ウルトラマンジード(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンジードとは2017年7月8日から12月23日にテレビ東京系列で毎週土曜日朝9時から放送されたウルトラシリーズの作品のタイトル、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルの遺伝子を持つ主人公朝倉リク/ウルトラマンジードの、運命に立ち向かう戦いの中でかけがえのない仲間との出会い、成長する姿を描く作品。キャッチコピーは「運命―覚悟を決めろ」
『ウルトラマンジード』の概要
『ウルトラマンジード』とは、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマのタイトルおよび、作中で主人公が変身する巨大変身ヒーローの名称である。悪のウルトラ戦士「ウルトラマンベリアル」の息子という、異色の若きウルトラ戦士「ウルトラマンジード/朝倉リク」の運命との戦いと絆、苦悩と成長、そして光の国とウルトラマンベリアルとの戦いを描く。
世界観は前番組の「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」を引き継いでいるものとなっている。
制作スタッフは、ウルトラマンベリアル初登場作品『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で監督を務めた坂本浩一。
初のテレビドラマ脚本執筆という、小説家・乙一がシリーズ構成を担当。
音楽は、「ウルトラマンネクサス」『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』で音楽を担当した川井憲次が担当している。
『ウルトラマンジード』のあらすじ・ストーリー
舞台となるのは、サイドスペース(初代ウルトラマンやセブン、タロウやメビウスなどの故郷である光の国が存在する宇宙とは別次元の宇宙である)。
ウルトラ戦士の中で唯一悪の心を持ち、すべての宇宙を支配しようと企むウルトラマンベリアルとウルトラ戦士の戦いが続いていた。
そして、ベリアルは宇宙全体を消滅させるほどの威力を持つ超時空消滅爆弾を起動、この爆発によりサイドスペースは崩壊の危機に陥ってしまう。
この出来事を「クライシス・インパクト」と呼んでいる。
崩壊の寸前に、ウルトラマンの中でも伝説の超人として知られている絶大な実力者「ウルトラマンキング」が宇宙全体と融合することにより、修復された。
ウルトラマンキングにより、一度消滅した地球は修復され、この「クライシス・インパクト」という出来事は人々には都市伝説として語り継がれている(地球の記録では隕石の衝突として残っているのみである。)。

宇宙と融合し、崩壊を食い止めるウルトラマンキング
主人公は朝倉リクというごく普通の少年。相棒であるペガッサ星人のペガと平和に暮らしていた。
突如街に現れた巨大怪獣スカルゴモラ。その脅威の前に人々は避難生活を強いられることになってしまう。
その中でリクは、赤ん坊の時に置き去りにされ泣いているところを保護されたと聞かされていた天文台を訪れる。
そこで、謎の声の主に導かれ天文台の地下にある基地に行き、自分がウルトラマンの遺伝子を受け継いでいることを知る。
声の主はこの地下基地の報告管理システムであり、声だけの存在であるAI「レム」のものであった(レムに本来は名前は無かったが、名前があったほうが話しやすいとリクがその場で命名)。
そして、このレムから変身するためのアイテム「ライザー」と「ウルトラカプセル」を受け取り、皆を守るためにスカルゴモラの元へ向かうのであった。
変身したときの名前を決めることをレムに促され、リクは「ジード…ウルトラマンジードだ!」と自身のウルトラマンの姿に名前を付ける。
2つのカプセルをジードライザーでスキャンし、変身するリク。戦いの経験もないまま、皆を守りたいと言う気持ちでスカルゴモラに立ち向かっていく。

