ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは、マーベル・コミックの中でもマイナーながらもカルトな人気を誇るコミックの実写映画化作品。トレジャー・ハンターのピーターが、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラ、遺伝子操作で生まれたアライグマに似たロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、それに全身イレズミ・マッチョのドラックス等と共に、銀河を舞台に凶悪な敵に立ち向かう痛快スペース・アクション。14年に公開され、全世界で7億ドルを超える大ヒットとなった。
ロケットの相棒である樹木型ヒューマノイド。話せる言葉は「私はグルート」のみで、その一言で様々な感情を表現するが、意味を汲み取れるのは長い付き合いのロケットだけのようだ。おっとりしているが怪力の持ち主で、自由自在に伸びる枝を使って何十人もの敵を一度に倒すことが出来る。
また、植物らしく驚異的な再生能力を持っており、ロナンとの戦いで粉々になったが、挿し木(ベビー・グルート)となって復活する。
ロナン・ジ・アキューザー(演:リー・ペイス、日本語吹替:白熊寛嗣)
ノバ帝国の壊滅を目論む冷酷非情なクリー帝国の過激派リーダー。ノバ帝国との長い戦争に終止符が打たれ和平協定が結ばれたが、自分の父や祖父の命を奪ったノバ人への恨みを捨てることが出来ず、ノバ帝国崩壊に執念を燃やし続けている。
そのためにサノスと密約を結んだが、インフィニティ・ストーンを手中に収めると、ノバ帝国の壊滅だけでなく、サノスをも亡き者にして宇宙最強の存在になろうとする。
ヨンドゥ・ウドンタ(演:マイケル・ルーカー、日本語吹替:立木文彦)
青い肌をしたピーターの育ての親である宇宙盗賊軍団ラヴェジャーズのリーダー。気性が荒いが、どこか剽軽なところがある。武器は、腰に差した小さな矢で、彼の意思通りに空中を飛び交い、一度に何人でも素早く確実に殺傷できる。
ラヴェジャーズの掟を破ったピーターに懸賞金を懸け、捕まえたら殺すと言っていたが、いざ捕まえたら、「ロナンからオーブを取り返したらアンタに渡す」と持ちかけられ、あっさり心変わりして一緒に戦う。
最後にオーブがすり替えられたと判ってもニヤリと笑みを浮かべるだけで、どうもピーターを父親のような眼差しで温かく見つめているようだ。
ネビュラ(演:カレン・ギラン、日本語吹替:森夏姫)
ガモーラの義理の妹で、サノスの養女。ガモーラと違い、サノスやロナンに忠実な部下として行動している。体のほとんどの部分を機械に改造されてサイボーグ人間となっており、ガモーラを心の底から憎んでいる。
サノスによって滅ぼされた星で孤児となった彼女は、ガモーラと共にサノスに暗殺者として育てられたが、訓練のためにガモーラと戦い続け、負傷するたびに体を改造されサイボーグになってしまった。そのためにガモーラに対し深い嫉妬心と憎しみを抱くようになったのだ。(続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス」で憎しみの理由が明らかにされる)
サノス(声:ジョシュ・ブローリン、日本語吹替:銀河万丈)
超人的な腕力や高度な知性を持つ、冷酷にして銀河最強の宇宙魔人と言われる存在。
ガモーラ、ネビュラの養父であり、彼女たちを暗殺者として育てた。ロナンと密約を結び、ノバ帝国壊滅に力を貸し、インフィニティ・ストーンを手に入れたがっている。どうもストーンを使って銀河のすべての星を征服しようと考えているようだ。
(サノスは、「アベンジャーズ」(12年)「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウォルトロン」(15年)にもチラリと顔を見せており、今後も他のマーベル・コミックの実写化映画に登場する可能性がある)
『ガーデアンズ・オブ・ギャラクシー』の魅力
目指したのはカラフルで60年代っぽいSF映画
マーベル・コミックの中でも、典型的なヒーローが全く登場せず、はみ出し者や裏切り者たちがチームを組んで宇宙を舞台に活躍するという異色のコミックとして、一部で熱狂的なファンを持つカルト作品を、監督のジェームズ・ガンは以前から読んでいたそうだ。
だから、監督を打診された時、最初は“映画化は難しい”と思いノリ気じゃなかったらしいが、壮大な宇宙を舞台にした物語の中に、一昔前に人気だったカセット・ウォークマンを持ちこんだら面白いんじゃないかと思い付き、これなら従来のSF映画と違は一味違った、もっと身近に感じられるオリジナルな作品が作れるのではと考え、引き受けたらしい。
宇宙冒険ドラマにウォークマンから流れる70年代のヒットポップスを絡めるというミスマッチなアイデアだったが、それが功を奏し、幅広い映画ファンに受け入れられてヒットに繋がったとも言える。
また、監督は60年代や70年代のカルチャーが大好きだそうで、「ブレードランナー」のようなダークなものでなく、カラフルで60年代っぽいSF映画を作ることを目指したそうだ。
それゆえ、どこか懐かしさを漂わせる作品ながら、個性溢れるキャラ達の活躍をユーモアを交えて活き活きと描き、CGを多用していても、温かみを感じさせるのが本作の見どころ、というか感じどころと言える。
