バキ(刃牙シリーズ第2部)のネタバレ解説・考察まとめ

『バキ』は『グラップラー刃牙』の続編で、1999年から2005年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画。巻数は31巻で話数は276話ある。2018年と2020年にアニメ化されている。『グラップラー刃牙』で活躍していたキャラクター達が新たに出てくる強キャラと死闘を繰り広げていく。作者の板垣恵介が描く丁寧な戦闘描写が、この漫画の面白い所である。『バキ』には「最凶死刑囚編」「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編」「神の子激突編」の3章ある。

『バキ』の概要

『バキ』とは『グラップラー刃牙』の続編で、1999年から2005年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた『バキシリーズ』の1つ。『バキシリーズ』は『グラップラー刃牙』が1991年に連載されたのが始まり。『バキ』は『グラップラー刃牙』が1999年に最終回を迎え、同年に始まった『バキシリーズ』の2作目。漫画は1999年から2005年まで続いた。アニメは第1期が2018年7月2日~12月24日の6ヶ月間で第2期が2020年7月7日~9月29日の3ヶ月間で放映された。作風は『バキシリーズ』に通じる所だが、主人公以外の闘いも丁寧に描いている。対戦相手や主人公刃牙の出ない戦闘も闘っている闘士たちのバックグラウンドからファイトスタイルまで時間をかけて描くことが多い。そのため大ゴマや見開きを多用し迫力を持たせた構図で漫画のコマを贅沢に使う。あと『バキシリーズ』で多いのが叫び声や悲鳴を表すセリフの最後に「ッ」、「ッッ」といった文字を使用している特徴がある。『バキシリーズ』が続いていく中で、よく戦闘の凄さの表現として出てくる、後日に目撃者へのインタビュースタイルがあるが、このインタビュースタイルが初めて使われたのが、『バキ』の花山(喧嘩師)VSスペック(フリーファイター)戦の時である。『バキ』には「最凶死刑囚編」「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編」「神の子激突編」の3章ある。「最凶死刑囚編」は各国から5人の死刑囚が東京に集まり主人公の刃牙を中心に地下闘技場戦士たちが闘いを繰り広げていく。「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編」では中国武術最強の称号とされる「海王」たちが集まる。その中で最強の「海皇」を目指して闘い、その中に刃牙や父の勇次郎が参加する。そして最後の「神の子激突編」では偉大なる父のもとに生まれた子供たちの闘いを描いている。

『バキ』のあらすじ・ストーリー

最凶死刑囚編

『バキ』の始まりの物語。前作の『グラップラー刃牙』の最終章「最大トーナメント編」が終わった後、怪我も癒えない状態で学校に登校し、授業中に居眠りをしている刃牙から始まる。授業中の刃牙の所にご老公こと徳川光成が訪れ、校長室の応接間で刃牙とご老公は対面した。
そこで、刃牙はご老公より5名の死刑囚が「敗北を知りたい」と東京に向かっていることを知らされる。なぜ死刑囚が向かってくるのかは先日の最大トーナメントの影響だろうことは何となく理解していた。だが、死刑囚5人VS地下闘技場戦士という構図には刃牙はピンときていなかった。それでも、死刑囚たちは最大トーナメントで優勝した17歳の少年の刃牙を一目みようと刃牙の所にやってきた。
このままだと戦闘は免れず、またそれをどうしても見たいご老公は地下闘技場に死刑囚5名と選りすぐりの地下闘技場戦士を何名かを集めた。そこで完全にノールールで何でもあり生死を問わずの闘いをしようということになり、その場で始まるかと思われたが、とりあえずは解散した。この状態での解散となったので、今後至る所街中どこでも殺し合いが行われることになる。ここまでが死刑囚VS地下闘技場戦士にいたる話の流れである。

