太陽の牙ダグラム(Fang of the Sun Dougram)のネタバレ解説・考察まとめ

『太陽の牙ダグラム』とは、テレビ東京系列で1981年10月から1983年3月まで放送されたSFロボットアニメである。地球からの圧政に苦しむ植民惑星「デロイア」が独立するまでの動乱を、戦争と政治の両面から描く。地球生まれの主人公「クリン・カシム」は数奇な運命の下、デロイア独立戦争に義勇兵として参戦する。『機動戦士ガンダム』の流れを汲んだ「リアルロボット」路線の作品であり、後に『装甲騎兵ボトムズ』や『機甲界ガリアン』を手掛ける高橋良輔のロボットアニメ初監督作品でもある。

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内通者A

CV:二又一成
第23話のゲリラ会議に潜入していた内通者のひとり。妻子を戦火で失ったことで心が折れてしまい、連邦軍に買収されてゲリラ会議に潜入していた。連邦軍の接近に呼応して銃を抜き、圧倒的不利な戦いに終止符を打つべく連邦軍に降伏すると宣言した。しかしその直後攻撃ヘリの掃射を受けてしまい、皮肉にもゲリラ会議参加者で最初の犠牲者となった。キャラクター名が不明のため、便宜的に「内通者A」と表記している。

内通者B

内通者B

CV:島田敏
第23話のゲリラ会議に潜入していた内通者のひとり。会議出席者の人相を盗撮し、連邦軍の元に走った。しかし写真を渡す渡さないの問答の末にあっさり撲殺される。彼がなぜ裏切ったのかは語られなかった。キャラクター名が不明のため、「内通者B」と仮表記している。

ウイリー

ウイリー

CV:桜庭祐一
第24話で登場した独立派ゲリラのひとり。バラフ刑務所に収監されており、所内で反乱・脱走計画を実現するべく、仲間達の先頭に立って準備していた。入所してきたチコから、サマリンが同じ刑務所に収監されていることを知らされると、チコと協力して脱走計画を実行に移す。しかしゲリラに扮していたスパイに情報が漏れており、作戦は失敗に終わる。

エル・ゴード

エル・ゴード

CV:野本礼三
第33話で登場した、タロス村を本拠地とするゲリラのリーダー。村が連邦軍に襲撃されコンバットアーマーが迫る場面でも、仲間を叱咤して抵抗を続けた。追い詰められていたところに太陽の牙が駆けつけて援護したことで無事に危機を脱した。その後デロイア人民政府樹立の計画を聞かされ、疲れ切った顔に笑みが戻る。その後は太陽の牙の案内でサマリンと面会したと思われる。

ノキオ

ノキオ

CV:亀井三郎
パルミナゲリラの総大将。第31話でサマリンの読む手紙の差出人として登場するが、本人が登場したのは第32話。パルミナの中心地ドガ市を攻略すべく準備を整えていた。サマリンとダグラムの合流で時宜を得たとしてドガ市攻略を実行に移そうとする。しかしサマリンはこの状況に危機感を覚えており、時期尚早として思いとどまるように説得を試みる。しかしパルミナゲリラ達の気勢は最高潮に達しており、ノキオも踏みとどまることはできないと訴える。結局ドガ市攻略は実行に移されるが、レークの優れた指揮の前に独立派は惨敗する。彼自身も掃射を受け絶望しながら死亡した。その一部始終を目撃したクリンは敗北感に打ちのめされる。

ブリアン

ブリアン

CV:笹岡繁蔵
第38話に登場したドリー鉱山在住の老人で独立派の協力者。鉱山周辺の地形に詳しく、サマリン達をパルミナ鉱山入りさせるためにみずから道案内をする。高齢ながらも銃を手に走る体力を見せる。

赤い星のリーダー

赤い星のリーダー

CV:岡和男
第47話で登場した独立派ゲリラグループ「赤い星」のリーダー。赤い星があしらわれたアームバンドがトレードマーク。野戦病院が閉鎖された際に、入院していた仲間やデイジーを連れてアンディ鉱山を目指すが、地球連邦軍の警備隊を相手に窮地に陥った。しかしリタの死で自暴自棄になったジョルジュの特攻が突破口となり、無事アンディ鉱山入りに成功する。

伝令

伝令

CV:二又一成
第48話で登場した、バイク乗りの伝令。サマリンが主導して立ち上げた太陽の牙が正式に「解放軍遊撃隊」として任命されたことを伝える。続けて解放軍参謀となったザルツェフの作戦指示を伝えた。極端な情報不足を嘆く太陽の牙に「健闘を祈る」と言い残して去って行く。第50話で再登場し、待ち伏せ作戦を指示する。味方の窮地を見かねて姿を晒す失敗を侵したロッキー達にサマリンの言葉を伝えると去って行った。

彼の登場は太陽の牙のメンバー達に、もはや自分たちがただのゲリラではなく大きな戦いの一部になったことを思い知らせる。しかし彼自身はあくまで伝令に過ぎないことを自認しているらしく、その態度は淡々としており必要な情報だけを受け渡しする姿勢が徹底していた。一度ロッキーに手渡した解放軍の組織図を取り上げ、すぐに燃やして灰にするなど、自らの手で確実に情報管理する姿勢を見せた。

バルディー

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