ワイルド・スピード EURO MISSION(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ワイルド・スピード EURO MISSION』とはアメリカ合衆国で制作されたカーアクション映画である。『ワイルド・スピード』シリーズの第6作目。ブラジルの犯罪王から大金を手に入れたドミニク・トレットを含む仲間たちは自由気ままな暮らしをしていた。しかし、死んだはずのドミニク・トレットの元恋人であるレティ・オルティスが生きていることを知り、彼女が所属している国際的犯罪組織との闘いにドミニク・トレットとその仲間たちが突入していく。家族を守る為のドミニク・トレットの優しさと正義感が伝わる映画である。
『ワイルド・スピード EURO MISSION』の概要
『ワイルド・スピード EURO MISSION』とはアメリカ合衆国で制作されたカーアクション映画である。『ワイルド・スピード』シリーズの第6作目であり、2013年に日本で公開された。監督は前作も担当したジャスティン・リンである。日本での興行収入は20億2000万円で、観客動員数は約134万人となった。2013年の洋画興行収入の順位は1位であった。世界での興行収入は約868億円で『ワイルド・スピード』シリーズの中では過去最高となった。また、今までの『ワイルド・スピード』の主要キャストが登場する大人気の映画であり、各メンバーの得意分野を活かし、それぞれの成長を感じれる映画となっている。
ドミニク・トレットとブライアン・オコナーは、スペインのカナリア諸島にあるミア・トレットの産院へ車を走らせていた。到着した2人は、ドミニク・トレットの恋人で元警察官であるエレナ・ネベスと合流し、ミア・トレットの元に急いだ。ミア・トレットは出産の最中で、ブライアン・オコナーは子供の誕生の瞬間に間に合うことができた。
そんなある日、モスクワにてロシア軍の車両が襲撃され、衛星部品が奪われる事件が発生する。その事件は、犯人の車が突然現れ何台もの車両が破壊され、それがたったの90秒のうちに行われた犯行であった。その事件には、元英国特殊部隊のオーウェン・ショウという人物が率いる国際的犯罪組織が関わっていた。その事件を聞き、アメリカ合衆国から駆け付けた捜査官のルーク・ホブスは、以前から組織を追跡していた。そして、この事件をきっかけに組織壊滅の協力を要請する為ドミニク・トレットを訪ねる。ルーク・ホブスから協力を依頼されたドミニク・トレットだったが、協力することを渋っていた。しかし、ルーク・ホブスから手渡された捜査資料を見ると死んだはずの恋人であるレティ・オルティスの写真があった。ドミニク・トレットは、仲間たちの今までの犯罪経歴を帳消しにする事を条件に協力を了承し、レティ・オルティスが関わっている事件の真相を確かめる為、仲間を再び招集し、イギリスを拠点に活動を始める。そして、ドミニク・トレットたちを仲間につけた警察は本格的に調査に乗り出す。インターポールは、ロンドンでオーウェン・ショウのアジトを発見し、逮捕しようとアジトに突入する。しかし、オーウェン・ショウは警察が突入してくることを事前に察知していた為、アジトを爆破させて逃走する。しかし、外ではドミニク・トレットたちが待ち構えていた。ドミニク・トレットは逃走するオーウェン・ショウを追うが、あと一歩のところで逃げられてしまう。犯人を逃したドミニク・トレットだが、オーウェン・ショウの部下が乗る車を捕らえることに成功する。しかし、捕らえられた車から降りてきたのはレティ・オルティスだった。ドミニク・トレットは、死んだと思っていた最愛の恋人であるレティ・オルティスの姿に動揺を隠しきれなかった。レティ・オルティスは、自分の名前を呼ぶドミニク・トレットに対して躊躇なく発砲し、ドミニク・トレットが負傷した隙に逃亡してしまう。
