ポケモンユナイト（Pokémon UNITE）のネタバレ解説・考察まとめ

ヌメラ／ヌメイル／ヌメルゴン

『ポケモンユナイト』（Pokémon UNITE）でのヌメルゴンはディフェンス型で、その独特の戦術と技の組み合わせによってフィールド上で大きな影響力を発揮するポケモンである。

ヌメルゴンの通常攻撃は、3回ごとの攻撃が強化攻撃となり、距離に応じて異なる形で発動する。遠くの相手には粘液を吐き出して攻撃し、近くの相手にはダメージが増加する効果がある。さらに、通常攻撃をぬめぬめ状態の相手に当てることにより、技の待ち時間を短縮することが可能。

ヌメルゴンの特性「ぬめぬめ」は、ヌメルゴンが攻撃を受けると確率で粘液をばらまき、その粘液が触れた相手にダメージと減速効果を与える。この減速効果は、最大4回まで重ねがけ可能で、敵ポケモンの動きを大きく制限することができる。加えて、ヌメルゴンが草むらに入ると、一定量のHPを徐々に回復する能力も持っている。

初期の段階では、ヌメルは「あわ」と「たいあたり」の2つの技からスタートする。「あわ」は範囲内の敵にダメージを与えるだけでなく、3秒間シールド効果を得られる。このシールドが弾けるとき、周囲の敵にもダメージを与え、移動速度を2秒間下げることができる。一方、「たいあたり」は敵に突撃してダメージを与え、相手を吹き飛ばす効果がある。また、この技は自分も少し後ろに跳ね返る。レベル5でヌメイルに進化し、「だくりゅう」または「りゅうのはどう」に、レベル7で「パワーウィップ」または「アシッドボム」に派生する。「だくりゅう」は自分の周囲に水流を発生させ、範囲内の敵にダメージを与える。この技で敵にダメージを与えると、自分の防御と特防が上がり、敵のダメージを減少させる効果もある。「りゅうのはどう」は指定した方向へ衝撃波を発生させてダメージを与え、中心が命中した場合は、ダメージが増加し、自身のHPが回復する。この技は特性「ぬめぬめ」による減速効果を受けている敵に対して、さらにHPの回復量が多くなる。「パワーウィップ」は、指定した方向へ角を叩きつけて範囲内の敵にダメージを与え、移動速度を下げる。さらに、遠くにいる敵に命中した場合は、その敵を自分の方へ引っ張る効果がある。「アシッドボム」は、酸性の液体を投げつけてダメージを与え、範囲内の敵の移動速度を下げる。この技を再度使用すると、指定した方向へ突進し、ダメージを与える。突進が酸性の液体を受けた敵に命中すると、敵を吹き飛ばして周囲の敵にもダメージを与える。そして、レベル8になるとヌメルゴンに進化する。

ヌメルゴンが使用するユナイト技は「あめあめふれふれ」であり、この技はヌメルゴンがレベル9に達すると覚えることができる。この技は、自身を中心に体力が回復する雨を降らせて、通常攻撃はすべて強化攻撃になる。

ヌメルゴンに推奨される持ち物は、主にその耐久力を高め、技の効果を最大化するもので構成される。例として「きあいのハチマキ」は、ポケモンのHPが減少した際に、与えるダメージを増加させる。これにより、HPが低下しても高い戦闘能力を維持できる。また、「おたすけバリア」はユナイト技を使用することで味方にシールドを付与する。さらに、「がくしゅうそうち」はヌメルゴンが味方とともに獲得する経験値を増やすことができるため、チーム全体のレベルアップを早め、試合の流れを有利に進めることが可能となる。
ヌメルゴンはその耐久力と戦場での持続性によって知られているため、これをサポートするバトルアイテムが選ばれることが多い。例えば、「だっしゅつボタン」はポジショニングや逃走、追撃のために非常に便利である。これにより、ヌメルゴンは敵に対してよりアグレッシブに行動できるだけでなく、ピンチの際に安全な位置へと素早く移動することが可能となる。

ヌメルゴンの立ち回りは、その耐久性と特有の技「ぬめぬめ」を活かした戦略に焦点を当てる。前線での戦闘を主導し、敵チームの攻撃を受け止めることが役割となることが多い。このポケモンの能力を最大限に引き出すためには、敵との距離感を保ちつつ、適切なタイミングで技を使用し、敵を減速させたり、味方のためにスペースを作り出したりすることが重要である。立ち回りの中で特に注目すべきは、敵を「ぬめぬめ」状態にしてからの行動である。この状態の敵に対して通常攻撃を当てることで、技の待ち時間を短縮できるため、連続して技を発動させることが可能になる。また、草むらでのHP回復能力も戦術的に利用することで、持続的な前線でのプレッシャーを維持しつつ、自身の生存率を高めることができる。
ヌメルゴンの立ち回りは、単に前線で敵を追い払うだけではなく、敵チームの動きを制限し、味方チームが有利な戦闘を行えるようにすることにある。このポケモンを効果的に使用するためには、戦場でのポジショニング、敵との距離の取り方、そして技の選択とタイミングが鍵となる。ヌメルゴンの持つ能力を戦術的に利用することで、試合の流れを有利に導き、チームの勝利へと貢献することが期待される。

