仮面ライダーBLACK RX(ブラックRX)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーBLACK RX』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1988年から1989年まで放映された。放映時期が昭和と平成に跨っており、初の平成テレビ放映『仮面ライダーシリーズ』であるが昭和ライダーに分類されている。武器や銃を用いて戦う戦闘スタイル、別のライダー形態への変身など多くの新機軸が盛り込まれて人気と高評価を得た。前作『仮面ライダーBLACK』で暗黒結社ゴルゴムを滅ぼした主人公の南光太郎が、仮面ライダーBLACK RXに転生して新たなる敵クライシス帝国と戦う物語である。
バイオライダー
身長:198.8cm
体重:88kg
キック力:140t
ジャンプ力:72m
水中活動時間:無限
仮面ライダーBLACK RXが二段変身したもう1つの姿。「怒りの王子」の異名を持っている。諜報参謀マリバロンが卑怯な作戦で佐原茂と霞のジョーを処刑しようとした瞬間、ロボライダーは脱出不可能な処刑室に閉じ込められていた。怒りに震えるロボライダーにキングストーンが呼応して、バイオライダーが誕生した。初登場は第17話。バイオライダーは、全身を青い皮膚バイオフォームに包まれている。液体分子構造を有している身体は、弾丸やレーザーなどあらゆる物理攻撃のほか、超能力など一切の攻撃力を防ぐことができる。パワーはロボライダーに劣るものの、俊敏性が上がっており、スピードを活かした戦い方を得意とする。リボルケインを変化させた刀剣「バイオブレード」が主武器で、バイオブレードによる「スパークカッター」が得意技。バイオライダー最大の必殺技は、バイオフォームの体細胞組織を液体ないしはゲル状に変化させる能力「バイオアタック(液化・ゲル化)」で、この状態で自由に空中を飛ぶこともできる。
マシン
アクロバッター
最高時速:750km
最高出力:512馬力
ジャンプ力:ひと跳び90m
仮面ライダーBLACKがRXに進化した際、『仮面ライダーBLACK RX』の最終決戦で残骸と化してしまったバトルホッパーが、RXの太陽エネルギーを送り込まれて再生した彼の専用マシン。高機動生命体であることが判明しており、人工頭脳「アクロマインド」の効果で流暢な日本語を話すことができる。「ハイパーアイ」と呼ばれる赤いライトで、感情表現も可能にしていた。また、フロントカウルにあるアンテナ「テレパサイザー」は、RXのテレパシーを受信する。「モトクリスタル」という動力源を用いて、無現エネルギーを生み出して駆動する。RXとのパワーの相乗効果で、目の前を障害物を破壊する「アクロバットバーン」という能力も備わっていた。
ロボイザー
最高時速:800km
最高出力:550馬力
ロボライダーの専用マシンで、アクロバッターが変化したもの。アクロバッターよりも速度・馬力ともに勝っており、「攻撃要塞」の異名がある。しかしながら、小回りが利かないことと、水中では活動できないという欠点があった。「レーザービームキャノン」と「ロケット砲」を装備している。本編での登場は、第16話の1度のみだった。
マックジャバー
最高時速:700km
最高出力:510馬力
ジャンプ力:ひと跳び75m
アクロバッターが変化したもので、バイオライダーの専用マシン。時速・馬力・ジャンプ力はアクロバッターとロボイザーに及ばないものの、圧倒的な小回りの良さと水上走行・水中潜航が可能というアドバンテージがある。本編での登場は、第17話、第20話、第37話の3度だった。
ライドロン
最高時速:1,500km
最高出力:2,000馬力
乗員人数:最大4名
赤色ボディが特徴の、仮面ライダーBLACK RX専用4輪マシン。「光の車」や「重装騎マシン」の異名があった。ライドロンの製作者は南光太郎であり、クライシス帝国の物理学教授ワールド博士の設計図を託されたことが製作の経緯である。「ライドマインド」という人工頭脳が搭載されているため自我があり、会話の他RXとはテレパシーのやり取りも可能。ハイドロジルコン製の特殊装甲ボディを有していて、バリアーを張ることができる。タイヤは絶対にパンクしない「ノーチラスタイヤ」で、車体下部の「ホバーラスター」を用いると水上走行もできた。また、特殊金属顎「グランチャー」によって、地中を進むこともできる汎用性を有している。「グランチャー」は武器にもなり、他に体当たり技「ライディングアロー」を繰り出せる。
