電光超人グリッドマン(円谷プロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『電光超人グリッドマン』とは、円谷プロダクション創立30周年記念の特撮作品。中学生の少年少女がヒーローと共に電脳世界で暗躍する魔王に立ち向かう姿を描く。インターネットを題材にした斬新な作風で知られ、後に『SSSS.GRIDMAN』などのアニメ作品でシリーズ化されていった。
中学生の翔直人、馬場一平、井上ゆかは、ある日街中で異常現象に襲われ、謎のヒーロー「グリッドマン」に救われる。異常現象の原因が次元犯罪者カーンデジファーにあることを知った直人たちは、グリッドマンと共に街を守ることを決意する。

『電光超人グリッドマン』の概要

『電光超人グリッドマン』(でんこうちょうじん グリッドマン)とは、中学生の少年少女が異世界のヒーローと共に電脳世界で暗躍する魔王に立ち向かう様を描いた、円谷プロダクションの創立30周年を記念して作られた特撮作品。キャッチコピーは「君の熱い思いが、ヒーローを呼んだ」。
1993年の作品ながら、インターネットやコンピュータウイルスを題材とした当時としては斬新な作風で知られ、巨大ヒーロー物の系譜を継ぎながらも多数のサポートメカが登場し合体するなど、非常に実験的な内容となっている。放送終了の25年後に世界観を受け継いだアニメ作品『SSSS.GRIDMAN』が放送されて好評を博し、シリーズ化されると同時に原作にあたる本作も再注目された。

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中学生の翔直人(しょう なおと)、馬場一平(ばば いっぺい)、井上ゆか(いのうえ ゆか)は、桜が丘中学校に通う中学2年生。一平の家の地下に自分たちだけの秘密基地を作り、「ジャンク」こと寄せ集めのパーツで作ったコンピュータで遊ぶのを常としていた。
ある日、直人の弟の大地(だいち)がゆかの実家の病院に運び込まれ、そこで一行は電子機器が狂いメスが飛び交う異常現象に襲われる。何者かに呼び掛けられるまま直人はジャンクの下へと走り、そこで画面の中に現れた「グリッドマン」を名乗る人物と融合。電子機器の内部に広がるコンピュータ・ワールドに赴き、これを狂わせていた怪獣を撃破する。

その後グリッドマンは自身を異世界の戦士ハイパーエージェントだと名乗り、異常現象の原因はカーンデジファーという次元犯罪者だと説明。彼が生み出した怪獣が、電子機器の内側に広がるコンピュータ・ワールドを通して街の様々な機器を狂わせていたのだ。カーンデジファーの暴虐を止め、これを捕らえるために、グリッドマンはやってきたという。街を守るため、直人たちはグリッドマンと共にカーンデジファーに立ち向かうことを決める。
一方そのカーンデジファーも、藤堂武史(とうどう たけし)という直人たちの同級生の少年を唆して部下に仕立て、現実世界を我が物とするべく行動を開始していた。

『電光超人グリッドマン』のあらすじ・ストーリー

ヒーローの誕生

中学生の翔直人(しょう なおと)、馬場一平(ばば いっぺい)、井上ゆか(いのうえ ゆか)は、桜が丘中学校に通う中学2年生。一平の家の地下に自分たちだけの秘密基地を作り、「ジャンク」こと寄せ集めのパーツで作ったコンピュータで遊ぶのを常としていた。
ある日、直人の弟の大地(だいち)がゆかの実家の病院で盲腸の手術をすることとなり、そこで一行は電子機器が狂いメスが飛び交う異常現象に襲われる。何者かに呼び掛けられるまま直人がジャンクの下へと走ると、ジャンクの画面の中から「グリッドマン」を名乗る人物に語り掛けられ、アクセプターというアイテムを渡される。これを使用すると、直人はグリッドマンと融合し、一平がかつて書き上げた“架空のヒーロー”の姿と力を得る。この状態のまま、直人は電子機器の内部に広がるコンピュータ・ワールドに赴き、これを狂わせていた怪獣を撃破する。

その後グリッドマンが説明するところによると、彼は異世界の戦士ハイパーエージェントであり、異常現象の原因でもある次元犯罪者カーンデジファーを追ってここまで来たのだという。実体の無いエネルギー体であるグリッドマンは、一平がジャンクに残していたデータを利用してこの世界での姿を手に入れたものの、存分に力を振るうには人間と融合する必要があるという。
カーンデジファーの生み出した怪獣が、電子機器の内側に広がる異世界「コンピュータ・ワールド」を通して街の様々な機器を狂わせていたことを知った直人たちは、街を守るためにグリッドマンと共に戦うことを決める。一方そのカーンデジファーも、藤堂武史(とうどう たけし)という直人たちの同級生の少年を唆して部下に仕立て、現実世界を我が物とするべく行動を開始していた。

怪獣たちとの戦いと交流

武史は自己中心的な上に猜疑心が強く、執念深い性格の少年だった。彼は日常生活の中で何かしら不満を感じてはその恨みを込めて素体としての怪獣のデータを組み上げ、これをカーンデジファーが実体化。この世界の人間には手を出せず感づかれることもないコンピュータ・ワールドを蹂躙し、現実世界にまで影響を及ぼしていくというのが彼らの侵略のパターンだった。
グリッドマンが異変を感知するたび、直人たちはその原因を探り、電子機器の内部にあるコンピュータ・ワールドに潜む怪獣を撃破していく。その中にはシノビラーのように幾度となくグリッドマンの前に立ち塞がるしぶといものもいたが、直人たちは協力してこれを打ち破っていった。

