ミリム・ナーヴァ(転スラ)の徹底解説・考察まとめ
ミリム・ナーヴァとは『転生したらスライムだった件』に登場する魔王の1人で、見た目は14歳か15歳くらいに見える美少女だが長い年月を生きている最古の魔王だ。可愛い見た目からは想像できない力を持ち、破壊の暴君の二つ名を持っている。面白いことが大好きで、スライムのリムルを親友(マブダチ)と言い懐いている。難しい話や勉強が嫌いで、リムルのところに逃げてくることがある。面白い事に参加できないと「ずるい!」と駄々をこね子供っぽいところがある。
ミリムはクレイマンに支配されているふりをしていた時にカリオンが治める獣王国ユーラザニアを更地にした。カリオンは操られていなかったと知り「ノリノリで俺をいたぶってくれたのかな?」「俺達の国を吹き飛ばしてくれたのも、君の意思ってことだよな?」と青筋を浮かべながら聞く。フレイがミリムに仕えたいと言い出し、カリオンも続く。「ミリムとタイマン張って負けた身だ。ここは潔く、軍門に下ろうと思う」と強さが正義という魔王達ならではの、さっぱりした考え方だ。カリオンは難しい言葉に弱いミリムに「養う義務がある」と言い、ミリムは目を回し初め火山の噴火のように頭から煙を噴き出し、考えるのを放棄した。カリオンも配下に加わることになり、魔王だったカリオンは魔王の地位を返上する。獣王国の王はカリオンのままミリムを上に置く新体制を築くことになった。
ゴブタ
ゴブリンのゴブタと黒嵐星狼(テンペストスターウルフ)のランガが初めて人前で魔狼合一(ヘンシン)の技を見せた時、ミリムは格好いいと大興奮だった。「う、うわぁーーー!!かっこいい。何だあれ、格好良いのだっ!!」と大はしゃぎした。魔狼合一はゴブタの身体をランガが覆うような形で同一化がおこなわれ、人型になったランガのような見た目をしていた。リムルもくやしがるほど格好いい見た目をしていた。初めて人前で使った技はまるで制御できず、変身の技を披露して壁に激突し気絶するという情けない結果となった。ミリムは格好いい姿に期待した分、情けない姿を見て反動で怒りに震えていた。リムルがフォローするが、甘やかすのはゴブタのためにならないとミリムは言い、ミリムが鍛えると宣言する。「迷宮内で特訓させるから、死んでも復活出来るのだぞ!!」と良い笑顔で新しい迷宮の使い方を披露する。ゴブタはミリムに連れて行かれ、ゴブタの修行が完成しないとランガもつかまり、引きずられるように迷宮に連れて行かれる。ミリムとの修行の成果でゴブタはエクストラスキルを取得し思考加速も可能になる。ぼろ雑巾のようになっていたが立派に成長し、ゴブタは強制的にミリムの弟子になった。
ガイア
混沌竜(カオスドラゴン)となってしまい、昔ミリムによって封印されたミリムの友達で、封印を解かれ操られた状態で再会する。ミリムとリムルの力によって、心核についていた穢れを払い復活することができた。ミリムはガイアが卵からかえった時に抱き合って再会を喜んだ。迷宮でガイアに教育することになり、ヴェルドラとラミリス、リムルも協力し特訓という名の遊びを楽しんだ。
ミリム・ナーヴァの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「ワタシは、魔王ミリム・ナーヴァだぞ。お前がこの町で一番強そうだったから、挨拶に来てやったのだ!」
ミリムが初めてリムルと出会った時のセリフだ。突然なんの連絡もなく現れ「ワタシは、魔王ミリム・ナーヴァだぞ。お前がこの町で一番強そうだったから、挨拶に来てやったのだ!」と言う。その時のリムルはスライムの姿をしており、何故自分が一番強いと思ったのかリムルは疑問に思うが、ミリムは相手の魔素量を測定できる竜眼(ミリムアイ)を持っていると知る。挨拶をするとスライムのリムルをツンツンして遊びだし、その姿が可愛らしい。
「ずるい、ずるいのだ!」
ミリムは面白そうなことが大好きで自分が面白いことに参加できなかったりすると「ずるい、ずるいのだ!」と言って駄々をこねる。リムルはミリムにずるいと良く言われ、何かとフォローしている。
「勇者は駄目だぞ」
ファルムス王国からヨウムが辺境調査団の団長としてジュラ・テンペスト連邦国を訪れた時に、リムルがヨウムに英雄になる提案をする。リムルは人間と友好的な関係を築きたいと思っており、英雄ヨウムに武器を提供したというポジションを得るためだ。その話の流れで勇者の話題が出た時、ミリムが「勇者は駄目だぞ」と教えてあげる。勇者と名乗ることで因果が巡ってしまい、長生きしたかったら勇者と名乗るのは駄目だと伝える。その様子を見たヴェルドラは知らずに名乗ってしまったらどのような因果が巡ってしまうか分からないから、教えてあげるミリムは優しいなと評価する。見た目は可愛い子供だが、最古の魔王だけあって深い知識を見せる。