ボクレー／オーロット

『ポケモンユナイト』（Pokémon UNITE）におけるオーロットは、ディフェンス型のポケモンで主に前線での役割を果たしつつ、チームメイトの支援と敵の妨害を行うことが重要である。

オーロットの通常攻撃は、射程が近接タイプで3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、相手のポケモンに与えるダメージが増加する上、命中時に自分のHPが回復する。

オーロットの特性「しぜんかいふく」は、HPが少なくなると約4秒間徐々にHPを回復し続けるというものである。この回復が行われている間、オーロットの技の待ち時間が短くなるため、より多くの技を使用することが可能になる。また、この回復が連続して発動することはないものの、技が相手のポケモンに命中するたびに、発動可能な間隔は短くなる。

序盤にボクレーが使用する技には、「おにび」と「えだづき」がある。「おにび」は指定した方向へ怪しい炎を放ち、当たった相手のポケモンにダメージを与え、約3秒間やけど状態にする遠隔攻撃だ。この技は敵ポケモンの動きを制限し、味方との連携攻撃の橋渡しをする。一方、「えだづき」は指定した方向を突き刺すように攻撃し、技命中時に相手のポケモンにダメージを与えると同時に、移動速度を約2.5秒間下げつつ自身のHPを回復する。これによりオーロットは、攻撃しながらの回復も視野に入れることができる。レベル5でオーロットに進化し、「ウッドハンマー」または「のろい」のどちらかを選択できる。「ウッドハンマー」は両手を振りかぶって攻撃し、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、自分の前に強制的に移動させて行動できなくする妨害技である。一方、「のろい」は自分のHPと引き換えに、のろわれたゾーンを生み出し、範囲内にいる相手のポケモンに継続ダメージを与え、移動速度を下げる効果がある。レベル7になると、「ウッドホーン」または「いたみわけ」のどちらかを選択できる。「ウッドホーン」は前方に向かって突進し、当たった相手ポケモンにダメージを与えるムーブ技で、命中すると自分のHPが回復する。「いたみわけ」は相手ポケモンとつながりを作って、このつながりが保たれている間は自分の受けたダメージの一部を分け与える効果がある。

オーロットのユナイト技は、「闇森ダークガイスト」と呼ばれ、レベル9に到達すると習得可能になる。この技は、使用することで周囲の相手ポケモンにダメージを与えると共に、命中したポケモンの数に比例してオーロット自身にシールドを付与する。

オーロットに推奨される持ち物は「がくしゅうそうち」、「おたすけバリア」、そして「ゴールサポーター」である。「がくしゅうそうち」は、オーロットがチームメイトとともに経験値をより効率的に獲得し、早期にレベルアップすることを可能にする。次に、「おたすけバリア」は、ユナイト技を使用する際に自身と近くの味方にシールドを付与する。最後に、「ゴールサポーター」は、オーロットがゴールを狙う際に攻撃を受けても中断されにくくなる。
バトルアイテムは、オーロットのプレイヤーは特に「だっしゅつボタン」の使用を推奨されることが多い。「だっしゅつボタン」は、プレイヤーが瞬時に短距離を移動できるアイテムであり、攻撃を避けるだけでなく、戦略的な位置取りをするためにも使用される。

オーロットのプレイヤーは、初期段階から積極的にレーンでのプレッシャーをかけることが推奨される。その際、オーロットの耐久性を活かして敵の攻撃を受け止めつつ、味方の安全を確保し、敵のポケモンを撃退することができる。また、オーロットは敵を妨害する能力も高いため、敵の動きを制限し、味方が攻撃しやすい状況を作り出すことも立ち回りの一環となる。戦闘においては、オーロットの技を効果的に使い分けることがカギとなる。例えば、敵を一箇所に集めて大ダメージを与える技や、敵の動きを妨害する技を適切なタイミングで使用することで、戦闘の流れを味方に有利に進めることが可能だ。また、オーロットの持つ回復能力や、特定の技による自己強化を駆使して、持続的に戦場に留まり続けることも重要である。チーム戦においては、オーロットはその耐久性を生かして前線で立ちふさがり、敵の攻撃から味方を守る盾となるべきだ。さらに、チームメイトとの連携を密にし、敵チームに対して圧倒的なアドバンテージを築くことが求められる。オーロットのプレイヤーは、常に周囲の状況を把握し、戦場でのポジショニングや技の使用時機を見極めることが、勝利への道を切り開く。
このように、オーロットの立ち回りはその耐久性と支援能力を最大限に活かすことに重点を置くべきであり、戦場での汎用性の高さを活かしてチームの勝利に貢献することができる。プレイヤーはこれらの戦略を理解し、適切な判断と行動でオーロットの潜在力を引き出すことが重要である。

