プロレスの星 アステカイザー(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『プロレスの星 アステカイザー』とは、1976年(昭和51年)10月から1977年(昭和52年)3月まで全26話が放送されていた永井豪・石川賢原作、円谷プロダクション制作による特撮ドラマである。プロレスを含む全格闘技界を征服しようとする格闘軍団ブラック・ミストと戦うアステカイザーの活躍を描いている。戦闘シーンでは、実写からからセル画のアニメーションに代わる通称「ドラマメーション」が用いられていた。実写では表現が難しい戦闘シーンが表現可能となり、特撮番組の新たな世界が展開されていた。
ダイナミックプロは、アステカイザー以外では直接プロレスラーを題材として扱った有名作品は発表されていない。しかしながら、結果的にプロレスと関わった作品、あるいはプロレスを彷彿とさせる作品がある。最初は「獣神ライガー」が挙げられる。これは永井豪原作、サンライズ制作のアニメ番組であり、1989年3月から1990年1月までテレビ朝日系で放映されていた。ジャンルでいえば「マジンガーZ」同様、ロボット物に分類される。主人公大牙剣(たいが けん)は、このライガーの内部に乗り込み、人類を襲ってくるドラゴ帝国と戦う。このライガーは大牙剣の動きをトレースして動くバイオアーマーというロボットであり、「機動武闘伝Gガンダム」のモビルアーマーと似通った操縦方法が設定されている。この作品がアニメとして放映されている時に、タイアップ企画として、1989年4月に新日本プロレスから獣神ライガーがデビューしている。アニメとシンクロするかのように、リングネームも変化していき、獣神ライガーからファイヤーライガーへ、そして最終的には獣神サンダー・ライガーへと変化していった。2020年1月をもって現役を引退しているが、その強さとパフォーマンスは、多くのプロレスファンに愛されていた。
アイアンマッスル
ダイナミックプロが発表したプロレスを彷彿とさせる作品として、次に挙げられるのは「アイアンマッスル」である。これは永井豪とダイナミックプロによる巨大ロボットの格闘漫画として少年マガジンに1983年2月から11月まで連載されていた。プロレスラーのように身体を鍛えたグラップラーという者たちが自身の動きをトレースして動く人型ロボット「グラップルマシン」の内部(基本的にお腹)に乗り込み、どちらか一方が動けなくなるまで戦う「ハイパーグラップル」という格闘技でチャンピオンを目指して戦う鋼光一の成長を描く物語である。人型ロボットといいながら、容姿はアステカイザーのサイボーグ格闘士に近く、永井豪がアステカイザーを描いていた場合のシーンが連想される。
『プロレスの星 アステカイザー』には石川賢作画の漫画版が存在
アステカイザーには漫画版がある。永井豪原作、石川賢作画の漫画版は、テレビ版をコミカライズした作品であり、「てれびくん」や「小学三年生」および「小学五年生」に連載されていた。基本的な設定はテレビ版と変わらないものの、アステカイザーの初登場シーンでは、自分は鷹羽大二郎の生まれ変わりと称して鬼気迫る雰囲気を漂わせている。その他にも実写版には登場しない人物が何人も登場し、読者に違和感を与える作品である。最終回でアステカイザーとサタン・デモンとの一騎打ちが行われることはテレビ版と同様だが、石川賢の作画が冴えわたり、実写版とは異なる、まさし肉弾相打つ戦いが展開されていることも大きな特徴の一つである。
いろんな漫画に登場してくる古代アステカ文明
本作で「古代アズテク文明」と称されている文明は、実在していた「古代アステカ文明」のことを遠回しに伝えていることは想像に難くない。アステカの英語読みは「Aztecah」であり、ローマ字として読めば「アズテク」となるのである。アステカとは1428年ごろから1521年までメキシコ中央高原に栄えたメソアメリカ文明の国家である。アステカ人が14世紀にメキシコに移住し、トルテカ文明を継承して首都テノチティトランを建設。すぐれた軍事組織をつうじてメキシコの広い領域を支配した。テノチティトランは人口20万から30万、巨大な宮殿、大ピラミッド、神殿をもつ壮麗な都市であった。どういうわけか、この国はいろんな物語で事件が発生するきっかけを作り出している。「ジョジョの奇妙な冒険」第一部では、当時の支配者が石仮面を使用していた描写があり、「スプリガン」の「仮面伝説の章」では、アステカで称えられていた二人の神テスカトリポカとケツァルコアトルが登場する。(アステカ神話においてはアステカの民族神であるウィツィロポチトリをはじめ、ケツァルコアトルやテスカトリポカ、雨神トラロックなどさまざまな神があがめられ、崇敬を受けていた)。ファンタジー物ではないが、一風かわったところでは、作者:佐藤究の長編小説である「テスカトリポカ」がある。本作は古代アステカ文明の要素を絡めつつ、メキシコの麻薬カルテル、臓器ビジネスなど「血の資本主義」を主題に据える犯罪小説である。
