スパイダーマン(サム・ライミ版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン』とは、スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作、サム・ライミ監督の2002年公開のアメリカ映画。全3部作の1作目である。高校生のピーター・パーカーは校外学習先で遺伝子操作された“スーパースパイダー”に偶然かまれ驚異的な力を手に入れた。幼なじみのメアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)や友人のハリー・オズボーンとともに過ごしながら、ピーターが正義のために悪と戦うスパイダーマンになるまでが描かれている。
『スパイダーマン』の概要
『スパイダーマン』とは、スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作で、サム・ライミが監督した2002年公開のアメリカ映画である。本作含めた3部作全てをサム・ライミが監督している。
ピーター・パーカーは学業優秀で特に科学が得意な高校生。根暗な雰囲気やよく遅刻をするのろまなところがあったので同級生にいじめられていた。それでもピーターは、言い返したり立ち向かったりしない優しい性格の持ち主だった。ピーターは隣の家に住むメアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)のことが幼い頃から好きだったが、なかなか言い出せずにいた。
ある日、ピーターは高校の校外学習で訪れたコロンビア大学で遺伝子操作された“スーパースパイダー”に偶然噛まれてしまう。めまいや悪寒に襲われたピーターが自宅に帰って翌朝まで寝て起きると、驚異的な力を手に入れていた。伯父ベンとの別れ、メアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)への恋心、そして“大いなる力”と向かい合う覚悟、様々なものと葛藤しながらスパイダーマンへと成長していくピーター・パーカーの姿を描いた作品である。
北米の大ヒット作の基準値である興行収入1億ドルを公開1週目のオープニング成績のみで達成した初めての作品であり、日本では2002年間総合興行収入ランキングで第5位にランクインしている(興行収入は75億円)。
『スパイダーマン』のあらすじ・ストーリー
スーパースパイダー
ピーター・パーカーは幼いころに両親を亡くし、伯父のベンと伯母のメイと一緒に暮らしていた。ミッドタウン高校に通うさえないピーターは、からかわれたり足を引っかけられたりといじめを受けていた。それを気にすることもなく、穏やかに日々を暮らしていた。
そんなピーターは、昔から隣に住んでいる幼馴染のメリー・ジェーン・ワトソンのことが好きだった。しかし思いを打ち明けたこともなければ、話しかけることもなかった。MJにピーターの思いは伝わっていなかった。
ある日、学校の校外学習でコロンビア大学の自然科学部を訪れることになった。
そこで、スーパースパイダーという遺伝子操作されたクモの説明を受けた。研究室には15匹のスーパースパイダーがいるという話だったが、生徒たちが見た時には14匹しかいなかった。それを見たMJが「1匹いない」と女性教師に伝えたが、彼女は「研究で使っているのだろう」と気にしなかった。
学校新聞の写真を撮っていたピーターは、MJに話しかけるチャンスを得て「生徒も入れた写真も撮りたいから」と彼女を撮影した。
夢中でシャッターを押すピーターの右手に、天井からクモが降りてきた。MJが立ち去った後、クモがピーターに嚙みつき右手にはクモの牙の痕が残った。このクモはさっきMJが「1匹いない」と言っていたスーパースパイダーだった。
家に戻ったピーターはとても具合が悪くベッドに倒れ込んでしまった。
翌朝目を覚ましたピーターは体に異変を感じた。眼鏡がなくてもよく見えるようになり、体つきが筋肉質に変化していたのだった。
ピーターが家を出ると、隣の家からMJを怒鳴る父親の声が聞こえてきた。悲しそうに歩いていくMJに声をかけようとするが、彼女は友達の車に乗って行ってしまった。
ちょうどそこに来たスクールバスを追いかけたピーターは、いつもと違ってすぐバスに追いついた。その時バスを止めようと側面をたたくと、貼ってあったポスターが手に貼りつきすぐに取れなかった。
学校に着いてからも、次々にピーターの変化が起こった。
昼には学食で、こぼれていたジュースに滑ったMJを片手で即座に受け止め、トレーをもう片方の手で受け止めることが出来た。
食事をしようとすると、フォークが手にくっついた。手首からはクモの糸のようなものが出て、振り払おうとするとまた糸が出て、向かいの机のトレーにくっついてしまった。強く引くと、運悪くMJの恋人であるフラッシュのトレーにぶつかってしまった。まずいと思い学食から逃げだしたが、フラッシュに見つかってしまい喧嘩を仕掛けられた。
フラッシュが殴りかかってきたが、ピーターには彼の動きがスローモーションのように見えた。フラッシュの仲間の攻撃も難なくかわし、最後にはフラッシュを吹き飛ばしてしまった。駆け付けた親友のハリーには「すごい」と言われるが、おびえるMJを見て自分が恐ろしくなり学校を飛び出してしまった。
辿り着いた路地で、もう一度手首を見るとクモの巣のようなものがあり、クモに嚙まれたところは赤く腫れていた。よく見ると手の指には鋭い絨毛も生えていて、大学でクモに嚙まれたことを思い出したピーターは、自分にスーパースパイダーの力があると考えた。試しに建物の壁をよじ登ると屋上まで辿り着き、喜んだピーターは街中のビルからビルへ這い回った。
次にクモの糸を出して飛び回ろうとしたがうまく糸を出すことができず、もう少し訓練が必要だと思った。スーパースパイダーの力を得たピーターは有頂天になっていた。