フーパ

『ポケモンユナイト』（Pokémon UNITE）におけるフーパは、サポート型としてその多様な技とユニークな移動能力で知られているポケモンである。ゲーム開始時は通常形態の「いましめられしフーパ」となっている。

フーパは、3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、光線を発射して相手ポケモンにダメージを与える。特に、フーパの別形態である「ときはなたれしフーパ」となった際には、毎回の通常攻撃で周囲にいる相手ポケモン最大2匹に対して光線を発射し、ダメージを与えることができる。

フーパの特性である「マジシャン」は、マップが味方エリアと相手エリアに分かれているときに、相手チーム側にあるきのみをランダムに自陣へ転送する能力を持つ。きのみが相手チーム側にない場合、マップに落ちているエオスエナジーをフーパの前まで転送することができる。

初期技として、「おどろかす」と「ねんりき」がある。「おどろかす」は、指定した範囲内の相手ポケモンにダメージを与え、短時間行動不能にする技である。一方、「ねんりき」は、範囲内の相手にダメージを与える技である。Lv4で「いじげんホール」と「トリック」を選べる。「いじげんホール」は、範囲内の味方と自分を一定時間後にスタート地点に移動させる技である。一方、「トリック」は、使用すると一定時間、攻撃を受けるとダメージを回避し、短時間の間、移動速度が上がる技である。Lv6で「ゴーストダイブ」と「シャドーボール」の2つの技から選択することができる。「ゴーストダイブ」は足元にリングを広げ、指定したポケモンのところへワープし、ダメージを与えつつ敵を突き飛ばす技である。また、この技は再使用することで、最初にリングを広げた地点へ戻ることが可能だ。一方、「シャドーボール」は、前方に影の塊を放ち、当たった相手にダメージを与えると共に、移動速度と特防を下げる技である。

フーパのユナイト技「ときはなたれし光輪」は、フーパがLv9に達すると使用可能となり、この技を発動すると、フーパは全ての味方ポケモンがワープできるリングを生成する。このリングを通じて、味方は戦場の任意の位置に迅速に移動することができるようになる。また、「ときはなたれしフーパ」となって、フーパの技は「いじげんラッシュ」と「サイケこうせん」に変わるが、「ときはなたれしフーパ」のままではゴールができず、特性も発動することができない。

フーパの持ち物に関しては、「ちからのハチマキ」、「きあいのハチマキ」、そして「がくしゅうそうち」が推奨されている。「ちからのハチマキ」はフーパの通常攻撃を強化し、敵に与えるダメージを増加させる。次に、「きあいのハチマキ」はフーパの耐久性を高めることができる。そして、「がくしゅうそうち」はフーパの補助能力を強化することができる。
バトルアイテムに関しては、一般的に「だっしゅつボタン」が有効とされている。このアイテムは、ピンチの時に素早く戦闘から離脱するため、または戦術的なポジショニングを瞬時に変更するために使用されている。

フーパは長い射程距離を活かして、遠距離から敵にダメージを与えつつ、味方をサポートする立ち回りが推奨されている。特に、フーパの技「ゴーストダイブ」や「いじげんホール」は、味方のHPを回復させたり、敵を突き飛ばして移動速度を下げることができるため、集団戦において有効だ。これらの技を適切に使用することで、フーパは敵チームの動きを制限し、チームメイトの生存率を高めることができる。また、フーパの特性「マジシャン」は、敵チーム側にあるきのみを自陣へ転送することができるため、これを活用して味方の回復を支援することも重要である。この特性により、フーパはリソースの確保においてもチームに大きなアドバンテージを提供することができる。フーパを使用する際は、ポジショニングにも注意が必要だ。フーパの耐久性は高くないため、前線での直接戦闘は避け、遠距離からチームをサポートする立ち回りが望ましい。また、バトルアイテム「だっしゅつボタン」を使用することで、ピンチの際に素早く離脱することが可能となる。集団戦では、フーパのユナイト技「ときはなたれし光輪」を活用して、味方を迅速に集結させることができるため、重要なオブジェクトの争奪戦や敵チームとの大規模な戦闘において、戦況を有利に進めることができる。
このようにフーパは、その独特な能力を活かして戦場で多様な役割を果たすことが可能である。適切な技の選択と戦術的なポジショニングにより、フーパはチームの勝利に不可欠な存在となるだろう。

