絶対無敵ライジンオー(エルドラン)のネタバレ解説・考察まとめ

『絶対無敵ライジンオー』(ぜったいむてきライジンオー)とは、サンライズによるロボットアニメ。『エルドランシリーズ』と呼ばれる作品群の最初の作品で、「小学生がクラス全員で協力しながらロボットを運用して侵略者と戦う」、「校舎が変形してロボットの発進基地になる」という斬新な設定で好評を博した。
五次元人の侵略から地球を守るために戦い負傷した光の戦士エルドランは、陽昇学園の5年3組の生徒たちに後を託す。彼からスーパーロボット・ライジンオーを預かった子供たちは、自分たちの意志で五次元人に立ち向かう。

『絶対無敵ライジンオー』の概要

『絶対無敵ライジンオー』(ぜったいむてきライジンオー)とは、サンライズによるロボットアニメ。1991年4月から1992年3月にかけて放送された。『エルドランシリーズ』と呼ばれる作品群の最初の作品である。

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「小学生がクラス全員で協力しながらロボットを運用して侵略者と戦う」、「校舎が変形してロボットの発進基地になる」という斬新な設定が特徴。基本的には小学生の1クラスを使った群像劇に近い内容となっており、その構成上教訓めいた話や寓話のようなエピソードも多い。このため「子供に安心して見せられる内容」という点でも好評で、作品全体の高い評価につながっていった。

制作サイドも本作の人気に手応えを覚え、「放送が1年以上続いていたら」という前提で物語の続きを構想している。オモチャの販売や制作スケジュールの関係でこれらは実現しなかったものの、その一部はOVAという形で映像化された。
小説も複数出版されている。これらはアニメのエピソードを文章化したものではなく、アニメとは異なる視点で描かれた、オリジナルのエピソードである。アニメ版で登場したキャラクターが思わぬ役柄で登場するなど、ややシリアスな内容となっている。

地球の守護神である光の戦士エルドランは、地球侵略を目論む五次元人にスーパーロボット・ライジンオーを駆って立ち向かい、その計画を打ち砕くものの自身も負傷する。今の自分では戦えないと判断したエルドランは、不時着した先にいた陽昇学園の5年3組の生徒たちに、ライジンオーを託して姿を消す。
いきなりライジンオーを任されることになった子供たちは、「どうして自分たちがそんなことを」と戸惑いながらも地球防衛組を名乗って活動を開始。勉強に、スポーツに、友情に、自身の夢にと忙しい日々を送りつつ、彼らは五次元人の攻撃を迎え撃つ。

『絶対無敵ライジンオー』のあらすじ・ストーリー

エルドランの依頼

ライジンオー(奥)でジャーク帝国と戦う、地球防衛組の少年少女たち。

皇帝ワルーサ率いる五次元世界ジャーク帝国は、地球への侵略を目論んでいた。これを知った地球の守護神である光の戦士エルドランは、スーパーロボット・ライジンオーを駆ってジャーク帝国に立ち向かう。
ジャーク帝国は邪悪獣という侵略兵器を生み出すアークダーマをミサイルに詰めて世界各地に撃ち込もうとしていたが、エルドランはこの攻撃の阻止に成功。アークダーマから一斉に邪悪獣が発生して物量により世界が蹂躙される事態は回避されるも、この時エルドランも負傷し、満足に戦えない状態となってしまう。

日本の陽昇学園(ひのぼりがくえん)に不時着したエルドランは、たまたまその場に居合わせた5年3組の生徒たちにライジンオーを託し、自身は傷を癒すために姿を消す。いきなり地球の防衛とそのためのスーパーロボットを任された5年3組の小学生たちは戸惑うが、街に邪悪獣が出現したのを見て「どうやら本当の話だったらしい、自分たちでやるしかない」と奮起する。
委員長の白鳥マリア(しらとり マリア)がエルドランからもらった「ライジンメダル」を机の溝にはめ込むと、教室は地下へと移動しつつ壁や床がクルリと回転して指令室へと変形。さらに校庭、体育館、プールが射出施設へと姿を変え、そこから日向仁(ひゅうが じん)の乗る剣王(ケンオー)、月城飛鳥(つきしろ あすか)が乗る鳳王(ホウオー)、星山吼児(ほしやま こうじ)が乗る獣王(ジュウオー)の3機のロボットが撃ち出される。3機は合体してライジンオーとなり、邪悪獣を撃破。華々しく初陣を飾る。

地球防衛組の始動

ライジンオーの存在は当然ながら大人たちも把握しており、防衛隊は「戦うのは我らの仕事だ」と仁たちからライジンメダルを取り上げる。しかし彼らがこれを使っても教室は指令室に変形せず、当然ライジンオーも発進しない。ライジンオーを使えるのは自分たちだけだと悟った仁たちは、「地球防衛組」(ちきゅうぼうえいぐみ)を名乗って活動を開始する。
エルドランの妨害により、アークダーマは仁たちの学校がある陽昇町周辺に集中して落下していた。アークダーマは誰かが何かを「迷惑だ」と口にすると、これを感知して邪悪獣へと変身する力を持っており、地球防衛組の面々はこれを次々と撃破していく。

ジャーク帝国の前線指揮官であるベルゼブとファルゼブは、「ライジンオーこそは地球侵略の最大の障害」と断定。誕生する邪悪獣を副官のタイダーに確保させ、これを強化してライジンオーの打倒を目論む。
勉強、宿題、友情、そして将来の夢。小学生らしい悩みに振り回されつつ、地球防衛組の子供たちはジャーク帝国との戦いを続けていく。