そのころオズコープ社の社長ノーマン・オズボーンは、社の研究員ストローム博士と共に、スローカム将軍をはじめ軍関係者向けに人体パワー増強実験について説明していた。
スローカム将軍はこの実験に否定的で、オズコープ社の競合相手クエスト社のスペーススーツを支持していた。彼は実験の副作用である「凶暴性があり攻撃的になる」という点を気にし、「2週間後までに実験を成功させなければ研究資金をクエスト社に回す」と言って去っていった。
その夜実験の成功に焦ったノーマンは、ストローム博士の反対を押し切って自ら実験台となった。実験の途中でノーマンの心臓が止まってしまい、慌ててストローム博士が彼を蘇生した。するとノーマンは凶暴性と攻撃性といった副作用が強く出た人格に変わり、ストローム博士を投げ飛ばしてしまった。
翌朝、自宅で倒れていたノーマンはハリーに助け起こされたが、何も覚えていなかった。そこに研究室でストローム博士が殺害され、フライトスーツとグライダーが無くなったと報告が入った。
スパイダーマン誕生
ピーターはMJに振り向いてもらうため車の購入を思いつき、「アマチュアレスラー募集」の賞金3000ドルに惹かれ、自分の得た能力を使い参戦しようと考えた。派手なキャラクターでの参戦が必要だったので、試行錯誤の末に、自分が噛まれたクモと同じ赤と青のコスチュームを完成させた。
次の日、ピーターはレスリングに向け糸を出す練習をしてから「図書館へ行く」と噓をつき出かけようとした。最近トラブルが多いピーターを心配して、話をするためベンおじさんが車で送ってくれた。ベンおじさんはフラッシュとのトラブルに「大いなる力には大いなる責任が伴う」とピーターを諭したが、ピーターは理解しようとせず喧嘩別れになってしまった。
レスリング会場でピーターは、クモのコスチュームに着替え「クモ人間」とアナウンスしてもらおうとしたが、リングアナの機転により「スパイダーマン」とコールされた。対戦相手は強敵だったが、クモの能力を使って勝つことができた。
勝利したピーターだったが、賞金は100ドルしかもらえなかった。抗議したが受け入れられず不満な気持ちで帰ろうとすると、デニス・キャラディンという強盗が事務所に押し入り大金を奪って逃走した。ピーターは腹いせに、逃走するデニスを捕まえもせず見逃した。
会場から外へ出ると人だかりができていて、その向こうにベンおじさんが銃で撃たれて横たわっていた。駆け寄ったピーターにベンおじさんは気付いたが、そのまま息を引き取ってしまった。
警察無線で犯人の行方を知ったピーターは、スパイダーマンのスーツに着替えあとを追った。クモの糸を使って移動したピーターは車に追いつき格闘したが、その時見た犯人が先ほど見逃したデニスと気づき衝撃を受けた。ピーターは「自分がデニスを逃がしたせいで、ベンおじさんを死なせてしまった」と後悔の念に駆られた。
ピーターは高校卒業後、ハリーと一緒にノーマンの見つけてくれた家に住むことになっていた。ノーマンはピーターの賢さを認めてくれていた。
卒業式の後、自宅でベンおじさんの思い出をメイおばさんと話したピーターは「大いなる力には大いなる責任が伴う」というベンおじさんの言葉を胸に、スパイダーマンの力を人のために使おうと心に誓った。
ニューヨークでの生活
ニューヨークでピーターは、スパイダーマンとして人々を助ける毎日を忙しく送っていた。そのため遅刻が多く、なかなか仕事が決まらないでいた。
そのころ、新聞社デイリー・ビューグルでは、スパイダーマンの記事が載った新聞がよく売れるため、スパイダーマンの写真を募集する新聞広告を出していた。
この広告を見たピーターは、クモの糸でカメラを固定してスパイダーマンの活躍を撮影し、新聞社へ売り込みに行った。そこで社長のJ・ジョナ・ジェイムソンに文句を言われながらも、わずかな報酬を得ることができた。カメラマンとしての第一歩を踏み出した。
クエスト社ではスペーススーツの実験が行われていた。実験の最中にグライダーに乗った緑色の怪物が実験を妨害し、それに巻き込まれスローカム将軍は命を落としてしまった。この怪物はパワー増強薬の副作用で凶暴性が増し、グリーン・ゴブリンとなったノーマンであった。
スローカム将軍がいなくなったことでオズコープ社は売り上げを伸ばしたが、役員たちがクエスト社からの買収に乗ってしまいノーマンはクビになってしまった。このことはオズコープ社主催の「調和の祭典」で発表されることになった。
「調和の祭典」の日、シャンクスと別れたMJは、付き合い始めたハリーと一緒にバルコニーにいた。仲良くする2人をピーターは切なげに見ていた。その時スパイダーセンスで何かを感じ空を見上げると、グリーン・ゴブリンがグライダーに乗って襲撃してきた。
オズコープ社の役員を狙いバルコニーに爆弾を投げたため、支柱が崩れMJが落ちそうになった。ピーターはスパイダーマンになり、他の人々を助けながらグリーン・ゴブリンの攻撃をかわしMJを救った。彼女を安全なところまで運びそのまま去ろうとすると、MJは「誰?」と尋ねてきた。彼は「スパイダーマンだ」と答えるのだった。
ノーマンが自宅でくつろいでいると、どこからか声がしてきた。声の方へ振り向くと鏡の中に自分が映っていたが、声はグリーン・ゴブリンのものだった。グリーン・ゴブリンは「お前がパワー増強薬の実験で、野望を叶えるために自分を創り出した」とノーマンに告げた。調和の祭典でオズコープ社の役員が殺害されたのも「自分がやった」と言い、スパイダーマンを味方にしろとも言った。
人体実験でパワー増強薬を飲んだことを思い出したノーマンは恐怖におののくのだった。
調和の祭典の翌日、デイリー・ビューグル社でピーターは「スパイダーマンとグリーン・ゴブリンが街を襲う」という記事に抗議していた。J・ジョナ・ジェイムソンはそれに取り合わなかったので、ピーターは怒って出て行ってしまった。