モクロー／フクスロー／ジュナイパー

『ポケモンユナイト』（Pokémon UNITE）におけるジュナイパーは、遠距離からの攻撃と高い攻撃速度で敵を圧倒するアタック型のポケモンである。

ジュナイパーの戦闘スタイルは遠距離型であり、通常攻撃を命中させると、次の通常攻撃が速くなる効果を持つ。この効果は最大3回まで積み重なり、強化された通常攻撃は、矢羽根の数が増えるものの、一本あたりのダメージは軽減される。

ジュナイパーの特性「えんかく」により、遠くの敵に対して与えるダメージが増加する。

モクローが初期に使用する技「このは」は序盤で使用され、指定した方向に葉を投げて攻撃する。この技は相手に命中するとダメージを与え、技使用後約2秒間攻撃力が上昇し、通常攻撃の速度も速くなる。一方、「おどろかす」は、相手にダメージを与え移動速度を下げる。レベル5でフクスローに進化する。レベル7でジュナイパーに進化し、「はっぱカッター」と「かげぬい」のどちらかを選択できる。「はっぱカッター」はジュナイパー自身を葉で覆い、約5.5秒間攻撃力と通常攻撃の速度を上昇させ、通常攻撃で複数の敵を攻撃できるようになる。さらに、相手の残りHPが多いほど、通常攻撃で与えるダメージが増加する。「かげぬい」は力を溜めた後、指定した方向へ矢を発射し、溜める時間が長いほどダメージが増加する。溜め切った状態で命中すると、相手の影を地面に縫い付け、移動速度が減少する効果がある。レベル8で、「リーフストーム」と「かげうち」を選べるようになる。「リーフストーム」は鋭い葉で嵐を起こし、攻撃する技で、命中時にダメージと移動速度減少の効果があり、至近距離からの命中で相手を吹き飛ばす。「かげうち」は範囲内の敵に影を取り付け、ダメージと移動速度および防御力を減少させる。自身の移動速度も上昇するため、追撃や逃走に有効である。

ジュナイパーのユナイト技は「矢継早連撃」であり、この技はジュナイパーがレベル9に到達した際に使用可能となる。「矢継早連撃」は、ジュナイパーが特有の技術を駆使して短時間内に複数の矢を発射し、対象の敵に連続でダメージを与える能力を持っている。

持ち物に関しては、「じゅうてんチャーム」「もうこうダンベル」「かるいし」が特におすすめされる。「じゅうてんチャーム」は、ジュナイパーの攻撃力を向上させ、敵に対してより大きなダメージを与えることができるようになる。「もうこうダンベル」は、戦闘での持続力を高め、より長く戦場に留まることを可能にする。「かるいし」は、ジュナイパーの移動速度を上げることで、位置取りや回避に役立ち、戦闘時の機動力を高める。
バトルアイテムについては、「スピーダー」が推奨される。「スピーダー」は使用することで一時的に移動速度が上がり、ポジショニングや緊急時の逃走、追撃時に大きなアドバンテージをもたらす。

ジュナイパーの戦闘スタイルは、その長い射程距離を活かして、味方に対する援護射撃を行うことにある。具体的には、通常攻撃の速度が上がる特性を利用して連続ダメージを与えることや、「かげぬい」や「かげうち」を使い、敵の動きを制限しながらダメージを稼ぐことが重要である。特に「かげぬい」は、ダメージと射程が優れており、適切なタイミングで使用することでラストヒットを獲得しやすくなる。また、ジュナイパーはユナイト技「矢継早連撃」を通じて、大量のダメージを短時間で発生させることができ、戦闘の流れを変える力を持つ。ジュナイパーを使用する際には、常に敵の攻撃範囲外に位置取り、敵に捕捉されないようにすることが肝心である。敵の機動力が高いポケモンや接近戦を得意とするポケモンに対しては特に注意が必要で、これらのポケモンに捕まらないよう、味方との距離感を意識しながら戦う必要がある。また、ジュナイパーはレベル7から9にかけて性能が大きく向上するため、序盤から積極的に経験値を稼ぎ、早期にこれらのレベルに到達することも重要な戦略となる。
ジュナイパーのプレイヤーは、戦況を見極めながら、ポジショニングと技の選択に注意を払うことで、チームにとって有利な立ち回りを実現できる。このポケモンの特性と能力を最大限に活かし、チーム戦における勝利への貢献を目指すべきである。

アマカジ／アママイコ／アマージョ

アマージョは『ポケモンユナイト』（Pokémon UNITE）において、1対1の戦闘において強力であり、特に孤立した相手を見つけ出し、積極的にKOを狙うことが得意なバランス型のポケモンである。

アマージョの通常攻撃は3回目に強化攻撃となり、これは相手ポケモンに飛びかかる形でダメージを与えるだけでなく、相手の防御力を約1秒間下げる効果がある。この強化攻撃は、アマージョが技や通常攻撃を使用するたびに、HPゲージ上の青いゲージが蓄積され、このゲージが3つ溜まることで、技が強化された形で1回使用可能になる。