神秘の香りがただよう古代アステカ文明であるが、これからも様々なアステカ関連の物語が作成されてくる可能性がある。
『プロレスの星 アステカイザー』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):子門真人「カモン!アステカイザー」
作詞:山川啓介
作曲:津島利章
編曲:筒井広志
このオープニングは、アステカイザーの「カイザー・イン」の掛け声でアニメ場面に切り替えられた時に流れているので、最終回を除き、本編中でも聞くことが出来る。第1話と第9話では、さらにインストルメンタルが流れているシーンもある。
ED(エンディング):子門真人「ファイト!アステカイザー」
作詞:山川啓介
作曲:津島利章
編曲:筒井広志
この曲は、歌声付きのものはエンディング以外聞く機会はないが、インストルメンタルは、アステカイザーとサイボーグ格闘士とのファイトシーンで頻繁にかけられている。編曲内容も2パターンあるので、全話確認してみるのも、ファンにとっては一興である。
Related Articles関連記事
ウルトラマンを倒した怪獣・宇宙人たち!
子供たちから憧れを持たれ、圧倒的な国民的ヒーローであるウルトラマン。そんなウルトラマンは、実は結構敗北しています。初代ウルトラマンを倒して、その後、シリーズ最大の敵となるゼットン、4人のウルトラマンを相手にしても勝利してしまうヒッポリト星人など、強力な怪獣・宇宙人が登場します。 歴代のウルトラマンを打ち倒し、視聴者に衝撃を与えた怪獣・宇宙人をまとめました。
Read Article
『ウルトラマンシリーズ』に登場する悲しき運命を背負った怪獣・宇宙人たち
『地球の平和を守るために怪獣と戦う』がウルトラマンの一般的な印象だと思うが、作品の中にはそこから大きく逸脱した回が存在する。迫害・いじめをテーマにした回、やむなく怪獣になるしかなかった者、そういった回では怪獣はかわいそうに思えるほど悲痛な最後を迎える。 ジャミラやピグモンなど、悲痛な最後を遂げた怪獣・宇宙人たちを紹介する。
Read Article
ゲッターロボ アーク(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゲッターロボ アーク』とは、石川賢が手がけたSF巨大ロボットバトル漫画であり『ゲッターロボ』シリーズの叙事『ゲッターロボ・サーガ』最終作。 正義のロボットだったはずのゲッターロボが、未来ではゲッターエンペラーとして宇宙を侵略する悪魔のようになってしまう予知があった。 なぜ、そのような未来が創られたのか。初代ゲッターパイロット流竜馬の子、流拓馬が現代での最新ゲッター「アーク」を駆って、その謎を解き明かす予定だったが、作者急逝により謎のまま未完となった。 2021年夏アニメ化。
Read Article
ウルトラマン(初代)のネタバレ解説・考察まとめ
1966年(昭和41年)7月17日~1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で放送。 『ウルトラマン』とは、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。 映像上の題名は「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」である。全39話放送された。 ウルトラマンと地球人のハヤタ隊員が一心同体となり、科学特捜隊と共に、怪獣や侵略宇宙人を倒し、地球の平和を守るストーリーである。
Read Article
キューティーハニー(CUTIE HONEY)のネタバレ解説・考察まとめ
『キューティーハニー』は、漫画、テレビアニメ、オリジナルビデオアニメ、数回にわたる実写映画など、様々な媒体で製作されている、永井豪の代表作の一つである。セクシーシーンと臨場感あふれるアクションシーンが満載の、キューティーハニーと悪の組織・パンサークローとの戦いは、少年少女のみならず、幅広いファンを獲得した。
Read Article
ウルトラマンティガ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1996年(平成8年)9月7日から1997年(平成9年)8月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンティガ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全52話が放送された。 1998年、第29回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門を日本の特撮テレビドラマとして初めて受賞。 「光の巨人」ウルトラマンティガ=マドカ・ダイゴ、GUTSメンバーと、迫りくる「闇」との戦いを描いた作品。