ウルトラマンジードとしての初めての戦い。戦いに慣れていないため苦戦を強いられる。
初めての戦いに辛くも勝利するリク/ウルトラマンジードであったが、直後にレムから受け継いでいる遺伝子はベリアルのものであると告げられる。
ベリアルに似たジードの姿に、恐怖を抱く者も多く、リクは困惑し「もう変身しない」と弱音を吐いてしまうが大切な人達の危機に変身し、ウルトラマンとして戦って行くことを決意したのだった。
怪獣出現には伏井出ケイという男が暗躍していた。
彼はウルトラカプセルを分析し怪獣の力を込め作られた怪獣カプセルを使い、怪獣を召喚もしくは、2つの怪獣カプセルとベリアルの力を融合させベリアル融合獣に変身し、人々を恐怖に陥れていた。
特に、ケイが狙っていたのはリトルスターというエネルギー体を宿した者であった。
リトルスターとは、かつてケイが散布した物質と宇宙を循環する幼年期放射を取り込んだ生物が宿すものであり、ウルトラカプセルを起動させる唯一のエネルギー体である。
また、リトルスターを使いカプセルを起動させるには宿主から分離させなければならず、分離の方法もウルトラマンに祈り譲渡するのみという特殊な条件になっている。
このことを良く知るケイは、カプセル起動のために様々な策略をつかい、リトルスターの宿主とウルトラマンジードを陥れることに尽力するのであった。(ケイ曰く、「ジードとは戦ってあげている」)
そして、彼の真の狙いは最終的に全てのカプセルを手に入れ実体を失ったベリアルを完全復活させるというものであった。

「伏井出ケイ」表向きの顔は人気SF小説作家。紳士的な言動や態度に熱狂的ファンも多いが、本性は残忍で好戦的な性格。
リトルスターの宿主を守る戦いの中、ケイに両親を殺され復讐を誓う少女鳥羽ライハに出会う。
ジードに変身する姿を見られてしまい戸惑うリクであったが、ライハは自分の目的があるからと誰にも言わないことを約束。
その後、情報交換のために星雲荘でリクと共同生活を始める。
リクとライハの星雲荘での共同生活が始まった直後に、一人のウルトラマンがサイドスペースを訪れる。
彼の名前はウルトラマンゼロ。ウルトラセブンの息子でありベリアルと数々の戦いを繰り広げてきた若きウルトラ戦士である。
ジードとロボット兵器が戦う中地球に降り立ったゼロ。ジードが苦戦する相手を難なく退けたゼロであったが、クライシス・インパクト時のベリアルとの戦いの傷が癒えておらず追撃のチャンスを逃してしまう。
この戦いの影響で、ビルが倒壊。少年が瓦礫の下敷きになるところを伊賀栗レイトが助けようとして重症を負ってしまう。
病院に運ばれ意識の無かったレイトであったが、ゼロに少年を助けようとした勇気を買われ一体化し意識を取り戻す。
そして、リクを励ましつつ共に戦う心強い仲間になっていくのであった。
その後、愛崎モアとの再会も果たす。
ニコニコ保険のセールスという表の顔を持っているが、実はAIBという秘密組織のエージェントである彼女。
AIBとはクライシス・インパクト後に宇宙の治安を維持するため様々な星が集まり結成した組織である。
地球の文明に影響を及ぼすことを懸念し、秘密裏に活動する組織であったため、リクがジードであることをモアが知るまで秘密にされていた。
モアは、ドジな一面も持つが持ち前の明るい性格でリクをサポートし支えていく一人になっていく。
頼もしい仲間との出会いにより、リクは精神的にも成長していく。苦しい戦いをくぐり抜けるたびに絆は深まり、彼らの存在はかけがえのないものになっていくのであった。
そして、ウルトラカプセルも集まり、ジードも基本形態のプリミティブだけでなく、ソリッドバーニング、アクロスマッシャーといった姿に変身できるようになり、強敵を打ち破っていく。

