熱血最強ゴウザウラー(エルドラン)のネタバレ解説・考察まとめ

『熱血最強ゴウザウラー』(ねっけつさいきょうゴウザウラー)とは、サンライズ製作のロボットアニメ。『エルドランシリーズ』の第3作にしてTV版最終作である。月面から恐竜時代までを駆け抜けるシリーズ最大のスケールと、物語が進むに連れてシリアスさを増していくストーリーが特徴。「心」が生み出す力をテーマとしており、これを巡る敵との交流も見所の1つである。
外宇宙からの侵略者たる機械化帝国により、人類は危機に陥る。地球の守護神エルドランから巨大ロボットを授かった小学生たちが、力を合わせてこれに立ち向かう。

『熱血最強ゴウザウラー』の概要

『熱血最強ゴウザウラー』(ねっけつさいきょうゴウザウラー)とは、サンライズ製作のロボットアニメ。
「小学生が巨大ロボットを授かり侵略者と戦う」、「町や学校などが変形してロボットの基地になる」という斬新な演出で好評を博した、『エルドランシリーズ』の第3作にしてTV版最終作である。本作以降もシリーズの続編の企画は存在したが、映像化されることなく終わっている。

renote.net

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主人公たちの暮らす町から月面、果ては恐竜時代まで、シリーズ最大のスケールで描かれる物語が特徴。ストーリーも『エルドランシリーズ』の中ではシリアス色が強く、中盤から終盤にかけては緊迫した展開が続く。
人だけが持つ力である「心」をテーマの1つとしている。心が生み出す力を否定しようとする者や、興味を持って調べようとする者など、様々な形で接触してくる敵との交流も見所とされており、特に中盤のエンジン王との決戦は評価が高い。

外宇宙から現れた侵略者・機械化帝国(きかいかていこく)は、太陽系の他の星々をなんなく機械の塊へと変えて、最後に残った地球にも手を伸ばす。地球の守護神エルドランはこれに立ち向かうも、機械化帝国は現代の地球だけでなく6400万年前の地球でも同様の侵略を行っており、単身で双方を相手取るのは難しい状況にあった。
そこでエルドランは、春風小学校の6年2組の生徒たちに巨大ロボット・ゴウザウラーを託し、機械化帝国を食い止めてほしいと頼み込む。事態を把握した生徒たちは、自らを「ザウラーズ」と称し、機械化帝国に立ち向かっていく。

『熱血最強ゴウザウラー』のあらすじ・ストーリー

機械化帝国の侵略

左からマグナザウラー、ゴウザウラー、グランザウラー。ザウラーズが託された3体の巨大ロボット。

外宇宙から現れた侵略者・機械化帝国(きかいかていこく)は、太陽系の他の星々をなんなく機械の塊へと変えて、最後に残った地球にも手を伸ばす。地球の守護神エルドランはこれに立ち向かうも、機械化帝国は現代の地球だけでなく6400万年前の地球でも同様の侵略を行っており、単身で双方を相手取るのは難しい状況にあった。
そんなことは露知らずに日常を謳歌していた峯崎拳一(みねざき けんいち)や朝岡しのぶ(あさおか しのぶ)ら春風小学校6年2組の生徒たちは、エルドランによって突如6400万年前の恐竜時代へと招かれ、そこで機械化帝国の侵略が進んでいることを教えられる。エルドランは「この時代は自分が守る。現代は君たちが守ってほしい」と伝えて、彼らに巨大ロボット・ゴウザウラーを授ける。

困惑する拳一たちだったが、実際に機械化帝国の侵略が始まると「戦えるのは自分たちだけで、何もしなければ地球は滅亡する」と気づき、自らを「ザウラーズ」と称して機械化帝国との戦いに臨む。
ゴウザウラーの力はすさまじく、彼らは勝利を重ねていくが、担任の中島辰男(なかじま たつお)や防衛隊の武田(たけだ)らザウラーズの周囲の大人たちは“子供を戦わせること”に不甲斐なさを感じていた。

ザウラーズの躍進

機械化帝国は歯車王(はぐるまおう)という前線指揮官に太陽系の攻略を任せていた。その歯車王がザウラーズに敗北を重ねると、機械化帝国の長である機械神(きかいしん)はこれを粛清。電気王を新たな前線指揮官に据える。
電気王は覇気溢れる人物で、「歯車王を破ったゴウザウラーをこの手で倒す」ことにこだわり、自ら前線に赴いてゴウザウラーと交戦。電気王の力に苦戦するザウラーズだったが、マグナザウラーという新型ロボットを手に入れたことで形勢を逆転する。