ミリム・ナーヴァの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
リムルとミリムの勝負が引き分けになったのは蜂蜜のおかげ
ミリムは挨拶に来ただけだったがミリムが突然やってきたので、リムルの仲間たちが勘違いして攻撃してしまう。ミリムへの攻撃は全く通用せず、リムルは1つだけ通用しそうな攻撃手段があるとミリムに言う。ミリムは笑いながら「受けてやるのだ」と言い、通用しなかったらリムルに部下になるように言う。リムルのスキルは通用する攻撃が皆無だと警告するが、結果はリムルの圧勝だった。リムルはミリムの口に蜂蜜を放り込み、ミリムは「こんな美味しいもの今まで食べた事がないのだ!」と目を輝かせて興奮する。リムルの勝ちだと認めるなら蜂蜜をあげると言い、ミリムの目の前でリムルは蜂蜜を食べもうすぐなくなりそうだと煽る。ミリムは焦って、「引き分けはどうだ?」と提案する。今回の件を全て不問にする上に、今後リムル達に手出ししないこと、何かあった時に相談に乗ることも約束する。引き分けということになったが、勝ったような条件でリムルは蜂蜜を渡すことになった。リムルは、食べ物を使って勝負に勝つという斬新な方法で勝利し、ミリムの心をつかむことに成功する。2人は蜂蜜はきっかけに仲良くなったのだ。
男性陣が会議をしている時にタオル姿で乱入
ミリムが女性陣とお風呂に入っている間に、男性陣はミリムがジュラ・テンペスト連邦国にいることで、他の魔王たちからミリムとリムルが同盟を組んだと思われるのでないかと話し合いをしていた。それを面白く思わない魔王もいるかもしれないと心配し、ジュラ・テンペスト連邦国が勢力争いに巻き込まれる可能性があると気づく。ミリムに理由を説明しても帰ってくれるとは思えず、機嫌を損ねられても後が怖いと真剣に話し合いをし、対処できることがないから敵対する魔王が現れたら考えるという投げやりな結論におさまる。そんな真剣な話し合いをしている時に、泳げるほど広いお風呂に興奮したミリムがバスタオル姿で乱入してくる。それを追いかけて、シュナとシオンもバスタオル姿で追いかけて来て、男性陣は唖然とする。「明日は一緒に入るのだ!!」と言い、嵐のようにミリムは去っていく。リムルは、ミリムが1人で出歩くのは不安だから常に誰かに側で見ていて欲しいと伝えていたが、その様子を見て「ミリム様のお相手は親友のリムル様に一任するということで」と言われてしまう。めちゃくちゃ懐かれてるし、リムル以外に適任はいないと言われてしまい、ミリムはリムルが担当するということで暗黙のルールができた。
ドラゴンナックルをプレゼントした理由
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目次 - Contents
- ミリム・ナーヴァの概要
- ミリム・ナーヴァのプロフィール・人物像
- ミリム・ナーヴァの能力
- 竜眼(ミリムアイ)
- 竜耳(ミリムイヤー)
- 憤怒之王(サタナエル)
- ミリム・ナーヴァの必殺技
- 竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)
- 竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)
- ミリム・ナーヴァの来歴・活躍
- リムルに出会いジュラ・テンペスト連邦国に滞在
- クレイマンの支配
- フレイからの教育とミリムの息抜き
- 遺跡探索に参加
- ミリム・ナーヴァの関連人物・キャラクター
- リムル=テンペスト
- ヴェルドラ=テンペスト
- ミッドレイ
- フレイ
- カリオン
- ゴブタ
- ガイア
- ミリム・ナーヴァの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ワタシは、魔王ミリム・ナーヴァだぞ。お前がこの町で一番強そうだったから、挨拶に来てやったのだ!」
- 「ずるい、ずるいのだ!」
- 「勇者は駄目だぞ」
- ミリム・ナーヴァの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- リムルとミリムの勝負が引き分けになったのは蜂蜜のおかげ
- 男性陣が会議をしている時にタオル姿で乱入
- ドラゴンナックルをプレゼントした理由
- 最初の魔王