メリオダス(七つの大罪)の徹底解説・考察まとめ
メリオダスは漫画『七つの大罪』の主人公で、それぞれが大罪人である騎士団「七つの大罪」の団長。聖騎士達のクーデターで乗っ取られたリオネス王国を、仲間と共に奪還する。実は魔神王の息子であり、かつては魔神の集団である十戒を統率していた。戦いの中で命を落とすも感情を失った状態で復活し、新たな魔神王になるべく動き出す。最終的に感情を取り戻し、仲間達と共に魔神王を倒す。その後は混沌の力を求めるキャスとの戦いを征し、最愛のエリザベスと結婚し、リオネス王国の王となった。結婚後はトリスタンという男子を儲ける。
リオネス王国を乗っ取り、聖騎士達に魔神族の血を使った人体実験を繰り返したヘンドリクセン。メリオダス達七つの大罪はヘンドリクセンを追い詰めたが、彼は灰色の魔神の血液を取り込み、メリオダス達を圧倒する。だが、七つの大罪に聖騎士達が加勢しヘンドリクセンは徐々に追い詰められていく。
「それがお前の罪だぜ」
メリオダスは、仲間である聖騎士達を利用し最終的に彼等に裏切られたヘンドリクセンにそう言い放った。そして彼は渾身の力を振り絞り、ヘンドリクセンに必殺の一撃を放つ。
「二度と!!!絶対に!!!」
十戒復活後、メリオダスはドルイドの聖地にて力を取り戻す為にドルイドの試練を受ける事になる。その試練とは最愛の人の死を前にしても怒りをコントロールする事であった。メリオダスはエリザベスの前世である恋人のリズの死を何度も追体験する事になる。何度も彼女の死を前にし、その度に怒りで力を暴走させてしまうメリオダス。そんな彼であったが、二度と最愛の人を失わない為に己の怒りを克服する。
「二度と!!!絶対に!!!」
そう彼は叫び、試練を乗り越えるのであった。
「さてさてさーて」
「さてさてさーて」はメリオダスの口癖である。この他にも「まだまだまーだ」等のバリエーションがある。
「死んじまえ!」
リオネス王国にて、メリオダスは十戒のモンスピートとデリエリと対峙する。
「死んじまえ!」
彼は圧倒的な力で彼等を吹き飛ばしてしまった。
普段は争いを好まず、飄々としていたメリオダスが放った衝撃的な言葉。この時の彼は感情を1つ失った状態であり、冷酷無慈悲な性格になっている。後に彼が魔神王に成り代わろうとする伏線にもなっていた。
「〈七つの大罪〉は今日限りで解散する!!!」
エリザベスの前世の記憶が復活し、彼女の命は後3日となった。メリオダスは苦肉の策として、自らが魔神王に成り代わる事を決断する。
「〈七つの大罪〉は今日限りで解散する!!!」
彼はそう言い残し、七つの大罪と離別した。
「オレ達の永い旅もようやく終わったな」
魔神王に身体を乗っ取られたメリオダスであったが、七つの大罪の活躍もあり、魔神王の意識を撃退する。そして煉獄の魔神王から感情を取り戻したメリオダスは、パワーアップした力でエリザベスの「永劫の輪廻」と自分の「永遠の生」の呪いを解呪した。
「オレ達の永い旅もようやく終わったな」
彼はそう言いながらエリザベスと喜びを分かち合った。
「〈七つの大罪〉は今日をもって解散する」
魔神王を打倒したメリオダスはエリザベスと共に魔界へ帰る事を選択する。
「〈七つの大罪〉は今日をもって解散する」
彼はそう言うと、役目を終えた七つの大罪の解散を宣言した。この直後、混沌が躍動を始めメリオダス達七つの大罪は再び戦う事となった。この混沌編は続編の『黙示録の四騎士』への布石となっている。
メリオダスが魔神王に成り替わる為に解散宣言した時とは異なり、全ての問題を解決しその役目を終えた事で七つの大罪を解散している。この台詞は大団円を象徴しており、メリオダスを主役として描かれる物語は、本名言を以って実質的に終了した。以降はアーサーを主軸とした混沌編や、トリスタンを主軸に置いた最終回が描かれている。メリオダスは混沌編の主軸となるアーサーのをアシストしたり、息子のトリスタンに七つの大罪の話を語ったりと、物語の引立て的な役割を果たした。
メリオダス(七つの大罪)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
