ウルトラマンジード(円谷プロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ウルトラマンジードとは2017年7月8日から12月23日にテレビ東京系列で毎週土曜日朝9時から放送されたウルトラシリーズの作品のタイトル、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルの遺伝子を持つ主人公朝倉リク/ウルトラマンジードの、運命に立ち向かう戦いの中でかけがえのない仲間との出会い、成長する姿を描く作品。キャッチコピーは「運命―覚悟を決めろ」

『ウルトラマンジード』の概要

『ウルトラマンジード』とは、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマのタイトルおよび、作中で主人公が変身する巨大変身ヒーローの名称である。悪のウルトラ戦士「ウルトラマンベリアル」の息子という、異色の若きウルトラ戦士「ウルトラマンジード/朝倉リク」の運命との戦いと絆、苦悩と成長、そして光の国とウルトラマンベリアルとの戦いを描く。
世界観は前番組の「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」を引き継いでいるものとなっている。
制作スタッフは、ウルトラマンベリアル初登場作品『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で監督を務めた坂本浩一。
初のテレビドラマ脚本執筆という、小説家・乙一がシリーズ構成を担当。
音楽は、「ウルトラマンネクサス」『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』で音楽を担当した川井憲次が担当している。

『ウルトラマンジード』のあらすじ・ストーリー

舞台となるのは、サイドスペース(初代ウルトラマンやセブン、タロウやメビウスなどの故郷である光の国が存在する宇宙とは別次元の宇宙である)。
ウルトラ戦士の中で唯一悪の心を持ち、すべての宇宙を支配しようと企むウルトラマンベリアルとウルトラ戦士の戦いが続いていた。
そして、ベリアルは宇宙全体を消滅させるほどの威力を持つ超時空消滅爆弾を起動、この爆発によりサイドスペースは崩壊の危機に陥ってしまう。
この出来事を「クライシス・インパクト」と呼んでいる。
崩壊の寸前に、ウルトラマンの中でも伝説の超人として知られている絶大な実力者「ウルトラマンキング」が宇宙全体と融合することにより、修復された。
ウルトラマンキングにより、一度消滅した地球は修復され、この「クライシス・インパクト」という出来事は人々には都市伝説として語り継がれている(地球の記録では隕石の衝突として残っているのみである。)。

宇宙と融合し、崩壊を食い止めるウルトラマンキング

主人公は朝倉リクというごく普通の少年。相棒であるペガッサ星人のペガと平和に暮らしていた。
突如街に現れた巨大怪獣スカルゴモラ。その脅威の前に人々は避難生活を強いられることになってしまう。
その中でリクは、赤ん坊の時に置き去りにされ泣いているところを保護されたと聞かされていた天文台を訪れる。
そこで、謎の声の主に導かれ天文台の地下にある基地に行き、自分がウルトラマンの遺伝子を受け継いでいることを知る。
声の主はこの地下基地の報告管理システムであり、声だけの存在であるAI「レム」のものであった(レムに本来は名前は無かったが、名前があったほうが話しやすいとリクがその場で命名)。
そして、このレムから変身するためのアイテム「ライザー」と「ウルトラカプセル」を受け取り、皆を守るためにスカルゴモラの元へ向かうのであった。
変身したときの名前を決めることをレムに促され、リクは「ジード…ウルトラマンジードだ!」と自身のウルトラマンの姿に名前を付ける。
2つのカプセルをジードライザーでスキャンし、変身するリク。戦いの経験もないまま、皆を守りたいと言う気持ちでスカルゴモラに立ち向かっていく。

ウルトラマンジードとしての初めての戦い。戦いに慣れていないため苦戦を強いられる。

初めての戦いに辛くも勝利するリク/ウルトラマンジードであったが、直後にレムから受け継いでいる遺伝子はベリアルのものであると告げられる。
ベリアルに似たジードの姿に、恐怖を抱く者も多く、リクは困惑し「もう変身しない」と弱音を吐いてしまうが大切な人達の危機に変身し、ウルトラマンとして戦って行くことを決意したのだった。

怪獣出現には伏井出ケイという男が暗躍していた。
彼はウルトラカプセルを分析し怪獣の力を込め作られた怪獣カプセルを使い、怪獣を召喚もしくは、2つの怪獣カプセルとベリアルの力を融合させベリアル融合獣に変身し、人々を恐怖に陥れていた。
特に、ケイが狙っていたのはリトルスターというエネルギー体を宿した者であった。
リトルスターとは、かつてケイが散布した物質と宇宙を循環する幼年期放射を取り込んだ生物が宿すものであり、ウルトラカプセルを起動させる唯一のエネルギー体である。
また、リトルスターを使いカプセルを起動させるには宿主から分離させなければならず、分離の方法もウルトラマンに祈り譲渡するのみという特殊な条件になっている。
このことを良く知るケイは、カプセル起動のために様々な策略をつかい、リトルスターの宿主とウルトラマンジードを陥れることに尽力するのであった。(ケイ曰く、「ジードとは戦ってあげている」)
そして、彼の真の狙いは最終的に全てのカプセルを手に入れ実体を失ったベリアルを完全復活させるというものであった。