ウォークマンやカセットテープはもちろん、宇宙船や小道具なども、他のSF映画に登場するアイテムとは一味違う、レトロな味わいのユニークな造形なのも見どころの一つだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で流れる60~70年代のヒット・ポップス
ピーターがウォークマンや船内のプレーヤーで聞く、亡き母が愛聴したミックステープの曲の数々は、ピーターと彼が失った故郷で家族である地球をつなぐ唯一のもので重要なキーアイテムなんだとジェームズ・ガン監督は語っており、脚本の段階から「ウガ・チャガ」や「チェリー・ボム」などを書き込んでいたそうだが、物語に見事に溶け込み、効果的な使い方がされている。
ミックステープに入っていた楽曲を収録したサウンドトラック・アルバム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:最強 Mix Vol.1(オリジナル・モーションピクチャー・サウンドトラック)」が発売されたが、書き下ろし曲が一つもなく、既存の曲のみで構成されたアルバムにもかかわらずビルボード200チャートで1位となった。これは同チャートで史上初だったらしい。
アルバムの収録曲は以下の通り。(曲、アーティスト、発表年)
1.「ウガ・チャガ」(ブルー・スウェード)(74年)
2.「ゴー・オール・ザ・ウェイ」(ラズベリーズ)(72年)
3.「スピリット・イン・ザ・スカイ」(ノーマン・グリーンバウム)(69年)
4.「月世界の白昼夢」(デヴィッド・ボウイ)(72年)
5.「愛に狂って」(エルヴィン・ビショップ)(75年)
6.「アイム・ノット・イン・ラヴ」(10cc)(75年)
7.「帰ってほしいの」(ジャクソン5)(69年)
8.「カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ」(レッドボーン)(74年)
9.「チェリー・ボム」(ザ・ランナウエィズ)(77年)
10.「エスケープ」(ルパート・ホルムズ)(79年)
11.「ウー・チャイルド」(ファイヴ・ステアステップス)(70年)
12.「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」(マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル)(67年)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の名シーン・名場面
刑務所キルンからの必死の脱出
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目次 - Contents
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の概要
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじ・ストーリー
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の主な登場人物・キャラクター
- ピーター・クイル / スター・ロード(演:クリス・プラット、日本語吹替:山寺宏一)
- ガモーラ(演:ゾーイ・サルダナ、日本語吹替:朴璐美)
- ロケット(声:ブラッドリー・クーパー、日本語吹替:加藤浩次<極楽とんぼ>)
- ドラックス(演:デイヴ・バウティスタ、日本語吹替:楠見尚己)
- グルート(声:ヴィン・ディーゼル、日本語吹替:遠藤憲一)
- ロナン・ジ・アキューザー(演:リー・ペイス、日本語吹替:白熊寛嗣)
- ヨンドゥ・ウドンタ(演:マイケル・ルーカー、日本語吹替:立木文彦)
- ネビュラ(演:カレン・ギラン、日本語吹替:森夏姫)
- サノス(声:ジョシュ・ブローリン、日本語吹替:銀河万丈)
- 『ガーデアンズ・オブ・ギャラクシー』の魅力
- 目指したのはカラフルで60年代っぽいSF映画
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で流れる60~70年代のヒット・ポップス
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の名シーン・名場面
- 刑務所キルンからの必死の脱出
- ロナンとピーター達の最後の戦い
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の名言・名セリフ
- 「今日、人生はチャンスをくれた」「どんな?」「人助けさ」
- 「ケヴィン・ベーコンね」
- 『ガーデァンズ・オブ・ギャラクシー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ガン監督が世話になったトロマ・エンタテインメントの創設者がエキストラ出演
- マーベル・コミックの創始者がカメオ出演
- ピーターの宇宙船の名前は“ミラノ号”
- ロケットのスタンドインを演じたのは、監督の弟ショーン・ガン
- 数か国語でグルートの声を吹き込んだヴィン・ディーゼル
- 本物のアライグマがロケットのモデルとして撮影現場にいた
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の関連動画
- 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」日本版予告編