太陽の牙ダグラム(Fang of the Sun Dougram)のネタバレ解説・考察まとめ

『太陽の牙ダグラム』とは、テレビ東京系列で1981年10月から1983年3月まで放送されたSFロボットアニメである。地球からの圧政に苦しむ植民惑星「デロイア」が独立するまでの動乱を、戦争と政治の両面から描く。地球生まれの主人公「クリン・カシム」は数奇な運命の下、デロイア独立戦争に義勇兵として参戦する。『機動戦士ガンダム』の流れを汲んだ「リアルロボット」路線の作品であり、後に『装甲騎兵ボトムズ』や『機甲界ガリアン』を手掛ける高橋良輔のロボットアニメ初監督作品でもある。

目次 - Contents

ヒース

ヒース

CV:不明
第39話に登場した連邦軍の伍長。エバンスのバディ。ダグラム強襲の報を受け慌てて搭乗するも、その隙を突かれて無防備なコクピットを狙撃されて戦死。

ハンク

ハンク

CV:政宗一成
第39話から登場した連邦軍の軍曹。アンディ鉱山への中継拠点に配備されていたコンバットアーマーのパイロットとして、エバンスと共に駐留していた。仲間の仇としてダグラムを追うが返り討ちに遭い負傷する。その後撤退命令を無視してダグラムを追おうとするアーロンを諫めるが、徐々に彼の執念に感化される。アーロンと共にアンディ鉱山に潜入し、整備中のダグラムを強襲するも死闘の末敗れ去る。

アーロン

アーロン

CV:二又一成
第39話から登場した連邦軍の伍長。ハンクのバディで操縦を担当。地球の実家では、手作りの棺桶を設える昔ながらの葬儀屋を営んでいる。ダグラム強襲に際して同僚の死を目の当たりにし、ダグラムに復讐の炎を燃やす。撤退命令を無視してアンディ鉱山に潜入すると、整備中のダグラムを強襲した。その執念はやがて狂気に至り、逃げ回るダグラムを嘲笑しながらなぶり殺しにしようとする。しかし壮絶な死闘の末、紙一重で敗れ去った。奇襲とは言え、単騎でダグラムを追い詰めた作中でも数少ない人物であった。

ブラドー

ブラドー

CV:緒方賢一
第51話で登場した連邦軍の少佐。パルミナの地方基地「ウルナ基地」の司令官。デロイア人に対する酷烈な差別意識を持つレイシストである。デロイア人ゲリラの処刑を配下のデロイア人兵士に実行させ悦に入ろうとする。それを軍規違反として「ガボール・ザナ」中尉に咎められると、彼を問答無用で営倉送りにした。その後ザナを処刑しようとするが、デロイア人兵士の反乱に遭い射殺される。

ブリンク

ブリンク

CV:塩屋浩三
第54話から登場した連邦軍の大尉。特殊コンバットアーマーチーム「24部隊」の隊長。凄腕ばかりが集められた部隊をまとめ上げる絶対的な技量を持つ。Xネブラ対応型コンバットアーマー「コーチマスペシャル」をひっさげて、スタンレー高原の戦いにて独立派の前に立ち塞がる。彼らの攻撃は独立派のコンバットアーマー3機を瞬殺し、それを目の当たりにしたクリンは恐怖の余りパニックを起こす。その後も一糸乱れぬ連携攻撃はダグラムに反撃の糸口すら掴ませず圧倒する。しかし、24部隊のメンバーひとりひとりに小隊長の役割を負わせるという新行政官「フリッツ・マノン」が下した痛恨の運用ミスで、部下の「ラッド」と「テニスン」を失ってしまう。優位性を大きく損なった状態でダグラムと再戦し、羽交い締めにして自分もろともとどめを刺すように命じる。しかしターボザックをパージするというクリンの奇策で躱され、「バレル」が放った弾を受けて戦死する。

ラッド

ラッド

CV:田中崇/加瀬康之(サンライズ英雄譚シリーズ)
連邦軍の少尉で24部隊の隊員。スタンレー高原の戦いにて一糸乱れぬ連携でダグラムを追い詰める。しかしメンバーを2組に分けて小隊長役にするという失策が、彼の運命を最悪な方向に導く。スタンレー高原での決戦では指揮下の小隊と共に突撃するが、待ち伏せ攻撃に晒される。その際落とし穴にはまった友軍機にけつまずくという痛恨のミスを犯す。体勢を崩したところで集中攻撃を受けて戦死する。

