向(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

向(こう)とは『キングダム』に登場する宮女であり、秦国大王・嬴政(えいせい)の正妻である。貴族の家柄の出身では無いため、後宮で雑務を行い、同じ宮女である親友の陽(よう)と共に支えあいながら生活していた。向はある日、伽を任された事で嬴政と出会う。二人の関係が進展したのは、向が剣で重傷を負わされた事件の際に、嬴政が国内最高の医術を持って向の治療を行った時である。その後、向との間に誕生した娘には麗(れい)という名を付けた。向が麗を身篭った際には国を挙げて三日三晩祝いの宴が開催された。

向のプロフィール・人物像

生年月日:不明
血液型:不明
年齢:不明
CV:中津真莉(第二期)、松田利冴(第三期)
向(こう)とは『キングダム』に登場する宮女であり、秦国大王・嬴政(えいせい)の正妻である。貴族の家柄の出身では無く、田舎の貧しい商人の家の生まれのため、後宮で雑務を行い、同じ宮女である親友の陽(よう)と共に支えあいながら生活していた。向はある日、伽を任された事で嬴政と出会う。しかし嬴政は向を三回呼呼んでも手すら触れず、ただ側にいてもらう事を望んだ。そしてその次に伽に呼ばれた時、向は初めて自分の名を名乗り挨拶をして寝所に入った。嬴政は向に手を出さなかったが、毎晩の伽に彼女を指名する理由を「向が隣にいる事の安心感に心地よさを感じたからだ」と述べている。向と嬴政の関係が進展したのは、嬴政と国内の熾烈な勢力争いをしている丞相・呂不韋(りょふい)と、嬴政の母である太后(たいこう)の密会の現場を偶然目撃してしまった向が、太后の護衛に剣で重傷を負わされた事件が発端となる。護衛に剣で刺された向は、生死を彷徨いながらも、嬴政の事を呼び続け、それを見かねた向の親友の陽(よう)が伽に扮し、嬴政の寝室に入り、処罰を受ける覚悟で向を助けて欲しいと嬴政に哀願した。事態を把握した嬴政は即座に国内の最高の医術を持つ者達を遣わせ処置を行い、向の一命を取り留める事に成功した。向が、うわ言のように嬴政を呼び続け伝えたかった事とは、自分が目撃した「呂不韋と太后が古くから男女の関係にあった」という事だった。その直前まで、太后を自陣営に引き込もうと画策していた嬴政は、向の命がけの情報提供により太后の思惑を察し、太后が嬴政側に付く事はないだろうと判断する事ができた。それを知った嬴政は、その情報を元に翌日には重臣を集めて呂不韋の不貞の噂をばら撒く事を決めた。その事により、王宮の至るところで、太后と呂不韋が不義の間柄にあるという噂が流れるようになった。この事で嬴政の対抗として力を増していた呂不韋派に対し、嬴政派は牽制を行う事ができたため、嬴政派はこの機をチャンスとばかりに臣下の士気が上がり、呂不韋派と勢力争いをしていた嬴政派の傘下に入る者達が増加する事となった。嬴政は向の命がけの情報伝達のお陰で「命が救われたやもしれぬ」と、向に対して感謝の意を述べている。この事がきっかけとなり、嬴政と向の距離が縮まる事となった。その後、向と嬴政の間に子が宿り、誕生した娘には麗(れい)という名を付けた。

向の武器・技・戦術

嬴政のためなら勇気を振り絞り曲者を撃退する

刺客撃退の為に嬴政の元にいた信と貂を曲者だと思った向

秦国大王・嬴政(えいせい)の元に刺客が送り込まれ、それを迎え撃つ為に主人公の信(しん)と河了貂(かりょうてん)が護衛の為に王室に潜入した。その場に、伽で嬴政の寝室に入っていた向が居合わせてしまった。信達を刺客だと勘違いした向は、嬴政が読んでいた木簡の書物を投げつけ対抗。見事に信の頭に命中させた。コミカルに描かれた場面であるが、普段はオドオドして内向的な印象である向が、愛する嬴政の為であれば、勇気を振り絞って敵に対抗する事ができる、勇敢な女性である事がわかる。その後、やってきた本物の刺客を信達が撃退後、討ち漏らした刺客の一人が背後から嬴政に迫った際にも、向が声を上げ事なきを得る、咄嗟のファインプレーを見せている。