クライシス帝国
『仮面ライダーBLACK RX』に登場するクライシス帝国とは、地球から見て異次元世界にあたる怪魔界に存在する国である。独裁国家として怪魔界に君臨しており、クライシス皇帝が国を支配していた。クライシス皇帝の圧政は国を圧迫していたことが示唆されていて、加えて地球の文明が発展した影響を受けたことにより帝国の環境汚染が深刻化していた。事態を重く見たクライシス皇帝は、地球環境の破壊と地球人を全滅させることで、クライシスの50億人の臣民を地球に移住する計画を実行に移す。計画の戦略基地の確保を目的として、ジャーク将軍と4大将軍が日本へ派遣された。しかし、最大の障害となる仮面ライダーBLACKの殺害に失敗し、さらに仮面ライダーBLACK RXに進化させてしまったことで、RX抹殺がクライシス帝国の目下の課題となった。
怪魔戦士(かいませんし)
怪魔戦士とは、クライシス帝国が地球に送り込んだ怪人の総称である。4大将軍(海兵隊長ボスガン・諜報参謀マリバロン・機甲隊長ガテゾーン・牙隊長ゲドリアン)はそれぞれ配下の怪魔戦士を抱えている。ボスガン配下の怪魔戦士は「怪魔獣人」、マリバロン配下は「怪魔妖族」、ガテゾーン配下が「怪魔ロボット」、そしてゲドリアン配下が「怪魔異生獣」と将軍たちの特性や能力に準じた怪魔戦士たちが仕えていた。また、最強怪人グランザイラスは、仮面ライダーBLACK RX打倒のためにクライシス皇帝の使者として送られた最終破壊兵器である。
チャップ
Related Articles関連記事
トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家・メンバー・どこにあるかを紹介!
トキワ荘(トキワそう)とは、かつて東京都豊島区南長崎三丁目にあった木造2階建アパート。1953年から1962年頃まで、手塚治虫や藤子不二雄などの日本の漫画界の黎明期を支えた超一流の漫画家たちが共同生活を送っていたことで知られる建築物である。1982年に老朽化により解体されるも、「漫画の聖地」として非常に知名度が高い。現在も「トキワ荘マンガミュージアム」や「トキワ荘プロジェクト」の形で漫画界にその名を残している。 本記事では、トキワ荘に関する情報と、ここで暮らしていた漫画家たちについて紹介する。
Read Article
仮面ライダークウガ(空我)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダークウガ』とは2000年1月よりテレビ朝日系で放送された特撮テレビドラマ作品で、平成『仮面ライダー』シリーズ第1作である。超古代の戦闘種族グロンギは長き封印から蘇り、人間に対して“殺人ゲーム”を繰り返す。若き冒険家・五代雄介は、超古代の遺跡から発掘されたベルトの意思に導かれて戦士クウガに変身し、人々の笑顔を守るために熾烈な戦いにその身を投じてゆく。仮面ライダーと警察の連携や、怪人による生々しい殺人描写など従来のヒーロー番組にはなかったリアリティを追求した内容が特徴。
Read Article
仮面ライダービルド(Build)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダービルド』とは、2017年に放送された、仮面ライダーシリーズの作品。平成仮面ライダーシリーズの第19作目。全体的に物理学のモチーフが綴られた話になっている。ストーリーは記憶を失った天才物理学者・桐生戦兎と、無実を証明する為に脱獄した脱走犯・万丈龍我のバディによる謎解きと、北都・東都・西都の戦争などミリタリー要素が多く、シリアス要素が強い作品となっている。
Read Article
仮面ライダー(初代)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。45年以上の長きにわたって、日本の等身大ヒーローの代表格であり続けるシリーズの1作目となる番組である。ショッカーによる改造手術を受けて、自らが望まぬ圧倒的な力を得てしまった本郷猛と一文字隼人は、仲間の力を借りつつ、仮面ライダーとして明日も知れぬ戦いに身を投じていく。「人類の自由と平和」のために。
Read Article