そこに突然グリーン・ゴブリンが壁を突き破って侵入し、J・ジョナ・ジェイムソンを襲いスパイダーマンの写真を撮ったカメラマンの正体を聞いてきた。「郵送で送られてきている」と答えたJ・ジョナ・ジェイムソンを殴ろうとしたその時、スパイダーマンが窓の外から現れた。グリーン・ゴブリンは催眠剤でスパイダーマンを眠らせ連れ去り、朦朧としている彼に仲間になることを提案した。
スパイダーマンの好ましくない記事を見たピーターは、グリーン・ゴブリンに仲間になるよう言われたことを思い出し考え込んでいた。しかし気を取り直してMJに会いにオーディション会場へ向かった。そこでオーディションに通らないMJを励まそうとしたが、上手くいかず「ハリーに会いに行く」と言う彼女をそのまま見送った。その後を数人の男がつけていくのに気が付いたピーターはスパイダーマンになりMJを救った。助けてもらったMJは上から逆さまに降りてきたスパイダーマンに、「お礼がしたい」と彼のマスクを口の部分だけ下げてキスをした。
火災が起きた現場でスパイダーマンは取り残された赤ちゃんを救出するが、新聞の記事を信じ、スパイダーマンが市民に危害を加えると警戒した警官に逮捕されそうになった。しかしまだ建物の中から助けを求める声がしたので救出に向かった。燃えさかる炎の中にいたのはグリーン・ゴブリンだった。仲間になるかの問いを拒絶するとグリーン・ゴブリンは怒り、刃物が付いた飛行物体を投げスパイダーマンの腕を傷つけた。
この日はハリーがMJをノーマンに紹介する食事会が開かれることになっていた。火事現場で戦った直後だったが、ノーマンはハリーとピーターの家を訪れた。
ピーターは窓から部屋に戻ったが、大きな音を立てたためノーマンに部屋を覗かれ、慌てて逃げる際に傷から血を落としてしまった。間一髪気付かれずに済んだピーターは、着替えて何食わぬ顔で玄関から戻った。
席に着き食事をしようとした時、メイおばさんがピーターの腕の傷に気が付いた。咄嗟にごまかしたが、ノーマンはピーターがスパイダーマンだと確信し顔色を変えてその場を後にした。
失いたくないものと決意
ノーマンは、ハリーの親友であるピーターがスパイダーマンだったことに驚き「もう戦えない」と弱気になっていた。そんな彼にグリーン・ゴブリンは「ピーターの心を攻め、て失う苦しみを味合わせろ」とささやいた。
グリーン・ゴブリンは最初にメイおばさんを襲った。体に危害は加えられなかったが、恐ろしい体験をしたメイおばさんは錯乱状態になった。メイおばさんが襲われたことで、グリーン・ゴブリンは自分がスパイダーマンだと気付いているとピーターは思った。
メイおばさんの入院先にMJがお見舞いに来てくれた。ピーターはMJと話をするうちに、彼女がスパイダーマンに恋していることを知る。ちょうどそこへお見舞いに来たハリーはMJがピーターのことが好きなのだと思った。
自宅に戻ったハリーは落ち込んだ様子で、ノーマンに「MJはピーターのことが好きみたいだ」と話し、ピーターは昔からMJが好きだったことを打ち明けた。ノーマンは息子を慰めながら、ピーターの大切で失いたくないものが何なのか知り次のターゲットを決めた。
病室でメイおばさんから、ピーターが昔からMJを好きなのは「みんな知っている」と聞かされたピーターは驚き、次に襲われるのはMJではないかと心配になり彼女に電話をした。MJは電話に出ず、代わりにグリーン・ゴブリンがスパイダーマンを挑発した。
グリーン・ゴブリンにさらわれたMJは、クイーンズボロー橋の一番高い所にいた。グリーン・ゴブリンはトラムを襲撃し、子供が乗っているトラムのケーブルを掴み橋の上まで持ってきた。MJとケーブルを両サイドに持ち、駆け付けたスパイダーマンに「どちらを助けるか選べ」と言って両方の手を同時に放した。
スパイダーマンはまずMJを抱きとめ、糸を出してケーブルもなんとか掴んだ。攻撃をかわしながら橋の上にいた人たちの助けもあって、下を通った船の上にトラムとMJを降ろすことができた。
安心したのもつかの間、グリーン・ゴブリンはスパイダーマンを投げ飛ばし、暴言を吐きながら攻撃を繰り返した。暴言に怒り反撃に出たスパイダーマンに耐えきれず、グリーン・ゴブリンは声をあげた。「やめてくれ」と仮面を取ったグリーン・ゴブリンの正体がノーマンと知りスパイダーマンは驚いた。
「助けてくれ」と言ったノーマンだったが、グリーン・ゴブリンへと豹変し、グライダーでスパイダーマンを襲おうとしたが反対に自分がやられてしまった。
「ハリーには言うな」と言ってノーマンは息絶えた。
スパイダーマンはノーマンの亡骸を自宅まで運んでベットに寝かすが、それをハリーに見られてしまった。ハリーはスパイダーマンが父を殺したと誤解し彼を憎むのだった。
ノーマンの葬儀後、ハリーはスパイダーマンへの復讐を口にする。それを聞いたピーターはやるせない気持ちになった。「どんなに必死に戦っても、代償を払うのは自分の愛する人だ」と悲しんだ。そんなピーターにMJが寄り添い「死にかけた時、心に浮かんだのはスパイダーマンではなく、いつもそばに居てくれたピーターだった」と打ち明けた。そして「愛している」と言ってキスをした。
ピーターはとても嬉しく思い自分も愛を伝えたかった。しかし愛する人を傷つけてしまうことを恐れ「ずっと友達だ」と言うしかなかった。
去っていくピーターを見つめ、MJはピーターとのキスがスパイダーマンとのキスと同じような気がしていた。
ピーターはベンおじさんの「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を忘れず、スパイダーマンとして生きることを誓った。
『スパイダーマン』の登場人物・キャラクター
ピーター・パーカー / スパイダーマン(演:トビー・マグワイア、日本語吹替:猪野学)
ミッドタウン高校に通う高校生。