(左)ソリッドバーニング(中)プリミティブ(右)アクロスマッシャー
戦いが激しさを増す中、伏井出ケイがウルトラカプセルの奪取に動き出す。ゼロが不在の中、リクの前に姿を現すとウルトラカプセルを渡すことを要求。リクが断ると、ケイがこれまでの戦いはすべて自分の計画通りであったことを話し出す。その中で「リク/ウルトラマンジードはウルトラカプセルを集めるためにウルトラマンという存在が必要だったため、ベリアルの遺伝子を使い人工的に作られた存在」であることを明かす。そして、困惑するリクを前にペダニウムゼットンとなり戦いを挑んでくる。
リクは戦いに敗れ、ケイにウルトラマンゼロ以外のすべてのカプセルを奪われ変身することができなくなってしまう。そんな中、一通の手紙が届き、手紙の主に会いに行くことになる。この手紙の主である老人は、リクを拾い名前を付けた人物であった。さらに、この老人はリトルスターを発症しており、超能力で遠くを見渡せるようになり、リクを見守っていたと告げる。
楽しい思い出話の時間もつかの間、ケイが老人のリトルスターを狙い動きだす。戦えないリクだが、必死に老人を守ろうとするリクに、老人は生きてほしいから自分を置いて逃げてくれと必死に伝えた。その時、リトルスターの光が8個目のカプセルを起動させ、リクはウルトラの父のカプセルを手に入れる。
そして、伏井出ケイと決着をつけるために残ったウルトラマンゼロのカプセルと、ウルトラの父のカプセルを使い、崇高なる戦士、ウルトラマンジードマグニフィセントへ変身する。新たな力、新たな決意を胸にケイと戦いについに勝利し、すべてのカプセルを取り戻すのであった。

ケイの変身するペダニウムゼットンに立ち向かうウルトラマンジードマグニフィセント。この時のリクに迷いはなかった。
伏井出ケイを倒し、ベリアル復活の計画も途絶えたかに思われたが、かつて奪われた6つのカプセルの力で不完全ながらもベリアルは復活し、地球に向かっていた。それと同時に、6年前に消えたと思われていた鳥羽ライハのリトルスターが再発、ウルトラマンキングがライハに「ベリアルが地球に来る」と語りかけるようになっていた。
その直後、地球にベリアルが降り立つ。迎え撃つジード、ゼロの両ウルトラマンであったが、苦戦を強いられる。自ら父と名乗りジードを息子と呼ぶベリアルに戸惑い、感情的になるジード。そしてさらに、ベリアルは強力な怪獣カプセルを使いパワーアップし、両ウルトラマンを圧倒、ジードを体内に取り込んでしまうと月へ飛び立った。
月に到着したベリアルは、父として、同じウルトラマンとして、ジードを受け入れることをできるのは自分だけだと説く。揺れ動き、闇に包まれそうになるリク/ジード。その中、ゼロはベリアルを止めるため月へ、ライハはウルトラマンキングの声をよく聞くためクラシスインパクトの爆心地へ向かった。キングの力でリクの精神世界に入り込み、ライハの呼びかけにより我を取り戻したリク。そのまま舞台を地球へ戻しベリアルとの決戦を始める。その決戦の最中、ライハのリトルスターの光がジードに託され、ウルトラマンキングのウルトラカプセルが起動。ウルトラマンジードロイヤルメガマスターとなり、ベリアルを打ち倒した。

ウルトラマンベリアルとウルトラマンキングのカプセルを使い、最強形態ロイヤルメガマスターに変身。
ベリアルとの決戦後、記憶を失いながらも生きていた伏井出ケイ。地球ではAIBに追われ、異星人に命を狙われていたが、戦いの中で記憶を取り戻す。リク達の秘密基地を奪った際に設備で体を完全回復。もう一度リクに決闘を挑むが、再び敗れてしまう。しかし戦いの後、伏井出ケイの力の源であるストルム星人が持つ特殊な器官を奪いそれをエネルギーとして、ベリアルが再び復活。ケイがAIBから奪った、最強レベルの怪獣カプセルを使い、かつてないほどの力でウルトラマンベリアルアトロシアスへと変身。地球の衛星軌道上でさらにエネルギーを取り込みはじめていた。