仮面ライダー電王(Den-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー電王(Den-O)』とは、石ノ森章太郎原作の東映製作特撮テレビドラマシリーズの一つで「電車」がモチーフである仮面ライダーである。2007年1月28日~2008年1月20日までテレビ朝日系列で放送された。平成仮面ライダーの8作品目で、未来の人間の精神体である「イマジン」と呼ばれる怪人が過去の世界を支配して自分たちの良いように歴史を変えようとするが、仮面ライダー電王が「時の列車デンライナー」で現在と過去を行き来して悪のイマジンから現在の世界を守るために戦う時間SFストーリーである。
Read Article
仮面ライダージオウ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
仮面ライダージオウは、平成仮面ライダーシリーズ最後の作品である。2018年9月2日から2019年8月25日、毎週日曜日朝9時から9時30分のニチアサとして、テレビ朝日系列で放送された特撮作品だ。制作は東映、全49話放送。過去の平成仮面ライダーシリーズにおいて、仮面ライダーの変身者やヒロインなどのメインキャストがゲスト出演し、大きな話題となった。高校生である常磐ソウゴは仮面ライダージオウに変身し、未来を切り開く。
Read Article
仮面ライダーゼロワン(Zero-One)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーゼロワン』とは、東映制作で2019年に放送された仮面ライダーシリーズの特撮テレビドラマ。令和初の仮面ライダーシリーズ。主人公の飛電或人/仮面ライダーゼロワンは祖父が亡くなったため飛電インテリジェンス社長兼仮面ライダーゼロワンとして戦うことになる。人工知能搭載型ロボットヒューマギアを暴走させようとするサイバーテロリスト組織滅亡迅雷.netとの闘いや夢と情熱の大切さを描く。キャッチコピーは「令和仮面ライダー元年」、「世界最強の社長はただひとり!オレだ!」。
Read Article
仮面ライダーガッチャード(GOTCHARD)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーガッチャード』とは、錬金術をモチーフとするヒーローの活躍を描く、令和仮面ライダーシリーズの第5作目にあたる特撮番組。複数の仮面ライダーが登場するのが当たり前だった令和仮面ライダーシリーズの中にあって、「仮面ライダーは主人公が変身する1人だけ」という原点回帰的な工夫で話題となった。 錬金術により生み出された、101体の人口生命体ケミーが解放された。その現場に居合わせた高校生の一ノ瀬宝太郎は、成り行きからガッチャードライバーを与えられ、ケミーの回収を任されることとなる。
Read Article
仮面ライダーゴースト(Ghost)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーゴースト』とは、生と死をテーマにした仮面ライダーシリーズの第17作目である。2015年10月4日から2016年9月25日まで放送された。 主人公のタケルは、眼魔と呼ばれる怪物に襲われて命を失う。その後、死後の世界にて仙人と出会ったタケルは、仙人の力によって幽霊として現世に復活した。タケルは15個揃うと願いが叶う眼魂を集め、生き返るために仮面ライダーゴーストとして戦う事となる。 命の尊さに向き合うタケルの姿や格好いい戦闘シーンなどから、子供たちを中心として人気を得た作品だ。
Read Article
仮面ライダーX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーX(エックス)』とは、特撮テレビシリーズ「仮面ライダー」、「仮面ライダーV3」に続くシリーズ第3弾のタイトルであり、同時に主人公の名前でもある。秘密組織「GOD]が送り出す怪人たちと戦いながら、人々を守る仮面ライダーXの活躍を描くヒーロー物である。スマートなビジュアル、変化に富んだストーリー作り、シリーズ初のアンチヒーローや巨大ロボットが登場することなど、挑戦的な試みにあふれた意欲作である。1974年に、全35話が放映された。
Read Article
仮面ライダー鎧武(ガイム)のネタバレ解説・考察まとめ
仮面ライダー鎧武(かめんライダーがいむ)とは、異界の森の侵略に立ち向かうヒーローたちの活躍を描いた、平成『仮面ライダー』第15作目の特撮番組。作中で主人公が変身するヒーローの名称でもある。 アルバイトで家計を助ける少年葛葉紘汰は、ある時不思議な森に迷い込み、そこで装着者を超人へと変身させる謎のベルトを手に入れる。同じタイミングで街の若者たちが同様のベルトを入手し、己の野望を叶えるためにこれを悪用。紘汰は時に彼らと戦い、時に協力しながら、不思議な森が招く世界の危機に立ち向かっていく。