一方、ブライアン・オコナーはオーウェン・ショウに関する情報を得る為に犯罪者になりすまし、現在アメリカ合衆国の刑務所に収監されているアウトゥーロ・ブラガの元へ自ら赴く。そこでブライアン・オコナーは、オーウェン・ショウが乗っていた違法改造車を売ったディーラーを突き止めることに成功する。無事刑務所から出たブライアン・オコナーは仲間の元に戻り、得た情報を伝える。ジゼル・ヤシャールら4人がその場に向かうが、レティ・オルティス含むオーウェン・ショウの部下たちが待ち伏せていた。激しい銃撃戦の末、ジゼル・ヤシャールら4人が勝利し、オーウェン・ショウの部下2人が亡くなる。アジトへ戻ったレティ・オルティスは、2人が亡くなったことをオーウェン・ショウに報告する。しかし、部下の死を全く気にも留めないオーウェン・ショウに対してレティ・オルティスは「私が死んでも同じなの?」と怒る。それを受けたオーウェン・ショウは「君は別だ。記憶を失っている分、君はピュアだ」と応える。レティ・オルティスは記憶喪失になり、オーウェン・ショウに利用されていたことが分かった。
一方ドミニク・トレットは、レティ・オルティスを取り戻す為再びレティ・オルティスに会いに行く。そして、以前と同様にレティ・オルティスにカーレースを申し込んだ後、過去に自分たちは仲間だったことや恋仲であった事を告げる。ドミニク・トレットの発言に動揺したレティ・オルティスはその場から立ち去って行った。
その頃ルーク・ホブスは、オーウェン・ショウの狙いを突き止めることに成功する。狙いは、軍の通信網を24時間遮断する特殊装置である「ナイトシェード」を作り上げる為に、NATO基地を手中に収めようとしていたことであった。彼らの目的を阻止する為、ドミニク・トレットと仲間たちは基地に向かった。オーウェン・ショウは、基地にある輸送機を強奪しようとしていた。また、ドミニク・トレットたちを止める為にミア・トレットと子供を人質に取っていた。オーウェン・ショウは更に輸送トラックに積み込んでいた戦車を持ち出し、戦闘を繰り広げドミニク・トレットたちを追い込むが、ドミニク・トレットはドライビングテクニックで少しずつオーウェン・ショウへと迫って行く。そして、ドミニク・トレットと仲間たちの活躍により、レティ・オルティスを取り戻しショウの部下たちを拘束することに成功する。しかし、こうなることを予想していたオーウェン・ショウは、人質に取っていたミア・トレットと子供を引き換えに自分自身の解放と軍事部品の受け渡しを要求し、輸送機で逃亡を図る。ドミニク・トレットの仲間たちが運転する車を輸送機とワイヤーで繋ぎ、逃亡を阻止しようとしている隙にドミニク・トレットとブライアン・オコナーが機内に乗り込むことに成功する。逃亡を阻止する車の中でオーウェン・ショウの部下たちと戦っていたジゼル・ヤシャールは、恋人のハンが敵に殺されそうになっていた為自らの命を賭けてハンを守り、車から落ちていった。格闘の末、オーウェン・ショウを倒しミア・トレットと子供を救出することに成功する。ドミニク・トレットと仲間たちは約束通り、かつての罪から解放され、戻ってきたレティ・オルティスと仲間と共に元のロサンゼルスの自宅へ戻るのだった。ドミニク・トレットの一言でチームが集まる信頼感と、一人の為に皆が協力するという行動は、仲間という枠を越えて家族愛が伝わる作品である。
『ワイルド・スピード EURO MISSION』のあらすじ・ストーリー
ミア・トレットの出産
ドミニク・トレットとブライアン・オコナーは、スペインにあるミア・トレットの産院へ車を走らせていた。到着した2人は、ドミニクの恋人で元警察官であるエレナ・ネベスと合流し、ブライアンはミアの出産に立ち会う。
国際的犯罪組織
そんなある日、モスクワで軍の車両が襲撃され、衛星部品が奪われる事件が発生する。
その事件には、オーウェン・ショウ率いる国際的犯罪組織が関わっていた。
以前から組織を追跡していたアメリカの警察官ルーク・ホブスは、モスクワに到着し、現地の警察官ライリー・ヒックスと合流する。事件の現場を見ていたルーク・ホブスは、オーウェン・ショウを捕らえる為に応援を呼ぶことを決心した。
再会
ドミニクは、現在の恋人で元警察官であるエレナと過ごしていた。そこへルーク・ホブスが現れる。
ドミニクが来訪理由を聞くと、ルーク・ホブスは「腕の良いドライバーがロシア軍の輸送車を襲撃した」と答え、事件解決の協力を依頼する。渋っていたドミニクにルーク・ホブスは捜査資料を手渡した。
その捜査資料には、かつての恋人で亡くなったはずのレティ・オルティスの写真が入っていた。エレナは「もしも私なら行く」と言い、ドミニクの背中を押す。
表で待っていたルーク・ホブスに「全ての情報を話してくれ」と伝えるが、ルーク・ホブスは「チームが揃ったら」と拒否し、再度ドミニクの仲間達を含む協力を要請。ドミニクはそれを受けた。