衛星軌道上に不気味に佇み、エネルギーを吸収するウルトラマンベリアルアトロシアス
その後、地球上に再び降り立ったベリアルはこれまでにない力で、すべてを圧倒。家族を人質にとられ、満足に戦えないゼロ。そして、決死の作戦も失敗に終わってしまい、ウルトラマンジードも全く歯が立たなく敗れてしまう。その時、ウルトラの父がベリアルの前に現れ、ジードに時間稼ぎをするのでいったん退いて体勢を立て直すように進言。ウルトラの父が限界を迎えたとき、リクは再びジードに変身。すべてのカプセルの力を使い、AIBとの作戦で生み出した時空のはざまへベリアルを追いやり、その中でベリアルのこれまでの怒り、悲しみを受け入れ光線の撃ち合いのなかベリアルをついに打ち倒すのであった。
『ウルトラマンジード』の登場人物・キャラクター
星雲荘
朝倉 リク(あさくら リク)

本作の主人公。
特撮番組「爆裂戦記ドンシャイン」の影響で人々を救うヒーローに憧れている少年。
口癖が「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」で、その略称「ジード」を自身のウルトラマンの名前や変身アイテムのライザーにつけている。
ウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継いでおり、変身アイテム「ジードライザー」でウルトラカプセルをスキャンすることにより、ウルトラマンにフュージョンライズすることができる。
普段は、「星雲荘」と名付けた地下基地に住んでおり、「銀河マーケット」でアルバイトをしている。
物語が進むにつれ、ウルトラカプセルを効率よく集めるため、ベリアルの遺伝子を使い人工的に生み出されたウルトラマンであることが判明。
そのためか、伏井出ケイには「模造品」と呼ばれている反面、ウルトラマンベリアルからは「息子」と呼ばれている。
数々の戦いの中で、仲間との絆、リクの強い意志により成長していき、最後の戦いでベリアルの怒りと悲しみを理解し光線の撃ち合いによりベリアルを倒す。
演:濱田 龍臣(はまだ たつおみ)
名前の由来はSF作家のアーサー・C・クラークを捩ったものである。
ペガッサ星人ペガ
Related Articles関連記事

ウルトラマンを倒した怪獣・宇宙人たち!
子供たちから憧れを持たれ、圧倒的な国民的ヒーローであるウルトラマン。そんなウルトラマンは、実は結構敗北しています。初代ウルトラマンを倒して、その後、シリーズ最大の敵となるゼットン、4人のウルトラマンを相手にしても勝利してしまうヒッポリト星人など、強力な怪獣・宇宙人が登場します。 歴代のウルトラマンを打ち倒し、視聴者に衝撃を与えた怪獣・宇宙人をまとめました。
Read Article

『ウルトラマンシリーズ』に登場する悲しき運命を背負った怪獣・宇宙人たち
『地球の平和を守るために怪獣と戦う』がウルトラマンの一般的な印象だと思うが、作品の中にはそこから大きく逸脱した回が存在する。迫害・いじめをテーマにした回、やむなく怪獣になるしかなかった者、そういった回では怪獣はかわいそうに思えるほど悲痛な最後を迎える。 ジャミラやピグモンなど、悲痛な最後を遂げた怪獣・宇宙人たちを紹介する。
Read Article

大人向けウルトラマン?ウルトラセブンの印象的なエピソード集
モロボシ・ダンの名を借りて僕らの幸せを守るウルトラセブン。 この深紅のヒーローは当時の子供たちは勿論、現代の大人までも魅了している。 何故子供たちだけでなく大人たちの心までも掴むのか。 それはただ単にかっこいいだけでなく、深い問題提起に富んだエピソードが多いからである。 本記事ではウルトラセブンの印象的なエピソードたちを紹介する。
Read Article