Read Article
仮面ライダーオーズ/OOOのネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーオーズ/OOO』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で、2010年9月5日から2012年8月28日まで全48話がテレビ放送された。平成仮面ライダーシリーズ第12作目。800年前に封印されたコアメダルの怪物、グリードが蘇った。火野映司(ひのえいじ)はオーズドライバーと3つのコアメダルを渡され仮面ライダーオーズに変身する。戦いの中で新たなコアメダルを獲得し、3つのメダルを差し替えて多彩なフォームチェンジができるなど大人にも子供にも人気の作品である。
Read Article
シン・仮面ライダー(庵野秀明)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・仮面ライダー』(シンかめんライダー)とは、改造手術でバッタと融合させられた青年と、それを成した秘密結社ショッカーとの戦いを描いた、2023年の映画作品。日本を代表するクリエイターである庵野秀明が監督を務める、国民的特撮ヒーロー『仮面ライダー』の生誕50周年記念作品である。 バッタとの融合人間に改造された本郷猛は、恩師の娘である緑川ルリ子に巻き込まれる形で秘密結社ショッカーと戦うこととなる。当初成り行きで戦っていた彼は、やがて正義の意志に目覚め、ショッカーの暴威に立ち向かっていく。
Read Article
仮面ライダー1号(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー1号』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』を原典とした映画。45年の時を経て、再び藤岡弘、が本郷猛として、仇敵の地獄大使が率いるショッカーと、そして新たな敵ノバショッカーと戦う。「偉人の魂」を駆使して戦う若きライダー、仮面ライダーゴーストは共闘の後に言う。「本郷猛は永遠の英雄」と。
Read Article
仮面ライダーキバ(Kiva)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーキバ』は2008年から2009年にかけて、テレビ朝日系列で毎週日曜8時から8時30分に放送された特撮番組。人間を食らう敵ファンガイアと、人間を守る謎の戦士仮面ライダーキバによる戦いを描いた。ファンガイアのモチーフに吸血鬼を取り入れるなど西洋ホラーの要素を入れつつ、異種族間の恋愛や三角関係など複雑な人間ドラマも組み込んだ作品である。
Read Article
仮面ライダーフォーゼ(Fourze)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で2011年9月4日から2012年8月26日まで全48話放送された。平成仮面ライダーシリーズ第13作目にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品である。天ノ川学園高校に転校してきた如月弦太朗(きさらぎげんたろう)は、学校を荒らす怪人「ゾディアーツ」から生徒を守るために「仮面ライダーフォーゼ」に変身し、宇宙のパワーで戦う、近未来を舞台に繰り広げられる青春学園物語である。
Read Article
仮面ライダーアマゾン(Amazon)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーアマゾン』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』シリーズ第4弾のタイトルであり、同時に主役が変身するヒーローの名前である。通称、アマゾンライダーともよばれている。物語は、世界征服をたくらむ悪の組織ゲドンやガランダー帝国の放つ獣人(じゅうじん)と戦うアマゾンライダーの活躍を描いている。1974年10月から1975年3月までの間で、全24話が放映された。仮面ライダーシリーズの原点回帰を目指した作品と言われている。
Read Article