向の来歴・活躍

貧しい商人の家の子として生まれ宮女に差し出された

貧しい商人の家の子として生まれ宮女に差し出された

向は田舎の貧しい商人の家の子として生まれ、宮女に差し出された。宮女を差し出した家には財が与えられるため、向が宮女に選ばれた時、向の父は涙して喜び、兄弟達も「ねぇちゃんでかしたぞ」と褒め称えられた。

大王の心の伽をする

向をはじめとする宮女にとって最も重要な役割である大王・嬴政(えいせい)との伽だが、向は特別な特徴がない地味な印象で、性格も内向的であった。出自も高貴な家の出身ではないため、千人以上とも言われる女性がいる後宮において、向は地味な存在であった。そのため、向は嬴政が何度も伽に自分を呼ぶ事を不思議に思っていた。また、嬴政は向を三回呼んでも、手すら触れず、ただ傍に居てくれれば良いと言うのみであった。向は四度目の伽の時、嬴政より先に寝入ってしまい、くしゃみをしてしまった。その際にそっと布団をかけてくれた嬴政の優しさに触れた事がきっかけで嬴政に恋をし、その次に伽に呼ばれた時、向は初めて自分の名を名乗り挨拶をして寝所に入った。その際に、向は「“お心の伽”をさせていただく」と宣言した。向の心の中にある大王に対する強い想いが嬴政に伝わり、嬴政も「よろしくたのむ」と返している。当初は、嬴政が向を呼ぶ理由は、単に木簡(書物)を読む時間に充てていたためであった。向は伽に呼ばれても緊張のあまり隣で硬直しているだけで話しかけようともしてこないため、激務の中で書物を読む時間がなかった嬴政にとって都合がよかった。しかし、嬴政が向を呼んだ理由はそれだけではなく「向が隣にいるときはなぜか心地よく書が読める」と感じていた事にあった。大王であるが故、周りに敵の多い嬴政にとって、心を穏やかに共に過ごせるのが向の存在だったようだ。また、そのような伽の際に、嬴政の傍に寄り添い、見守る事のできる向のピュアな面に嬴政も惹かれていったようである。

嬴政の恩人・紫夏の話を聞く

大王・嬴政(えいせい)との伽で、向は嬴政が何度も伽に自分を呼び、しかも手をつけない事を不思議に思っていた。宮女達の噂で嬴政は、過去にヒカという名の商人に振られ、その傷を埋めるために向を呼んでいるとの事だった。その話が気になった向は、ヒカの話を直接嬴政に尋ねてみた。宮女達の言うヒカとは、幼い頃の嬴政を敵国である趙国から逃亡するのを手助けした、紫夏(しか)という女闇商人の事だった。嬴政は敵国で人質の子として生まれ育ち、壮絶な虐待を受けながら生活していたため、人としての心を失ってしまっていた。その時に、秦国丞相・呂不韋(りょふい)の依頼を受けた、紫夏達闇商人と秦国へ逃げだす事になった。秦国へ向かう道中、時折パニックになる嬴政を全力で引き戻し、人の心を取り戻す手助けをしてくれたのが紫夏だった。秦国にたどり着く直前で趙国の追手に追いつかれ、自らが嬴政の盾となり、命をかけて守りきった紫夏の事を嬴政は恩人だと思っている。紫夏はその際に多数の矢で射られ命を落としてしまった。嬴政は、信頼のおける向にだったら、紫夏の話をしても良いと言い、向に自らの経験をきかせたのであった。