テニスン

テニスン

CV:目黒裕一
連邦軍の軍曹で24部隊の隊員。何かと毒つく悪癖がある。その技量は確かで、スタンレー高原の戦いでは完璧なコンビネーションでダグラムを圧倒する。しかし小隊を率いて突撃した際、独立派の待ち伏せ攻撃に遭う。先にラッドが戦死したことで得意の連係攻撃ができなくなり、包囲されて集中放火に晒される。機体は蜂の巣になり爆散、壮絶な最後を迎える。

バレル

バレル

CV:鈴置洋孝/森利也(サンライズ英雄譚シリーズ)
連邦軍の伍長で24部隊の隊員。ブリングの指揮の下、一糸乱れぬコンビネーションの一翼を担う。スタンレー高原での決戦ではブリング機の誘爆に巻き込まれて満身創痍となりながらも、丸腰になったダグラムを執念で追い詰める。しかし駆けつけたJ・ロック率いる機甲師団の砲撃を受け戦死した。

go-1048911130337558694580
go-1048911130337558694580
@go-1048911130337558694580

Related Articles関連記事

装甲騎兵ボトムズ(VOTOMS)のネタバレ解説・考察まとめ

装甲騎兵ボトムズ(VOTOMS)のネタバレ解説・考察まとめ

装甲騎兵ボトムズ(Armored Trooper VOTOMS)とは、日本サンライズ(現・サンライズ)制作のロボットアニメである。テレビシリーズが1983年4月1日から、1984年3月23日までテレビ東京系で放送された。テレビシリーズは全52話である。 テレビシリーズの後日談や、サブエピソードを描いた小説、漫画、OVA作品が制作、発表され続けている。 アーマードトルーパー(通称AT)と呼ばれる、大量生産の安価なロボット兵器が、主役機、敵機、関係なく次々と撃破されていく姿は、圧巻である。

Read Article

沈黙の艦隊(かわぐちかいじ)のネタバレ解説・考察まとめ

沈黙の艦隊(かわぐちかいじ)のネタバレ解説・考察まとめ

『沈黙の艦隊』とはかわぐちかいじによって1988年から1996年まで『モーニング』に連載されていた、架空の戦争・軍事政策をテーマとした漫画作品、およびそれらを原作としたラジオドラマ、アニメ、映画作品である。政治的な陰謀や軍事技術の進展による国際関係の緊張を背景に、架空の最新鋭潜水艦「やまと」の艦長である海江田四郎とその乗組員たちの活躍を描いている。本作は、そのリアルな描写と緻密なストーリー展開で高い評価を受けた。

Read Article

機甲界ガリアン(Panzer World Galient)のネタバレ解説・考察まとめ

機甲界ガリアン(Panzer World Galient)のネタバレ解説・考察まとめ

『機甲界ガリアン』とは、日本テレビ系列で1984年10月から1985年3月まで放送されたSFロボットアニメである。騎士や城塞といった西洋の中世的風景に、巨大ロボットという異質な存在が闊歩する独特の世界観が特徴である。亡国の王子が仇敵に打ち勝つ貴種流離譚を描きつつ、やがて宇宙規模の冒険に発展する非常に壮大なストーリーが展開された。監督を高橋良輔が務め、キャラクターデザインに塩山紀生、メカニックデザインに大河原邦男、音楽に冬木透と、『太陽の牙ダグラム』を手掛けたスタッフが集結している。

Read Article

装甲騎兵ボトムズ入門(ロボット・キャラクター)

装甲騎兵ボトムズ入門(ロボット・キャラクター)

1983年にサンライズにより制作された、「装甲騎兵ボトムズ」はガンダムと並ぶ、サンライズのリアルロボの傑作であり、高橋良輔監督の代表作と言えるだろう。アニメファンなら、是非見ておきたい作品であるが、とっつきにくさを感じさせる部分も多いと思われる。そんな、装甲騎兵ボトムズを「キャラ」「メカ」の視点から、シンプルに紹介したい。

Read Article

目次 - Contents