アマージョは、進化前のアマカジとアママイコを含め、2つの主要な特性を持っている。初期形態であるアマカジとアママイコの特性「どんかん」は、妨害を受けた際にその効果の持続時間を短くするというものだ。これにより、敵の妨害技に対する耐性が高まり、アマージョが戦場でより長く活躍できるようになる。アマージョに進化すると、特性は「じょおうのいげん」に変わる。この特性もまた、妨害を受けた時にその効果の持続時間を短縮し、HPゲージ上の青いゲージが蓄積され、このゲージが3つ溜まることで、技が強化された形で1回使用可能になる。

序盤でアマカジが覚える「はっぱカッター」は、指定した方向へ葉っぱを放って攻撃する範囲技で、特に序盤の戦いで有効だ。この技は通常攻撃と比較して急所率が高く、敵ポケモンに対して一定のダメージを確実に与えることができる。一方、「こうそくスピン」はアマージョが体を回転させ、指定した方向へ進む技で、当たった相手ポケモンにダメージを与える。この技は命中すると、自分の移動速度が短時間上がる効果を持つ。レベル4でアママイコに進化する。レベル5で、「トリプルアクセル」と「ふみつけ」という2つの技から選択できるようになる。「トリプルアクセル」は、指定した方向へ3回転キックを繰り出し、相手ポケモンにダメージを与える。この技は命中するたびにダメージが増加し、技終了後は一定時間、通常攻撃の速度が上がる。また、「トリプルアクセル」はキックが命中するたびにHPを回復する効果がある。一方、「ふみつけ」は高く跳び上がり、相手ポケモンに向かって足で攻撃する技で、技命中時に相手を一定時間動けなくする。この技もまた、技命中時にHPを回復する効果を持つ。レベル6でアマージョに進化し、「トロピカルキック」と「グラススライダー」から選べるようになる。「トロピカルキック」は指定した方向へ飛び蹴りを放ち、命中した相手のポケモンにダメージを与え、攻撃力と移動速度を一定時間下げる。「グラススライダー」は指定した方向へスライディングし、当たった相手ポケモンにダメージを与えてつきとばす技である。

アマージョが使用するユナイト技「クイーンエアリアル」は、レベル9で覚えるバトル中にアマージョが展開することができる最も強力な技の1つだ。この技は、アマージョが空中へと跳び上がり、相手ポケモン1匹にダメージを与えることができる。

アマージョは接近戦が得意なポケモンであるため、「きあいのハチマキ」と「じゃくてんほけん」が推奨される持ち物である。「きあいのハチマキ」はHPが低下した際にHPの回復を促進し、「じゃくてんほけん」は受けるダメージが増加した際に、そのダメージを軽減する。また、「もうこうダンベル」もアマージョに推奨される持ち物の1つであり、進化レベルや技取得レベルの早さを活かして溜めやすいとされている。
バトルアイテムとしては、「なんでもなおし」がおすすめされる。「なんでもなおし」は戦闘中に相手の妨害技を受けないようにするアイテムで、アマージョが敵のコントロール技から逃れやすくなり、持続的に戦い続けることを可能にする。

アマージョは序盤から中盤にかけてのゲームで特に力を発揮する。孤立した相手を見つけたら積極的にKOを狙うことが推奨される。特に「はっぱカッター」は序盤でラストヒットを狙うのに有効な技であり、これを利用してポイントを稼ぐことができる。レベルが上がるにつれ、アマージョの立ち回りはさらに戦略的になる。レベル6以降、アマージョは強化攻撃や特定の技を使用して特性のゲージを溜めることができ、このゲージを溜めた状態で戦いを仕掛けると効果的である。この特性のゲージは、空振りしても溜まるため、実際に敵に当てる必要はなく、戦闘の準備として活用することができる。また、アマージョはレベル5、6、9で大幅に強くなるため、これらのレベルで新たな技を覚えるタイミングを意識し、進化してさらに戦力を高めることが重要だ。特にレベル6でアマージョに進化し、レベル9でユナイト技を覚えることで、ゲーム後半に向けての活躍が期待できる。
アマージョを効果的に使うためには、これらのポイントを押さえた上で、相手との距離感を計りながら、適切なタイミングで技を使用し、チームのためにポイントを稼ぐことが求められる。また、敵の動きを予測し、味方との連携を意識した立ち回りが、アマージョの真価を発揮する鍵となるだろう。

キュワワー

『ポケモンユナイト』（Pokémon UNITE）におけるキュワワーは、サポート型で戦闘能力の高い味方にくっつき、シールドを付与したり、HPを回復したりすることが主な役割である。