太后と呂不韋の密会を偶然目撃

ある晩、向は木簡を片付ける事を忘れていた為、真っ暗な後宮に忍び込み片づけをしていた。その帰りの際、壁の向こうから聞こえた音に振り向き、大王嬴政の母・太后(たいこう)の姿を目撃した。そして太后が一人ではなく、向が伽を務める秦国大王・嬴政(えいせい)と国内勢力を競いあっている丞相・呂不韋(りょふい)の手を引いている事に気付いた。向は呂不韋が「太后様の後宮勢力がこの呂不韋の傘下に入るという事は、実の子であられる大王様と明白に敵対する事になりますぞ」と太后に話しているのを耳にした。その言葉を聞いて、向は「どうして太后様が血を分けた親子なのに大王様を助けないのか」という事に怒りの感情を覚えた。その上、太后が「かつて十七年前の恋人二人が異国の地、秦を乗っ取る」という言葉を発したのを耳にした。しかし、太后と呂不韋の密会の様子を覗いていた向の目の前に太后の側近・趙高が現れ、向は剣で刺されてしまった。向は刺され血を流しながら、嬴政に今見た話を伝えようとしたが、親友の陽(よう)の部屋の前で倒れこんでしまった。翌朝、向が血を流して倒れている姿を見つけた陽はすぐに医師団を呼び治療をしたが、宮女が受けられる治療には限界があった。医師団によると、向が受けた傷を治せるのは、国内最大の医術を誇る、大王直下の医師団のみであろうという話だった。そこで、陽はその日の伽役の宮女に扮し、大王嬴政の寝室を訪れ、「このままだと向ちゃんが死んでしまう」と、向の置かれている事態を告げた。陽の話を聞いた嬴政は、即座に自らの医師団を連れ、向を助けに向かい、瀕死の向に国内最大の医術を使って、一命をとりとめる事に成功した。

向が見た情報を嬴政に伝える

秦国大王・嬴政(えいせい)の母・太后(たいこう)と、秦国丞相の呂不韋(りょふい)の密会の場を偶然目撃し、太后の側近・趙高(ちょうこう)により剣で刺され重傷を負った向は、親友の陽(よう)の機転により、嬴政が国内最高の医術を持つ医師団を派遣し、治療にあたった。その効果があり、向は一命をとりとめ、あとは十分な眠りに付くのみだったが、向は眠ろうとしなかった。それはどうしても嬴政に今回目撃した事を伝えなければと思っていた為である。嬴政に話す事を促され、向は泣きながら「太后様と丞相が裏でつながっている」「二人が姦通したかもしれない」という事を嬴政に話した。その言葉を聞いて嬴政は向をねぎらい「嬴政の母である太后の悪い話をしてしまい、お許しください」と謝る向に「俺はお前のおかげで命拾いしたやもしれぬ」と言った。自分の使命を達成できた向は、やっと眠りに付く事が出来た。嬴政はこの事を聞く直前に、太后に自分の勢力の味方となって欲しいと直接頼みに行って承諾を得ていたが、それは実際のところ、太后が丞相側に付いていたという事実を、向が命懸けでもたらした情報により得る事が出来た。嬴政は、得た情報を元に翌日には重臣を集め、呂不韋の不貞の噂をばら撒く事を決めた。その事により、王宮の至るところで、太后と呂不韋が不義の間柄にあるという噂が流れるようになった。この事で嬴政の対抗として力を増していた呂不韋陣営に対し、嬴政派は牽制を行う事ができたため、この機をチャンスとばかりに臣下の士気が上がり、呂不韋派と勢力争いをしていた嬴政派の傘下に入る者達が増加する事となった。

