絶対無敵ライジンオー(エルドラン)のネタバレ解説・考察まとめ

『絶対無敵ライジンオー』(ぜったいむてきライジンオー)とは、サンライズによるロボットアニメ。『エルドランシリーズ』と呼ばれる作品群の最初の作品で、「小学生がクラス全員で協力しながらロボットを運用して侵略者と戦う」、「校舎が変形してロボットの発進基地になる」という斬新な設定で好評を博した。
五次元人の侵略から地球を守るために戦い負傷した光の戦士エルドランは、陽昇学園の5年3組の生徒たちに後を託す。彼からスーパーロボット・ライジンオーを預かった子供たちは、自分たちの意志で五次元人に立ち向かう。

星山吼児(ほしやま こうじ)

CV:まるたまり

陽昇学園5年3組の生徒。温厚な性格で、UFOや宇宙人の話が好きで、将来の夢は宇宙飛行士。獣王のパイロットで、ライジンオー及びゴッドライジンオーの出力と武器操作を担当している。
本作のナレーションも担当しており、もっとも“主人公”に近い立ち位置のキャラクターである。

白鳥マリア(しらとり マリア)

CV:吉田古奈美

陽昇学園5年3組の学級委員。父は日本人、母はフランス人と日本人のミックス(放送当時はハーフと呼称されていた)。地球防衛組では司令官を務め、バクリュウオーのメインパイロットとしても活躍する。
勝気で規律に厳しいが、内面は優しい少女。仁とはケンカばかりしているが、内心では強く信頼しており、彼が地球防衛組での活動に嫌気が差して逃げ出した時は「あなたらしくない」と涙ながらに説得していた。

地球の守護神

エルドラン

CV:島田敏

「光の戦士」とも称される地球の守護神。ライジンオーの本来の持ち主である。
物語冒頭で勇ましく登場し、ジャーク帝国のミサイル攻撃を妨害するも、その際の戦闘で負傷。不時着した先にいた陽昇学園5年3組の生徒たちにライジンオーとバクリュウオーを託すと、療養のためどこかに去っていった。

細かいことを何も説明しないまま、小学生に地球の命運を丸投げしたことについては作中の人物からもたびたび「問題がある」と指摘されており、TV版以降の物語では「エルドランが一番迷惑なのではないか」との言葉まで飛び出すこととなった。

ジャーク帝国

皇帝ワルーサ(こうていワルーサ)

CV:笹岡繁蔵(TV版)/大友龍三郎(スーパーロボット大戦シリーズ)

ジャーク帝国の皇帝。五次元に存在する邪悪な生命エネルギーの塊であり、その性格は邪悪にして非道。自分以外の全てを見下しているが、最終的にはそれが命取りとなって敗北した。

ベルゼブ

CV:梁田清之

五次元帝国三次元侵略前線司令官。もともとはファルゼブと同じ存在だったが、三次元に転移した際に分離した。
幾度となくライジンオーと激突する中で、それを操っているのが小学生の子供であることに気づいて衝撃を受ける。最後は誇りをかけて仁たちに挑むが、絶望を突き付けられてなお前に進む彼らを見て敗北を認め、五次元へと帰っていった。

ファルゼブ

CV:林原めぐみ

ベルゼブの半身。もともとはベルゼブと同じ存在だったが、三次元に転移した際に分離した。30cmほどの妖精のような姿をしており、普段はベルゼブのがらんどうの胸の中に入っている。
邪悪獣を強化したり、ジャークサタンと邪悪獣を融合したりする際に、別人のように凶悪な顔を披露しながら強力なエネルギーを放出する。

タイダー

CV:吉村よう(1話 - 38話)/辻村真人(39話以降)

ベルゼブの副官。五次元にいた頃は有能な人物だったが、三次元に転移する際に人格に影響を受け、怠惰で間抜けな人物となった。
アークダーマと邪悪獣の捜索を担当しており、この任務の中で陽昇町の人々と交流。彼らを気に入り、相手からも慕われ、侵略行為に疑問を覚えていく。これに気づいたベルゼブとファルゼブの配慮で、ワルーサを撃破した後に陽昇町の人々の下に送り届けられた。

『絶対無敵ライジンオー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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