ヒース・レジャー渾身のジョーカーに釘付けです。
クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ2作目であり、全世界でヒットした映画です。
前作でバットマンとして街を守る為に戦うことを決意しましたが、今作はバットマンを辞めることに苦悩します。その理由はシリーズである宿敵ジョーカーが現れたことによります。
ジョーカーの策略により追い詰められていくバットマン、幼馴染レイチェルとの恋の行方、街に平和を取り戻す為に手を組んだ検事ハービーの最期、とストーリが濃密です。
アクションシーンもバットマンらしい道具が数々登場し、非常にスタイリッシュで爽快です。
また今作はジョーカー役であるヒース・レジャーの存在感が非常に大きいです。
今までのジョーカーとは一味違う冷徹で不気味であり、どこかコミカルな役作りは見所です。
ジョーカーを演じるに辺り、入念な役作りをしたために精神状態が不安定になってしまい今作の撮影終了後に亡くなってしまった渾身のジョーカーを是非見届けてください。
特に後半でジョーカーがボタンを押した瞬間に病院を爆発する予定がなかなか起爆せず、戸惑うシーンがあります。
面白い動きするなと思って見ていましたが、実際は機材トラブルで本当に起爆しなくてその動きはヒースのアドリブであったことを後々知りました。
ノーラン作品のバットマンは3作ありますが、ダントツで2作目のダークナイトがおすすめです。
ヒーローものとしては珍しい完全なハッピーエンドではない結末を是非観ていただきたいです。