幼い頃に両親を亡くしたため、伯父のベンおじさんと伯母のメイおばさんに育てられた。科学の成績が非常に優秀な一方で、のろまなところがあったため学校ではいじめられていた。小さい頃から隣の家に住む幼なじみメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)のことが好きだがなかなか告白できなかった。
校外学習先で遺伝子操作されたクモに手をかまれて驚異的な力を手に入れる。ベンおじさんが残した「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、スパイダーマンとして生きることを決意する。スパイダーマンになった時は激しく戦闘したり軽い調子で話したりするが、普段はとても物腰が優しく、その優しさがゆえに気持ちを言葉に出せず悩んでしまうような繊細な人物でもある。
ノーマン・オズボーン / グリーン・ゴブリン(演:ウィレム・デフォー、日本語吹替:山路和弘)
軍事企業オズコープ社の社長であり、ピーターの友人であるハリー・オズボーンの父親。ハリーのことを愛するがあまり、世話を焼きすぎたり優秀であるよう求めすぎたりしてしまう時があった。
競合他社のクエスト社に軍の契約を先を越されないようにとする焦りから、自ら人体パワー増強実験の実験台になった。その結果副作用である凶暴性の面が強く表れたグリーン・ゴブリンとなってしまう。ノーマンは、最初は自分の内に潜むグリーン・ゴブリンのささやきを恐れていたが、オズコープ社の経営を巡って追い詰められるにつれグリーン・ゴブリンにすがるようにどんどん弱っていった。
メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)(演:キルスティン・ダンスト、日本語吹替:岡寛恵)
赤色の髪が印象的なピーターの幼なじみの女性。酒浸りの父親と2人で住んでおり、家では父親との言い争いが絶えなかった。将来は舞台女優になるのが夢である。高校在学中は同級生のフラッシュと、卒業後はハリーと付き合っていたが、いつも近くで自分を励ましてくれるピーターの存在が徐々に大きくなっていって、ピーターへの愛情を確信する。
Related Articles関連記事
スパイダーマンの歴代スーツまとめ
『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。 スパイダーマンは、スパイダースーツを着用してヴィランたちと戦いを繰り広げる。これまでスパイダーマンは『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズで映画化されてきた。シリーズによってスパイダースーツの形状や能力が異なっている。
Read Article
マーベル映画作品(MCU)フェイズ3のネタバレ解説・考察まとめ
MCUのフェイズ3では今までの10年間を一区切りさせるということで、大人気の原作を元にしたシビル・ウォーを皮切りにインフィニティ・ウォー以外でもヒーローの大規模なクロスオーバーが描かれている。また、インフィニティ・ストーンの謎が次々に明かされるフェイズでもある。スパイダーマンやドクター・ストレンジなどの新たなヒーローも参入し、フェイズ4に向けた伏線も張られ始める。 MCUフェイズ3の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。
Read Article
スパイダーマン2(サム・ライミ版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン2』とはサム・ライミが監督した2004年のアメリカ映画。2002年公開の『スパイダーマン』の続編で、3部作の2作目である。スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作。大学生になったピーター・パーカーはスパイダーマンとして日々街の人を助けていたが、スパイダーマンの生活が忙しくなり過ぎて、次第にピーター・パーカーの生活に支障をきたすようになってしまう。そしてピーターは突然スパイダーマンの力を失い、思い悩んだ末に「スパイダーマンを辞める」ことを決意する。
Read Article
スパイダーマン3(サム・ライミ版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン3』とはサム・ライミの監督により2007年に公開されたアメリカ映画で、『スパイダーマン』シリーズの3作目となる。原作はスタン・リー。 幸せな生活を送っていたスパイダーマンこと「ピーター」は、ある日伯父であるベン・パーカーを殺した真犯人が別にいる事実を知らされる。砂の怪物「サンドマン」となったその男に報いを受けさせるため、スパイダーマンは全身を黒く染めていった。
Read Article
マーベル映画作品(MCU)フェイズ1のネタバレ解説・考察まとめ
マーベルは2008年公開のアイアンマンを皮切りに、個々のヒーロー映画の世界を全てつなげてひとつの物語にするという試みを開始した。フェイズ1では中心となるヒーローたちのオリジンを中心に構成されていて、長い歴史のあるアメコミを初めて見る人にもわかりやすくヒーローが紹介されている。 MCUフェイズ1の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。
Read Article
マーベル映画作品(MCU)フェイズ2のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル作品の個々のヒーロー映画をひとつながりの物語にするMCUシリーズ。フェイズ2ではアントマンやスター・ロードなど新たなヒーローの登場もあるが、既出のヒーローの内面の掘り下げも多く行われている。特にチームの中心となっているアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの3人についてはアベンジャーズとしてではなく関わった事件について描かれた。 MCUフェイズ2の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。
