太陽の牙ダグラム(Fang of the Sun Dougram)のネタバレ解説・考察まとめ

『太陽の牙ダグラム』とは、テレビ東京系列で1981年10月から1983年3月まで放送されたSFロボットアニメである。地球からの圧政に苦しむ植民惑星「デロイア」が独立するまでの動乱を、戦争と政治の両面から描く。地球生まれの主人公「クリン・カシム」は数奇な運命の下、デロイア独立戦争に義勇兵として参戦する。『機動戦士ガンダム』の流れを汲んだ「リアルロボット」路線の作品であり、後に『装甲騎兵ボトムズ』や『機甲界ガリアン』を手掛ける高橋良輔のロボットアニメ初監督作品でもある。

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マルック・アンドル

CV:山田俊司
第8話で登場したロッキーの兄。カーディナルの旧市街で妻と共に自動車整備業を営んでいる。薄利な商売のようで、ロッキーは家業を手伝うことに消極的であった。しかしマルック自身はその生活から一定の充実感を得ているらしく、「分相応にコツコツやるしか無い」と語る。第43話で再登場した際は妻との間に一子をもうけており、乳児をあやしながらロッキーの幼少期を思い出していた。

オリザ

オリザ

CV:中谷ゆみ
第8話で登場したマルックの妻。夫マルックと共に車の整備に汗を流す。ロッキーも彼女には頭が上がらないらしく、顔を合わせるなり狼狽えている。第43話でも登場し、マルックに乳児を抱かせる。

ミリンダ

ミリンダ

CV:川浪葉子
第21話で登場したデスモントの娘。ラコックの奸計で、母親と共に父デスモントの葬儀に参加させられる。デスモントの死を利用するラコック達に憎しみをつのらせる。グランフェルトの芝居がかったスピーチに耐えかねて、全てがウソで塗り固められていることを訴えた。叫びながら警備員に連れられて車に乗せられ、いずこかに連れ去られる。

ハーマン・ベイカー

ハーマン・ベイカー

CV:飯塚昭三
第23話に登場した独立派のパトロンでスパ市在住の富豪。ゲリラ会議の会場として海に面した邸宅を提供する。彼が所有する邸宅は岬に佇むオーシャンビューの豪邸で、庭にはプールも完備していた。贅を尽くした邸宅をゲリラの集会にためらいも無く提供するところに、独立派への肩入れの本気度が垣間見える。しかし自分が火の粉を被る気は無いようで、連邦軍の急襲を受けた頃にはすでに姿をくらましていた。その後は登場しない。

ネルオーダー

ネルオーダー

CV:緒方賢一
第28話で登場。メインランドのランベル市近郊に本社を構えるデロイア資本の資源会社「ネルオーダー社」の社長。支配的な地球資本に反感を持っており、デロイア独立に前のめりで賛同している。サマリンとも旧知であり、パルミナ渡航の手配と資金提供を2つ返事で引き受けた。見返りにRDカンパニーが強引に資本注入した新工場の破壊を依頼する。建設遅延で時間を稼いでいる間にボナール財界から純デロイア資本の融資を受けようとしていた。しかしラコックの奸計で融資の話は頓挫する。会社存亡の瀬戸際でラコックから圧力を受け、不利な条件で取引をさせられる。その後部下のハレルが情報を漏らしたことをサマリンに懺悔し、改めて出航の手配をした。

ハレル

CV:山田俊司
第28話で登場。ネルオーダーの忠実な社長秘書。地球資本に食い物にされるデロイアの現状を憂いており、ネルオーダーの独立派支援に賛同している。しかし最優先は自社の存続であり、ラコックの奸計でネルオーダー社存続の危機が迫ると、あえて汚名を被る覚悟でサマリンの所在を漏らす。真意を汲んだネルオーダーは彼の行動を咎めず、サマリンに自分の責任として謝罪した。

ダロウェイ

ダロウェイ

CV:尾崎桂子
第34話から登場するパルミナの野戦病院に勤務する看護師長。時には厳しい指導でデイジーを一人前の看護師に育て上げる。戦火にひるむこと無く弱者に手を差し伸べ続ける献身的な姿は、デイジーの成長に大きな影響を与えた。連邦軍兵士もゲリラも分け隔て無く看護し、横暴な兵士が患者を連れ去ろうとした際は一歩も引かない気迫で守るなど、誇りと覚悟を備えた強い女性として描かれた。やがて野戦病院が閉鎖されると、ドガ市で孤児院を開設。戦火で増え続ける孤児と資金不足に悩みながらもデイジーと共に孤児達を育てる。最終回でも孤児院の運営に勤しんでいる姿が描かれた。

ライアン・バーガー

ライアン・バーガー

CV:緒方賢一
第40話から登場。アンディ鉱山でサマリンが会見した会社役員のひとり。ミンガス州からの出向者。将来の出世の材料になると踏んで独立派支援に積極姿勢を見せる。しかし所詮はデロイアという地方に出向させられる小役人らしく、情勢が変わった途端本社の指示で独立派に出て行くように圧力をかける。アンディ鉱山が戦場になる可能性を知ると、慌ててサマリンに電話をかけるなど、小心さを露呈する。サマリンとザルツェフが繰り広げる時間稼ぎの小芝居に乗せられ一喜一憂し、サマリンみずからがおとり役を務めていたことを知ると驚愕しながら見送った。

エイモンド・ビラフ

エイモンド・ビラフ

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