「伏井出ケイ」表向きの顔は人気SF小説作家。紳士的な言動や態度に熱狂的ファンも多いが、本性は残忍で好戦的な性格。

リトルスターの宿主を守る戦いの中、ケイに両親を殺され復讐を誓う少女鳥羽ライハに出会う。
ジードに変身する姿を見られてしまい戸惑うリクであったが、ライハは自分の目的があるからと誰にも言わないことを約束。
その後、情報交換のために星雲荘でリクと共同生活を始める。

リクとライハの星雲荘での共同生活が始まった直後に、一人のウルトラマンがサイドスペースを訪れる。
彼の名前はウルトラマンゼロ。ウルトラセブンの息子でありベリアルと数々の戦いを繰り広げてきた若きウルトラ戦士である。
ジードとロボット兵器が戦う中地球に降り立ったゼロ。ジードが苦戦する相手を難なく退けたゼロであったが、クライシス・インパクト時のベリアルとの戦いの傷が癒えておらず追撃のチャンスを逃してしまう。
この戦いの影響で、ビルが倒壊。少年が瓦礫の下敷きになるところを伊賀栗レイトが助けようとして重症を負ってしまう。
病院に運ばれ意識の無かったレイトであったが、ゼロに少年を助けようとした勇気を買われ一体化し意識を取り戻す。
そして、リクを励ましつつ共に戦う心強い仲間になっていくのであった。

その後、愛崎モアとの再会も果たす。
ニコニコ保険のセールスという表の顔を持っているが、実はAIBという秘密組織のエージェントである彼女。
AIBとはクライシス・インパクト後に宇宙の治安を維持するため様々な星が集まり結成した組織である。
地球の文明に影響を及ぼすことを懸念し、秘密裏に活動する組織であったため、リクがジードであることをモアが知るまで秘密にされていた。
モアは、ドジな一面も持つが持ち前の明るい性格でリクをサポートし支えていく一人になっていく。

頼もしい仲間との出会いにより、リクは精神的にも成長していく。苦しい戦いをくぐり抜けるたびに絆は深まり、彼らの存在はかけがえのないものになっていくのであった。
そして、ウルトラカプセルも集まり、ジードも基本形態のプリミティブだけでなく、ソリッドバーニング、アクロスマッシャーといった姿に変身できるようになり、強敵を打ち破っていく。

(左)ソリッドバーニング(中)プリミティブ(右)アクロスマッシャー

戦いが激しさを増す中、伏井出ケイがウルトラカプセルの奪取に動き出す。ゼロが不在の中、リクの前に姿を現すとウルトラカプセルを渡すことを要求。リクが断ると、ケイがこれまでの戦いはすべて自分の計画通りであったことを話し出す。その中で「リク/ウルトラマンジードはウルトラカプセルを集めるためにウルトラマンという存在が必要だったため、ベリアルの遺伝子を使い人工的に作られた存在」であることを明かす。そして、困惑するリクを前にペダニウムゼットンとなり戦いを挑んでくる。
リクは戦いに敗れ、ケイにウルトラマンゼロ以外のすべてのカプセルを奪われ変身することができなくなってしまう。そんな中、一通の手紙が届き、手紙の主に会いに行くことになる。この手紙の主である老人は、リクを拾い名前を付けた人物であった。さらに、この老人はリトルスターを発症しており、超能力で遠くを見渡せるようになり、リクを見守っていたと告げる。
楽しい思い出話の時間もつかの間、ケイが老人のリトルスターを狙い動きだす。戦えないリクだが、必死に老人を守ろうとするリクに、老人は生きてほしいから自分を置いて逃げてくれと必死に伝えた。その時、リトルスターの光が8個目のカプセルを起動させ、リクはウルトラの父のカプセルを手に入れる。
そして、伏井出ケイと決着をつけるために残ったウルトラマンゼロのカプセルと、ウルトラの父のカプセルを使い、崇高なる戦士、ウルトラマンジードマグニフィセントへ変身する。新たな力、新たな決意を胸にケイと戦いについに勝利し、すべてのカプセルを取り戻すのであった。