Read Article
MCUシリーズにおけるインフィニティ・ストーンのネタバレ解説・考察まとめ
マーベルスタジオが制作するスーパーヒーロー映画作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」。多数の作品が作られているMCUシリーズにおいて、物語の重要なカギとなる存在が、インフィニティ・ストーンである。6つ存在するこの石はすべてを集めたものに絶大な力をもたらすという。それぞれの持つ力と、その6つの力が集まる映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にて、どのような力を発揮したのかについてをまとめる。
Read Article
スパイダーマン:ホームカミング(MCU版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン:ホームカミング』とは2017年に公開されたアクション映画である。監督はジョン・ワッツ、主演はトム・ホランドが務めている。マーベル・コミックのスパイダーマンを原作とした作品でアクション映画だが超能力を得た高校生の主人公が高校生活とヒーロー活動の両立に悩みながら成長していく人間ドラマも描かれている。
Read Article
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(MCU版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・コミック『スパイダーマン』の実写映画化作品としては7作目、再リブートシリーズとしては2作目、また、マーベル・コミックの実写映画で、世界観を共有するクロスオーバー作品として扱われたMCUシリーズとしては23作目の映画となる。高校の夏休みにクラスメイト達とヨーロッパ旅行へでかけた主人公のピーター・パーカーは旅先でスパイダーマンとしての任務が与えられ、再び戦いに出ることになる。
Read Article
アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ
「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。
Read Article
アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ
「アメイジング・スパイダーマン」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 幼いころ両親を亡くした青年「ピーター」は、ある時遺伝子操作された蜘蛛に噛まれ超人的な力を身につける。両親の死の真相を知るため、伯父を殺した犯人を探し出すため、彼は「スパイダーマン」となった。
Read Article
キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。
Read Article
マイティ・ソー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
アメリカのMARVELが出版しているコミックスに出てくるヒーロー、マイティ・ソーが主役の映画シリーズの第1作目である。個々のヒーロー映画をクロスオーバーさせたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中では第4作目に当たる。アスガルドの第1王子のソーは、その傲慢さゆえに弟の策略にのり人間界に追放されてしまう。人間たちと関わるうちに感謝の心を学んだソーは、弟を止めるために立ちあがる。
Read Article
アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。
Read Article
アントマン&ワスプ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アントマン&ワスプ』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2018年8月31日。マーベル・コミックの実写映画の中で同一世界観を共有する『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第20作品目、『アントマン』シリーズとしては第2作品目。 特殊スーツで体長1.5cmの「アントマン」に変身するスコット・ラングは、スーツの開発者ピム博士とその娘で相棒のワスプ(ホープ)と共に、行方不明となったホープの母ジャネットの探索に協力する。
Read Article
グランド・ブダペスト・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。
Read Article
アイアンマン2(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベルコミックにおいて連載されている作品が原作であり、マーベルシネマティックユニバースにおいては第3作品目である。2010年公開。前作でアイアンマンとして活動することを宣言してから半年後の世界を描いており、アベンジャーズ計画が本格始動した回。装着した生命維持装置により命の危機に直面するトニーだったが、同時にライバル会社のハマーと組んだ電撃の鞭を操るウィップラッシュの襲撃に遭ってしまう。