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)』とは、2019年に公開された特撮ヒーロー映画である。特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』の単独映画作品。興行収入11.7億円、観客動員数78.0万人を記録した。ソウゴは仮面ライダージオウとして平成ライダーの力であるライドウォッチを集めていた。全てのライドウォッチを集めた時、平成をやり直そうとする集団クォーツァーが現れた。平成に築いた人々の暮らしを守るため、ソウゴと仲間達がクォーツァーに立ち向かう。
Read Article
平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(平ジェネFOREVER)のネタバレ解説・考察まとめ
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』とは、2018年に東映系で公開された平成最後の仮面ライダーコラボ映画である。『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』のクロスオーバー作品となっている。仮面ライダージオウまでの歴代の平成ライダーが集結するファンも多い。常盤ソウゴと桐生戦兎の仲間の記憶がなくなっていく事件が発生していた。二人の前に現れたティードという男と彼に狙われる少年・久永シンゴを追いながら真実を解明していく特撮ヒーロードラマである。
Read Article
仮面ライダーストロンガー(Stronger)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーストロンガー』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1975年に全39話がTBS系列にて放映された。『仮面ライダーシリーズ』第5弾であり、同シリーズ昭和第1期最終作として知られている。西部劇風のストーリー展開を見せる序盤と、歴代仮面ライダーとの客演が豊富な終盤との対比が鮮やかであり、高い人気と評価を得てきた。主人公の城茂は、悪の組織ブラックサタンに殺害された親友の仇を討つためあえて同組織で改造手術を受け、仮面ライダーストロンガーとなりブラックサタンに立ち向かう。
Read Article
仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)』とは2020年に劇場上映、BD/DVDが発売された特撮ヒーローオリジナルビデオ作品である。『仮面ライダージオウ』のテレビシリーズの後日談で、主人公は仮面ライダーゲイツに変身する明光院景都。普通の高校生・明光院景都は謎のロボットに襲われ、戦いに巻き込まれてゆく。”守るために戦う”ことを決めた景都は仮面ライダーゲイツに変身した。景都が”救世主”を目指すきっかけとなった物語が描かれる。
Read Article
仮面ライダー剣(ブレイド)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー剣(ブレイド)』とは、「平成仮面ライダーシリーズ」の第5作目に当たる東映制作の特撮テレビドラマ作品。本作の仮面ライダーのモチーフはトランプであり、スペード、ダイヤ、ハート、クラブの4人のライダーが活躍する。トランプのスートでカテゴリーと呼ぶ2~10・A・J・Q・Kの役割を持つ52枚組のカードと、3枚の特殊なカードでを用いて戦う。キャッチコピーは「今、その力が全開する。」「運命の切札をつかみ取れ!」。
Read Article
Mother(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Mother』とは、2010年4月から水曜22時に日本テレビ系で放送されていたドラマで、坂元裕二が脚本を手掛ける。主演は松雪泰子。その他、山本耕史や芦田愛菜などが出演している。母性をテーマに、様々な視点から母親について描かれている作品である。小学校教諭の鈴原奈緒は、ある日教え子の道木怜南が極寒の中でゴミ袋に入れられ、捨てられているのを発見する。それをきっかけに、奈緒は怜南の母親になることを決意し、彼女を誘拐した。そして奈緒は怜南の母親になることで、女性として人間として成長していくのだった。
Read Article