Read Article
ウルトラセブン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1967年(昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日の間にTBS系で放送。 『ウルトラセブン』は、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。全49話が放映された。 地球侵略を企む的生命体=宇宙人に対して、地球を守るウルトラ警備隊。 そして、警備隊ら地球人と協力をするヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いた物語。
Read Article
帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)のネタバレ解説・考察まとめ
1971年(昭和46年)4月2日から1972年(昭和47年)3月31日の間にTBS系で放送。 『帰ってきたウルトラマン』の制作は円谷プロダクション。全51話が放映された。 世界各地で地殻変動や異常気象が相次ぎ、眠っていた怪獣が目覚めていく。 その怪獣たちと戦う防衛チーム・MAT(マット)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンの活躍を描いた物語。
Read Article
ウルトラマンタロウ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1973年(昭和48年)4月6日から1974年(昭和49年)4月5日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンタロウ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全53話が放送された。 前作ウルトラマンAの後に地球防衛の任務に就くウルトラマンタロウ。地球では宇宙科学警備隊ZATの東光太郎として活躍しながら、超獣以上の力を持つ怪獣や宇宙人との戦いを描いた物語。
Read Article
ウルトラマンA(エース)のネタバレ解説・考察まとめ
1972年(昭和47年)4月7日から1973年(昭和48年)3月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンA』の制作はTBS・円谷プロダクション。全52話が放送された。 地球を侵略しようと企む新たな敵・異次元人ヤプール。そのヤプールが送り出す怪獣以上の強敵・超獣に対して、超獣攻撃隊・TAC(タック)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンAの活躍を描いた作品。
Read Article
ウルトラマンガイア(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1998年(平成10年)9月5日から1999年(平成11年)8月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンガイア』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 高山我夢=ウルトラマンガイア、XIGメンバー、そして、藤宮博也=ウルトラマンアグルが、それぞれの思いを胸に、襲い来る根源的破滅招来体に立ち向かう作品。
Read Article
ウルトラマンオーブ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウルトラマンオーブ』とは、円谷プロダクション制作で2016年に放送されたウルトラシリーズの特撮テレビドラマ。ウルトラシリーズ50周年記念作品にあたる。主人公の風来坊クレナイ・ガイ/ウルトラマンオーブは旅の途中に魔王獣の復活を感じ取りとある街に立ち寄る。そこで起こる運命の出会いや、戦い、ガイ自身の葛藤を描く。キャッチコピーは「光の力、おかりします!!」「覚醒せよ、光の戦士。」「史上初!!合体から変身!」。
Read Article