死刑囚VS地下闘技場戦士の初戦は花山VSスペック。この闘いは漢「花山薫」が遺憾なく発揮されている。花山のノーガードのフルパンチ対スペックの5分間無呼吸連打のパンチ。あとやはり衝撃的なのは膝を銃で撃たれても立っている花山の姿。2人の殺し合いは花山薫の勝利で幕を閉じた。
その後、物語は主人公刃牙に移っていく。授業を受けている刃牙の所にイギリスの死刑囚のドイルが襲撃をかける。この時の刃牙はこの死刑囚VS地下闘技場戦士という構図にやる気を感じておらず、ドイルの襲撃も授業中の教室から逃げる。
逃げている途中に校舎の校庭の庭の手入れをしているおじさんに攻撃される。この強襲も間一髪で避けた刃牙。その相手はなんとドイルではなく日本の死刑囚である柳龍光だった。ここで今度は柳龍光との戦闘が始まる。だがそこに合気道の達人である渋川剛気が現れ、渋川剛気と刃牙VS柳龍光という2対1での戦いに変わる。今までやる気が見られなかった刃牙が、2対1になって気が大きくなったのかファイティングポーズをとる。
それでも戦いに集中していない刃牙は隙が多く、その隙をつかれ2対1にもかかわらず刃牙は柳龍光に敗北してしまう。『バキ』が始まって最初は主人公の刃牙は前作『グラップラー刃牙』での最大トーナメントで優勝し調子にのっていたのか疲れていたのか、やる気がなかった。だがこの敗北によって主人公の刃牙が「死刑囚VS地下闘技場戦士」にしっかり参戦することになる。

この敗北後、今度はロシアから来た死刑囚のシコルスキーが刃牙の彼女を誘拐する。誘拐に怒り狂った刃牙は仲間の神心会空手家の愚地克己の手を借り側索する。捜索している中、衝撃の事実が発覚する。誘拐の手引きをしたのは「地上最強の生物」である父、範馬勇次郎であった。父とシコルスキーそして誘拐された彼女、さらにアメリカ人で怪力自慢のビスケット・オリバがいるホテルに刃牙は突撃した。因みにビスケット・オリバと刃牙はこれが初対面である。
突撃した刃牙は誘拐した張本人のシコルスキーを襲撃し、ホテルの部屋の大きな窓ガラスとともに蹴り落とす。落下させて勝ち誇った刃牙は父である範馬勇次郎とビスケット・オリバに襲い掛かる。だが落ちたと思ったシコルスキーはホテルの壁をよじ登り生きていた。よじ登っている時にガラスや画びょうを拾ったのか、刃牙に対しガラスや画びょうを使用し刃牙に一杯くわせる。だがそのタイミングで警察が駆け付け、勝負は持ち越しとなった。
その後シコルスキーのアジトである廃ビルに刃牙が訪れ、そこで再度、刃牙とシコルスキーは戦いに身を投じる。ここでは刃牙が圧勝するも戦いの最中に現れたビスケット・オリバに最後の止めを持っていかれた。

最後に上げるのは刃牙VS柳龍光・シコルスキーである。最初の闘いでは、どこか刃牙には甘さがあり柳龍光にもシコルスキーにも勝てずに誰かに助けられていた。だがこの間に刃牙と彼女は「初体験」するかしないかの瀬戸際だった。そしてその彼女との「初体験」を柳龍光・シコルスキーと闘う前に終えていた。その「初体験」を終えた刃牙がえらく強くなっていた。柳龍光・シコルスキーの2人を相手に刃牙は圧倒した。そのためこのままでは負けると思った柳龍光、シコルスキーは見事に敗走していた。そしてこの時、柳龍光は己の手を毒手化していた。対戦中にその毒手をくらっていた刃牙は闘っている最中には効いていなかった。これも「初体験」のおかげらしい。だが戦闘が終わり何日か経過するとすっかり毒が刃牙を侵していた。
このくらった毒を解毒するために中国に中国拳法家の烈海王とともに向かうことになる。それが中国大擂台賽編の始まりである。その他にも空手家の愚地独歩、渋川剛気、烈海王、フリーファイターのジャック・ハンマーや独歩の息子で空手家の愚地克己などの魅力的な闘いが死刑囚編では繰り広げられている。

中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編

死刑囚の柳龍光からくらった毒に侵された刃牙は飛騨の山中で静養していた。そこに訪れた烈海王にヘリコプターで中国に運ばれるところから中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編がはじまる。中国大擂台賽とは100年に1度開かれる中国武術界最強の「海皇」を決める大会である。
烈海王はその大会になんと刃牙を出場させるつもりだ。毒に侵されながらも出場することを強く勧める。その理由はその大会にもなんと毒手使いが出場しており、その毒手使いと闘うことを狙っていた。刃牙はその考えに乗り、大擂台賽に出場することを決意する。大擂台賽に出場すべく刃牙は出場権を得るために少林寺の張と闘うことに。
毒が体にある状態でも圧勝をおさめ出場権を得た。そしてもう1人、大擂台賽の噂を聞きつけたボクサーでありマホメド・アライ流拳法家のマホメド・アライJr.も出場権を得るために闘い勝利を収めていた。