ケイの変身するペダニウムゼットンに立ち向かうウルトラマンジードマグニフィセント。この時のリクに迷いはなかった。

伏井出ケイを倒し、ベリアル復活の計画も途絶えたかに思われたが、かつて奪われた6つのカプセルの力で不完全ながらもベリアルは復活し、地球に向かっていた。それと同時に、6年前に消えたと思われていた鳥羽ライハのリトルスターが再発、ウルトラマンキングがライハに「ベリアルが地球に来る」と語りかけるようになっていた。
その直後、地球にベリアルが降り立つ。迎え撃つジード、ゼロの両ウルトラマンであったが、苦戦を強いられる。自ら父と名乗りジードを息子と呼ぶベリアルに戸惑い、感情的になるジード。そしてさらに、ベリアルは強力な怪獣カプセルを使いパワーアップし、両ウルトラマンを圧倒、ジードを体内に取り込んでしまうと月へ飛び立った。

月に到着したベリアルは、父として、同じウルトラマンとして、ジードを受け入れることをできるのは自分だけだと説く。揺れ動き、闇に包まれそうになるリク/ジード。その中、ゼロはベリアルを止めるため月へ、ライハはウルトラマンキングの声をよく聞くためクラシスインパクトの爆心地へ向かった。キングの力でリクの精神世界に入り込み、ライハの呼びかけにより我を取り戻したリク。そのまま舞台を地球へ戻しベリアルとの決戦を始める。その決戦の最中、ライハのリトルスターの光がジードに託され、ウルトラマンキングのウルトラカプセルが起動。ウルトラマンジードロイヤルメガマスターとなり、ベリアルを打ち倒した。

ウルトラマンベリアルとウルトラマンキングのカプセルを使い、最強形態ロイヤルメガマスターに変身。

ベリアルとの決戦後、記憶を失いながらも生きていた伏井出ケイ。地球ではAIBに追われ、異星人に命を狙われていたが、戦いの中で記憶を取り戻す。リク達の秘密基地を奪った際に設備で体を完全回復。もう一度リクに決闘を挑むが、再び敗れてしまう。しかし戦いの後、伏井出ケイの力の源であるストルム星人が持つ特殊な器官を奪いそれをエネルギーとして、ベリアルが再び復活。ケイがAIBから奪った、最強レベルの怪獣カプセルを使い、かつてないほどの力でウルトラマンベリアルアトロシアスへと変身。地球の衛星軌道上でさらにエネルギーを取り込みはじめていた。

衛星軌道上に不気味に佇み、エネルギーを吸収するウルトラマンベリアルアトロシアス

その後、地球上に再び降り立ったベリアルはこれまでにない力で、すべてを圧倒。家族を人質にとられ、満足に戦えないゼロ。そして、決死の作戦も失敗に終わってしまい、ウルトラマンジードも全く歯が立たなく敗れてしまう。その時、ウルトラの父がベリアルの前に現れ、ジードに時間稼ぎをするのでいったん退いて体勢を立て直すように進言。ウルトラの父が限界を迎えたとき、リクは再びジードに変身。すべてのカプセルの力を使い、AIBとの作戦で生み出した時空のはざまへベリアルを追いやり、その中でベリアルのこれまでの怒り、悲しみを受け入れ光線の撃ち合いのなかベリアルをついに打ち倒すのであった。

『ウルトラマンジード』の登場人物・キャラクター

星雲荘

朝倉 リク(あさくら リク)

本作の主人公。
特撮番組「爆裂戦記ドンシャイン」の影響で人々を救うヒーローに憧れている少年。
口癖が「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」で、その略称「ジード」を自身のウルトラマンの名前や変身アイテムのライザーにつけている。
ウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継いでおり、変身アイテム「ジードライザー」でウルトラカプセルをスキャンすることにより、ウルトラマンにフュージョンライズすることができる。
普段は、「星雲荘」と名付けた地下基地に住んでおり、「銀河マーケット」でアルバイトをしている。
物語が進むにつれ、ウルトラカプセルを効率よく集めるため、ベリアルの遺伝子を使い人工的に生み出されたウルトラマンであることが判明。
そのためか、伏井出ケイには「模造品」と呼ばれている反面、ウルトラマンベリアルからは「息子」と呼ばれている。
数々の戦いの中で、仲間との絆、リクの強い意志により成長していき、最後の戦いでベリアルの怒りと悲しみを理解し光線の撃ち合いによりベリアルを倒す。

演:濱田 龍臣(はまだ たつおみ)
名前の由来はSF作家のアーサー・C・クラークを捩ったものである。

ペガッサ星人ペガ

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