メリオダスの手配書の謎
本編より10年前のザラトラス殺害事件を受け、リオネス王国は七つの大罪の手配書を制作する。だが、メリオダスの姿は明らかにおじさんの様なイカつい姿で描かれていた。この時は手配書を作成した王国側が、10年後の成長したメリオダスを想像して描いた事を推察できる。
だが十戒復活後、メリオダスの手配書に瓜二つのエスタロッサが登場し、謎は更に深まる事となる。エスタロッサはメリオダスの弟という事で、この手配書の姿との関連性も匂わされた。だが、彼は魔術師ゴウセルに記憶を書き換えられた、女神族のマエルである事が明かされる。つまり、マエルはメリオダスとは赤の他人であったのである。結局、何故メリオダスの手配書はエスタロッサそっくりに描かれたのか、分からないまま物語は終わってしまった。
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目次 - Contents
- メリオダス(七つの大罪)の概要
- メリオダス(七つの大罪)のプロフィール・人物像
- メリオダス(七つの大罪)の装備・能力
- 憤怒の大罪の紋章
- 全反撃(フルカウンター)
- カウンターバニッシュ
- リベンジ・カウンター
- 魔剣ロストヴェイン
- リズが送った短剣
- 魔神化(暴走)
- 獄炎(ヘルブレイズ)
- 付呪・獄炎(エンチャント・ヘルブレイズ)
- 神千斬り(かみちぎり)
- トリリオン・ダーク
- 殲滅状態(アサルトモード)
- 合技
- 合技『メタル・クラッシュ』
- "七つの大罪"合技「不俱戴天」
- メリオダス(魔神王)
- 魔神王メリオダス
- 豚の帽子亭
- ホークママ
- 手料理
- メリオダス(七つの大罪)の来歴・活躍
- 十戒の統率者として活動する
- エリザベスと共に呪いを受ける
- ダナフォール王国を滅ぼす
- 七つの大罪を結成する
- エジンバラにて吸血鬼を封印する
- リオネス王国を追われる
- リオネス王国奪還の為に戦う
- 魔神化したヘンドリクセンと戦う
- 十戒が復活する
- エスタロッサに殺される
- 魔神王に成り代わろうとする
- 戒言を集め始める
- 魔神王に身体を乗っ取られる
- ゼルドリス(魔神王)を打倒する
- キャスと戦う
- リオネス王国の国王となる
- メリオダス(七つの大罪)の関連人物・キャラクター
- 妻子
- エリザベス
- トリスタン
- 七つの大罪
- マーリン
- ゴウセル
- ディアンヌ
- キング/ハーレクイン
- バン
- エスカノール
- 聖騎士
- ザラトラス
- ドレファス
- ヘンドリクセン
- ヘルブラム/ラブヘルム/アルドリッチ
- ギルサンダー
- ハウザー
- ギーラ
- 十戒
- ゼルドリス
- エスタロッサ
- フラウドリン
- 魔術師ゴウセル
- グロキシニア
- ドロール
- ガラン
- メラスキュラ
- モンスピート
- デリエリ
- グレイロード
- 魔神族
- 魔神王
- チャンドラー
- キューザック
- 原初の魔神
- 灰色の魔神
- 赤色の魔神
- その他
- バルトラ・リオネス
- フォーク
- アーサー・ペンドラゴン
- メリオダス(七つの大罪)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- エリザベスへのセクハラシーン
- 「でも、オレを見つけたろ」
- 「放せ」
- 「それがお前の罪だぜ」
- 「二度と!!!絶対に!!!」
- 「さてさてさーて」
- 「死んじまえ!」
- 「〈七つの大罪〉は今日限りで解散する!!!」
- 「オレ達の永い旅もようやく終わったな」
- 「〈七つの大罪〉は今日をもって解散する」
- メリオダス(七つの大罪)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- メリオダスの手配書の謎
- ヨハネの黙示録における「憤怒の大罪」