そして始まった大擂台賽。第1試合はなんと範馬勇次郎が闘うことに。相手は劉海王だった。劉海王は黒竜江省の名門である白林寺の総帥である。試合開始早々に範馬勇次郎が劉海王の首の後ろに抜き手を刺した。そして劉海王の顔面の皮を引きはがした。それでも立ちあがるが、勇次郎は容赦なくハイキックを炸裂。勇次郎は無傷で圧勝していた。
そして第2試合はマホメド・アライJr.VS除海王(中国拳法の龍王拳使い)。こちらもマホメド・アライJr.が難なく勝利した。
第3試合に出場するのは範馬刃牙だ。この試合が烈海王と刃牙が狙っていた毒手使いとの闘いになる。相手は李海王という相手で中国ナンバーワンの毒手の使い手。試合が開始し、刃牙はその相手から悉く毒手を食らう。李海王の毒手に蝕まれ、吐血しながら倒れこむ刃牙。だがその時の刃牙の全身の細胞はボロボロになりながらも、毒に侵されながらも、その細胞はなんと「復讐」を誓っていた。復讐を誓った細胞は驚くべきことに毒に打ち勝つ。つまり烈海王は毒を裏返すという荒業の治療法を行ったのである。毒の裏返った刃牙は李海王を瞬殺した。その後も復讐を誓っている細胞のために大擂台賽で刃牙は闘うことに。そこにビスケット・オリバも参戦し、大会は日米連合vs中国の対抗戦に形を変えていく。

日米連合は範馬勇次郎、範馬刃牙、ビスケット・オリバにマホメド・アライJr.、寂海王(空拳道家)の5名。そして中国はそれぞれが名だたる中国拳法家である郭海皇、烈海王、範海王、郭春成、龍書文の5名。この5VS5の闘いとなる。範馬親子が共闘するのはこれが初めてである。
第1試合はビスケット・オリバVS龍書文の対戦。2人とも奇しくもニックネームが「アンチェイン(不可拘束)」。試合が始まり、ゆっくりと歩み寄り鉄槌の拳を振り下ろすビスケット・オリバ。コンクリートにめり込む程の衝撃だったが片腕一本で支える龍書文。龍はポケットに手を入れながら居合の要領で貫手を繰り出す。このファイトスタイルを抜拳という。抜拳の龍書文に対しオリバは自分もポケットに手を入れて挑発する。そしてお互いの殴り合いの末にオリバの上から振り下ろされた拳に龍書文はダウンをする。それでも立ちあがった龍はオリバを滅多打ちする。しかしオリバは龍の頭をしっかりと掴み渾身の頭突き。攻撃をやめない龍に対し何度も頭突きをし、最後は龍の顔が潰れて試合終了となった。ビスケット・オリバの勝利となった。
第2試合で行われるのは範馬刃牙VS郭春成である。毒が裏返った刃牙は今までよりさらに強くなっている。そのためこの試合は2秒で終わることになる。自信たっぷりの郭春成は試合開始とともに仕掛けるがさらっと刃牙に躱され、顎に綺麗な廻し蹴りをくらい失神した。郭春成を瞬殺し刃牙の勝利でこの試合はあっけなく終わった。
続いて第3試合は寂海王VS烈海王のカードである。試合は寂海王のだまし討ちでスタートする。3度のだまし討ちで烈の片腕を使えなくすることに成功する。あまりにも卑劣で観客は怒ったが、烈は「ちょうどいいハンデだ」と観客を諫めた。だが寂は完全な烈の攻撃を受け切ってこそ意味があると思い改め、烈の腕を元に戻し仕切り直しに。完全な烈との最終決戦だったが、そこは烈に軍配が上がった。これが中国側の初勝利となった。
第4試合はマホメド・アライJr.VS範海王。この闘いもさらっと終わってしまう。マホメド・アライJr.のパンチ2発で相手は倒れ終了となった。これで中国側は3敗となり勝負はついた。
しかし範馬勇次郎は海皇の称号に敬意を表し、最終戦が始まる。最終決戦は範馬勇次郎VS郭海皇。地上最強の生物である範馬勇次郎に対し、中国武術の最高峰の闘いは息もつけない闘いである。一番の見ものは郭海皇が使用する「消力(シャオリー)」である。このシャオリーは勇次郎のあの強力な武力すらも無力化してしまう。このシャオリーの郭海皇と勇次郎の闘いの最後は勇次郎の背中に鬼の形相が現れ止めの攻撃を放つ。だが当たる前に郭海皇は事切れていた。このタイミングで郭海皇は老衰により死んでしまった。勝利とは言い切れない雰囲気で試合は終わった。しかし控室で郭海皇は息を吹き返した。勇次郎に勝てないと判断した郭は死んだふりをして、自らの身を守ったのである。
大会終了後、郭は勇次郎の前に姿を現し「海皇」の称号を名乗ることを認めた。だが勇次郎はそれを断り、お互い100年後の再戦を約束しこの中国大擂台賽編は幕を閉じた。