キュワワーの3回目の通常攻撃が強化攻撃になり、その際にはダメージを与えるだけでなく、花を2つ獲得することができる。

キュワワーの特性「ヒーリングシフト」は、HPが半分以下の味方ポケモンに近づくときの移動速度が上昇する。さらに、キュワワーは特定の技、「こうごうせい」「フラワーヒール」「てんしのキッス」を使用する際、自分が持つ花を全て消費して、技の効果を強化することができる。また、1.5秒ごとに1つの花を自動的に獲得し、花の最大保有数は8個である。また、草むらに入ることで、1度に4つの花を手に入れることが可能だ。さらに、キュワワーは味方ポケモンに「くっつく」ことができる初のポケモンであり、くっついている間は攻撃を受けず、HPが徐々に回復する。

序盤でキュワワーが使用する「こうごうせい」は、攻撃種類が回復に分類され、指定した味方のポケモンにくっつくことができる。くっついていない状態の時にこのわざを使うと、指定した味方のポケモンにくっついて、シールド効果を与える。一方で、くっついている状態でこの技を使用すると、味方のポケモンのHPを回復することができる。消費した花が多いほど、HPの回復量は多くなる。「つるのムチ」は、前方をつるで打ちつけて相手のポケモンにダメージを与え、移動速度を一時的に下げる。Lv4で「フラワーヒール」または「てんしのキッス」に派生する。「フラワーヒール」もまた回復技で、くっついている状態で使用すると、味方のポケモンのHPを回復し、消費した花が多いほど回復量が多くなる。最大HPを超える分の回復効果はシールド効果に変換される。「てんしのキッス」は妨害技であり、範囲内の相手ポケモンをメロメロ状態にし、勝手に近づいてくるようになる。この技も消費した花の量に応じて、メロメロ状態の時間が長くなる。Lv6で、「マジカルリーフ」または「くさむすび」に派生する。「マジカルリーフ」は範囲攻撃技で、相手のポケモンに葉っぱを飛ばしてダメージを与える。同じ相手のポケモンにダメージを計6回与えると、そのポケモンは一時的に行動不能になる。「くさむすび」は妨害技で、指定した方向へつるを発射し、命中した相手のポケモンにダメージを与えて一時的に移動できなくする。

キュワワーのユナイト技は「ヒーリングギフト」と呼ばれ、レベル8で覚えることができる。この技の主な効果は、周囲に大きな草むらを約6秒間発生させることである。マップ上の他の草むらと同様に、この草むらにいるポケモンは見えなくなり、敵に発見されにくくなる。特に注目すべき点は、自分が発生させた草むらに味方のポケモンが入った場合、草むらにいる間、味方のポケモンのHPが回復する効果があることである。

キュワワーのサポート能力を最大限に活かすため、推奨される持ち物には「がくしゅうそうち」、「のろいのおこう」、および「きょうめいガード」が含まれる。これらのアイテムは、キュワワーの補助能力を大幅に向上させる。例えば、「がくしゅうそうち」はキュワワーの技の効果や回復能力を高め、「のろいのおこう」と「きょうめいガード」はそれぞれ回復量とシールドの効果を強化する。
バトルアイテムに関しては、「どんそくスモーク」が特に推奨される。これは、キュワワーが味方にくっついている時に彼らをサポートする際に非常に有効であり、キュワワー自身の生存率を高めるとともに、味方のポケモンを守るのに役立つ。

基本的な立ち回りとしては、味方にくっついてシールド付与や回復でサポートすることが挙げられる。状況に応じて、シールド付与か回復のどちらが効果的かを考えて行動することが求められる。また、味方の追撃をサポートすることも重要である。「マジカルリーフ」と「くさむすび」はどちらも相手を行動不能にする効果があり、逃げる相手を追う際に味方が追撃しやすいようにサポートする。キュワワーの立ち回りは、味方のサポートに特化しているため、1人での行動は避け、常に味方と共に行動することが基本となる。味方にくっつける場所まで移動することで、キュワワーはそのサポート能力を最大限に発揮することができる。また、キュワワーは基本的に味方にくっついて行動するため、くっついている間はキュワワーに直接攻撃ができないという特性を利用して、敵からの攻撃を回避しつつ味方をサポートする戦術が有効である。
このように、キュワワーの立ち回りは、そのユニークなサポート能力によって定義される。チームの勝利に貢献するためには、キュワワーを効果的に使いこなし、味方の強化と保護を最優先に考えた行動を取ることが必要である。

ミミッキュ

『ポケモンユナイト』（Pokémon UNITE）におけるミミッキュは、バランス型で敵を騙すような戦術や、敵陣深くでの突破力を活かしたプレイスタイルが推奨されているポケモンである。

