCK』のマーティン・フリーマンが演じている。出演は他に、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のリチャード・アーミティッジ(トーリン役)、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』から引き続き、イアン・マッケラン(ガンダルフ役)、ヒューゴ・ウィービング(エルロンド役)、ケイト・ブランシェット(ガラドリエル役)など。
第85回アカデミー賞には、美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞でノミネートされたが受賞は逃した。後にブルーレイ化された『エクステンデッド・エディション』では、約13分間の未公開シーンが追加されている。本記事ではこの未公開シーンの内容も一部含んでいる。
人間やエルフ族、ドワーフ族、ホビット族などが住む中つ国(なかつくに)。ホビット族の青年ビルボは、魔法使いのガンダルフに巻き込まれ、ドワーフ族の王であるトーリン・オーケンシールド率いる13人のドワーフと共に冒険に旅立った。その旅の目的は、竜のスマウグに奪われた、ドワーフの王国、はなれ山(エレボール)を奪還することだった。
旅の途中で、彼らは冥王サウロンの手下である種族のオークの王アゾグに追われる。かつて、トーリンの祖父スロールを殺したアゾグは、怒ったトーリンに自分の右腕を切り落とされた恨みがあり、トーリンを追っていた。ビルボやドワーフの一行は、魔法使いのラダガストに助けられ、エルフの国である裂け谷に逃げ込む。はなれ山に入るための地図を解読するために、裂け谷の領主であるエルロンドの力を借りた彼らは、エルロンドと話していたガンダルフを置き去りにしたまま、旅を再開する。途中の山で、崖から落ちそうになったビルボはトーリンから足手まといだと言われ、家に帰ろうとするが、その時、地面が割れ、全員が地下に落ちてしまう。ドワーフたちは地底に住むゴブリンに捕まり、ビルボは落ちた地底湖で謎の生き物のゴラムと出会い、金の指輪を拾う。追いついたガンダルフに助けられたドワーフたちだが、アゾグに見つかり、崖に追い込まれる。トーリンがアゾグに殺されそうになったが、ビルボが敢然と立ち向かい彼を助ける。ドワーフたちも反撃するが敵に囲まれてしまう。危機一髪のところで、ガンダルフが呼んだ大鷲たちによって一行は助けられ、トーリンはビルボに足手まといと言ったことを謝り、仲間として認め、はなれ山への旅を続けるのだった。
『ホビット 思いがけない冒険』のあらすじ・ストーリー
遠い昔の話
遠い昔、あらゆる種族が暮らす国デイル。デイルにあるはなれ山は、ドワーフの王スロールが治めていて、地下資源と金脈に大変恵まれた国であった。中でもアーケンストーンという宝石は王家の証として代々受け継がれていた。
エルフの王であるスランドゥイルは、スロールにラズガレンの宝石の加工を依頼する。しかし、スロールはこの宝石に目がくらみ、宝石を手放さなかった。このことをきっかけに、2つの種族に亀裂が生じる。
ある日、はなれ山の財宝を嗅ぎ付けた最強最悪の竜スマウグが襲来する。スマウグはデイルを焼き払い、黄金を奪ってしまう。ドワーフ族を助けに来たはずのエルフ族は、スマウグに恐れをなして退散してしまう。そしてスマウグは、デイルを乗っ取ってしまった。
ドワーフ族は故郷を奪われ、流浪の民となってしまった。スロールの孫、トーリンはエルフ族に裏切られたと思い憎むようになる。そしてスマウグに復讐を誓うのであった。
ビルボの回想と冒険の始まり
111歳の誕生日を迎えたビルボは60年前の冒険のことを思い出していた。
青年ビルボのところに、魔法使いであるガンダルフが訪ねてくる。ビルボを冒険へと誘うためであった。なぜなら、ビルボを昔から知るガンダルフは、ビルボが母方の血筋の影響で冒険好きであることを知っていたからだった。しかし平穏に暮らしていたいビルボは、その誘いを断ってしまう。
その晩、ビルボの家にドワーフ族がやってきた。ドワーフ達はビルボが、ガンダルフから旅の仲間になると聞きつけやってきたのだった。