神の子激突編

マホメド・アライJr.を中心とした戦闘を描いている。ここでの描き方は特徴的である。この神の子激突編に入るとひたすらにマホメド・アライJr.と地下闘技場戦士との闘いが始まる。それはマホメド・アライJr.が自らの強さを証明するためである。
最初に闘ったのは渋川剛気。マホメド・アライJr.は人間の反射神経を凌駕するスピードでパンチを繰り出し、渋川剛気の顎を打ち抜いた。マホメド・アライJr.のKO勝ちとなった。
次に接触したのは愚地独歩だった。こちらもマホメド・アライJr.のスピードで攻撃を躱され、最後は顎を打ち抜かれ愚地独歩の敗北となった。
3戦目に接触を試みたのはジャック・ハンマーだった。ジャックにも先の闘いのようにスピードを駆使して的確に攻撃する。しかしどんなに攻撃してもジャックは倒れなかった。そして遂にジャックの強く執念深い攻撃に捕まってしまう。マホメド・アライJr.は何度か立ち上がったが最後は徹底的に叩きのめされてしまった。マホメド・アライJr.は最後まで敗北を認めなかったが、もう闘えない姿をみてジャックはその場を後にした。マホメド・アライJr.はボロボロとなった。
そのマホメド・アライJr.の所に渋川剛気が姿を現し再び立ち会うことになる。渋川剛気はボロボロとなったマホメド・アライJr.の指を捕り翻弄する。マホメドJr.が意識を失うまで渋川剛気は手を緩めず、再戦は渋川剛気の勝利となった。
さらに傷を増やしたマホメドJr.の所に今度は愚地独歩が現れる。一度負かした相手を再度叩きのめすと息を巻くマホメドJr.だが、独歩はマホメドJr.の弱点を攻めて拳を破壊。最後は正拳突きで左膝も破壊され、まともに動くことができなくなった。独歩はその場を去るが、プライドが邪魔をして自らの負けを認めることができないマホメドJr.は悔しくてその場で涙した。

ボロボロになり、ボロボロに負けながらも最強と最愛を手に入れる闘いから降りようとしない。そこにご老公こと徳川光成が現れ、マホメドJr.と刃牙の闘いの場を用意することを申し出る。マホメドJr.は誠心誠意を表し、土下座でご老公の厚意に全力で答えることを誓った。そして刃牙もマホメドJr.との対戦を快諾する。しかも条件はお互いベストコンディションで闘うことだった。その条件を知ったマホメドJr.はリハビリに熱が入り、ものすごい回復を見せた。
そして最強と最愛を手に入れるためマホメドJr.は刃牙に勝負を挑む。最強は刃牙に勝つこと。最愛は刃牙の彼女に猛アピールしていたので、刃牙の彼女のこと。いよいよ2人は闘うことになった。だがビックリするほど瞬殺で刃牙は勝利していた。刃牙からは相手の命を奪おうとしているのに、自分の命は差し出していないと、死ぬ覚悟が無いままで戦っていたことを見抜かれ批判された。
この闘いの後に刃牙が父である範馬勇次郎に挑戦状を叩き付けることで、この神の子激突編そして『バキ』が終わった。この後は『バキシリーズ』の『範馬刃牙』へと続いていく。

『バキ』の登場人物・キャラクター

主要人物

範馬 刃牙(はんま バキ)