ウルトラマンレオ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンレオ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全51話が放送された。 「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」をテーマに掲げ、主人公・おゝとり(おおとり)ゲン=ウルトラマンレオが、強敵や周囲の人々たちとの軋轢により過酷な状況に追い込まれ苦悩しながら成長していく物語。
Read Article
ウルトラQ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1966年1月2日から7月3日にかけて放映されたTBS系で放送されたテレビ番組。白黒作品。 ウルトラシリーズ第一弾にあたる。円谷プロダクション制作。全28話。 世界のバランスが崩れた「アンバランスゾーン」で巻き起こる怪事件や怪獣出現を描く。 後のシリーズと違い、防衛組織やスーパーヒーローが登場しないことが特徴。 2011年、『総天然色ウルトラQ』と題してカラーライズされた。
Read Article
ウルトラマンコスモス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
2001年(平成13年)7月6日から2002年(平成14年)9月27日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンコスモス』の制作は円谷プロダクション。全65話が放送された。 春野ムサシ=ウルトラマンコスモスが、怪獣と人間の共存を願い、むやみに殺傷せず、一方で邪悪な敵には敢然と立ち向かう姿を描いた作品。
Read Article
ウルトラマンジード(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
ウルトラマンジードとは2017年7月8日から12月23日にテレビ東京系列で毎週土曜日朝9時から放送されたウルトラシリーズの作品のタイトル、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルの遺伝子を持つ主人公朝倉リク/ウルトラマンジードの、運命に立ち向かう戦いの中でかけがえのない仲間との出会い、成長する姿を描く作品。キャッチコピーは「運命―覚悟を決めろ」
Read Article
ウルトラマン80(エイティ)のネタバレ解説・考察まとめ
1980年(昭和55年)4月2日から1981年(昭和56年)3月25日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマン80』の製作はTBS・円谷プロダクション。全50話が放送された。 M78星雲・光の国より地球へやってきたウルトラマン80=矢的猛が、人間の負の感情・マイナスエネルギーが怪獣を生み出すということに気付き、新任教師となり根本を断つ日々と、UGM隊員として活躍する日々を描いた物語。
Read Article
ウルトラマンダイナ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1997年(平成9年)9月6日から1998年(平成10年)8月29日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンダイナ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 前作『ウルトラマンティガ』が闇の力を倒し、世界に光を取り戻してから7年後の2017年。アスカ・シン=ウルトラマンダイナ、スーパーGUTSメンバーと、謎の生命体スフィアとの戦いを描いた作品。
Read Article
怪奇大作戦(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『怪奇大作戦』とは、1968年9月から1969年3月までTBS系で放送された特撮テレビ番組。 円谷プロダクション制作。全26話。 現代社会で発生する科学犯罪に挑む科学捜査研究所「SRI」の活躍を描く。 21世紀に入り、3作のリメイクが制作された人気作品。
Read Article
ウルトラマンブレーザー(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウルトラマンブレーザー』とは、光の巨人ウルトラマンへの変身能力を得た防衛隊の隊長が、巨大な怪獣や悪しき宇宙人と戦う様を描いた特撮作品。「コミュニケーション」をテーマとしており、立場の異なる様々な人々の衝突と和解を描いている。 怪獣や地球外生命体の脅威から地球を守る、地球防衛隊GGF。その特殊部隊の隊長であるヒルマ・ゲントは、ある日ウルトラマンブレーザーに変身する力を得る。特殊怪獣対応分遣隊SKaRDに異動することになったゲントは、その勇気とウルトラマンとしての力で人々を守っていく。