ドワーフ族の王、トーリン・オーケンシールドは、邪竜スマウグを倒し故郷を取り戻すのだという。もうすぐ竜の時代が終わるという予言を受け、はなれ山に入る地図と鍵を手に入れたことから、これを機に冒険へ出発するという。そしてアーケンストーンを見つけるために、忍びの技を持つビルボに目を付けたのであった。話しを聞いたビルボは、好奇心を抱きドワーフ族と一緒に冒険の旅に出るのであった。
トーリンとアゾグの因縁とトロルに捕まった旅の一行
野営をしていた中で、ビルボはドワーフたちからオークの話を聞く。
かつてドワーフたちが、はなれ山を追われた時、古代王国として栄えていたモリアに助けを求めにいった。しかしモリアは、冥王サウロンの配下である、残酷で好戦的なオークたちに支配されていた。
ドワーフたちは、オークの中でも巨大で卑劣なアゾグの軍に立ち向かう。しかし、苦戦を強いられ、ドワーフの王であるスロールの首が落とされてしまう。そしてスロールの息子、スラインは正気を失い行方不明となる。
トーリンは怒りのあまり1人でアゾグに立ち向かうが、悪戦苦闘の末、持っていた武器を無くしてしまう。しかし、とっさに近くにあった樫の木(オーク)を盾に使い、アゾグの左腕を切り落とした。これがきっかけで、トーリンが「オーケンシールド(オークの盾)」と呼ばれる由来となったのである 。
旅の中で、ガンダルフは地図の解読にはエルフの協力が必要だとトーリンに訴える。しかし、トーリンはかつて故郷がスマウグに占領され、エルフ族に裏切らたれことを恨んでいたためガンダルフの意見を拒否。
夜になり、一行の仲間の馬をトロルが食べようとしているのを発見する。ビルボを呼び、忍びの技を駆使して、馬を奪い返そうとするが見つかり捕まってしまう。
しかし、朝日を浴びるとトロルは石になると聞いていたビルボは、なんとか機転を利かせトロル達に話しかけ時間を稼いだ。なんとか、ガンダルフの助けが間に合い、トロル達は朝日を浴びて石化し助かった。
名剣ゴンドリンとビルボの困惑
一行は近くにトロルの洞窟を発見し、中に入るとトロルたちが隠した財宝や名剣ゴンドリンを発見。そして、ガンダルフは剣をビルボに与える。ビルボが「剣は使ったことがない」と躊躇すると、ガンダルフは「真の勇気が試されるのは命を奪う時ではない。命を助ける時だ」と説いた。
そこヘ、森に住む魔法使いラダガストが現れ、緑の森が大蜘蛛によって病気に侵されているのだという。大蜘蛛は冥王サウロンの配下である、アングマールの魔王の使いである。ラダガストはガンダルフ一行に助けを求めに来たのだった。
するとオーク達が一行を襲ってきた。ラダガストが囮となり、ドワーフたちが逃げているとエルフ族が助けに入り、逃げ切ることが出来た。そして一行がたどり着いた先はエルフの国の谷であった。
裂け谷での日々と地図の解読、そして賢者たちの会議
エルフの谷の領主、エルロンドはドワーフ一行を歓迎してくれた。しかし、トーリンだけは敵意を見せている。エルフたちはドワーフたちを盛大にもてなし、2つの種族は大変盛り上がった。
ガンダルフはエルロンドに地図を見せると説得し、トーリンは渋々納得。エルロンドによると、地図に書かれているのは、ドワーフの新年の元日であるドゥリンの日に鍵穴が出現するということだった。しかし、ドゥリンの日は間近に迫っていたのだった。
ガンダルフは、エルロンドに白の魔法使いであるサルマンとガラドリエルのところへ案内され会議が始まった。エルロンドは、はなれ山を奪還した際に「トーリンの祖父や、父がそうであったようにトーリンも財宝に目がくらみ、病にかかってしまうのではないか」と推測する。
ガンダルフは、スマウグとサウロンが手を組んでしまえば脅威になると主張。またスマウグを超える悪、ネクロマンサーの存在も脅威だと訴える。しかし、サルマンはそうした主張に疑問を抱く。その頃、ドワーフたちはガンダルフを置いてエルフの谷を後にしていた。
ゴブリンに捕まったドワーフたちと、ゴラムと出会ったビルボ
ガンダルフを置き去りにしたまま一行が旅を続けていると、ビルボが急な崖から滑り落ちてしまいそうになる。ビルボはドワーフたちに助けられるが、トーリンに足手まといと言われてしまう。