ミミッキュの通常攻撃の3回目には強化攻撃が設定されており、その範囲が広く2回攻撃を行うことができる。

ミミッキュの特性「ばけのかわ」は、「ばけたすがた」の状態で相手のポケモンからダメージを受けた際、残りのHPの一定の割合のHPを減少させることができ、一定時間ダメージを無効化し、「ばれたすがた」になる。また、「ばけのかわ」の効果はここで終わらず、ダメージを与えてきた相手のポケモンに「ふくしゅうマーク」を付与する。「ふくしゅうマーク」がついた相手のポケモンに対してのみ、ミミッキュは移動速度と与えるダメージが増加する。さらに、「ばれたすがた」の状態から一定時間が経過すると、「ばけたすがた」に戻り、相手のポケモンをKOすることで、「ばけたすがた」に戻るまでの時間が短縮される。

初期技「おどろかす」と「ひっかく」は、ミミッキュの戦闘の基礎を築く。「おどろかす」は範囲攻撃であり、相手にダメージを与えるだけでなく、戦場のコントロールにも寄与する。一方、「ひっかく」は指定した方向への突進攻撃であり、命中した相手にダメージを与えると同時に、移動速度を一時的に下げる効果がある。これらの技はミミッキュの基本的な攻撃方法として機能する。

レベル5になると、「じゃれつく」または「シャドークロー」に派生する。「じゃれつく」は前方へジャンプして攻撃し、当たった相手のポケモンの背後に移動し、複数回ダメージを与える。この技は攻撃終了後に指定した方向へジャンプすることで、戦術的な移動や位置取りが可能になる。「シャドークロー」は前方を爪で切りつける近接攻撃であり、相手にダメージを与えると同時に、自分のHPを回復する効果がある。通常攻撃を命中させるたびに、この技の待ち時間が短縮され、攻撃回数が増えるため、連続攻撃が可能になる。レベル7になると、「かげうち」または「トリックルーム」に派生する。「かげうち」は影を伸ばして攻撃し、当たった相手を「かげターゲット」に設定する。この技を再度使用すると、「かげターゲット」に設定した相手のポケモン近くに移動してダメージを与え、ターゲットの時間を延長する。ターゲットに設定したポケモンをKOすると、この技の待ち時間がなくなり、自分のHPが回復する。「トリックルーム」は自分の周囲に特殊な空間を生み出し、この空間内で減速効果を受けた場合には、移動速度が上がる効果に変換される。また、空間の範囲内で技の2段目を何度も使用できるようになる。

ミミッキュのユナイト技は、レベル9で覚え、「いっしょにあそぼ」と呼ばれる。この技は、相手のポケモンを布の中に閉じ込めて継続ダメージを与えるというもので、自身はシールド効果を得ることができる。閉じ込めた相手のポケモンは、ミミッキュ以外のポケモンの技の影響を受けなくなるため、1対1の戦闘を強いる状況を作り出すことが可能だ。

ミミッキュに推奨される持ち物は、「もうこうダンベル」、「するどいツメ」、そして「じゅうてんチャーム」が挙げられる。「もうこうダンベル」は、攻撃時のダメージを増加させることで、ミミッキュのダメージ出力を向上させる。「するどいツメ」は、ミミッキュのクリティカルヒット率を上昇させ、攻撃の効果をより確実にする。最後に「じゅうてんチャーム」は、定期的に追加ダメージを与えられる。
バトルアイテムに関しては、特に「スピーダー」が推奨される。このアイテムは、使用することで短時間の間、移動速度を上昇させることができる。

ミミッキュの立ち回りの中心には、特性「ばけのかわ」と「かげうち」を効果的に使用することがある。この特性を活かすためには、まず敵の攻撃を誘い、「ばけのかわ」の効果でダメージを無効化しつつ、カウンター攻撃のチャンスを伺うことが重要だ。また、「かげうち」を用いて敵の背後を取ることで、予期せぬ角度からの攻撃を可能にし、敵の戦列を乱すことができる。特に、ミミッキュの攻撃は敵のポケモンをKOすることで「ばけたすがた」への復帰時間を短縮できるため、連続して敵を倒すことで持続的なプレッシャーをかけ続けることができる。これを実現するためには、味方との協力が不可欠であり、味方の攻撃をサポートするかのように立ち回り、敵の集中攻撃から味方を守る役割も担う。ミミッキュは、立ち回りにおいて、敵の注意を引きつける「囮」としての役割も果たす。敵の攻撃を引きつけることで、味方が有利なポジションを取りやすくなり、ゲームの流れを味方に引き寄せることができる。また、ミミッキュ自身が高いダメージを出すことができるため、敵にとって脅威となり、彼らが戦略を変更せざるを得ない状況を作り出すことも可能だ。
ミミッキュの立ち回りは、これらの戦術を柔軟に組み合わせ、戦況に応じて適切な行動を取ることが求められる。その際、常に周囲の状況を観察し、最適な判断を下すことが重要である。敵の動きを予測し、先手を取ることで、ミミッキュは戦場で大きな影響力を発揮することができるだろう。