Read Article
セブンガーファイト(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『セブンガーファイト』とは円谷プロの作品見放題サブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」の中で配信された『ウルトラマンZ』のスピンオフ作品である。対怪獣特殊空挺機、通称「特空機1号セブンガー」によるテレビ本編では描かれなかった裏側の戦いにフォーカスを当てている。ハルキ操縦のセブンガーにヨウコ、ユカ、ヘビクラが怪獣分析や戦術指示をしながらウルトラマンZが参戦していないストレイジ本来の任務を赤裸々に描いている。
Read Article
ウルトラマンZ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウルトラマンZ』とは、円谷プロダクション制作で2020年に放送された『ウルトラシリーズ』の特撮テレビドラマで、令和ウルトラマンシリーズとしては第2作目にあたる。キャッチフレーズは「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼット!」。 対怪獣ロボット部隊、ストレイジに所属する主人公のナツカワハルキは、地球にやってきた怪獣との戦いの中で若きウルトラマン、ゼットと運命の出会いを果たす。巨大ロボット『特空機』の戦いと、その裏で暗躍する影に果敢に立ち向かうハルキとゼットの熱血コンビの活躍を描いた作品。
Read Article
電光超人グリッドマン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『電光超人グリッドマン』とは、円谷プロダクション創立30周年記念の特撮作品。中学生の少年少女がヒーローと共に電脳世界で暗躍する魔王に立ち向かう姿を描く。インターネットを題材にした斬新な作風で知られ、後に『SSSS.GRIDMAN』などのアニメ作品でシリーズ化されていった。 中学生の翔直人、馬場一平、井上ゆかは、ある日街中で異常現象に襲われ、謎のヒーロー「グリッドマン」に救われる。異常現象の原因が次元犯罪者カーンデジファーにあることを知った直人たちは、グリッドマンと共に街を守ることを決意する。
Read Article
デビルマン(漫画版DEVILMAN)のネタバレ解説・考察まとめ
『デビルマン』(漫画版DEVILMAN)とは、永井豪が『週刊少年マガジン』に連載した漫画である。デーモンとの戦いを通して人間の弱さや邪悪さが露呈し、その過程で本当に守るべきものは何か、本物の悪魔とは何かを問う作品となっている。おとなしい高校生の不動明は友人飛鳥了の提案により、200万年の眠りから目覚めたデーモン軍団から人間を守るためにデビルマンとなり戦うことを決断する。デビルマンとなった明はデーモンから人間を守りたいと戦うが、追い詰められた人間が見せる剥き出しの残虐さに絶望していく。
Read Article
ハレンチ学園(永井豪)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハレンチ学園』とは、永井豪によるギャグ・学園漫画。『週刊少年ジャンプ』誌上にて1968年から1972年まで連載された。漫画を基にした実写テレビドラマ版・実写映画版・OVA版などがある。連載当時としては過激な性描写と破天荒なストーリーで人気と話題を博し、永井豪の初期の代表作品であるとともに草創期の『週刊少年ジャンプ』を支えた作品として知られた。日本一ハレンチな学校「聖ハレンチ学園」を舞台に、そこに集った常識外れの生徒たちと教師たちが巻き起こす騒動を描いたギャグ・学園・セクシー漫画である。
Read Article
バイオレンスジャック(永井豪)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオレンスジャック』とは、永井豪とダイナミックプロによるポスト・アポカリプス漫画。『週刊少年マガジン』にて1973年から1974年まで、『月刊少年マガジン』にて1977年から1978年まで、『週刊漫画ゴラク』にて1983年から1990年まで連載された。約17年間に渡る連載期間は永井豪作品最長であり、多くの永井キャラクターが共演したことでも知られる。巨大地震で分断された無法地帯関東で逞しく生きる少年たちと、彼らを見守る謎の存在バイオレンスジャックとその敵スラムキングとの戦いを描いた作品である。
Read Article