Read Article
アイアンマン3(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アイアンマン3』とは、マーベルで連載されているヒーローコミックの実写化作品で、アイアンマンシリーズとしては第3作品目。”アベンジャーズ”のNY決戦後の1年後の話で、アイアンマンことトニーがテロと、自身の精神的問題と戦う。1作目からトニーを苦しめている悪の組織、テン・リングスとの最終決戦が今作では描かれていて、シリーズで1番多くのアイアンマンスーツが登場するのも見どころのひとつ。
Read Article
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)」は2018年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・スタジオ製作。2008年の『アイアンマン』から続くマーベル・シネマティック・ユニバース作品の第19作目にして集大成となる「アベンジャーズ」シリーズの第3作。 シリーズ最大のスーパーヴィランのサノスとの闘いが描かれる。舞台は全宇宙のあらゆる場所で、シリーズで最もスケールの大きい闘いが展開。 現在、世界で史上最も成功したスーパーヒーロー映画。
Read Article
ブラックパンサー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラックパンサー』とは、2018年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・スタジオ製作。2008年の『アイアンマン』から続くマーベル・シネマティック・ユニバース作品の第18作目。 アフリカの小国ワカンダを舞台に、ヒーローにして国王のブラックパンサーとワカンダの支配を目論むヴィラン・キルモンガーとの闘いを描く。 現在、アメリカで史上最も成功したスーパーヒーロー映画。
Read Article
インクレディブル・ハルク(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
2008年に公開された、マーベルコミックスに登場するヒーローの実写化作品である。『アイアンマン』をスタートとしたMCUシリーズの第2作目であり、型破りなヒーロー・ハルクの誕生の経緯を描いている。ハルクに変身するため軍から追われることになったバナー博士の苦悩が物語の軸。次作から主人公・バナー博士の俳優が変更になっているため、エドワード・ノートン演じるバナー博士を見られるのはこれが最初で最後である。
Read Article
ドクター・ストレンジ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドクター・ストレンジ』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2017年1月27日。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。マーベル・コミックの実写映画の中でも、同一の世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズとしては第14作品目。不慮の事故により医師の道を断たれ、厳しい修行の末に魔術師として再起した元天才外科医ドクター・ストレンジと、闇の魔術を操る集団との戦いを描く。
Read Article
ジョン・ウィック(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョン・ウィック』とは、2014年に公開されたアメリカのアクション映画。 監督はチャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチ。 主演を務めたキアヌ・リーブスが製作総指揮も行っている。 引退した殺し屋が、大切なものを奪われたことで、たったひとりロシアン・マフィアに戦いを挑む復讐劇を描いており、R15+指定作品となっている。 ジョン・ウィックのアクションシーンが売りである。 日本版のポスター等で使われたキャッチコピーは「見惚れるほどの、復讐。」となっている。
Read Article
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
”Marvel's The Avengers”の続編として、ジョス・ウェドン監督を中心に制作され2015年に公開された。原作コミックでも人気のヴィラン、ウルトロンの人類滅亡の野望を止めるべくアベンジャーズが再び立ち上がった。 20世紀FOXが製作するX-MENの方で出演していたためMCUには出ないと思われていたクイックシルバーが参入し、ファンを驚かせた。
Read Article
ストリート・オブ・ファイヤー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ストリート・オブ・ファイヤー』とは、ウォルター・ヒル監督による1984年製作のアメリカ映画。ロックンロールを中心とした音楽が効果的に使用された、ミュージック・ビデオ感覚のアクション映画である。本国アメリカよりも、日本で熱狂的に受け入れられ、1984年の「キネマ旬報」人気投票では読者部門第1位を獲得した。リッチモンドの街を舞台に、ストリートギャング“ボンバーズ”に拉致されたかつての恋人を救うため、故郷に帰ってきたヒーローの活躍を描く。
Read Article
