徳川光成(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
徳川光成(とくがわみつなり)とは『刃牙シリーズ』の全てに登場する資産家である。水戸黄門すなわち徳川光圀の子孫で第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを開催した。第2作目『バキ』では世界中の死刑囚達を、第3作目『範馬刃牙』では白亜紀の原人ピクルを日本の強者達と引き合わせた。第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを現世に蘇らせるプロジェクトを立ち上げ、第5作目『バキ道』では古代相撲の野見宿禰(のみのすくね)が山に籠って修行中のところを下界に降ろし強者達と出会わせている。
地下闘技場最大トーナメントの開幕で光成が叫んだセリフ。
選手入場の前に光成が地下闘技場の真ん中まで歩き、マイクを片手に「地上最強の男を見たいかーッ」と叫ぶと観客は大盛りあがりを見せ1人ずつ選手が紹介され入場した。大会を盛り上げようとする光成の名シーンである。
「だまらっしゃいッ」
地下闘技場最大トーナメント2回戦にて刃牙とアフリカの野人ズールとの対戦でズールが試合開始の合図を聞かずに刃牙に不意打ちをし、その結果勝負ありと判断したジャッジに対し観客がブーイングを言った際に光成が言ったセリフ。
観客は「バカヤロウッ試合開始前じゃねェか。ふざけんな。再試合だッやりなおさせろォッ。認めねェぞぉッ」と口々にブーイングをすると、徳川は「だまらっしゃいッ。誰が何と言おうとこの勝負、刃牙の敗けじゃ」と言い放った。
場内は静まり返り光成は刃牙を諭し観客に存在感を示した名シーンである。
結局ズールはさらに刃牙を追撃したために試合は再開し刃牙が勝利した。
「地上最強を目指して何が悪い!」
地下闘技場最大トーナメント決勝戦で刃牙と刃牙の兄ジャック・ハンマーとの戦いの前に光成が闘技場の真ん中に立ち叫んだセリフ。
「地上最強を目指して何が悪い!人として生まれ男として生まれたからには誰だって一度は地上最強を志すッ。地上最強など一瞬たりとも夢みたことがないッッ、そんな男は一人としてこの世に存在しないッッ。(中略)今夜あきらめなかった者がいるッッ。偉大なバカヤロウ2名!」
大会は最高の盛り上がりを見せ、刃牙とジャックは入場した。決勝にふさわしい盛り上げ方をした光成の名シーンである。
徳川光成の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
花山への顔面パンチ
死刑囚の柳龍光(やなぎりゅうこう)に刃牙と渋川が2人掛かりで不覚を取ったことに対して光成は徳川邸で闘士として失格であることを告げる。それを聞いた花山は光成を胸ぐらをつかんでわかりきったことをクドクドと言うなと怒った。その花山に対し徳川は顔面パンチをして泣きながら地下闘技場選手を誰よりも信じていたのは自分であることを訴えた。光成の刃牙達に対する愛情がどれほどかがよく表現されている。
健康診断
勇次郎が徳川邸を訪れた際、突如光成に健康診断を受けているのかと訪ねた。気を遣われた光成は驚きを隠せず勇次郎もヤキが回ったかと罵る最中、吐血して倒れた。勇次郎はあまりに闘争に特化した生き方をしたことで一目見ると相手の弱点がわかるため、光成の体調が優れないことを見抜いたのだ。
勇次郎の女
勇次郎が野見宿禰と地下闘技場で対戦した後、光成がとどめを刺さない勇次郎に「優しいのぉ」と声がけすると、勇次郎は怒りをあらわにして「犯すぞ爺い!」と言うシーンがある。自分以外全てメスに見える勇次郎に犯されそうになった光成は顔を真っ赤にした。
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目次 - Contents
- 徳川光成の概要
- 徳川光成のプロフィール・人物像
- 徳川光成の能力
- 強者同士の引き合わせ
- 財力
- 徳川光成の来歴・活躍
- 地下闘技場最大トーナメントを主催
- 死刑囚達の来日
- 烈海王VSピクルの承諾
- 宮本武蔵のクローン製造プロジェクト
- 野見宿禰との出会い
- 徳川光成の関連人物・キャラクター
- 範馬刃牙(はんまばき)
- 愚地独歩(おろちどっぽ)
- 鎬昂昇(しのぎこうしょう)
- 花田純一(はなだじゅんいち)
- 範馬勇次郎(はんまゆうじろう)
- アントニオ猪狩(いがり)
- 加藤清澄(かとうきよすみ)
- アレクサンダー・ガーレン
- ピクル
- 徳川寒子(とくがわさぶこ)
- 宮本武蔵(みやもとむさし)
- 野見宿禰(のみのすくね)
- 徳川光成の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「地上最強の男を見たいかーッ」
- 「だまらっしゃいッ」
- 「地上最強を目指して何が悪い!」
- 徳川光成の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 花山への顔面パンチ
- 健康診断
- 勇次郎の女