ウルトラマン(初代)のネタバレ解説・考察まとめ
1966年(昭和41年)7月17日~1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で放送。 『ウルトラマン』とは、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。 映像上の題名は「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」である。全39話放送された。 ウルトラマンと地球人のハヤタ隊員が一心同体となり、科学特捜隊と共に、怪獣や侵略宇宙人を倒し、地球の平和を守るストーリーである。
Read Article

ウルトラマンティガ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1996年(平成8年)9月7日から1997年(平成9年)8月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンティガ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全52話が放送された。 1998年、第29回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門を日本の特撮テレビドラマとして初めて受賞。 「光の巨人」ウルトラマンティガ=マドカ・ダイゴ、GUTSメンバーと、迫りくる「闇」との戦いを描いた作品。
Read Article

ウルトラセブン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1967年(昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日の間にTBS系で放送。 『ウルトラセブン』は、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。全49話が放映された。 地球侵略を企む的生命体=宇宙人に対して、地球を守るウルトラ警備隊。 そして、警備隊ら地球人と協力をするヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いた物語。
Read Article

帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)のネタバレ解説・考察まとめ
1971年(昭和46年)4月2日から1972年(昭和47年)3月31日の間にTBS系で放送。 『帰ってきたウルトラマン』の制作は円谷プロダクション。全51話が放映された。 世界各地で地殻変動や異常気象が相次ぎ、眠っていた怪獣が目覚めていく。 その怪獣たちと戦う防衛チーム・MAT(マット)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンの活躍を描いた物語。
Read Article

ウルトラマンタロウ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1973年(昭和48年)4月6日から1974年(昭和49年)4月5日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンタロウ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全53話が放送された。 前作ウルトラマンAの後に地球防衛の任務に就くウルトラマンタロウ。地球では宇宙科学警備隊ZATの東光太郎として活躍しながら、超獣以上の力を持つ怪獣や宇宙人との戦いを描いた物語。
Read Article

ウルトラマンA(エース)のネタバレ解説・考察まとめ
1972年(昭和47年)4月7日から1973年(昭和48年)3月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンA』の制作はTBS・円谷プロダクション。全52話が放送された。 地球を侵略しようと企む新たな敵・異次元人ヤプール。そのヤプールが送り出す怪獣以上の強敵・超獣に対して、超獣攻撃隊・TAC(タック)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンAの活躍を描いた作品。
Read Article

ウルトラマンガイア(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1998年(平成10年)9月5日から1999年(平成11年)8月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンガイア』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 高山我夢=ウルトラマンガイア、XIGメンバー、そして、藤宮博也=ウルトラマンアグルが、それぞれの思いを胸に、襲い来る根源的破滅招来体に立ち向かう作品。
Read Article

ウルトラQ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1966年1月2日から7月3日にかけて放映されたTBS系で放送されたテレビ番組。白黒作品。 ウルトラシリーズ第一弾にあたる。円谷プロダクション制作。全28話。 世界のバランスが崩れた「アンバランスゾーン」で巻き起こる怪事件や怪獣出現を描く。 後のシリーズと違い、防衛組織やスーパーヒーローが登場しないことが特徴。 2011年、『総天然色ウルトラQ』と題してカラーライズされた。
Read Article

ウルトラマンレオ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンレオ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全51話が放送された。 「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」をテーマに掲げ、主人公・おゝとり(おおとり)ゲン=ウルトラマンレオが、強敵や周囲の人々たちとの軋轢により過酷な状況に追い込まれ苦悩しながら成長していく物語。
Read Article

ウルトラマンオーブ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウルトラマンオーブ』とは、円谷プロダクション制作で2016年に放送されたウルトラシリーズの特撮テレビドラマ。ウルトラシリーズ50周年記念作品にあたる。主人公の風来坊クレナイ・ガイ/ウルトラマンオーブは旅の途中に魔王獣の復活を感じ取りとある街に立ち寄る。そこで起こる運命の出会いや、戦い、ガイ自身の葛藤を描く。キャッチコピーは「光の力、おかりします!!」「覚醒せよ、光の戦士。」「史上初!!合体から変身!」。
Read Article

