大人向けウルトラマン?ウルトラセブンの印象的なエピソード集

モロボシ・ダンの名を借りて僕らの幸せを守るウルトラセブン。
この深紅のヒーローは当時の子供たちは勿論、現代の大人までも魅了している。
何故子供たちだけでなく大人たちの心までも掴むのか。
それはただ単にかっこいいだけでなく、深い問題提起に富んだエピソードが多いからである。
本記事ではウルトラセブンの印象的なエピソードたちを紹介する。

『ウルトラセブン』の概要

1967年10月1日~1968年9月8日に放映されていた特撮テレビ番組。
人類が宇宙に進出しだした時代、地球侵略を目論む宇宙人の侵略に対し結成された特殊防衛組織「ウルトラ警備隊」と、M78星雲から来た恒点観測員340号こと「ウルトラセブン」の活躍を描いた物語。ウルトラセブンは普段はモロボシ・ダンという地球人としてウルトラ警備隊に所属している。
「ウルトラマン」とは異なり、怪獣ではなく宇宙人が敵として立ちはだかることが多い本作では、ダン=ウルトラセブンが同じ宇宙人として悩みや葛藤を抱えながら戦うのが印象的な作品。
深く考えさせられるエンディングや、問題提起するエピソードに富んでいることから、ウルトラシリーズの中でも大人向けとの声が多い。
大人になってからセブンに魅入られた人も多く、色あせない名作として今なお語り継がれている。

なお、ウルトラセブンであってウルトラ"マン"セブンではないので注意。

第8話「狙われた街」

最初に紹介するのは第8話「狙われた街」。
本エピソードに登場する宇宙人、メトロン星人とちゃぶ台を挟んで対話するシーンはファンの間で名シーンとして語られている。
前述のちゃぶ台のシーンや夕暮れの中メトロン星人と対決するシーンの美しさ、その際に見せたメトロン星人の特徴的な走り方など映像の美麗さ・面白さもさることながら、最後の意味深なナレーションや人間の信頼関係を利用した侵略方法など、深いメッセージ性のあるエピソードである。

「狙われた街」のあらすじ・ストーリー

北川町でタクシーの暴走運転、飛行機墜落、列車の衝突事故など、重大な事件が多発していた。更にそのどれもが北川町の住民によるものだという。
そんな中、北川町をパトロール中のウルトラ警備隊の隊員フルハシとソガは銃声を聞く。駆けつけると男がライフルを乱射していた。は男を制圧し逮捕するが、男は突然糸が切れたように気絶してしまう。
その後の調べで、男は犯行当時のことを覚えておらず、犯行前は顔馴染みの銃砲店で煙草を吸いながら話をしていたということが分かった。
フルハシが作戦室で先程パトロール中に北川町で購入した煙草を吸い始める。すると突然凶暴化し暴れ出すフルハシ。なんとか取り押さえようとしていると、ライフル乱射犯と同じく糸が切れたように気絶した。その後ソガも同じく煙草を吸い凶暴化、フルハシと同じように気絶した。煙草に原因があると気付いたダン(ウルトラセブン)が二人が吸っていた煙草をもみほぐすと、中から赤い結晶体が出てきた。科学班の分析によると、この赤い結晶体は宇宙ケシの実で、吸いこむと理性や感情を失い、周りの人間全てが敵に見える効果があるという。
北川町での事件や、フルハシとソガ両名の暴走から、北川町の駅前の自販機で売られている煙草が原因とアタリを付けたダン。煙草を補填しに来た男を追いかけると下町のアパートへと辿り着く。その一室に誘い込まれたダンはそこで今回の黒幕、メトロン星人と対面する。
メトロン星人はしばしダンと対話した後、ダンを円盤に乗せて宇宙へ追放しようとする。
ダンはウルトラセブンに変身。メトロン星人を無事打ち果たし、円盤はウルトラ警備隊によって撃墜され、物語は幕を閉じた。

「狙われた街」の見所

メトロン星人の侵略方法

本エピソードで登場するメトロン星人は人間同士の信頼関係に目を付け、仲間割れを起こさせようとした。そのために人間を凶暴化させ、敵視させるという方法を取った。更には当時皆が愛好していた「煙草」を利用することで、その数を爆発的に増やした。
そのまま計画が進んでいたら、人類は全員疑心暗鬼に陥り最終的には自滅していたかもしれない。
こういった怪獣や己の武力に頼らない、力ずくではない侵略方法も本作の見所である。

