サイレントヒル(SILENT HILL)のネタバレ解説・考察まとめ
『サイレントヒル』は、コナミが1999年に発売したサバイバルホラーゲームだ。主人公ハリーは養女シェリルとの休暇で観光地サイレントヒルを訪れるが、事故で娘を見失う。霧に覆われた不気味な町で娘を探すうち、悪夢のような裏世界を行き来することになる。奇怪な生物との戦いや謎解きを通じ、町の秘密と娘の運命に迫る。心理的恐怖を重視した独特の世界観で、後のホラーゲームに多大な影響を与えた作品である。
体力を小程度回復する。
救急キット
体力を中程度回復する。
アンプル
体力を完全に回復する。
キーアイテム
フラウロス
正三角錐の物体。教会でダリアの手から意味不明な言葉と共に、お守りと称してハリーに渡される。その実体は、アレッサの力を奪い動きを封じるための道具であった。
アグラオフォティス
赤い液体。ある薬草から作られていて、魔除けの効果があるとされる。これをシビルに使用するかどうかがエンディングの分岐の一つとなる。
サマエルの印章
灯台や遊園地など街の数か所に存在する魔法陣のような赤い紋様。ダリアはハリーに対して「アレッサが印章を完成させたとき、全てが滅びる」と語っていたが、実際に描かれていたのは"サマエルの印章"ではなく"メトラトンの印章"であり、アレッサは母ダリアの邪悪な野望を食い止めるために印章を描いていたのであった。
PTV
街を訪れた観光客の間で流行っていた麻薬。売買の取り締まりを強化しようとした市長に続き、麻薬捜査官までもが原因不明の心臓発作で死亡するという事件が過去に起こっている。劇中で入手する機会はない。
『サイレントヒル』の用語
サイレントヒル
アメリカの北東部にある架空の観光地"サイレントヒル"は、観光の要であるトルーカ湖を中央部に有する閑静な田舎町である。湖の北岸は遊園地などがある町の中心"ペイルヴィル地区"だが、湖の南岸"サウスヴェイル地区"は寂しい住宅街となっている。隣接した町として、"ブラマ"、"シェパードグレン”がある。通常の状態では、濃霧に包まれた美しい町で、寂れてはいるものの住人もそれなりに存在する。
元々神聖な力のある土地とされているが、本作で"神"の復活がハリーによって阻止され、アレッサの作った異世界が崩壊したことで土地に宿る力のバランスが崩れる。
これが後のシリーズにも影響し、幾多の怪奇現象を引き起こしていく。
クリーチャー
本作における敵"クリーチャー"。
その正体はアレッサが現実で体験し見聞きしたものが悪夢として具現化したもの。
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目次 - Contents
- 『サイレントヒル』の概要
- 『サイレントヒル』のあらすじ・ストーリー
- サイレントヒルへの到着
- 事故と異世界への導入
- 裏世界との遭遇
- シビル・ベネットとの出会い
- "ミッドウィッチ小学校"の探索
- ダリア・ギレスピーとの出会い
- 病院での発見
- リサ・ガーランドとの出会い
- "サマエルの印章"と湖への手がかり
- リサからの情報とカウフマンの秘密
- 真相への接近
- 遊園地での決戦
- アレッサの真実
- 全ての真相
- 最終決戦
- 『サイレントヒル』のゲームシステム
- 霧と闇
- クォータービューとサーチビュー
- 『サイレントヒル』の登場人物・キャラクター
- 怪異に巻き込まれていく人々
- ハロルド・"ハリー"・メイソン
- シェリル・メイソン
- シビル・ベネット
- モンスター・シビル
- サイレントヒルの住人たち
- リサ・ガーランド
- ダリア・ギレスピー
- マイケル・カウフマン
- アレッサ・ギレスピー
- アレッサ/インキュベーター
- ジョディー・メイソン
- 赤ん坊
- K.ゴードン
- 『サイレントヒル』のアイテム
- 武器
- ハンドガン
- ショットガン
- 狩猟用ライフル
- ハイパーブラスター
- 打撃系
- 調理用ナイフ
- 鉄パイプ
- ハンマー
- 斧
- チェーンソー
- 小型削岩機
- 日本刀
- ガソリン
- その他
- ライト
- 携帯ラジオ
- チャネリングストーン
- 消費アイテム
- 栄養剤
- 救急キット
- アンプル
- キーアイテム
- フラウロス
- アグラオフォティス
- サマエルの印章
- PTV
- 『サイレントヒル』の用語
- サイレントヒル
- クリーチャー
- 神
- 『サイレントヒル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 合計5つものマルチ・エンディング
- GOOD+
- GOOD
- BAD+
- BAD
- UFO
- クリーチャー"マンブラー"のデザイン問題
- 『サイレントヒル』のコンセプトの核はスティーブン・キングの『霧』