マイティ・ソー バトルロイヤル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『マイティ・ソー バトルロイヤル』とは、2017年に公開された、マーベルコミックスのヒーローである雷神ソーを主役としたシリーズの第3作品目。人気ヴィランのロキもソーと共に故郷アスガルドのために戦うことから、トレイラーの公開時から大きな話題になっていた。ソーの姉である死の女神ヘラが復活したことでアスガルドは大きな混乱に陥った。アスガルドを守るため、ソーは無敵の怪物ハルクと自分の弟であるロキと協力して戦いに身を投じる。
Read Article
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(GotG2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』とは、マーベルコミックスのヒーローチーム・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが主役の映画の第2弾。前作で瀕死の重傷を負ったグルートがベビー・グルートとして復活し、主人公ピーターの出生の秘密が明らかになる。相変わらずヒーローとはかけ離れた言動のメンバーたちが大暴れする、コメディ色の強いシリーズである。 MCUシリーズとしては第15作目で、2017年に公開された。
Read Article
セッション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
2014年、撮影当時28歳で全く無名だったデイミアン・チャゼル監督初の長編映画。サンダンス映画祭 W受賞を皮切りに驚異の記録で賞レースを席巻。名門音大に入学したドラマー(マイルズ・テラー)と伝説の鬼教師(J・K・シモンズ)、究極の師弟関係を狂演VS怪演で演じきり、狂気のレッスンの果ての衝撃のセッションは、誰も観たことのないクライマックスへと展開する。映画史上に残るラスト9分19秒は圧巻。
Read Article
マイティ・ソー/ダーク・ワールド(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』とはマーベルコミックのヒーロー、ソーを主役とした映画シリーズの第2弾であり、2013年に公開された。次元移動のできる橋を壊してしまったソーは、地球にいるジェーンを想いながらも次期国王としての仕事をこなしていた。そんなとき、ジェーンがインフィニティ・ストーンのひとつを吸収してしまうという事件が起きたため、恋人と世界を守るためにソーは再び地球に降り立った。
Read Article
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編として2016年に製作された。 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の後日談で、アベンジャーズの2大巨塔キャプテン・アメリカとアイアンマンが、ヒーローを監視下に置く『ソコヴィア協定』を巡って対立する姿を描く。
Read Article
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
スティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となった。彼は国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の一員として正義の為に戦う。 マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編として制作。2011年に製作された『アベンジャーズ』の後日談でもある。
Read Article
ヴェノム(Venom)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヴェノム(Venom)』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。日本での公開は2018年11月2日。ソニー・ピクチャーズの保有するマーベル・コミックのキャラクターを実写映画化した『ソニー・ユニバース』シリーズの第1作品目。 地球外生命体シンビオートに寄生され、ヴェノムに変身する特殊能力を手に入れたジャーナリストエディ・ブロックの闘いを描く。
Read Article
アベンジャーズ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アベンジャーズ』とはマーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給で公開された2012年の映画。アメリカン・コミックヒーローのクロスオーバー作品である。 『アイアンマン』『キャプテンアメリカ』などアメリカン・コミックのヒーロー達で結成したアベンジャーズが、地球支配を目論むロキと闘う姿を描く。
Read Article
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは、マーベル・コミックの中でもマイナーながらもカルトな人気を誇るコミックの実写映画化作品。トレジャー・ハンターのピーターが、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラ、遺伝子操作で生まれたアライグマに似たロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、それに全身イレズミ・マッチョのドラックス等と共に、銀河を舞台に凶悪な敵に立ち向かう痛快スペース・アクション。14年に公開され、全世界で7億ドルを超える大ヒットとなった。
Read Article