一転して追い詰められた電気王は、「力だけでは勝てない、策を使え」との機械神からの最後通告を兼ねた忠告を跳ね除け、ザウラーズとの最後の戦いに臨む。そのすさまじい気迫にザウラーズは追い詰められるが、ここで第3のロボット・グランザウラーが登場。ゴウザウラー、マグナザウラーとの連携攻撃によって、ついに電気王を打ち破る。
ザウラーズの力を侮りがたしと見た機械神は、他の星系の機械化で大きな手柄を挙げたエンジン王を太陽系に送り込む。しかしそのエンジン王は、密かに機械神への反逆を目論んでおり、電気王を打ち破ったザウラーズの力を解析して我が物にしようと考えていた。

機械化城の決戦

エンジン王は歯車王や電気王をも上回る強敵で、「我が子」と称する巨大ロボット・ギルターボとのコンビでザウラーズを幾度となく窮地に追い込む。ザウラーズはゴウザウラー、マグナザウラー、グランザウラーの3機を合体させてパワーを集約したキングゴウザウラーの力で対抗する。それすらも敗北寸前にまで追い詰められるが、「僕にはこれしかできない」とする中島の必死の応援を受けて奮起したザウラーズは奇跡的な逆転勝利を収める。
これを見たエンジン王は、「やはりザウラーズには我々機械化帝国の知らない未知の力がある、この男がその秘密に違いない」と中島を拉致。機械神は「心とは文明を破滅に導く忌むべき力」として危険視しており、この事実もまたエンジン王が「心の生み出す力を我が物とすれば、機械神を倒して自分が宇宙の覇者となれる」という思い込みを生む要因となっていた。一方、ギルターボは心が生む力を脅威と認めつつ、「そもそも心とはなんなのか」に興味を抱き、捕らえた中島から様々なことを学んでいく。

中島を助けるため、ザウラーズはエンジン王の拠点・機械化城がある月面へと向かう。「心の生み出す力の解析は完了した」と意気揚々とこれを迎え撃つエンジン王だったが、彼の反逆の意志を察した機械神がここに乱入。エンジン王を粛清しようとするが、ギルターボが割って入ったことで失敗に終わる。父と慕って尽くしてくれたギルターボが、我が身を犠牲にして自分を救って目の前で大破する様を見たエンジン王は、「悲しみ」と「絶望」という形でようやくにして真の意味で心を理解する。
一気に決着をつけるべく、機械神は機械化城を地球へと落下させようと目論む。ザウラーズは総攻撃でこれを阻止しようとするがパワーが足らず、地球滅亡は避けられない事態であるように思われた。しかし、「我が子を殺した機械神の思い通りにはさせるものか」とエンジン王がここに加勢。「自分諸共に攻撃し、そのエネルギーで機械化城を破壊しろ」とザウラーズに提案する。それはエンジン王をも命を落とすことを意味していたが、地球を救うため、エンジン王の気持ちに報いるため、ザウラーズはこれを決行。地球の危機は回避される。

6400万年前の異変

機械化城を破壊したザウラーズは、その直後に完全に機械化された地球を目の当たりにして愕然とする。実は機械化城を破壊した際、その膨大なエネルギーによって時空に巨大な穴が開き、6400万年前の地球に続く道ができていた。ここにザウラーズとの戦闘データが記録されたギルターボの残骸が流れ込んだことで、「キングゴウザウラーの機体データ」を手に入れた機械化帝国にエルドランは敗北を喫してしまったのだった。
過去を変えるため、ザウラーズは6400万年前の地球に乗り込む。この時代の地球攻略を担当していた原子王は、ギルターボの残骸から得たデータで作り上げたダークゴウザウラーで彼らを迎え撃ち、一進一退の戦いを繰り広げる。

しかし、実はキングゴウザウラーはエンジン王に対抗するために急ごしらえで作り上げた機体で、そのすさまじい攻撃力に反して耐久力や経戦能力には問題があった。原子王はこれらの点に気づかず、戦い続ける中で逆転を許し、反撃のチャンスをうかがっていたエルドランの援護もあって最終的には敗れ去る。
かくして6400万年前の戦いは終わり、地球はかつての姿を取り戻す。大きなダメージを受けたエルドランは引き続きザウラーズに現代での戦いを任せ、いずこかへと姿を消す。ザウラーズは再び時空の穴を通り、現代へと帰還した。

心の持つ力

度重なる部下の失敗に業を煮やした機械神は、自ら地球の侵略に乗り出す。そんな中、機械化帝国の機械化光線を浴びてしまった拳一は、徐々に体が機械と化していく状態となってしまう。
機械神はこれを好機と見て、「機械の体を得て我らの仲間になれ」と拳一に囁く。体が機械化していく恐怖、周囲の人々から浴びせられる戸惑いの眼差し、機械と化した自分が機械神に逆らえないという事実に拳一は慄き、「自分は人間でいられるのか」と悩み続ける。しかししのぶの必死の説得や防衛隊の技術者たちが開発した物質復元光線の力により、拳一はなんとか人としての己を取り戻す。