招集
ブライアンの幼馴染であるローマン・ピアースは、プライベートジェットを使ってマカオに向かっていた。電子機器のスペシャリストであるテズ・パーカーは、お金を持て余しながら暮らしていた。ジゼル・ヤシャールは、ドミニクの仲間で共にガソリンを強奪していたハン・ルーと恋仲になり、共に中国にいた。
そこへそれぞれの携帯にドミニクから招集の電話がかかる。そして皆すぐにドミニクの元へ向かう。
一方ブライアンは、ミアとの間に生まれたジャックと3人で幸せに暮らしていた。
ブライアンもまた一緒に行こうとするが、ドミニクは止める。そこへミアがやってきて、ブライアンが協力することに賛同し、ブライアンも協力することになる。
条件
ドミニクとブライアンがいるロンドンにテズ、ローマン、ジゼル、ハンが集まった。そこへ、ルーク・ホブスとライリー・ヒックスがやってくる。
彼らから、ターゲットはオーウェン・ショウであり、その組織の目的は軍の通信網を24時間遮断する特殊装置であるナイトシェードを作ることが告げられた。
その装置は残りあと1つの部品で完成するところまで来ていた。残り1つを盗まれるのを阻止したい、そしてまた仲間全員が揃うように、と、ルーク・ホブスは消えたレティの写真を見せる。
それを見たブライアンは、全員の罪を赦免することを条件に協力することを伝える。渋ったルーク・ホブスだが、オーウェン・ショウを捕まえたら全員の罪を赦免することに同意した。
違法改造車
オーウェン・ショウの仲間を逮捕し居場所を聞き出したインターポールは、逮捕した仲間をオーウェン・ショウの元に送り出し、アジトへ突入する。しかし、その間にインターポールの本部に誰かが侵入したと無線が入り、オーウェン・ショウによる罠だったということが分かる。
オーウェン・ショウは、仕事の分け前が入ったバッグを仲間に渡し、違法改造車で走り去って行った。しかしそのバッグには爆弾も一緒に入っていた。
爆弾はアジト全体にも仕掛けられており、警察が巻き添えになってしまう。その隙に逃げたオーウェン・ショウを、ドミニクとルーク・ホブス、ライリー・ヒックスが追う。オーウェン・ショウが乗る違法改造車は、向かってくる警察車両を次々に始末していった。
一方インターポールに到着したブライアン達は、到着してすぐにオーウェン・ショウの仲間達と銃撃戦になる。
ブライアンとテズ、ローマンは2台を追っていく。しかし、テズとローマンの車は次々に脱落してしまう。更にオーウェン・ショウの仲間達は違法改造車を利用し、ブライアンの車を横転させ、追跡を阻止する。
オーウェン・ショウを追うドミニクとルーク・ホブス達は、2台でオーウェン・ショウの違法改造車を挟み撃ちにしようとしていた。そこにレティが乗った車が、オーウェン・ショウを援助しに来る。
ルーク・ホブス達はオーウェン・ショウに逃げられる。レティを追跡したドミニクは、彼女の元に駆け寄ろうとするが、右肩を銃撃されてしまう。
過去
アジトに戻ったドミニクと仲間達は、レティがドミニクを銃撃したことに困惑し、ブライアンはレティを仲間に戻すことに対して躊躇する。しかし、ドミニクはレティを仲間に戻すことを再び決意する。
ドミニクのアジトに、ルーク・ホブスとライリー・ヒックスがやってくる。そして街中のあらゆる監視カメラの映像を渡し、インターポールでハイテク爆弾を作る為の部品の場所が載った資料を、オーウェン・ショウの仲間達に盗まれたということを話した。
それを聞いたドミニクは、改造車を誰が作ったか調べることにした。テズは、電子チップで壊されず、しかも速い車を探すように指示された。
一方レティは、オーウェン・ショウのアジトに戻る。レティが戻ってきたことを確認し、オーウェン・ショウは「どんな連中なのか知っておく必要がある」と仲間に伝え、ドミニクを含む仲間達の資料を見せる。
すると、捜査資料の中からドミニクとレティの抱き合う姿が写された写真が出てきて、仲間の一人がレティに詰め寄る。
だがオーウェン・ショウは「レティは覚えてない。名前と記録じゃ足りない。個人的情報が欲しい。私生活など詳しく探り弱点を攻める」と仲間達に指示を出す。
それぞれの仕事
車の手配を任されたテズはルーク・ホブスと共に、大富豪が集まる車のオークション会場に来ていた。そして全ての車を買い占める。
違法改造車を誰が作ったか調べているハンとジゼル、ローマン、ライリー・ヒックスは、ある特定の人物まで辿り着く。