新たなる力

遅々として進まない地球侵略に業を煮やしたワルーサは、ベルゼブにジャークサタンというロボットを与える。ジャークサタンはライジンオーに匹敵する戦闘力を持っており、邪悪獣とのコンビでライジンオーを苦しめる。
一方、地球防衛軍の面々は指令室にまだ秘密があることを探り当て、エルドランから託されていたもう1体のロボット・バクリュウオーの存在を突き止める。バクリュウオーは指令室から直接操縦するシステムになっており、ライジンオーほどの対応力はないものの独自の強みを持っていた。

これに対し、ベルゼブは「邪悪獣とジャークサタンの融合」という方法でさらなる戦闘力を獲得。そうやって誕生したスーパー邪悪銃の力は、ライジンオーとバクリュウオーの2体をも上回り、地球防衛組は苦戦を強いられる。
しかし、エルドランから託された力をさらに解析した結果、ライジンオーとバクリュウオーには合体機構があることが判明。2体は合体してゴッドライジンオーとなり、その絶対的な力でスーパー邪悪獣を次々と打ち破っていく。

ジャーク帝国との決戦

ジャーク帝国との戦いの中、タイダーは陽昇町の人々と交流し、彼らと戦えなくなっていく。ベルゼブはベルゼブで、ライジンオーを操っていたのが子供だったことを知って「自分は地球人の子供に負け続けていたのか」と衝撃を受ける。侵略が遅々として進まないことにワルーサは激怒し、ついに自ら動き出す。
ゴッドライジンオーすらも1度は敗れるが、地球防衛組の面々は諦めずに打開策を練る。防衛隊が決死の覚悟で援護する中、バクリュウオーの機能によってエネルギーを回復してライジンオーは再起動。再び合体したゴッドライジンオーは、今度こそワルーサを打ち倒す。

ワルーサが倒れたことで、ジャーク帝国の地球侵略も失敗に終わる。しかしベルゼブは「子供に負けたままではいられない」と、タイダーには地球の人々と共に暮らすよう告げて最後の勝負を挑む。仁、飛鳥、吼児は“ライジンオーもジャーク帝国の侵略も無かった世界”の幻覚に囚われ、自分たちのこれまでの戦いを否定するよう促される。しかし彼らはそれでも「地球防衛組の一員として、仲間たちと一緒に過ごした1年」は真実だと信じて幻覚を打ち破り、ベルゼブは敗北を認めて五次元へと帰っていく。
かくしてジャーク帝国との戦いは終わり、人々は日常へと戻っていく。しかしまだ回収されていないアークダーマも相当数存在し、ジャーク帝国が滅んでも邪悪な意志を持つ五次元人が全ていなくなったわけでもない。その後もたびたび事件が起きるたび、地球防衛組はライジンオーを駆って出撃するのだった。

『絶対無敵ライジンオー』の登場人物・キャラクター

地球防衛組(ちきゅうぼうえいぐみ)

日向仁(ひゅうが じん)

CV:松本梨香

陽昇学園5年3組の生徒。ガキ大将気質で、運動神経抜群の少年。剣王のパイロットで、ライジンオー及びゴッドライジンオーのメインパイロットも務める。
実家は酒屋で、たびたび店の手伝いをしている。マリアとはしょっちゅうケンカしているが、内心では強く信頼している。

月城飛鳥(つきしろ あすか)

CV:岩坪理江(TV版)/甲斐田ゆき(『スーパーロボット大戦』シリーズ)

陽昇学園5年3組の生徒。裕福な家の子で、キザで女の子に優しいが若干打たれ弱い。クラスで一番顔が整っていることもあり、多くの女子から好意を寄せられている。
鳳王のパイロットで、ライジンオー及びゴッドライジンオーの飛行と姿勢制御を担当している。

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機動戦士Vガンダム(ヴィクトリーガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

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『機動戦士Vガンダム』(きどうせんしヴィクトリーガンダム)とは、1993年に放送されたロボットアニメ。『ガンダムシリーズ』の作品の1つで、「宇宙世紀」と呼ばれる時代の中で繰り広げられる戦争を描いている。物語後期の主人公機であるV2ガンダムは「光の翼」という特徴的な武装を持ち、その見栄えの良さから後に様々な作品で同様の装備が用いられた。 地球の不法居住者で暮らす少年ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアとザンスカール帝国の戦争に巻き込まれ、その中でパイロットとしての類稀な素質を開花させていく。

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勇者特急マイトガイン(Might Gaine)のネタバレ解説・考察まとめ

勇者特急マイトガイン(Might Gaine)のネタバレ解説・考察まとめ

『勇者特急マイトガイン』とは、1993年に放送されたサンライズによるロボットアニメ。「少年と意思を持つロボットが悪に立ち向かう」様を描いた『勇者シリーズ』の第4作目の作品である。1970年代の特撮ヒーローをイメージした、娯楽に徹した明るく痛快な作風で知られる。「オモチャの販売に合わせて突如新型ロボが登場する」といったメタフィクション的な手法が多く用いられたことでも有名。 旋風寺コンツェルンの総帥・旋風寺舞人は、自ら作り上げた勇者特急隊を率い、ヌーベルトキオシティに蠢く悪党たちに立ち向かう。

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