太陽の牙ダグラム(Fang of the Sun Dougram)のネタバレ解説・考察まとめ

『太陽の牙ダグラム』とは、テレビ東京系列で1981年10月から1983年3月まで放送されたSFロボットアニメである。地球からの圧政に苦しむ植民惑星「デロイア」が独立するまでの動乱を、戦争と政治の両面から描く。地球生まれの主人公「クリン・カシム」は数奇な運命の下、デロイア独立戦争に義勇兵として参戦する。『機動戦士ガンダム』の流れを汲んだ「リアルロボット」路線の作品であり、後に『装甲騎兵ボトムズ』や『機甲界ガリアン』を手掛ける高橋良輔のロボットアニメ初監督作品でもある。

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バルディー

CV:長堀芳夫
第51話で登場した地球連邦軍のデロイア人兵士でウルナ基地からの脱走兵のひとり。逃走中に負傷する。妻子を養うためにやむなく従軍していたが、ザナ中尉と共に処刑されそうになり脱走した。偶然太陽の牙に救われ、デロイア人兵士の境遇を訴えた。

ゴーレン

ゴーレン

CV:岡和男
第51話で登場した連邦軍のデロイア人兵士でウルナ基地からの脱走兵のひとり。ザナ中尉と共に処刑されそうになり脱走した。偶然太陽の牙に救われ、1割の地球人将校が8割のデロイア人兵士を一方的に支配する連邦軍(第8軍)のいびつな構造を吐露した。

ジムル

ジムル

CV:島田敏
第51話で登場した連邦軍のデロイア人兵士でウルナ基地からの脱走兵のひとり。ザナと共に反抗し処罰されそうになり脱走した。偶然遭遇した太陽の牙に銃を向けられつつも、「同じデロイア人」だと訴え助けを請う。その必死さはクリンの心を動かした。

ビギン

ビギン

CV:島田敏
第54話で登場したデロイア人兵士の中尉。ウルナ基地でザナの補佐を務めており、彼と共に独立派に参加する。どちらかというと事務方に能力を発揮する人物のようで、兵力の把握や装備の統計などを事細かに報告する有能さを発揮する。ザナに代わり部隊編成などの雑事を一手に引き受ける。北極ポートではザナの死を看取った。

ロジャー

ロジャー

CV:不明
J・ロック隊の隊員。J・ロックの戦闘バギーに同乗して砲手を務めていた。第75話で包囲され絶体絶命の中、戦闘ヘリからの斉射を浴びて戦死する。終戦後はJ・ロックとバックスの手により、サマリンの亡骸と共にいずこかに埋葬された。J・ロック隊の中では希有な名前が設定されたキャラクターだった。

マービン

マービン

CV:塩屋浩三
カルメル政権下で編成された「デロイア治安軍」大尉。第75話で登場。意地を見せたカルメルの命令で、ラコックが動かした地球連邦軍の「太陽の牙討伐隊」と対峙する。撤退を拒否する連邦軍指揮官「シュミット」を相手に、一歩も引かない気迫を見せる。そのままにらみ合いが続き、一触即発の危機が続くが、ラコックの急死に伴いシュミットは急遽撤退する。その後太陽の牙に「1時間以内に武装解除して離脱」するようにとのカルメルの伝言を伝える。太陽の牙が移動を始めた時は浮き足立つが、その後ダグラムが爆破されたことを察して敬礼で見送る。

その他の政治家・官僚

ここでは主要人物以外の政治家や官僚を紹介している。本作は政治劇が非常に大きなウエイトを占めており、各キャラクターが重要な役割を果たす。

デスモント

デスモント

CV:伊井篤史
第18話から登場したボナール市の市長。デロイアでは初の民主選挙で選出され就任した。デロイア独立に賛成の立場を取り、政策もそれに沿ったものを打ち出していた。しかし「デロイア州新法」の成立によって事態は一変する。今まで利害関係が一致していた財界が掌を返し、市長の座を退くように圧力をかける。民意によって市長になったと自負するデスモントはフォンの元に出向き、握手を求めるも完全に無視された。そして傀儡の「グランフェルド」がすでに次期市長として厚遇されている様を目の当たりにする。自分の全てを否定されたと絶望したデスモントは市長室に立てこもり拳銃自殺してしまう。彼の葬儀は妻子も参列する中、グランフェルドを祭り上げるためのプロパガンダに利用され、死後にまで屈辱を浴びる結果となった。

グランフェルド

グランフェルト

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