そこにオーウェン・ショウの仲間達とレティが駆け付け、銃で攻撃してくる。
ハンとローマンはジゼル達の応援に駆けつけるが、違法改造車を作った男はその銃撃に巻き込まれ「ブラガ」とだけ言い残して死んでいった。
応援に入ったハンとドミニクはもう一人のオーウェン・ショウの仲間を追うが取り逃がし、ライリー・ヒックスが追ったレティも取り逃がした。
アジトに残っているブライアンは、ドミニクに質屋を調べることを勧める。質屋を訪れた二人は、1週間前に女が銃と銃弾を買い占めて行ったという情報を聞く。
アウトゥーロ・ブラガ
オーウェン・ショウが待つアジトに戻ったレティは、仲間が殺されたことを伝えるが、オーウェン・ショウは「ご苦労」とだけ言って落ち込む様子はなかった。
それを聞いたレティはその場を離れる。オーウェン・ショウはすぐに後を追い、記憶を失ったレティを病院で見つけた時の話をし、もしレティが殺されるようなことがあれば耐えるのは難しいと伝える。それを聞いたレティはその場から去っていく。
ハンとローマン、ジゼル、ライリー・ヒックスはドミニク達が待つアジトに戻り、アルトゥーロ・ブラガとオーウェン・ショウが繋がっていることを報告する。レティがアルトゥーロ・ブラガの組織に潜入していた為、オーウェン・ショウと繋がったのだ。
アジトに居たテズは、ルーク・ホブスに貰った監視カメラの映像を調べていたが、オーウェン・ショウが通った際の映像が全て消されていることに気づく。
不審に思ったルーク・ホブスは監視カメラの映像を調べることにする。しかし、メンテナンスでカメラは停止されていた。インターポールが襲われた時も、カメラの映像はなかった。
ブライアンは、アルトゥーロ・ブラガが収監されている刑務所に潜入する。
アルトゥーロ・ブラガとその手下達に襲撃されながらも、オーウェン・ショウに関することやレティのことを聞く。
オーウェン・ショウの配下には、麻薬組織だけではなく警察や麻薬取締局がいる。レティがアルトゥーロ・ブラガの元に潜入捜査官として入ってきたことも、オーウェン・ショウは分かっていた。
そしてレティを殺したはずが、彼女は記憶喪失になっていた。記憶を失っているレティは利用するには理想的だった為、オーウェン・ショウは彼女を仲間として受け入れたということが分かった。
ブライアンは刑務所を後にする。
ストリートレース
レティがストリートレースに来るかもしれないと思ったドミニクは、市街で行われていたストリートレースで彼女と勝負をすることになる。ドミニクが勝利し、レースを終えた2人は街外れに行き、ドミニクは過去の話をする。しかし、レティは去っていく。
するとオーウェン・ショウがドミニクの元へやってきて「仲間と立ち去れ」と言う。
しかしドミニクは「レティを引き渡すなら」と条件を出す。それを聞いたオーウェン・ショウは「この話は終わりだ」とその場から去っていく。
オーウェン・ショウのアジトの位置を把握する為、テズに監視カメラで追うように指示をするが、オーウェン・ショウはカメラの死角を熟知しており追跡に失敗する。しかし見失った位置周辺にアジトはあるとテズは推測する。そしてルーク・ホブスとライリー・ヒックスがアジトを訪れるが、そこは既にもぬけの殻だった。しかし、特殊な塗料の跡があり、その分析から目的地はスペインのNATO基地と判明する。
ルーク・ホブスはライリー・ヒックスと先にスペインへ行き、奪われそうな部品を守る為、すぐにそこを出発するようにドミニク達に指示する。出発しようとするドミニク達の元にブライアンが帰ってくる。ドミニクは彼と共にスペインへ向けて出発する。
戦車
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ハリウッドの続編企画まとめ!『スター・ウォーズ』から『ターミネーター』まで一挙に紹介
映画産業で栄えるアメリカ・ハリウッド。『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』、『トランスフォーマー』など「アメリカ映画といえばハリウッド」とも言われるほど、日本でもハリウッド映画は大人気ですよね!続々とヒット作を生み出すハリウッドですが、各作品の続編もどんどん公開されています。ここではハリウッドの続編企画についてご紹介します。気になる作品が見つかるかも?
