名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?

第六部の承太郎パパ。

【第四部】
杜王町に住む年下の「叔父」を探しに来て、そのまま同町内のスタンド使いと交戦したりもします。すっかり大人の風格を兼ね備えており、相変わらず冷静沈着です。

【第五部】
イタリアにいる「ジョースター家の血を引くディオの息子」を、第四部の登場人物広瀬康一に探させていました。

【第六部】
娘除倫が登場。あらゆる面で有能なのに自分の家庭を持つと「仕事」で中々家族との時間が作れず娘が不良化、無実の罪とはいえ投獄までされてしまいます。しかし餞別にスタンド能力の発動を促す矢を仕込んだアクセサリーを送るなど不器用ながら父性を見せることも。「最強のスタンド使い」とされており、記憶と能力をディスクにされて抜き取られました。それはともに戻るものの、最終的に娘や仲間共々死亡。

【スタンド能力】スター・プラチナ
第三部登場時悪霊と呼んでいたわけですが、その能力は超スピードと緻密な動き。視力も半端なくよろしいようで、ジョセフのスタンドで念写したDIOの写真から彼の居場所を突き止めることができました。その後時を止められるようになります。ファンからの愛称は「スタプラ」。

【名言】
・やれやれだぜ。(ほぼ口癖)
・オラオラオラオラ!(スター・プラチナによるラッシュ時の掛け声)
・俺が裁く。
・ああ、嘘だぜ。だが間抜けは見つかったようだな。(敵スタンド使いに「カマ」をかけ「敵」であると自分で認めさせた)
・つけの領収書だぜ。
・子供だからってなめんなよ。(相手を若返らせる能力の主に対して。7歳頃まで幼児化したものの、スタンドなしでも、大の男を気絶するまで殴り続けました)
・バレなきゃあイカサマじゃないんだぜ。
・てめーは俺を怒らせた。
・お前のことは、ずっと大切に思ってきた。(第六部より)

【迷言】
・ガル(登場時、刑務所内部で母親に対して。オノマトペなのでセリフではないですが、地味に話題に上ったこともあったので)
・やかましい!うっおとしいぞ!(「何をするだ」同様「うっとおしいぞ!」の誤植。これはこれでネタにされてます)

第四部・東方仗助

ジョセフの「隠し子」です。ナンパしてきた相手を叩きのめす教師の母と、その行為を「わしの娘だから」という理由で放置し笑顔で去る警官の祖父と暮らしていました。仗助自身は1999年にしては珍しいリーゼントヘアの主ですが、髪型をけなされると「プッツン」します。理由はDIOの影響で高熱を出した夜のこと。雪の中車のタイヤがスリップしてしまい勧めない状況の中、傷だらけのリーゼントヘアの少年が現れました。車内の仗助を見て「病気なのか?」と聞くや、自分の学ランをタイヤの下に敷いて車を発進させ、雪の中を去って行った。そんな彼の行動をヒーローと認識し、マネするようになったそうです。

「仗助」が「じょうじょ」と読めるので「ジョジョ」、だそうです。

「この少年、実はタイムスリップした仗助なんじゃないか」との説もありましたが、作者の荒木飛呂彦先生曰く「ただのいい思い出」だそうです。というか、このエピソードのことをすっかり忘れていたとのこと。不良っぽく見えますが基本的にはお調子者。しかし内面にはジョースター家の誇り高い血統、正義感があり時に知能戦で勝利もします。「誇り高い気持ちになれる」と、承太郎の頼みを聞き、敬語で話すほど彼を尊敬しているようです。結構おしゃれに気を使う方で、ブランド物の靴を買うために貯金したり、泥沼に靴下や靴を落として泣いたりしていました。

【スタンド能力】クレイジー・ダイヤモンド
DIOの影響で発動したもの。能力は破損したものを直し、傷を治すこと。病気や自身の怪我は治せないようです。破壊力も相当ですが、バラバラにしたバイクをも元通り走行ができるほど完璧に直せます。その能力は劇中で「優しい力」と称されました。