その夜の野営で、足手まといと言われたビルボは傷心し、エルフの谷に戻ろうとする。すると突如地面が割れ、一行は地下のゴブリン王国に落下し、ゴブリンたちに捕まってしまう。ビルボだけは、さらに深い地下へと落ちてしまった。
ビルボが目を覚ますと、ゴブリンを殺しているゴラムという生き物を見つけた。そこでビルボは、ゴラムが落としたと思われる金の指輪を拾う。すると、ゴラムに見つかってしまい襲われそうになる。
ビルボはゴラムに抵抗しながらも、ゴラムに出口を聞くと突如なぞなぞをすることになった。なぞなぞにビルボが勝つと出口を教えてもらう、しかし、ゴラムが勝つとビルボを食べてしまうという条件となった。
なぞなぞにはビルボが見事勝利したが、ゴラムは指輪をなくしたことに気づく。ビルボが盗んだと思いビルボを殺そうと襲いかかってきた。
その頃、ドワーフの一行に追いついたガンダルフに導かれ、ドワーフたちがゴブリン王国から脱出していた。ビルボはゴラムから逃げ切り、ドワーフたちに再会し出口を目指した。
そしてビルボは、「自分も家や故郷が恋しい。だから、ドワーフたちの故郷を取り戻すための手伝いをしたい」と言ったのだった。
アゾグの襲撃を受けた旅の一行だが、ビルボは勇敢な行動でトーリンに認められる
すると、突如としてアゾグが現れ、ドワーフたちは襲撃される。トーリンは勇敢に立ち向かうが敵わず、アゾグの部下であるオークにとどめを刺されそうになる。しかしビルボが止めに入り、それに続きドワーフたちも反撃に出る。
そしてガンダルフが呼び寄せた大鷲に捕まり、その場を逃げることができた。トーリンはビルボに「私が間違っていた。許してくれ」と謝罪し、ビルボは再び仲間として迎え入れられたのだった。
『ホビット 思いがけない冒険』の登場人物・キャラクター
冒険の仲間
ビルボ・バギンズ(演:マーティン・フリーマン(青年期)、イアン・ホルム(老年期))
出典: eiga.com
出典: arda.saloon.jp
中つ国のホビット庄に住むホビット族。父はバンゴ・バギンズ。母はベラドンナ・トゥック。バギンズ家は裕福で格式がある家柄で、ホビット庄の中でも大きな袋小路屋敷に代々住んでおり、ビルボがその屋敷を受け継いだ。姪の息子であるフロドが12歳の時に両親を事故で失い、母方のブランディバック家に引き取られていたが、子供がいなかったビルボは、フロドが21歳の時に養子とし、一緒に住んでいる。
映画の冒頭では111歳の誕生日を迎えている。原作によれば生年月日は第三紀2890年9月22日で、魔法使いのガンダルフに誘われ、ドワーフの故郷である、はなれ山(エレボール)を取り戻す冒険の旅に出たのは2941年、51歳の時となる。おいしい食べ物を食べ、平和な日々を愛し、冒険なんてとんでもないと、初めはガンダルフの誘いを断った。しかし、彼を幼少の頃から知っているガンダルフは、彼がエルフを追いかけたり、ホビット庄の外に遊びに出かけていたことから、冒険好きなトゥック家の血筋を引き継いでいることを見抜いていた。そこで、彼を忍びの技と少なからぬ勇気を持つ者として、冒険の仲間に選んだ。冒険の仲間はガンダルフ、ドワーフの王であるトーリン・オーケンシールドと12人のドワーフ。トーリンからは足手まといだと言われていたが、機転が利き、勇敢に仲間を助ける姿を見て、仲間として認められるようになる。旅の途中、トロルの洞窟で見つけたエルフの短剣を身につけ、ゴブリンの国の地底では、偶然ゴラムが落とした金の指輪を見つけ拾う。その指輪は指にはめると姿が見えなくなるもので、ビルボは指輪を持ち帰ってしまう。
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映画産業で栄えるアメリカ・ハリウッド。『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』、『トランスフォーマー』など「アメリカ映画といえばハリウッド」とも言われるほど、日本でもハリウッド映画は大人気ですよね!続々とヒット作を生み出すハリウッドですが、各作品の続編もどんどん公開されています。ここではハリウッドの続編企画についてご紹介します。気になる作品が見つかるかも?