嬴政の子を身籠った

嬴政の子を身籠った向

その後向は大王・嬴政(えいせい)との間に子を授かり、その事を嬴政に無事に伝える事ができた。嬴政は「守るべきものができたな」と言い喜んだ。嬴政は向が子を身籠った事を、王宮で伝えた際には、 嬴政派だけでなく、勢力を競う呂不韋(りょふい)派も喜びに沸いた。中でも、 嬴政の教育係として、幼いころから見てきた、丞相の昌文君(しょうぶんくん)は涙を流して喜んだ。呂不韋は、国を挙げて三日三晩、祝いの宴をおこなおうと提案し、嬴政もそれに賛同した。向に直接話を聞いた、向の親友である陽(よう)も、喜んだが、向は「大好きな大王様と結ばれて、大好きな陽ちゃんも傍に居て、こんな幸せで良いのか」「きっとすぐに恐ろしい事が待っているのではないか」と悩んだ。向の予感は的中し、向の懐妊の直後に、秦国に趙・楚・魏・韓・燕の連合を組んだ合従軍が攻め入り、 嬴政も戦地に向かう事となってしまう。

戦地に向かう嬴政を見送る

趙の李牧(りぼく)は、自身が参謀を務める趙軍に、楚軍・燕軍・韓軍・魏軍を加えた合従軍を結成し、秦の要所である函谷関へと攻め入ってきた。秦軍は持っている全戦力で立ち向かい、優勢に戦局を運ぶが、一部の兵を率いた李牧が裏ルートを使って王宮に迫っていた。李牧の策で絶体絶命となった嬴政(えいせい)は、近くの城址である蕞(さい)で自らが李牧軍を迎え討つ事に決める。蕞には嬴政自身が赴き市民を鼓舞して民兵へと変える必要があった。帰って来られる保証が何も無い中、嬴政はこの戦が終わるまで戻らない事を向の元に伝えに来た。向は「もし勝てなかったらこれが最後になるのでは」と不安になったものの、別れを告げ去ろうとする嬴政を見て、心の中で「行かないでください どうせ皆死ぬなら 最後は一緒にいたい」と叫んだ。しかし背を向けた嬴政を呼び止め向が発した言葉は、しっかり拱手し「どうか御武運を」という言葉だった。嬴政が去った後、向は号泣した。

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陽(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

陽(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

陽(よう)とは『キングダム』に登場する秦国の宮女であり、秦国大王・嬴政の正妻・向の親友である。武家の出身であるため、宮女であるにも関わらず国内外の戦争情勢については、大王の正妻である向より詳しい。向が嬴政の正妻となる前から向の事を支え続け、向が嬴政の子を身篭った時には自分の事のように喜んだ。向が剣で重傷を負わされ際には、自らの処罰を顧みず嬴政に向の治療を直談談判に訪れ、向の命を救っている。また、向と向と嬴政の娘である麗の命を狙った反乱軍から自らが盾となって2人を逃すなど、強い行動力を持っている。

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李信(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

李信(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

李信(りしん)とは『キングダム』の主人公で、戦争孤児で幼い頃から下僕として働き、一緒に働いていた漂(ひょう)と共に天下の大将軍になるという目標を達成するために、日々鍛錬を積んで育った少年。その後、漂が秦王贏政(えいせい)の影武者として命を落とすと、漂の分まで天下の大将軍になる目標を達成するため、戦場を駆け回り数々の武功を上げる。駆け出しの頃から「信」(しん)と名乗っていたが、将軍になるためには性が必要だったため、李信と名乗るようになった。

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蒙驁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

蒙驁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

蒙驁(もうごう)とは『キングダム』に登場する武将で、「白老(はくろう)」の愛称で親しまれている秦国の大将軍である。将軍として際立った実力は無いが、人望が厚く、野盗出身の桓騎(かんき)や「自らが王になる」と野望を持っているため危険人物とされる王翦(おうせん)を副官として従えている。大将軍・蒙武(もうぶ)の父であり、楽華隊(がくかたい)隊長・蒙恬(もうてん)の祖父でもある。蒙驁は山陽(さんよう)攻防戦では総大将を務め、魏国大将軍・廉頗(れんぱ)に勝利した。

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楚水(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