武力行使しない侵略者

人間の信頼関係を利用したメトロン星人だが、アパートの一室にてダンと対話した際、このようなことを言っている。
「地球を壊滅させるのに暴力を振るう必要はない。人間同士の信頼感をなくせばよい。人間たちは互いに敵視し傷付け合い、やがて自滅していく。どうだ、いい考えだろう?」
メトロン星人にとって地球侵略に武力は必要なかったのだ。ただ人間同士の信頼感を失くさせ自滅するまで待つ。それがメトロン星人のやり方であった。
最後に巨大化するメトロン星人だが、目的はセブンの討伐ではなく逃亡であったようだ。
戦うのに自信がなかったのか、戦いたくなかったのか。いずれにせよ、侵略に必ずしも武力が必要なわけではないことをはっきりと示したメトロン星人は、その風貌・キャラクター性も含めてウルトラシリーズでも屈指の侵略者と言えよう。

ラストのナレーション

本エピソードの一番最後にはこのようなナレーションが入っている。
「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい。このお話は遠い遠い未来の物語なのです…。え、何故ですって…?我々人類は今、宇宙人に狙われるほどお互いを信頼してはいませんから」
何とも皮肉めいたナレーションである。
このエピソードは上記のナレーションですべてが語られている。
まるでこのエピソード自体がこのナレーションのための布石であったがごとく。

第26話「超兵器R1号」

次に紹介したいのは第26話「超兵器R1号」。
延々と繰り返される兵器開発と、自分たちを守るためなら何をしても良いのかという深い問いを持ったエピソード。
セブンが大人向けと言われる大きな由縁であり、「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」という名言を生み出したエピソードである。

「超兵器R1号」のあらすじ・ストーリー

地球防衛軍は新型水爆8000個分の爆発力を持ち、惑星を丸ごと破壊できるという超兵器「R1号」を完成させる。
その実験先に選ばれたのはシャール星座の第七惑星「ギエロン星」。6ヶ月もの検討の末に生物は存在しないと断言できる場所を選び出したのだ。
実験は成功し、ギエロン星は消し飛ばされた。実験の成功に沸く作戦室だが、成功に沸いたのも束の間、異常が検知される。なんとギエロン星には生物がいたのだ。その生物はR1号の放射能を浴びた影響で異常変身を遂げ、超生物ギエロン星獣となっていた。
ギエロン星獣は地球へやってくるとR1号由来の放射能ガスを撒き散らし暴れ回る。ウルトラ警備隊はこれを迎撃するが、どの兵器も通じず、粉々になっても復活するギエロン星獣はもはや兵器では倒せなかった。
ダンはウルトラセブンに変身し、地球人が犯した罪と、その罪によって生まれたものを地球人のために倒さなくてはならないこと。そんな葛藤と戦いながらもギエロン星獣に止めを刺す。
超兵器の開発競争だけが地球防衛の手段ではないと気付いた防衛隊は、R2号の開発を中止を決定した。

「超兵器R1号」の見所

地球を守るためなら何をしてもいいのか

冒頭にR1号が完成し、ウルトラ警備隊の面々がR1号の設計図を眺めて話すシーンがある。そこでは「これで地球の防衛は完璧」や「使わなくても超兵器があるだけで平和が守れる」と言った声があがるが、それに対してダンは浮かない顔だ。
そして思いつめた表情で一緒にいたフルハシ隊員に問う。
「地球を守るためなら何をしてもいいのですか」
地球を守るためなら、惑星を丸ごと吹き飛ばせる兵器を作ってもいいのか。
ダンの問いかけは今の世界情勢に対しても言える言葉ではないだろうか。

血を吐きながら続ける悲しいマラソン

強大な敵のために兵器を作る。それを超えるために敵も強大になる。更にそれを超えるためにまた兵器を作る。
フルハシとの問答の中、その繰り返しを指してダンが言うセリフ「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」。
戦いが終わった最後のシーンでも登場するこのセリフ。これを聞いた隊長や参謀たちは悩む。
そして最後にはR1号の開発に携わった博士が言うのだ。
「人間という生物はそんなマラソンを続けるほど愚かな生物なんでしょうか?」

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