ウルトラマンコスモス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
2001年(平成13年)7月6日から2002年(平成14年)9月27日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンコスモス』の制作は円谷プロダクション。全65話が放送された。 春野ムサシ=ウルトラマンコスモスが、怪獣と人間の共存を願い、むやみに殺傷せず、一方で邪悪な敵には敢然と立ち向かう姿を描いた作品。
Read Article

ウルトラマンダイナ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1997年(平成9年)9月6日から1998年(平成10年)8月29日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンダイナ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 前作『ウルトラマンティガ』が闇の力を倒し、世界に光を取り戻してから7年後の2017年。アスカ・シン=ウルトラマンダイナ、スーパーGUTSメンバーと、謎の生命体スフィアとの戦いを描いた作品。
Read Article

ウルトラマン80(エイティ)のネタバレ解説・考察まとめ
1980年(昭和55年)4月2日から1981年(昭和56年)3月25日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマン80』の製作はTBS・円谷プロダクション。全50話が放送された。 M78星雲・光の国より地球へやってきたウルトラマン80=矢的猛が、人間の負の感情・マイナスエネルギーが怪獣を生み出すということに気付き、新任教師となり根本を断つ日々と、UGM隊員として活躍する日々を描いた物語。
Read Article

ウルトラマンZ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウルトラマンZ』とは、円谷プロダクション制作で2020年に放送された『ウルトラシリーズ』の特撮テレビドラマで、令和ウルトラマンシリーズとしては第2作目にあたる。キャッチフレーズは「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼット!」。 対怪獣ロボット部隊、ストレイジに所属する主人公のナツカワハルキは、地球にやってきた怪獣との戦いの中で若きウルトラマン、ゼットと運命の出会いを果たす。巨大ロボット『特空機』の戦いと、その裏で暗躍する影に果敢に立ち向かうハルキとゼットの熱血コンビの活躍を描いた作品。
Read Article

シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。
Read Article

怪奇大作戦(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『怪奇大作戦』とは、1968年9月から1969年3月までTBS系で放送された特撮テレビ番組。 円谷プロダクション制作。全26話。 現代社会で発生する科学犯罪に挑む科学捜査研究所「SRI」の活躍を描く。 21世紀に入り、3作のリメイクが制作された人気作品。
Read Article

シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ
禍威獣(かいじゅう)とは、『シン・ウルトラマン』に登場する敵性大型生物。ある時を境に日本各地に出現するようになり、多大な被害を生み出した。その姿は爬虫類のようなものから鳥に似たもの、巨大な植物まで多種多様。既存の生態系から完全に独立した生物であり、放射性物質を食べたり破壊光線を発したりと個々が地球の常識では考えられない能力を秘めている。 その正体は、外星人こと地球外の知的生命体が、人類発祥以前に後に日本となる土地に不法投棄していった生物兵器。日本にしか出現しないのもこれが理由である。
Read Article

【昭和編】ウルトラマンの必殺技まとめ!
3分間で地球を救う大人気ヒーローウルトラマン。皆さんはウルトラマンの必殺技を幾つご存知ですか?「スペシウム光線しか知らない」という方もこれを見れば詳しくなること間違いなし!今回はウルトラ兄弟の必殺技を紹介していきます。
Read Article

50周年! 全てのウルトラマンを振り返ろう~昭和ウルトラマンその1~
ついに2016年に50周年を迎えた我らのウルトラマン。この50年でウルトラマンは一体どれほどの数が存在するのか、作品に登場するウルトラマンを順に紹介したいと思います。 今回は初代~ウルトラマンエースまでを紹介。
Read Article

永遠のヒーロー!ウルトラマンの変身アイテムまとめ【昭和編】
3分間で地球を守る永遠のヒーロー「ウルトラマン」。皆さんはウルトラマンに変身する際のアイテムはご存知ですか?カプセル状のものからメガネ型など種類は様々。今回はそんな昭和ウルトラマンの変身アイテムをまとめて紹介します。
Read Article