ウルトラマンG(グレート)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウルトラマンG』とは、円谷プロダクションによる特撮作品。平成に入って初めて作られた『ウルトラシリーズ』で、撮影はオーストラリアで行われた。往年の特撮作品で活躍した俳優を日本語版声優にする一方、映像作品として新しい演出を積極的に取り入れるなど、昭和と平成の『ウルトラシリーズ』をつなぐ作品だとされている。「グレート」と略されることが多い。 邪悪生命体ゴーデスが地球に降り注ぎ、これを討つためにやってきたウルトラマングレートは地球人のジャック・シンドーと融合。2人は力を合わせてゴーデスに立ち向かう。
Read Article
鋼鉄神ジーグ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『鋼鉄神ジーグ』(こうてつしんジーグ)とは、2007年に放送されたロボットアニメ。1975年に放送された『鋼鉄ジーグ』の続編ではあるが、設定や世界観は手を加えられている。前作の原作を担当した永井豪らしいお色気シーン、往年のロボットアニメに見られた熱血的な演出や特訓シーンなど、古き良き作品の魅力をブラッシュアップした演出が好評を博した。 初代鋼鉄ジーグと邪魔大王国の決戦から50年。結界に覆われたままの九州から出現した新たな敵を倒すため、高校生の草薙剣児は鋼鉄神ジーグの操縦者となって戦い始める。
Read Article
マジンガーZ(永井豪)のネタバレ解説・考察まとめ
『マジンガーZ』とは、永井豪とダイナミックプロ原作の漫画やテレビアニメなどのメディアミックス作品。漫画版は1972年から1974年まで『週刊少年ジャンプ』及び『テレビマガジン』にて連載され、アニメ版は1972年から1974年まで放映された。続編に『グレートマジンガー』と『UFOロボ グレンダイザー』がある。主人公が人型巨大ロボットを操縦して敵と戦うスーパーロボットものの代表的作品であり、多くのフォロワーを生み出した。主人公が、スーパーロボットに乗り込み悪の科学者と戦う様を描く。
Read Article
グレンダイザーU(Grendizer U)のネタバレ解説・考察まとめ
『グレンダイザーU』とは、世界的に高い人気を誇るロボットアニメ『UFOロボ グレンダイザー』のリブート作品。総監督に福田己津央、キャラクターデザインに貞本義行、脚本に大河内一楼、音楽に田中公平と豪華絢爛なスタッフで話題となった。キャッチコピーは「宙と大地よ、思い出せというのか?」。2024年放送予定。 故郷フリード星を滅ぼされ、地球へと逃げ延びたデューク・フリード。その地球に仇敵たるベガ星連合軍が迫っていることを知ったデュークは、フリード星の守護神グレンダイザーに乗ってこれを迎え撃つ。
Read Article
ウルトラマンブレーザーの怪獣・宇宙人まとめ
人類と地球を脅かす敵と戦う防衛隊と、それを助ける光の巨人の活躍を描く『ウルトラマンブレーザー』には、姿も能力も異なる怪獣や宇宙人が毎回登場する。巨大な怪獣が暴れ回る様は、日本でもっとも有名な特撮作品である『ウルトラマン』シリーズの見せ場であり、その圧倒的なスケール感で長年ファンを魅了し続けてきた。 ここでは、時に凶悪な暴威を振り撒き、時に邪悪な侵略の魔手を伸ばし、時には友好的に接しようとしながらも擦れ違いから悲劇を生む『ウルトラマンブレーザー』の怪獣と宇宙人を紹介する。
Read Article
大人向けウルトラマン?ウルトラセブンの印象的なエピソード集
モロボシ・ダンの名を借りて僕らの幸せを守るウルトラセブン。 この深紅のヒーローは当時の子供たちは勿論、現代の大人までも魅了している。 何故子供たちだけでなく大人たちの心までも掴むのか。 それはただ単にかっこいいだけでなく、深い問題提起に富んだエピソードが多いからである。 本記事ではウルトラセブンの印象的なエピソードたちを紹介する。
Read Article
2024年7月夏アニメ(前期アニメ)まとめ
2024年7月期に放送される夏アニメを50音順に紹介する。2024年7月夏アニメは、人気シリーズの続編が多数ラインナップされている。アニメの放送情報や配信情報、声優・スタッフ、あらすじなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
2024年4月春アニメ(前々期アニメ)まとめ
2024年4月から放送を開始する春アニメを50音順に紹介する。2024年4月春アニメは、注目の新作アニメや人気シリーズの続編などが多数ラインナップされている。アニメのタイトルや放送情報、キャスト声優やスタッフなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
マガジンの歴代ヒロインまとめ