出典: baki-anime.jp

CV:島崎信長

本作の主人公。地上最強の生物オーガこと範馬勇次郎の息子。母は朱沢紅珠。異母兄にジャック・ハンマーがいる。バキシリーズは主に地下闘技場という場所が舞台。その地下闘技場の現チャンピオンである。『バキ』というタイトルの時には範馬刃牙は17歳で物語最初は13歳で登場している。幼少期のころは範馬勇次郎から闘うためのトレーニングをうけ、その後、母の朱沢紅珠よりプロボクサーや喧嘩師との実践を含む戦闘の英才教育を受ける。幼少のころから常軌を逸したトレーニングや実践を重ねたため、刃牙の全身には無数の傷跡がある。それが刃牙の特徴の一つである筋骨隆々の肉体に無数の傷跡という見た者がその力量にグッと息をのむ雰囲気を醸している。常軌を逸した鍛錬と実践とその雰囲気から高校や近場の不良と喧嘩をしては勝つのが当たり前。普通の人間でさえも、その雰囲気だけで震え上がらせてしまう。そのため、1人暮らしをしている自宅は玄関上の屋根に「刃牙死ね」と書かれているのをはじめ、負けた不良達による恨みを込めた落書きが屋根や壁、さらには近所の道路の壁にまでびっしりと書き込まれている。幼少のころから戦闘の英才教育を受けてきた刃牙のファイトスタイルは対戦相手に合わせて臨機応変に闘う自己流の格闘術が中心である。今回の『バキ』では、前作のグラップラー刃牙の「地下闘技場最強トーナメント」が終わり傷も癒えない頃、高校で授業を受けている刃牙に地下闘技場の支配人である徳川光圀が訪ねてくる所から始まる。

範馬 勇次郎(はんま ゆうじろう)

出典: baki-anime.jp

CV:大塚明夫

『グラップラー刃牙』から『バキ』まで、そしてその先もこの親父なくして『バキシリーズ』は語れない。この漫画でアニメでも最強の漢。範馬勇次郎。息子は2人いる。主人公の範馬刃牙。その兄のジャック・ハンマーがいる。「地上最強の生物」「オーガ」という異名がある。刃牙とは因縁が深い。刃牙が斃したい最強の敵として登場している。巨大な北極熊を素手で屠り、複数の軍隊をも単身で壊滅させてしまう圧倒的な戦闘能力を持っている。強者を屠り去ること、丹念に鍛え上げられた強さを蹂躙することを至上の喜びとしている。趣味的に道場破りを行い、数え切れないほどの優秀なファイターを再起不能に追い込んでいる。その戦闘能力は国家軍事力をも上回るとされ、アメリカ合衆国が勇次郎1人に対し友好条約を結んでいる。「オーガ」と呼ばれている所以が背中の打撃用筋肉(ヒッティングマッスル)が異常に発達しており、鬼の貌に見えるためである。そんなオーガの闘い方は生まれ持った超人的な身体能力と、凄まじい闘争本能をもって闘う。繰り出される猛烈なラッシュ(猛獣の連撃)や、鬼の貌を開放して思い切りぶん殴るなど、彼が繰り出す攻撃は全て一撃必殺の破壊力を持つ。まさに最強である。

愚地 独歩(おろち どっぽ)

出典: baki-anime.jp

CV:菅生隆之

「オレの空手は後退のネジをはずしてあるんだよ…」愚地独歩が放った言葉である。この名言が愚地独歩を表している。世界最大の勢力を誇る空手道(フルコンタクト空手)団体・神心会の総帥。「武神」「人喰いオロチ」「虎殺し」などの異名がある。かつては地下闘技場の闘士として闘いに参加していた。その強さは生ける伝説と称され、空手家以外にも多くの格闘家から尊敬されている。地下闘技場の闘士だったころ1対1で虎と戦い虎を屠っている。闘い方は己の体のみを武器とする、空の手即ち「空手」を美学としている。独歩が繰り出す技は正拳突き、手刀、貫き手など古くから空手道に伝わるものが多い。旧知の仲である本部以蔵の弁によれば、独歩の手足は、刃物と同じで命中した部位は全て急所となる。愚地独歩の鍛え上げ方は技の一つ一つを極めるという点では他の追随を許さない。今回の作品『バキ』の「最凶死刑囚編」と「神の子激突編」では流石の大活躍をしている。

渋川 剛気(しぶかわ ごうき)