仮面ライダーBLACK(ブラック)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダースーパー1』終了から6年振りのテレビシリーズのコンセプトは「原点回帰」。 「仮面ライダー0号」と位置付け、主要スタッフの大幅な刷新を行い、これまでとは全く違ったスタイルの仮面ライダー像を得た。漆黒のボディの自由の戦士は、30年を経た今もなお、我々を魅了する。 人間文明破壊をたくらむ暗黒結社ゴルゴムに対し、南光太郎が仮面ライダーBLACKへと変身し、その身と青春をかけ戦う。
Read Article
仮面ライダーディケイド(Decade)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーディケイド』は『平成仮面ライダーシリーズ』10作目の作品にして異色作と呼ばれる。門矢士/仮面ライダーディケイドは「世界の破壊者」と作中で呼ばれ、数々の並行世界を駆け抜けていく。その先にあるのは救済なのか、破滅なのか。それまでの平成ライダー世界を再構成(リ・イマジネーション)する作風は賛否両論を浴びつつも、多くの派生作品でも重要な役割を果たす、欠くことのできない存在である。
Read Article
サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(通称平ゼロ)とは『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』の3作目のTVアニメ。サイボーグに改造されてしまった009こと島村ジョーがそれぞれ違った特殊能力を持つ仲間と共に世界中で暗躍する「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」と戦う。2001年10月から2002年10月まで全51話が放送された。
Read Article
仮面ライダーW(ダブル)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーW』とは、2009年9月6日から2010年8月29日にかけて全49話が放送された特撮テレビドラマ作品であり、『平成ライダーシリーズ』の第11作品目。 探偵を営む左翔太郎の前に土地の権利者と名乗る鳴海亜希子という女性が現れ、翔太郎に事務所の立ち退きを求める。2人の言い争いの最中、女性から彼氏を探してほしいと依頼がくる。依頼の調査中、謎の怪人ドーパントが出現。探偵事務所には秘密の部屋があり、謎の少年フィリップがいた。左翔太郎とフィリップは2人で1人の仮面ライダーWであった。
Read Article
仮面ライダーエグゼイド(Ex-Aid)のネタバレ解説・考察まとめ
2016年10月からテレビ朝日系列で放送の特撮作品。 平成仮面ライダーシリーズ第18作である本作品では、仮面ライダーのデザインなどに「ゲーム」の要素を、物語の舞台に「病院」を採り入れている。 キャッチコピーは、「ゲームスタート」、「ノーコンティニューで運命を変えろ!!」。
Read Article
009ノ1(石ノ森章太郎)のネタバレ解説・考察まとめ
『009ノ1』(ゼロゼロナイン・ワン、ゼロゼロクノイチ)とは、1967年8月より1974年11月まで週刊漫画アクションで連載された石ノ森章太郎のSFスパイ・アクション作品。原作は漫画で、それを元にした映像作品が制作されている。サイボーグの女性を主人公として、当時の国際情勢のまま東西冷戦が続いていたと仮定している未来が舞台となっている。石ノ森章太郎が初めて青年向け漫画雑誌に掲載した作品で、性描写や救いのないストーリーがふんだんに盛り込まれた大人向けの作風が特徴である。
Read Article
仮面ライダーV3(ブイスリー)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーV3』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。『仮面ライダーシリーズ』の人気を定着させた作品である。ショッカー・ゲルショッカーの後継組織であるデストロンの魔の手から人々の自由と平和を守るために、風見志郎/仮面ライダーV3が悪の怪人と闘い続ける。登場人物は前作『仮面ライダー』から一部引き継がれ、前作と同様、もしくはそれ以上の人気を獲得する作品となった。
Read Article