『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。 幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。
Read Article
デビルマン(DEVILMAN)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『デビルマン』とは、70年代にアニメの企画と並行して誕生した漫画作品で、原作者である永井豪の会心作の一つである。 悪魔を主人公にした斬新な設定と、ハードなアクション、そして後半のヨハネ黙示録を元にした終末観溢れるストーリーが話題を呼び、いくつもの派生作品が生まれた。 人、悪魔、そして神とは一体何か、本作の登場人物の言葉にその秘密が隠されている。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『プロレスの星 アステカイザー』の概要
- 『プロレスの星 アステカイザー』のあらすじ・ストーリー
- 物語の始まり
- アステカイザー登場
- アステカイザーの正体
- サイボーグ格闘士との激闘_序盤
- サイボーグ格闘士との激闘_中盤
- サイボーグ格闘士との激闘_終盤_前編
- サイボーグ格闘士との激闘_終盤_後編
- 大団円
- 『プロレスの星 アステカイザー』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 鷹羽俊(たかば しゅん/演:島村美輝)
- アステカイザー(演:奈良光一 )
- 速水家の人々
- 速水博士(はやみ はかせ/演:松本朝夫)
- 速水かおる(はやみ かおる/演:矢崎里香)
- 速水太助(はやみ たすけ/演:薄田拓己)
- ゴリキング
- 東都プロレスの関係者
- ジョー神崎(じょー かんざき/演:菊池太)
- 山川五郎(やまかわ ごろう/演:蔵忠芳)
- ストロング・リキ(演:大前均)
- 鷹羽大二郎(たかば だいじろう/演:三浦英一)
- 源さん(げんさん/演:玉川長太)
- 坂田記者(さかた きしゃ/演:大泉滉)
- ブラック・ミスト
- ルアー
- サタン・デモン(演:山本昌平)
- ブラディ・ホーネット
- デビル・スパイダー
- アイアン・バスター
- バズソー・オルテガ
- ブルー・バイソン
- アラビアン・ウルフ
- バルカン・ナイト
- ダーク・グラジエーター
- コース・デグラー
- クライム・バリアン
- グローサル・ヒル
- ジェセル・ハンター
- ギャリソン・スネーク
- 鮮血のヘル(せんけつのへる/演:ジョージ高野)
- ブラック・コブラ(演:ジョージ高野)
- レッド・ファイア(演:遠藤思夫)
- キル・ブラッド(演:多宮健二)
- サタン・ソルジャー
- ゲスト出演者
- アントニオ猪木(あんとにお いのき/演:アントニオ猪木)
- 愛田(あいだ/演:大塚春彦)
- 山内次郎(やまうち じろう/演:大野よしひさ)
- 山川大造(やまかわ たいぞう/演:玉川伊佐男)
- 妻木月心(つまき げっしん/演:渡部安章)
- ジャガー春木(じゃがー はるき/演:池田駿介)
- ジョージ(演:ジョージ高野)
- キラー熊沢(きらー くまざわ/演:荒川真)
- 牧口博士(まきぐち はかせ/演:梅津栄)
- 津村博士(つむら はかせ/演:北浦昭義)
- 『プロレスの星 アステカイザー』の用語
- アステカイザー関連の用語
- アステカの星
- ファイティングスーツ
- カイザークラッシャー
- マッハビート号
- その他の用語
- ブラック・ミスト
- 東都プロレス
- 『プロレスの星 アステカイザー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 鷹羽俊が「カイザー・イン!」と叫び場面が変わる瞬間
- 鷹羽俊がアステカイザーに変身するシーン
- 最後の戦いでアステカイザーが「アステカの星」を投げるシーン
- 『プロレスの星 アステカイザー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 新日本プロレスとの協力体制
- 実在するプロレスラーとしてのアステカイザー
- ダイナミックプロが生み出したアステカイザー以外のプロレスがらみのヒーロー達
- 獣神ライガー
- アイアンマッスル
- 『プロレスの星 アステカイザー』には石川賢作画の漫画版が存在
- いろんな漫画に登場してくる古代アステカ文明
- 『プロレスの星 アステカイザー』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):子門真人「カモン!アステカイザー」
- ED(エンディング):子門真人「ファイト!アステカイザー」