出典: baki-anime.jp

CV:島田敏

渋川流合気柔術の創始者。合気道の達人。合気道を実践で使用することで、相手の力に自分の力を加えそのまま返すカウンター技などを駆使する。普段は小柄なおじいちゃんだが、闘いが好きで興奮してくると好戦的な性格になったりする。元々は柔道をしていたが、とある合気柔術道場で衝撃を受け、弟子になる。なので渋川剛気の闘い方は、合気と柔術がふんだんに組み合わされている。己の何倍もの巨体の相手すら軽々と宙に浮かせ地面に叩き付ける投げ技で華麗に闘ったりする。その他にも頭突き・足刀などの打撃や、喉元を指一本で突き気絶させる、相手の足の甲を足指で抑え動きを封じる、顔面にある涙穴を水で刺激し相手を溺れた状態にするなどの秘技も扱う。渋川剛気の闘いにはどこかファンタスティックな所がある。

烈 海王(れつ かいおう)

yugure_miv8
yugure_miv8
@yugure_miv8

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柳龍光(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

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柳龍光(やなぎ りゅうこう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する最凶死刑囚の1人で猛毒の柳と恐れられる日本人。空道や毒手などの暗殺拳と武器を使用した戦いを得意としており、刑務所内では素手で十数名の受刑者を殺害している。敗北を求めて脱獄し、地下闘技場を訪れた柳は世界から集結した最凶死刑囚と地下闘技場戦士の戦いに参戦する。地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)との戦いでは空道の技で1度は勝利し、毒手の効果により刃牙を死の淵に追い込むなどの脅威となった。

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鎬紅葉(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬紅葉(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬紅葉(しのぎ くれは)とは『刃牙シリーズ』に登場する医師兼格闘家である。医師としては世界的な名声を手にしており、格闘家としては鍛え上げた完全な肉体と解剖学を究めた的確な攻撃を武器に戦う。東京ドームの地下で最強の戦士を決める場所「地下闘技場」のイベント「2大決戦」のメインで範馬刃牙(地下闘技場チャンピオン)と戦う。「最大トーナメント編」では鎬昂昇(地下闘技場戦士の空手家)との兄弟対決も描かれる。医師としても活躍し重傷を負った戦士の治療にあたる事も多い。

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範馬刃牙(バキ)の徹底解説・考察まとめ

範馬刃牙(バキ)の徹底解説・考察まとめ

範馬刃牙(はんまばき)とは、『刃牙』シリーズの主人公。父は「地上最強の生物」と呼ばれる範馬勇次郎。母は朱沢財閥グループの朱沢江珠(あけざわえみ)。父勇次郎を倒すべく、日々トレーニングに明け暮れる。その中で数々の強敵と闘いながら強くなり、17歳にして猛者が集まる地下闘技場のチャンピオンに君臨。父勇次郎とは2度対決している。恋人は松本梢江(こずえ)で、学生時代から付き合っている。

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愚地独歩(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地独歩(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地独歩(おろち どっぽ)とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』に登場する空手の達人。空手団体「神心会」の総帥で「武神」「虎殺し」の異名を持つ。三戦(さんちん)を始め様々な構えや散眼など古くから伝わる技も実戦で使ってみせる。第1作『グラップラー刃牙』では地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎と地下闘技場で戦い、最大トーナメントにも参戦する。第2作『バキ』では最凶死刑囚との戦いに加わり神心会を代表して活躍。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵と対決し、第5作『バキ道』では力士の猛剣と戦う。

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ヘクター・ドイル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ヘクター・ドイル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ヘクター・ドイルとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、体中に仕込んだ武器の使用や爆撃など格闘家の意表を突く攻撃を得意とする戦士である。電気椅子の死刑に耐え抜き、脱獄して来日すると、地下闘技場戦士やビスケット・オリバ(最凶死刑囚の捕獲に協力する囚人)と死闘を繰り広げた。愚地克巳(地下闘技場戦士の空手家)との戦いで敗北を認めたが、海外に逃亡する船で最凶死刑囚の柳龍光に襲撃されて失明し、海に落下する。なんとか生き延びていたドイルだがオリバに捕獲された。

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愚地克巳(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地克巳(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地克巳(おろちかつみ)とは『刃牙シリーズ』に登場する神心会空手の最終兵器(リーサルウェポン)と呼ばれる空手家。神心会空手の館長愚地独歩(おろちどっぽ)の養子であり才能は独歩を凌ぐと言われ、音速を超える速さで繰り出されるマッハ突きは克己の必殺技である。喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)、中国拳法の烈海王(れつかいおう)、死刑囚のドリアンやドイル、白亜紀の原人ピクルなど数々の猛者と闘い善戦している。ピクルに腕を噛みちぎられたが、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』で烈海王の腕を移植手術して蘇った。