ラ・ラ・ランド(La La Land)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラ・ラ・ランド』とは2016年公開のミュージカル映画。売れないジャズピアニストのセバスチャン(セブ)が弾くピアノに惹かれてバーに入った女優志望のミア。後日あるパーティ会場でミアはセブに再会する。2人は急速に恋に落ち、互いの夢のために励まし合いながら共に暮らすが、ミアの夢を叶えるチャンスを掴むために別れる決断をする。往年の名作ミュージカル映画をオマージュした美しい映像や楽曲、ミアとセブの表現力溢れる歌声やダンス、切ないストーリーで観るもの全てが恋に落ちる極上のエンターテイメント。
Read Article
デッドプール(Deadpool)のネタバレ解説・考察まとめ
『デッドプール』とは、2016年にアメリカで公開されたヒーロー映画。監督はティム・ミラー。『X-MEN』シリーズの8作目にあたり、シリーズ通して初めてR指定された。元一流の傭兵でトラブルシューターをしているウェイド・ウィルソン。恋人のヴァネッサと幸せな日々を過ごしていたが、末期がんを患っていることが発覚。更にフランシス・フリーマンという男に騙され、がんの治療薬ではなく超人になる薬品を投与されてしまう。不死の身体を手に入れたウェイドは「デッドプール」として、フランシスに復讐を挑む。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『スパイダーマン』の概要
- 『スパイダーマン』のあらすじ・ストーリー
- スーパースパイダー
- スパイダーマン誕生
- ニューヨークでの生活
- 失いたくないものと決意
- 『スパイダーマン』の登場人物・キャラクター
- ピーター・パーカー / スパイダーマン(演:トビー・マグワイア、日本語吹替:猪野学)
- ノーマン・オズボーン / グリーン・ゴブリン(演:ウィレム・デフォー、日本語吹替:山路和弘)
- メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)(演:キルスティン・ダンスト、日本語吹替:岡寛恵)
- ハリー・オズボーン(演:ジェームズ・フランコ、日本語吹替:鉄野正豊)
- ベン・パーカー(演:クリフ・ロバートソン、日本語吹替:勝部演之)
- メイ・パーカー(演:ローズマリー・ハリス、日本語吹替:谷育子)
- J・ジョナ・ジェイムソン(演:J・K・シモンズ、日本語吹替:立川三貴)
- ジョセフ・"ロビー"・ロバートソン(演:ビル・ナン、日本語吹替:石住昭彦)
- ホフマン(演:テッド・ライミ、日本語吹替:飛田展男)
- ベティ・ブラント(演:エリザベス・バンクス、日本語吹替:満仲由紀子)
- ストローム博士(演:ロン・パーキンス、日本語吹替:田村勝彦)
- スローカム将軍(演:スタンリー・アンダーソン、日本語吹替:稲垣隆史)
- ヘンリー・バルカン(演:ジャック・ベッツ、日本語吹替:大塚周夫)
- マクシミリアン・ファーガス(演:ゲリー・ベッカー、日本語吹替:福田信昭)
- ノーマンの女性部下
- フラッシュ・トンプソン(演:ジョー・マンガニエロ、日本語吹替:大森はじめ)
- フラッシュの仲間2人
- スクールバスの運転手
- 引率の教師(演:シャン・オマー・ヒューイ、日本語吹替:乃村健次)
- スーパースパイダーの説明をする研究者(演:ウナ・デーモン)
- フィリップ・ワトソン(MJの父親)(演:ティム・デ・ザーン、日本語吹替:後藤哲夫)
- マデリーン・ワトソン(MJの母親)(演:テイラー・ギルバート、日本語吹替:竹村叔子)
- デニス・キャラディン(演:マイケル・パパジョン、日本語吹替:斎藤志郎)
- ボーン・ソー・マッグロー(演:リング名 ランディ・サベージ 〈本名ランディー・ポッフォ〉、日本語吹替:立木文彦)
- プロモーター(演:ラリー・ジョシュア、日本語吹替:石田圭祐)
- リングアナ(演:ブルース・キャンベル、日本語吹替:江原正士)
- レスリングの受付(演:オクタビア・スペンサー、日本語吹替:一龍斎貞友)
- エンリケ(演:ルー・トーレス、日本語吹替:楠見尚己)
- 逃げる男性(演:スタン・リー)
- メイシー・グレイ
- 『スパイダーマン』の用語
- スーパースパイダー
- スパイダーウェブ
- スパイダーセンス
- 『スパイダーマン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「大いなる力には、大いなる責任が伴う」(With great power comes great responsibility.)
- 「あなたの親愛なる隣人、スパイダーマン!」(Your Friendly Neighborhood, Spider-Man!)
- わざと捕まえなかった強盗犯
- スパイダーマンとMJの逆さキス
- ハリーがスパイダーマンに復讐心を抱くきっかけ
- グリーン・ゴブリンを演じるウィレム・デフォーの演技力
- 臨場感のある特殊効果
- 『スパイダーマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 9.11同時多発テロ犠牲者への追悼
- サム・ライミ監督の弟が出演している
- スタン・リーのカメオ出演は別のバージョンも考えられていた
- 『スパイダーマン』の主題歌・挿入歌
- 主題歌 / エンディング曲:Chad Kroeger feat. Josey Scott 『Hero』
- オープニング曲:『Spider-man Main Title Song』
- エンディング曲 /スパイダーマンのテーマ曲:『Theme from Spiderman』
- 挿入歌:Macy Gray『My Nutmeg Phantasy』
- 挿入歌:『Itsy Bitsy Spider(ちっちゃなクモ)』
- 『スパイダーマン』の関連動画
- 『スパイダーマン』予告編(英語)