名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅
第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?
父の記憶と能力をディスク化し盗み取った人物、プッチ神父を追い、刑務所で出会った仲間たちや父も交えて奮闘。しかし最後は「希望」と称しエンポリオを逃がして死亡。
【スタンド能力】ストーン・フリー
体から糸を出すというもの。当初は糸だけでしたが、いつからか糸が集まってできた人型のビジョンが現れるように。石鹸の香りがして絹のようにしなやかですが、ストーン・フリーのパンチ力は「隕石を叩き込むよう」に強く、わずかな糸で除倫を支え切れるほどの強さを持ちます。しかしあまりほどけすぎると除倫自身の命にかかわるとか。
【名言】
・やれやれだわ。
・下らないストレスがあってはならない!逆にもっと強くなってやる!(懲罰房に閉じ込められた時のセリフ)
・どうしてあんなことしたんだろう。(死の間際、かつて自分が行った「泥棒行為」を振り返っての一言)
【迷言】
・飛びたいよォー!!(第一話、登場時より。「飛びたい」理由は「いかがわしい行為」と関係があります)
・うるせぇー!あたしに話しかけんじゃねぇー!(母と電話で話したいのになかなか順番が回ってこない上、先のルームメイトに話しかけられた時、泣きながら)
ジョジョたちと相対したラスボスたち
第一部、三部ラスボス・ディオ(DIO)
【第一部】
貧しい家の出で、「醜くずるがしこく、酒飲み」の父の下で育ちました。墓に唾を吐くほど父を憎み見下していました。狡猾さは父譲りで、ジョナサンを追い詰めようと愛犬を焼却炉に閉じ込めて焼き殺す、エリナの唇を奪うなどしますがジョジョ自身の「爆発的な怒りのエネルギーの強さ」により、表立った挑発行為はしなくなります。その後は上っ面の友情とジョースター卿に対する感謝、家族愛を育むように。ジョースター卿を弱らせ毒殺しようとしていることがジョナサンにばれそうになるや、嫌っていた父同様酒で憂さを晴らす場面も。絡んできたチンピラに石仮面を被せたところ、その脅威の能力に驚き、自身もまたジョースター邸にて、ジョナサンたちの前で「吸血鬼」となるのでした。その後はゾンビを大量生産しては元々のカリスマ性でまとめ上げたものの、波紋の力を身に着けたジョナサンにより体を失います。この一件でジョナサンに敬意を払うようになり、その肉体を奪うべく新婚旅行にまでついてくるのでした。
【第三部】船の爆発でジョナサンもろとも爆死したかに思われましたが、棺に入り100年以上経ってから復活。この時ジョナサンの肉体の乗っ取りに成功。スタンドまで身に着けました。ジョースター一行のことは「ジョナサンの肉体」を通じて感じるらしく数多くのスタンド使いを送り込みます。そのカリスマ性はもはや声を聞いただけで安心するほどで「危険な甘さ」と表現されました。金で雇われた者以外は心酔していました。自身の細胞「肉の芽」を脳に埋め込み操る(洗脳のようなもの)こともあります。終盤ジョセフの血を吸い取り、肉体が段々馴染んでいくことに興奮。この時頭をかきむしる、指で刺すなどしていましたが、これに関してはジョナサンの抵抗との説があります。承太郎をあの手この手で追い詰めようとしますが、スタンド能力やパンチにより敗北。朝日を浴びて消滅しました。
【第六部】主に回想に登場。あるきっかけでプッチ神父と親友になり、スタンドについて話し合ったりと、「邪悪の帝王ぶり」はあまり見られませんでした。六部では、彼の息子が複数登場します。
【石仮面】
血に反応し、被っただけで吸血鬼となってしまう恐るべき仮面。被ると「骨針(こっしん)」が飛び出して脳を刺し、「未知領域」とされる部分を刺激。これにより年寄りが若返って永久にその若さを保ち、腕力等も格段に上がります。ただ血への渇きを覚え、波紋という一種の波のようなエネルギーもしくは太陽でないと完全に消滅させるのは不可能とのこと。太陽と波紋は同じ波のエネルギーを持つそうです。
【スタンド能力】ザ・ワールド
時間を止める。といってもほんの数分程度ですが、少しずつ伸びていきました。
【名言】
・俺は人間を止めるぞ、ジョジョ―!
・無駄無駄無駄無駄ぁ!(代名詞的セリフ。第三部では承太郎との「オラオラ無駄無駄」ラッシュが人気)
・貧弱!貧弱ゥ!
・ウリィィィィィ!
・お前は今までに食ったパンの数を覚えているのか?(何人の血を吸ったかと聞かれて)
・お前はこのディオにとってモンキーなんだよジョジョォー!!
・神がいるとして運命を操っているとしたら!俺たちほどよく計算された関係はあるまいッ!
・最高に「ハイ」って奴だアアアア!アハハハハハーッ!(第三部より)
・そして時は動き出す。
・すぐれた画家や彫刻家は自分の「魂」を目に見える形にできるという所だな。まるで時空を超えたスタンドだ。(第六部より)
・幸福とは無敵の肉体や大金を持つ事や、人の頂点に立つ事では得られない(略)真の勝利者とは「天国」を見た者のことだ。(略)私はそこへ行く。
第二部ラスボス・カーズ
石仮面を作った「柱の男」と呼ばれる人類とは違った種族の生き残り。彼らは元々あらゆる能力で人間に勝っていたものの太陽に弱いという弱点を持ち地下で暮らしていました。太陽の克服を宣言し、石仮面を作った天才、それがカーズです。仲間としてエシディシ、ワムウ、サンタナがいましたが皆ジョセフらにより撃破。最後にリサリサと決闘することになりますが、誇り高き戦士であったワムウとは違い手段を択ばぬ卑劣漢。
「究極生命体になること」のみを目的として、仲間たちの「誇り」も踏みにじったと怒るジョセフに「下らん」と一蹴。「エイジャの赤石(せきせき)」をはめ込んだ石仮面をかぶったことで究極生命体に進化。太陽を克服し、火山に飛び込んでも死なない脅威のパワーを身に着けました。しかし他ならぬ火山のパワーで宇宙空間に送り出されます。軌道を変え地球に戻ろうとしますが絶対零度の宇宙空間では空気は凍り付き、そのまま生物と鉱物の中間という存在となって永久に宇宙を放浪する羽目になり、「考えるのをやめ」ました。
【エイジャの赤石】
石仮面にはめ込んだ状態で「柱の男」が被れば究極生物としてあらゆる動物と同じ能力を身に着けられるというもの。決して彼らに渡してはならないと波紋使いたちが隠してきましたが、破壊すると彼らを倒すことが難しくなるともされていました。その理由はリサリサも分からなかったようですが、正体は波紋エネルギーを増幅させるものでした。
【名言】
・どんな手を使ってでも、勝てばよかろうなのだ!
第四部ラスボス・吉良吉影
高い能力を持ちながらそれを隠し、大学も就職先も、本来の能力より劣るところを選んできました。目立たないように人生を送ってきていますが、「女性の手首から先を好む」異常者。異常に詰めの伸びる時期になると殺人衝動が抑えられない、殺した女性の手を持ち歩くなど異常行動が多く、「目撃者」は必ず消します。
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