50周年! 全てのウルトラマンを振り返ろう~昭和ウルトラマンその2~
ついに2016年に50周年を迎えた我らのウルトラマン。この50年でウルトラマンは一体どれほどの数が存在するのか、作品に登場するウルトラマンを順に紹介したいと思います。 今回はタロウ~80までの登場ウルトラマンを紹介します。
Read Article

【平成編】ウルトラマンの必殺技まとめ!
3分間で地球を救う大人気ヒーローウルトラマン。皆さんはウルトラマンの必殺技を幾つご存知ですか?「スペシウム光線しか知らない」という方もこれを見れば詳しくなること間違いなし!今回は平成ウルトラ作品の必殺技を紹介していきます。
Read Article

【昭和編】ウルトラマンの主人公まとめ!
「ウルトラマンがヒーローなのは知ってるけど一体どんな人が変身してるの?」と思った方はいませんか?変身前の中の人をよく知れば魅力がもっと倍増すること間違いなしです。今回は昭和シリーズのウルトラマンの主人公を紹介していきます。
Read Article

【真っ二つ編】ウルトラマンの必殺技まとめ!
3分間で地球を救う大人気ヒーローウルトラマン。皆さんはウルトラマンの必殺技を幾つご存知ですか?「スペシウム光線しか知らない」という方もこれを見れば詳しくなること間違いなし!今回は切れ味が鋭い必殺技を紹介していきます。
Read Article

独断と偏見で紹介するウルトラ怪獣【メフィラス星人編】
皆さんはウルトラ怪獣というものをご存知ですか?怪獣と聞くと「どれも似たような奴ばっかりでしょ?」と思われるかもしれませんが実はそうじゃないんです!今回は個性溢れる平成ウルトラ怪獣(宇宙人)「メフィラス星人」を紹介します。
Read Article

ウルトラマンだけじゃあないぞ! 円谷ヒーロー大集合!
ウルトラマンが50週年を迎えますます盛んというところですが、円谷特撮の中にはそれ以外にも多くのヒーローが存在していました。 今回はそんな円谷ヒーローを紹介したいと思います。
Read Article

ウルトラマンなどの成田亨のデザインの世界
1966年に生まれ、今も作品が作られ続ける「ウルトラマンシリーズ」。「ウルトラマン」の初期シリーズで、ウルトラマンなどのデザインで作品を支えたのが、彫刻家・成田亨だ。ウルトラマンのみならず、怪獣、メカニック、コスチュームなど、成田亨のデザインワークスは古びないものだ。 そういった、成田亨のデザインを紹介したい。
Read Article

独断と偏見で紹介するウルトラ怪獣【カプセル怪獣編】
皆さんはウルトラ怪獣というものをご存知ですか?怪獣と聞くと「どれも似たような奴ばっかりでしょ?」と思われるかもしれませんが実はそうじゃないんです!今回はウルトラマンの味方のカプセル怪獣をまとめて紹介します。
Read Article

永遠のヒーロー!ウルトラマンの変身アイテムまとめ【平成編】
3分間で地球を守る永遠のヒーロー「ウルトラマン」。皆さんはウルトラマンに変身する際のアイテムはご存知ですか?カプセル状のものからメガネ型など種類は様々。今回はそんな平成ウルトラマンの変身アイテムをまとめて紹介します。
Read Article

【平成編】ウルトラマンの主人公まとめ!
「ウルトラマンがヒーローなのは知ってるけど一体どんな人が変身してるの?」と思った方はいませんか?変身前の中の人をよく知れば魅力がもっと倍増すること間違いなしです。今回は平成シリーズのウルトラマンの主人公を紹介していきます。
Read Article