【名言】
・ドララララ!(クレイジー・ダイヤモンドによるラッシュ時の掛け声)
・このヘアースタイルがサザエさんみてぇだとォ~…!?
・康一かもしれないと言う可能性が1%でもあるなら…!助けねえわけにはいかねえだろう(何でも紙にできるスタンド使いに対して。紙が破れるとしまわれている物は破壊、人間は死ぬ。康一かもしれない紙が破壊されそうになったのを助けに行った)。
・出しな、てめーの…キラー・クイーンを。

【迷言】
・チクショォ~…何てこった、ネズミめ…。(スタンド使いとなったネズミを追跡中、口にくわえていたブランド物の靴と靴下を泥沼に落とした時のセリフ)

第五部・ジョルノ・ジョバァーナ

DIOの息子、ということですが首から下はジョナサンなのでジョースターの血筋。しかし口癖や少年時代に見せた冷酷さなどにDIOの面影があります。同時にジョースター家の誇り、血統をも知らずに受け継いでいるようです。年齢は15歳ですが承太郎同様に冷静にして知識が豊富、仲間が敵スタンドの能力で「真相とは逆のことを言ってしまう」事態に陥った時も看破するなど洞察力も優れております。母が日本人で、「潮華初流乃(しおはな・はるの)」という名前も持ちます。髪型はかなり独特で、ファンからは「コロネのよう」と称されます。

幼少期助けてくれたギャングに憧れて「ギャング・スター」を夢見ていますが、麻薬で益を得る「パッショーネ」のボスを倒すべく、チームリーダーのブチャラティ(彼もまたボスの打倒を狙っていました)の元に入ります。ジョルノの殺した幹部ポルポの隠し財産(日本円で6億)を得て幹部に昇格したブチャラティに与えられた仕事は「裏切り者から、ボスの娘を守ること」でした。

【スタンド能力】ゴールド・エクスペリエンス
命を生み出す能力。拳で殴ったものを生物化したり、負傷の際には体の一部を作り出すこともあります。終盤で「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」という能力に目覚めました。これはスタンドが矢に貫かれた際発動するもののようで、その能力は「対象者を真実に到達させない」というもの。詳しくは後述。

ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムです。

【名言】
・無駄無駄無駄無駄ぁ!(ラッシュ時の掛け声)
・このジョルノ・ジョバァーナには夢がある。
・「侮辱する」行為に対しては殺人も許されるだって?その通り。お前はあの無関係の爺さんの命を侮辱した。(試験合格後、ポルポに対して。面と向かってではないものの、冷静な彼が怒りを見せ報復したシーン)
・覚悟とは!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだ!
・真実から出た「誠の行動」は、決して滅びはしない…。
・去ってしまった者たちから受け継いだものは、さらに先に進めなくてはならない。

【迷言】
・明日でいいです?(組織の入団試験で「24時間ライターの火を守らなくてはならない」というルールを守って誰に何を頼まれても華麗にスルーです)

第六部・空条除倫(ジョリーン)

承太郎の娘です。幼少期より母と二人きりという生活が多く、母のことは愛していたものの、父性愛への飢えからいつしか不良娘のような行動をとるように。有力者の息子とドライブ中彼が人をはねてしまいその罪を着せられて「無実」なのに服役。「自由を重んじる」という刑務所で人格に問題のある囚人と同室になったりしつつたくましさとスタンド能力を身に着けていくのでした。スタンド関連のことや刑務所のことは、ここに隠れ住む少年エンポリオから聞いた模様。初の女性主人公ですが、第一話冒頭から「いかがわしい行為」の名前を、口ごもりながらも発した驚異のヒロインです。

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スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part7(第7部) スティール・ボール・ラン』は、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本81〜104巻に収録されている漫画、およびそれをもとにしたメディア展開作品である。19世紀末に開催された架空の北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に挑む二人を主軸に、レースの裏に潜む国家の陰謀を描く、ホラー・アドベンチャー。

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