仮面ライダーZX(ゼクロス)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーZX』は、10番目の仮面ライダーの名称と、それに関連する企画を総称したもの。「バダン」の野望を止めるべく、仮面ライダーZXは戦う。1982年~1984年にかけて、雑誌でのグラビア連載や、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』で登場した。仮面ライダーの中ではやや影が薄かったものの、漫画『仮面ライダーSPIRITS』で主人公として選ばれたことで知名度や人気が向上することとなった。
Read Article
人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)のネタバレ解説・考察まとめ
『人造人間キカイダー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。キカイダー/ジローは不完全な人造人間として創られたことに悩みつつも、生みの親である光明寺博士を探しだし、ミツコとマサルの兄弟を守るために、ダーク破壊部隊のロボットと戦う。生前、石ノ森章太郎はこの作品に対して『仮面ライダー』よりも思い入れがあると話していた。
Read Article
仮面ライダーリバイス(Revice)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーリバイス』とは、テレビ朝日系列で放映されていた、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローの名称である。全50話が放映された。仮面ライダー生誕50周年記念作品であり、令和の仮面ライダーシリーズ第3弾となる。悪魔と契約して変身する一人二役での仮面ライダーが主役である。敵味方共に多くの悪魔が現れて、激しい戦いが繰り広げられていく一方で、家族のつながりも強調されている。過去の因縁など物語は複雑だが、最初から最後まで見ることで理解が深まる作品である。
Read Article
仮面ライダーG(稲垣吾郎)のネタバレ解説・考察まとめ
仮面ライダーGはテレビ『SmaSTATION!!Presents SMAP☆がんばりますっ!!』の企画「SMAPチャレンジ」の1つ。SMAPの稲垣吾郎の「幼少時の憧れであった仮面ライダーになってみたい」という要望を石森プロと平成仮面ライダーの製作スタッフの全面協力のもと実現したヒーローの名称である。 武装組織「シェード」に誘拐され、改造人間となった五郎が仮面ライダーGとなってシェードと戦う物語。
Read Article
14才の母(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『14歳の母』とは、2006年10月に日本テレビで放送されたドラマで、脚本は井上由美子が手掛ける。主演は志田未来。その他、三浦春馬や田中美佐子などが出演する。中学2年生の一ノ瀬未希は、14歳にして子供を身ごもってしまう。両親や兄妹、友達など周りの人々から猛反対を受けるが、未希は産む決心をする。しかし、そんな彼女を様々な困難が待ち受けていた。どんなに苦しくても産むことを諦めない少女が、苦難を乗り越えて成長していく姿を描く。本作の視聴率は20%を超え、数々の賞を受賞した。
Read Article
仮面ライダーセイバー(SABER)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーセイバー』とは、2020年より放送された東映制作の特撮テレビドラマ作品。今作は令和仮面ライダーシリーズの第2作目。キャッチコピーは「文豪にして剣豪!!」。異世界に飛ばされた街や人々を救うため、主人公・神山飛羽真たちは救世主・仮面ライダーとなって悪に立ち向かう。異世界を舞台に、セイバーをはじめブレイズ、エスパーダなど多人数のライダーの活躍を描いている。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『仮面ライダーBLACK RX』の概要
- 『仮面ライダーBLACK RX』のあらすじ・ストーリー
- 仮面ライダーBLACK RXの誕生
- 仮面ライダーBLACK RXとクライシス帝国の死闘
- ロボライダーとバイオライダー
- 混迷を極める戦い
- ファイナルバトル
- 『仮面ライダーBLACK RX』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 南光太郎(みなみ こうたろう/演:倉田てつを)
- 仮面ライダーBLACK RX(かめんライダーブラックアールエックス)