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目次 - Contents
- 『ホビット 思いがけない冒険』の概要
- 『ホビット 思いがけない冒険』のあらすじ・ストーリー
- 遠い昔の話
- ビルボの回想と冒険の始まり
- トーリンとアゾグの因縁とトロルに捕まった旅の一行
- 名剣ゴンドリンとビルボの困惑
- 裂け谷での日々と地図の解読、そして賢者たちの会議
- ゴブリンに捕まったドワーフたちと、ゴラムと出会ったビルボ
- アゾグの襲撃を受けた旅の一行だが、ビルボは勇敢な行動でトーリンに認められる
- 『ホビット 思いがけない冒険』の登場人物・キャラクター
- 冒険の仲間
- ビルボ・バギンズ(演:マーティン・フリーマン(青年期)、イアン・ホルム(老年期))
- ガンダルフ(演:イアン・マッケラン)
- トーリン・オーケンシールド(演:リチャード・アーミティッジ)
- バーリン(演:ケン・ストット)
- ドワーリン(演:グレアム・マクタヴィッシュ)
- フィーリ(演:ディーン・オゴーマン)
- キーリ(演:エイダン・ターナー)
- オイン(演:ジョン・カレン)
- グローイン(演:ピーター・ハンブルトン)
- ドーリ(演:マーク・ハドロウ)
- ノーリ(演:ジェド・ブロフィー)
- オーリ(演:アダム・ブラウン)
- ボンブール(演:スティーブン・ハンター)
- ボフール(演:ジェームズ・ネスビット)
- ビフール(演:ウィリアム・キルシャー)
- エルフ族
- エルロンド(演:ヒューゴ・ウィーヴィング)
- ガラドリエル(演:ケイト・ブランシェット)
- スランドゥイル(演:リー・ペイス)
- ドワーフ族
- スロール(演:ジェフリー・トーマス)
- スライン(演:マイク・ミズラヒ)
- 魔法使い
- サルマン(演:クリストファー・リー)
- ラダガスト(演:シルベスター・マッコイ)
- 闇の勢力
- 死人遣い(ネクロマンサー)
- アングマールの魔王
- アゾグ(演:マヌー・ベネット)
- その他
- ゴラム(演:アンディ・サーキス)
- ゴブリン王(演:バリー・ハンフリーズ)
- トム(演:ウィリアム・キルシャー)、ウィリアム(演:ピーター・ハンブルトン )、バート(演:マーク・ハドロウ)
- スマウグ
- フロド・バギンズ(演:イライジャ・ウッド)
- 『ホビット 思いがけない冒険』の用語
- 中つ国(なかつくに)
- 力の指輪
- 一つの指輪
- 三つの指輪
- 七つの指輪
- 九つの指輪
- はなれ山(エレボール)
- 種族
- ホビット族
- エルフ族
- ドワーフ族
- 魔法使い(イスタリ)
- 人間
- 大鷲
- オーク
- ナズグル
- トロル
- ゴブリン
- 『ホビット 思いがけない冒険』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ガンダルフ「世界は本や地図ではなく、外に広がっている。」
- ガンダルフ「真の勇気が試されるのは命を奪う時ではない。命を助ける時だ。」
- ガンダルフ「普通の人々の日々の行いが闇を追い払うのです。思いやりや愛情が。なぜビルボ・バギンズか?多分、わしも怖いのです。彼は私に勇気を与えてくれる。」
- アゾグとの戦いで負傷して大鷲に運ばれ、意識を取り戻したトーリンがビルボに謝るシーン
- 『ホビット 思いがけない冒険』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 当初、監督を務めるのは『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロだった。
- ビルボ役は『ハリー・ポッターシリーズ』のダニエル・ラドクリフや『トランスフォーマーシリーズ』のシャイア・ラブーフになっていたかもしれない。
- 13人のドワーフのために、2,000枚ものコンセプトアートが描かれた
- ノーリ役のジェド・ブロフィーは、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作にもエキストラで登場していた。
- 『ホビット』三部作は、世界で初めて導入された最新の3D技術である「HFR 3D」で製作された。
- 『ホビット』は当初二部作だった。
- 『ホビット 思いがけない冒険』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ニール・フィン『はなれ山の歌』
- 挿入歌:リチャード・アーミティッジ、ドワーフキャストたち『霧ふり山脈』