龍が如く 維新!(ISHIN)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く 維新!』とは、PS3・PS4対応のアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズのスピンオフ作品。『龍が如く 見参!』に続く時代物の外伝作であり、キャッチコピーは「かつて日本には、英雄がいた。」である。日本の幕末が舞台となっており、忠実をベースに物語が作られている。主人公の坂本龍馬は育ての親である吉田東洋の殺害犯を捜すため、名前を変え新選組に入隊。吉田を殺した特異な剣術をヒントに、組織内部から新たな犯人を捜していく。

CV:藤原喜明

京の銭湯を根城にし、入り浸っていることからそう呼ばれている腕利きの情報屋。
滅多に姿を現さず、その存在自体が疑われるほどで、しかも高額な調査料を要求してくることから生半可な志士では会うことすらかなわない。
しかしその調査料に見合うほどの情報屋としての手腕は絶大で、その気になれば幕府の懐具合ですら調べ上げることができるという。

東洋の暗殺犯を追う龍馬と銭湯で出会い、その暗殺犯である「覆面の男」の流派である天念理心流の使い手が新選組にいることを龍馬に教えた。

お登勢(おとせ)

CV:朴璐美

龍馬が定宿とする京有数の船宿「寺田屋」の女将。
きびきびと女中に指示を下すその姿は若々しいおりょうとはまた別の魅力を漂わせている。
大きな宿屋を女手ひとつで切り盛りするその辣腕ぶりは有名で、寺田屋の女将でお登勢の名前を聞いてその名前を知らない者は京にはいない。相当な利益を蓄えているらしいという噂も流れている。

長時間定宿している龍馬の面倒を見続けており、滞納した宿代を催促していることから、龍馬に「金に細かい女」と呼ばれている。

幾松(いくまつ)

CV:平野綾

京にある居酒屋「松之井」の女将を務める謎の女。
その洗練された立ち振る舞いは高い教養を感じさせるが、素性は定かではない。
武市の訃報で茫然自失、自暴自棄になりかけていた龍馬の前に突如として現れ、松之井に招待する。

『龍が如く 維新!』のアイテム

武具

刀や銃や太刀、槍といった武器や、鉢巻や胴着といった防具などがある。それぞれ生成するための素材や、それを入手できる場所は異なる。武具をコンプリートしてから涼真の別宅や寺田屋、新撰組屯所の自室に行くと、飛脚から手紙を受けとることが可能。寺田屋の1階にある台所で「身代わり石」を入手することができる。

身代わり石

1度だけ死から復活するアイテム。

福引券

メインストーリーが第2章まで進むと、京の伏見へ行けるようになる。そこで町の至る所にキラキラと光るものが落ちており、調べると「福引券」を入手できる。また、施設で買い物をした際にも、2000文ごとに1枚もらうことが可能。
福引券は伏見の蔵町にある福引処で抽選に挑戦することができる。

『龍が如く 維新!』の用語

天念理心流(てんねんりしんりゅう)

吉田東洋を殺害した覆面の男が使った剣術の流派。
この流派を扱うのは沖田や永倉のように新選組のごく一部となり、元は「水戸天狗流」と呼ばれる相州乱波・風魔由来の剣術だったが、後に「天念理心流」と改名された。
利き手でない掌に柄の端を添えて構えるのが特徴である。

新選組(しんせんぐみ)

多摩から上洛してきた近藤勇が、試衛館の同志である土方歳三、沖田総司、永倉新八、井上源三郎、藤堂平助と共に結成した治安維持組織。
「最強の戦闘集団」と京でその名を轟かせている一方で、悪名も高く、その立場を利用して私利私欲を満たしている者や、己の野心の為に所属している者も少なくなく、無法者の集まりとして恐れられてもいる。

当初は「壬生浪士組」の名前で活動していたが、後に「新選組」へと改名。その頃から羽織りの導入や、原田左之助、武田観柳斎、伊東甲子太郎などの猛者達を加えるなどして組織を拡大した。
隊士の数は約1000人以上と史実の新選組よりも遥かに多いが、その多くが伊東派に下っている。隊長格であった谷三十郎、鈴木三樹三郎、松原忠司、井上、原田左之助が相次いで死亡した後、終盤に伊東、武田、藤堂が離反すると大多数の隊士が彼らについて離脱してしまった。

御陵衛士(ごりょうえじ)

物語の終盤で新選組を離反した伊東が結成した組織。武田や藤堂といった伊東派の隊士たちで構成されている。
しかし藤堂は伊東を繋がっている人物を探るために潜入した近藤派の間者であり、さらに武田も裏では伊東を見限り、長州藩への鞍替えを目論んでいた。最終的には武田は龍馬との戦いで敗れて死亡し、伊東たちも終盤で龍馬たちの前に立ち塞がるが、彼らと土方との死闘の末に敗れることになる。

寺田屋(てらだや)

お登勢が営んでいる伏見の旅籠。龍馬は斎藤一の偽名を使って滞在し、京における活動拠点としている。
後に龍馬と協力関係を結んだ中岡もここに滞在する様になる。

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