- 南光太郎の支援者
- 白鳥玲子(しらとり れいこ/演: 高野槇じゅん)
- 霞のジョー(かすみのジョー/演:小山力也)
- 的場響子(まとば きょうこ/演:上野めぐみ)
- 佐原家
- 佐原俊吉(さはら しゅんきち/演:赤塚真人)
- 佐原唄子(さはら うたこ/演:鶴間エリ)
- 佐原茂(さはら しげる/演:井上豪)
- 佐原ひとみ(さはら ひとみ/演:井村翔子)
- 佐原家の関係者
- 健吾(けんご/演:片岡伸吾)
- 三郎(さぶろう/演:中島義実)
- 吾郎(ごろう/演:小野寺丈)
- 速水隼人(はやみず はやと/演:佐渡稔)
- 歴代仮面ライダー
- 仮面ライダー1号(かめんライダーいちごう)
- 仮面ライダー2号(かめんライダーにごう)
- 仮面ライダーV3(かめんライダーブイスリー)
- ライダーマン
- 仮面ライダーX(かめんライダーエックス)
- 仮面ライダーアマゾン(かめんライダーアマゾン)
- 仮面ライダーストロンガー(かめんライダーストロンガー)
- スカイライダー
- 仮面ライダースーパー1(かめんライダースーパーワン)
- 仮面ライダーZX(かめんライダーぜクロス)
- クライシス帝国
- クライシス皇帝(クライシスこうてい)
- ジャーク将軍(ジャークしょうぐん)
- ダスマダー大佐(ダスマダーたいさ/演:松井哲也)
- チャックラム
- 海兵隊長ボスガン(かいへいたいちょうボスガン)
- 諜報参謀マリバロン(ちょうほうさんぼうマリバロン/演:高畑淳子)
- 機甲隊長ガテゾーン(きこうたいちょうガテゾーン)
- 牙隊長ゲドリアン(きばたいちょうゲドリアン)
- ガロニア姫(ガロニアひめ)
- 怪魔異生獣ゲドルリドル(かいまいせいじゅうゲドルリドル)
- 最強怪人グランザイラス(さいきょうかいじんグランザイラス)
- その他
- シャドームーン
- 『仮面ライダーBLACK RX』の用語
- 仮面ライダーBLACK RXの技・能力
- サンライザー
- リストビット
- リボルケイン
- リボルクラッシュ
- RXキック
- RXパンチ
- RXチョップ
- RX投げ
- マクロアイ
- ソーラーレーダー
- キングストーンフラッシュ
- 再生能力
- 仮面ライダーBLACK RXの変身形態
- ロボライダー
- バイオライダー
- マシン
- アクロバッター
- ロボイザー
- マックジャバー
- ライドロン
- クライシス帝国
- 怪魔戦士(かいませんし)
- チャップ
- 『仮面ライダーBLACK RX』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 仮面ライダーBLACK RKへの見事な転生
- 仮面ライダーBLACK RX「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
- 機甲隊長ガデゾーン「 地獄で待ってるぜ、RX」
- 犠牲となったクライシス帝国50億の民
- 『仮面ライダーBLACK RX』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 南光太郎以外の登場人物が一新された『仮面ライダーBLACK RX』
- 「歴代最強」と評される仮面ライダーBLACK RX
- 諜報参謀マリバロン役でブレイクした高畑淳子
- アメリカで放映された『マスクド・ライダー』は『仮面ライダーBLACK RX』のリメイク
- 『仮面ライダーBLACK RX』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):宮内タカユキ「仮面ライダーBLACK RX」
- ED(エンディング):宮内タカユキ「誰かが君を愛してる」
- 挿入歌・イメージソング:宮内タカユキ「光の戦士」
- 挿入歌・イメージソング:宮内タカユキ「バトルOh!RX」
- 挿入歌・イメージソング:宮内タカユキ「激進RX」
- 挿入歌・イメージソング:宮内タカユキ「戦場のライダーRX」
- 挿入歌・イメージソング:宮内タカユキ「すべては君を愛するために」
- 挿入歌・イメージソング:宮内タカユキ「運命の戦士」
- 挿入歌・イメージソング:倉田てつを「黒い勇者」
- 挿入歌・イメージソング:水木一郎「永遠のために君のために」
- 挿入歌・イメージソング:水木一郎「11ライダー大賛歌」
- 挿入歌・イメージソング:水木一郎「仮面ライダー・99のうた」