2大ヒーローまさかの対決!? 「ウルトラマンVS仮面ライダー」
この世界を守る孤高のヒーロー、仮面ライダー。 宇宙からの侵略者を防ぐヒーロー、ウルトラマン。 どちらも日本が誇るヒーローですが、なんとこの二人が戦ったことがあるのです。 どうしてそんなことになったのか……今回はそのウルトラマンVS仮面ライダーについて紹介したいと思います。
Read Article

独断と偏見で紹介するウルトラ怪獣【テラノイド編】
皆さんはウルトラ怪獣というものをご存知ですか?怪獣と聞くと「どれも似たような奴ばっかりでしょ?」と思われるかもしれませんが実はそうじゃないんです!今回は個性溢れるウルトラ怪獣「テラノイド」を紹介します。
Read Article

独断と偏見で紹介するウルトラ怪獣【ノーバ編】
皆さんはウルトラ怪獣というものをご存知ですか?怪獣と聞くと「どれも似たような奴ばっかりでしょ?」と思われるかもしれませんが実はそうじゃないんです!今回は個性溢れるウルトラ怪獣「ノーバ」を紹介します。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『ウルトラマンジード』の概要
- 『ウルトラマンジード』のあらすじ・ストーリー
- 『ウルトラマンジード』の登場人物・キャラクター
- 星雲荘
- 朝倉 リク(あさくら リク)
- ペガッサ星人ペガ
- 鳥羽 ライハ(とば ライハ)
- レム
- 伊賀栗家
- 伊賀栗 レイト(いがぐり レイト) / ウルトラマンゼロ
- 伊賀栗 ルミナ(いがぐり ルミナ)
- 伊賀栗 マユ(いがぐり マユ)
- AIB
- 愛崎 モア(あいざき モア)
- シャドー星人ゼナ
- シャドー星人クルト
- ベリアルの野望に協力する者
- ストルム星人 / 伏井出 ケイ(ふくいで ケイ)
- 石刈 アリエ(いしかり アリエ)
- リトルスターの宿主
- 朝倉 錘(あさくら すい)
- 原 エリ(はら エリ)
- 本田 トオル(ほんだ トオル)
- ピット星人トリィ=ティプ
- モコ
- 佐倉 藤子(さくら ふじこ)、満賀 富士夫(まが ふじお)、松本 鉄朗(まつもと てつろう)
- グビラ
- その他
- 久米 ハルヲ(くめ ハルヲ)
- 大隅 丈治(おおすみ じょうじ)
- 『ウルトラマンジード』に登場するウルトラマン
- ウルトラマンジード
- ウルトラマンジードプリミティブ
- ウルトラマンジードソリッドバーニング
- ウルトラマンジードアクロスマッシャー
- ウルトラマンジードマグニフィセント
- ウルトラマンジードロイヤルメガマスター
- ウルトラマンゼロ
- ウルトラマンゼロビヨンド
- ウルトラマンベリアル
- ウルトラマンベリアルアトロシアス
- 『ウルトラマンジード』の用語
- ライザー/ジードライザー
- ウルトラカプセル
- 怪獣カプセル
- リトルスター
- クライシス・インパクト
- 爆裂戦記ドンシャイン
- AIB
- サイドスペース
- 星雲荘
- 星雲荘(地下基地)
- ユートム
- 星山市
- 銀河マーケット
- 『ウルトラマンジード』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 僕には2万年早すぎますか? (8話「運命を超えていけ」)
- 名付け親の朝倉錘 から光を託される場面(第12話 「僕の名前」)
- ライハの光がリクに託される時(第17話「キングの奇跡!変えるぜ!運命!」)
- 『ウルトラマンジード』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 史上最年少の主役
- ウルトラセブンに馴染み深い異星人・怪獣
- 初のテレビドラマのシリーズ構成を担当する乙一
- 『ウルトラマンジード』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):朝倉リク with ボイジャー『GEEDの証』
- 挿入歌:ボイジャー『フュージョンライズ!』
- ED(エンディング):ボイジャー『キボウノカケラ』