楚水(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

楚水(そすい)とは『キングダム』に登場する、主人公の信が隊長を務める飛信隊の副長。飛信隊入隊前は、郭備隊で副長を務めていた為、複数居る飛信隊の副長達の中でも隊としての豊富な経験を持つ。農民出身者が中心の飛信隊において、元郭備隊の騎馬隊をまとめ上げる等、隊でも重要な役割を果たしている。郭備千人将の戦死がきっかけで飛信隊に加入したが、道半ばで倒れた郭備の事を心の片隅に置いて戦う等、義に厚い人柄。飛信隊に於いても作戦立案から、補給の手配、先陣を切っての突撃等、マルチにこなす事の出来る頼れる存在である。

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輪虎(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

輪虎(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

輪虎(りんこ)とは『キングダム』に登場する武将で、趙国三大天の一人である廉頗(れんぱ)の側近の一人である。廉頗の側近は輪虎の他に介子坊(かいしぼう)・姜燕(きょうえん)・玄峰(げんぽう)といった名だたる将軍の顔ぶれとなっており、それらは「廉頗四天王」と呼ばれている。趙国の大将軍であった廉頗は、輪虎をはじめとする「廉頗四天王」と共に魏国へと亡命し、魏国へと進行してきた主人公の信(しん)達の居る秦国軍と激戦を繰り広げた。輪虎はその戦の中での山陽の戦いで、信との一騎打ちに敗れている。

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嬴政(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

嬴政(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

嬴政(えいせい)とは『キングダム』に登場する若き王で、後の秦の始皇帝である。若くして大王としての風格を纏う。400年続く戦乱の時代に誰もが成し得なかった中華統一を達成する事で、戦乱の世を終わらせようとしている。幼少時代は人質の子として趙国(ちょうこく)で育った。大王即位後も王弟・成蟜の乱で王宮を追われた王宮を奪還するため、主人公の信と出会い、信の「大将軍になる」という夢と共に、お互いが思い描く夢を成し遂げる事を誓い合いって、中華統一を目指す。

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カイネ(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

カイネ(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

カイネは『キングダム』に登場する、趙国軍総司令・李牧(りぼく)の側近の女剣士である。騎馬術や剣術を得意とし、李牧の護衛も務めている。李牧には全幅の信頼を寄せ尊敬している。秦国との戦の時に、飛信隊軍師・河了貂(かりょうてん)が戦場を見学している際に、カイネと偶然出会い親しくなった。その後、河了貂とは敵同士として闘う事もあったが、以後も気にかけており、たびたび仲間に引き入れようと誘う。カイネと同じく李牧の配下である傳抵(ふてい)に将来の嫁と呼ばれている。

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王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

王賁(おうほん)は、『キングダム』に登場する秦国の武将で、幼少期から軍事教育を受けたエリートのみで構成される、玉鳳隊の隊長である。また、王賁は長年槍使いとして鍛錬を重ねてきた、槍使いの達人でもある。秦国大将軍・蒙驁(もうごう)の右腕的な副将である王翦(おうせん)将軍を父に持つ。秦国六大将軍・王騎(おうき)も属する王一族の本家筋の出である。自身の出自に誇りが強く、下人の出である主人公の信(しん)の事を見下している事が多いが、信と楽華隊隊長・蒙恬の同世代の武人と互いに競い合って成長している。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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蒙毅(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

蒙毅(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

蒙毅(もうき)は『キングダム』に登場する秦国の若き軍師である。祖父は秦国大将軍である蒙豪、父は中華最強を自負する秦国将軍の蒙武、兄は物語の主人公・信と共に切磋琢磨して己の実力で将軍となった蒙恬というエリート軍人一家の出身。突出した武の力を誇るもそれに任せた戦法を取ることが多い蒙武を、知略の面で支えたいと考えて軍師を目指し、秦国軍総司令・昌平君の軍師学校の門を叩く。信と生活を共にする少女・河了貂とは軍師学校の同期で、特別軍師認可を受けている彼女と軍略囲碁でまともに戦えるのは蒙毅だけである。

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