人類が機械化に対抗する術を手に入れたことを知った機械神は、地球の破壊に乗り出す。キングゴウザウラー用の強化パーツである「ガクエンガー」をエルドランから授かったザウラーズは、機械神との最後の戦いを開始。ガクエンガーを破壊されながらも、機械神を撃破する。自身を打ち破った“ザウラーズの心の力”を躍起になって否定する機械神の最後は、心の力に振り回される人間のそれに酷似していた。
かくして機械化帝国との戦いは終わり、ザウラーズはごく普通の小学生へと戻っていく。春が来て、卒業証書を受け取った彼らは、ザウラーズとして戦った思い出を胸に新たな道へと踏み出していった。

『熱血最強ゴウザウラー』の登場人物・キャラクター

ザウラーズ

峯崎拳一(みねざき けんいち)

CV:高乃麗

春風小学校6年2組の生徒。バイタリティと行動力に溢れる、クラスのムードメーカー。ザウラーズとしての活動でも、中心人物の1人として活躍する。マッハプテラ、ゴウザウラー、キングゴウザウラーのメインパイロットを務める。
物語終盤に機械化光線を浴びてしまい、肉体が機械化していく状態となる。機械化した体は拳一にすさまじい力を与えたが、彼は「自分が自分で無くなる」と恐怖に苛まれていた。

朝岡しのぶ(あさおか しのぶ)

BOTAnNABE
BOTAnNABE
@BOTAnNABE

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『伝説の勇者ダ・ガーン』とは、サンライズによるロボットアニメ。「少年と意思を持つロボットが侵略者に立ち向かう」様を描いた『勇者シリーズ』の第3作目の作品である。前2作から継続しての視聴者を意識して、「エコロジー」をテーマとして取り入れるなど、初期の『勇者シリーズ』の作品の中でも特に高めの年齢層を狙った作劇が繰り広げられたことで知られる。 星々に眠る「伝説の力」を求めるオーボスの先兵が地球に襲来。地球の分身である宝珠「オーリン」を手にした小学生の高杉星史は、伝説の勇者ロボと共に侵略者を迎え撃つ。

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勇者王ガオガイガー(GaoGaiGar)のネタバレ解説・考察まとめ

勇者王ガオガイガー(GaoGaiGar)のネタバレ解説・考察まとめ

『勇者王ガオガイガー』(ゆうしゃおうガオガイガー)とは、日本のオリジナルロボットアニメ。『勇者シリーズ』の8作目の作品にして最終作であり、リアルロボット系作品の魅力とスーパーロボット系作品の魅力を共に盛り込むことを目指した意欲作。綿密なSF設定と王道のストーリーで好評を博し、OVAや小説で続編が作られた。略称は「ガガガ」、「GGG」など。 機界生命体ゾンダーにより人類が危機に陥る中、これに対抗する力Gストーンを得た人類は、サイボーグ戦士・獅子王凱と秘密防衛組織GGGを中心に反撃を開始する。

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機動戦士Vガンダム(ヴィクトリーガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士Vガンダム(ヴィクトリーガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士Vガンダム』(きどうせんしヴィクトリーガンダム)とは、1993年に放送されたロボットアニメ。『ガンダムシリーズ』の作品の1つで、「宇宙世紀」と呼ばれる時代の中で繰り広げられる戦争を描いている。物語後期の主人公機であるV2ガンダムは「光の翼」という特徴的な武装を持ち、その見栄えの良さから後に様々な作品で同様の装備が用いられた。 地球の不法居住者で暮らす少年ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアとザンスカール帝国の戦争に巻き込まれ、その中でパイロットとしての類稀な素質を開花させていく。

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勇者特急マイトガイン(Might Gaine)のネタバレ解説・考察まとめ

勇者特急マイトガイン(Might Gaine)のネタバレ解説・考察まとめ

『勇者特急マイトガイン』とは、1993年に放送されたサンライズによるロボットアニメ。「少年と意思を持つロボットが悪に立ち向かう」様を描いた『勇者シリーズ』の第4作目の作品である。1970年代の特撮ヒーローをイメージした、娯楽に徹した明るく痛快な作風で知られる。「オモチャの販売に合わせて突如新型ロボが登場する」といったメタフィクション的な手法が多く用いられたことでも有名。 旋風寺コンツェルンの総帥・旋風寺舞人は、自ら作り上げた勇者特急隊を率い、ヌーベルトキオシティに蠢く悪党たちに立ち向かう。

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機動戦士ガンダムUCのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダムUCのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダムUC(機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096)は福井晴敏による小説、およびそれを原作としたアニメ作品。 機動戦士ガンダムから続く宇宙世紀を舞台に、重要機密であるラプラスの箱を巡る戦いに巻き込まれた少年の葛藤と成長を描く。 緻密に練り込まれた物語もさることながら、戦闘シーンも見所の一つであり、それを彩る兵器であるモビルスーツ、モビルアーマーも幅広い層から人気を集めている。

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