コンピュータ・ワールドには、武史とカーンデジファーが作った怪獣だけではなく、独自の知的生命体コンポイド・ユニゾンや中立の怪獣も存在していた。その中の1体であるアノシラスは、戦闘力の高さに目を付けたカーンデジファーによって操られるも、ゆかのピアノの旋律を聞いて正気を取り戻してコンポイド・ユニゾンに保護される。
“竜を操る”という伝説を持つ5000年前の古代人のミイラが武史とカーンデジファーによって蘇った際は、現実世界で生前の恋人を探し求めるミイラと、彼と同期してコンピュータ・ワールドで暴れる怪獣とを同時に相手取ることとなる。ゆかを生前の恋人だと勘違いして追い回すミイラだったが、彼女の「自分は違う」という説得によって己がすでに死んでいること、恋人ももはやこの世にいないことを悟り、活動を停止。怪獣もグリッドマンによって撃破されるも、直人たちの心に遣る瀬無いものを残した。

新たなる力

幾度となくグリッドマンに煮え湯を飲まされた武史とカーンデジファーは、次第に「コンピュータ・ワールドの破壊」ではなく「グリッドマンの打倒」を目的とする怪獣を作り出すようになっていく。これらはいずれも強力で、グリッドマンを苦戦させ、時には撤退に追い込むほどだった。
このままでは怪獣たちに勝てなくなると考えた一平は、グリッドマン専用のサポートアイテムを次々と考案。データをジャンクに読み込ませ、これをグリッドマンがコンピュータ・ワールドで実際に使えるものとして作成することで、彼らは新たな力を得る。

アシストウェポンと呼ばれるこれらは、当初はグリッドマンが直接装備する剣などの武器だったが、やがてゴッドゼノンやダイナドラゴンといったそれ自体が戦闘も行えるロボットが登場。さらにこれを直接着込むことで、グリッドマンはさらなる戦闘能力を獲得し、強化された怪獣相手にも互角以上に渡り合うようになる。
度重なる攻撃の失敗にカーンデジファーは怒りを募らせ、「武史は技術はあるが完全な悪人ではなく、その心の奥底に眠る良心が完璧な怪獣を作る足枷になっている」と考えるようになっていく。

決着と別れ

やがてカーンデジファーは武史を見限り、自らの手でコンピュータ・ワールドと現実世界の破壊を決意。操られていた部分もあったにせよ、これまでカーンデジファーに尽くしてきた武史は見捨てられたことにショックを受ける。
本気になったカーンデジファーの力はすさまじいもので、グリッドマンですら成す術もなく敗北。アシストウェポンもことごとく破壊され、コンピュータ・ワールドとそれに連動した現実世界に危機が迫る。

それでも直人たちは諦めず、世界を救うための方法を模索し続けた。ここに来て彼らこそがグリッドマンの協力者だったことを知った武史は、直人たちの勇気と友情に感化され、「カーンデジファーに従ったのは間違いだった」と気付く。直人たちよりコンピュータの扱いに長けた武史によってカーンデジファーは弱体化させられ、残る全ての力で立ち向かったグリッドマンがこれを打ち倒す。
こうして世界の危機は去り、グリッドマンは次なる悪を討つために直人たちの下を去ることとなった。グリッドマンはこれまでの協力に感謝すると共に、直人たちの勇気と友情を称賛。ヒーローと共に戦い抜いた記憶を胸に、直人、一平、ゆか、そして己の行いを反省した武史は、それぞれの日常を歩んでいくのだった。

『電光超人グリッドマン』の登場人物・キャラクター

グリッドマン

CV:緑川光

地球とは異なる次元に存在する、ハイパーワールドの超人。ハイパーワールドの平和を守るために活動するハイパーエージェントであり、地球のコンピュータ・ワールドに逃亡した次元犯罪者カーンデジファーを追ってきた。
本来は実体を持たないエネルギー体であり、現在の姿は一平がデータ化した“架空のスーパーヒーロー”を取り込んで再現したもの。これが気に入ったのか、直人たちとの友情の証なのか、後の作品でも基本的にはこの姿を踏襲している。

翔直人(しょう なおと/演:小尾昌也)

中学2年生の少年。普段はのんびりしているが、いざとなれば抜群の行動力を発揮する正義感溢れる熱血漢。
ゆかのことはいつもからかっているが、内心では異性として気にかけており、彼女に近づく男がいると知った時はかなり焦っていた。

馬場一平(ばば いっぺい/演:須藤丈士)

中学2年生の少年。さっぱりした気性で、何かと直人を巻き込むイタズラ小僧。芸術的なセンスと閃きに富み、グリッドマン用の武器であるアシストウェポンは彼が1人で設計している。
学校の成績は劣悪で、「武士は食わねど高笑い」などと時折間違ったことわざを披露していた。

井上ゆか(いのうえ ゆか/演:服部ジュン)

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