マッシブーン

『ポケモンユナイト』（Pokémon UNITE）におけるマッシブーンは、圧倒的な攻撃力と高い耐久性を備えたバランス型のポケモンである。

マッシブーンは、3回目の通常攻撃が強化攻撃となり、2連続パンチを放つ点である。この強化攻撃は、攻撃すると同時にHPが回復する効果を持っている。

マッシブーンの特性である「ビーストブースト」は、相手チームのポケモンをKOしたり、KOをアシストすることで、マッシブーンの移動速度および通常攻撃の速さを約3秒間上げる効果がある。また、「ビーストブースト」はマッシブーンが相手のポケモンに通常攻撃や特定の技を命中させるたびに、マッスルゲージを溜める効果も持つ。このマッスルゲージは、戦闘から離れると約10秒ごとに1ずつ減少するが、その最大値は6である。マッスルゲージが満たされると、マッシブーンの攻撃力が強化される。

初期技として「メガトンパンチ」と「とどめばり」があり、「メガトンパンチ」は指定した方向に移動した後、地面にパンチを叩きつけ、範囲内の相手にダメージを与える。この技は相手チームのポケモンに命中するとマッスルゲージを増加させる効果も持つ。一方、「とどめばり」は、マッスルゲージをすべて消費し、指定した方向にいる相手にダメージを与える技だ。この技の特徴は、マッスルゲージの消費量に応じてダメージが増加し、相手をKOするとHPが回復する点にある。レベル5で、「きゅうけつ」または「ばかぢから」に派生する。「きゅうけつ」は相手をはがいじめにして継続ダメージを与え、自分のHPを回復する技で、マッスルゲージの消費量に応じてダメージの回数と量が決定される。「ばかぢから」は1対1で非常に強力な攻撃を放つ技で、使用時に溜まっているマッスルゲージの量に応じて強化される。レベル7で、「とびかかる」または「うちおとす」に派生する。「うちおとす」は相手をアッパーカットでダメージを与え、ふきとばす技であり、追撃することでさらなるダメージを与えることができる。「とびかかる」は、指定した方向に飛びかかり、ダメージを与えると同時に攻撃力を下げる効果があり、命中すると通常攻撃の速さが上がる。

マッシブーンのユナイト技は「ウルトラバルクマスキュラー」と呼ばれ、レベル9に到達した時点で使用可能となる。「ウルトラバルクマスキュラー」を発動すると、範囲内を高速飛行して、当たった相手ポケモンにダメージを与えた後、その中でHPの割合が最も低かったポケモンにダメージを与える。

持ち物に関しては、「もうこうダンベル」、「かるいし」、「きょうめいガード」が推奨される。「もうこうダンベル」は攻撃力を高め、「かるいし」は移動速度を向上させ、「きょうめいガード」はダメージを受けた時に防御力を一時的に上げる効果がある。
バトルアイテムとしては、「だっしゅつボタン」が有効である。このアイテムを使用することで、マッシブーンは突如として戦況が不利になった際に素早く撤退したり、逆に敵に対して奇襲をかけるためのポジショニングを取ることができる。

マッシブーンは1対1の戦闘において特に強力であるため、孤立した敵を見つけた際には積極的にKOを狙うことが推奨される。このポケモンは、その強化された通常攻撃と、マッスルゲージを利用した技である「ばかぢから」や「きゅうけつ」を駆使して、敵に対して高いダメージを与えることが可能である。特に、「ばかぢから」は1対1の戦いでは非常に強力であり、マッスルゲージが溜まっている状態で使用することで、その効果を最大限に発揮することができる。集団戦では、マッシブーンの技「うちおとす」を用いて味方を守ることや、敵を孤立させる戦術が効果的である。この技によって敵を吹き飛ばし、戦闘の流れを味方に有利な方向へと導くことができる。また、マッシブーンは攻撃を受けながらも戦い続ける能力を持っており、「きゅうけつ」を使用して自己回復しつつ敵にダメージを与え続けることができる。戦略的には、マッシブーンは自身のマッスルゲージを常に意識する必要があり、通常攻撃や特定の技を敵に命中させることでゲージを溜め、戦闘能力を高めることが重要である。また、マッシブーンは戦闘から離れているとマッスルゲージが減少するため、積極的に戦闘に参加し続けることが求められる。
総じて、マッシブーンの立ち回りは、その強力な1対1の戦闘能力と、集団戦での味方をサポートする能力に焦点を当てたものである。敵を積極的に攻撃しながらも、戦況を読み、適切なタイミングで技を使用することが、マッシブーンを最大限に活かす鍵となる。