スパイダーマンの歴代スーツまとめ

『スパイダーマン』の概要

『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。マーベルのヒーローの中でもファンからの人気は高い。
スパイダーマンの正体はピーター・パーカーという青年である。ピーター・パーカーは遺伝子改良されたクモに噛まれたことで、超常的な力を得る。その力を使って『親愛なる隣人』として街の平和を守る。非常にお喋りな性格であり、戦闘中に関わらずによく話をするヒーローである。

スパイダーマンはクモをモチーフにしたスパイダースーツを着用している。スパイダーマンはこれまでに『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズに分けて映画化されている。スパイダーマンが着用しているスパイダースーツは、それぞれのシリーズによって形状や能力が異なっている。

『スパイダーマン：ホームカミング』のスーツ

ハイテク・スーツ

トニー・スタークが作ったスパイダースーツ。トニー・スターク製なだけあり高機能スーツとなっている。
赤と青が基調となっている。肩と肘に青いラインが入っている。
他のスパイダースーツと比べて特徴的なのが、ピーター・パーカーの感情に合わせて目の部分が動くことである。これにより、スパイダーマンに表情が生まれている。
『ウェブ・シューター』もトニー・スタークによって改良されている。

このハイテク・スーツは『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』でトニー・スタークから貸し与えられた。その後、正式にピーター・パーカーの所有物となった。しかし、トニーの命令を守らずに市民を危険に晒した事で一度没収されている。その後、ピーター・パーカーはハイテク・スーツを使用せずにバルチャーを倒し、その働きをトニー・スタークに認められる。そして再びスーツを与えられた。

ウェブ・シューター

ピーター・パーカーが開発した強靭な糸『ウェブ』を射出する。面積が小さいアームガードのような形状だが、クモ糸の原料の液体『ウェブ・フリュイド』が入った『ウェブ・カートリッジ』とウェブの補充装置『カートリッジ・リファイラー』を搭載し、高い粘着力と強度を持つウェブを放つ。カートリッジはスーツの腰部分に装着されており、カートリッジ内の残量が少なくなると警告が表示されて交換が必要となり、空になったカートリッジは銃の薬莢のように排出される。
トニー・スタークが作ったウェブ・シューターには、壁へ貼り付けてウェブを拡散する『ウェブ・マイン』、連射に優れた『ラピッド・ファイア』、一度だけ跳ね返る『リコシェ』、人間が失神するほどの電流を放つ『テーザー・ウェブ』、複数の目標に向けてウェブを射出する『スプリット』、一発で多くのウェブを放つ『グレネード・ウェブ』など、576通り以上の多種多様なウェブの発射機能が備わっている。
また、スパイダーマンの到来を知らせる『スパイダーシグナル』を照射したり、GPS機能を持つ小型のクモを放つこともできる。

UI『カレン』

ピーター・パーカーをサポートするUI。
トニー・スタークによる機能制限『補助輪モード』を外すことで使用できるようになる。
状況に応じた機能の使用を勧めたり、周囲の状況の分析・判断、またピーター・パーカーの恋の相談など、様々なサポートを行う。

スパイダー・ドローン

飛行する小型のクモ型ドローン。このドローンは自律型であり、ピーター・パーカーの命令に沿って自動的に行動する。

モード変更

『拡張偵察モード』での視界

ハイテク・スーツにはいくつかのモードが存在する。補助輪モードを外してカレンを起動することで使用することができる。
離れた場所にいる人間の声を盗聴したり、暗闇でもサーマルビジョンで位置を把握できる『拡張偵察モード』、ウェブの殺傷能力をあげる『即死モード』などが存在する。

ウェブ・ウィング

両脇からウェブをだし、ムササビのように空中を滑空できる。

自動フィット機能

フィットする前のスーツ

スーツの着脱が大きく楽になる。
スーツ着用の際はサイズがブカブカだが、着用後に胸にあるクモのマークをタッチすることで、スーツが体にフィットする。

映像記録機能