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目次 - Contents
- 『ワイルド・スピード EURO MISSION』の概要
- 『ワイルド・スピード EURO MISSION』のあらすじ・ストーリー
- ミア・トレットの出産
- 国際的犯罪組織
- 再会
- 招集
- 条件
- 違法改造車
- 過去
- それぞれの仕事
- アウトゥーロ・ブラガ
- ストリートレース
- 戦車
- 裏切り
- 飛行機
- 生還と死
- 復讐
- 『ワイルド・スピード EURO MISSION』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ドミニク・トレット(演:ヴィン・ディーゼル)
- ドミニク・トレットの仲間たち
- ブライアン・オコナー(演:ポール・ウォーカー)
- ミア・トレット(演:ジョーダナ・ブリュースター)
- ローマン・ピアース(演:タイリース・ギブソン)
- ハン(演:サン・カン)
- ジゼル・ヤシャール(演:ガル・ガドット)
- テズ・パーカー(演:リュダクリス)
- エレナ・ネベス(演:エルサ・パタキ)
- 警察官
- ルーク・ホブス(演:ドウェイン・ジョンソン)
- ライリー・ヒックス(演:ジーナ・カラーノ)
- マイケル・スタジアック(演:シェー・ウィガム)
- 国際的犯罪組織
- オーウェン・ショウ(演:ルーク・エヴァンズ)
- レティ・オルティス(演:ミシェル・ロドリゲス)
- ヴェーグ(演:クララ・タスリム)
- ジャー(演:ジョー・タスリム)
- アイボリー(演:デビッド・アジャラ)
- その他
- アウトゥーロ・ブラガ(演:ジョン・オーティス)
- デッカード・ショウ(演:ジェイソン・ステイサム)
- 『ワイルド・スピード EURO MISSION』の用語
- インターポール
- ワイヤーガン
- ナイトシェード
- フラップ
- 『ワイルド・スピード EURO MISSION』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 名言・名セリフ
- ドミニク・トレット「そのドアの中に入った瞬間全てが変わる。昔の生き方は終わりだ」
- エレナ・ネベス「もし私なら、生きている可能性が少しでもあるなら私は行く」
- ドミニク・トレット「仲間を見捨てられない」
- ドミニク・トレット「走るか死ぬか覚えてるか」
- エレナ・ネベス「私の家族は警察」
- 名シーン・名場面
- ブライアン・オコナーの車に飛び移るローマン・ピアース
- 火災が発生する飛行機から脱出するドミニク・トレットが乗った車
- 炎の中から現れるドミニク・トレットの姿
- 『ワイルド・スピード EURO MISSION』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 3週間実際に公道を借りて撮影されたカーアクション
- ドミニク・トレットたちの対応力を見せる為に戦車を登場させた
- 『ワイルド・スピード MAX』の頃からあったフィナーレの構想
- 『ワイルド・スピード EURO MISSION』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):トゥーチェインズ/ウィズ・カリファ『we own it (fast & furious)』
- ED(エンディング):ルダクリス『rest of my life』