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夜叉猿(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

夜叉猿(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

夜叉猿(やしゃざる)とは、『刃牙シリーズ』に登場する飛騨の大猿。第1作目『グラップラー刃牙』では主人公の範馬刃牙(はんまばき)が山籠りの修行中に出会い戦うこととなった。その子供の夜叉猿Jr.は地下闘技場最大トーナメントにも現れ神心会空手の加藤清澄(かとうきよすみ)や愚地克己(おろちかつみ)と戦った。刃牙が戦った夜叉猿の配偶者はその昔刃牙の父親である範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と戦っている。

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シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

シコルスキーとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、高い身体能力と驚異的な指の力を特徴とするロシア人である。元ソ連のミサイル発射口を使用した刑務所を自慢の指の力で登って脱獄すると、早速日本に上陸。猪狩完至(地下闘技場戦士のプロレスラー)と仲間のプロレスラーを襲撃し、同席した徳川光成(地下闘技場支配人)と出会う。地下闘技場戦士チャンピオンの範馬刃牙やジャック・ハンマー(地下闘技場最大トーナメント準優勝)など、シリーズを代表する戦士と激闘を繰り広げた。

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マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』第2作『バキ』の登場人物。偉大なるボクサー、マホメド・アライの息子で、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎とは幼少期に出会っている。アライJr.は父が追い求めたマホメド・アライ流拳法を完成させて来日し、勇次郎と再会。中国大擂台賽編では海王に勝利する。神の子激突編ではアライJr.が範馬刃牙(地下闘技場王者)の恋人松本梢江に突如プロポーズし、刃牙を倒して梢江を手に入れようとする。地下闘技場戦士との戦いを経て、刃牙への挑戦権を獲得した。

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柴千春(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柴千春(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柴千春(しば ちはる)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する暴走族の特攻隊長である。体を鍛える事を女々しいと考えており、素手喧嘩最強と称されるヤクザの花山薫を心の師としている。格闘技経験は無いものの、喧嘩で鍛えられた体と持ち前の根性で一流の格闘家とも互角以上の戦いをする。第1作『グラップラー刃牙』では東京ドーム下の地下闘技場で開催された最強の戦士を決める最大トーナメントに出場し、柔道家の畑中公平やボクサーのアイアン・マイケルと戦って勝利する大健闘を見せた。

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烈海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

烈海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

烈海王(れつ かいおう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙』シリーズ第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編から登場する中国拳法の達人。中国拳法屈指の実力者だけが与えられる海王の名を持ち、シリーズを通して活躍。第2作『バキ』では最凶死刑囚との死闘に加わり、中国大擂台賽編では毒に苦しむ範馬刃牙(本作の主人公。高校生ながら最大トーナメントで烈を倒す)を中国に連れて行く事で死の危機から復活させる。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵に敗れて死亡するが、外伝作品で異世界転生により復活した。

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加藤清澄(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

加藤清澄(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

加藤清澄(かとう きよすみ)とは、板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。愚地独歩(武神と呼ばれる空手の達人)が総帥の空手団体神心会で修行を積んだが、目突きや急所攻撃など危険な技を好み、凶器を持った相手と戦える闇社会で用心棒になる。『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に対抗心を抱き、刃牙を倒すために神心会に復帰する。最大トーナメント出場権を獲得したが、夜叉猿Jr.(凶暴な野獣)に敗れた。『バキ』では最凶死刑囚ドリアン(中国拳法の達人)と対決した。

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猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

猪狩完至(いがり かんじ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。プロレス仕込みの必殺技と打たれ強さに加えて観客を味方につけるパフォーマンスが武器。地下闘技場に参戦経験があり、地下闘技場支配人の徳川光成(とくがわ みつなり)とは旧知の仲。最大トーナメントではベスト8まで勝ち上がり、高校生チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)と善戦する活躍を見せた。最大トーナメント後はプロレスラーのマウント斗羽(まうんと とば)と対決し、最凶死刑囚編ではロシアの死刑囚シコルスキーと戦った。

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鎬昂昇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬昂昇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬昂昇(しのぎ こうしょう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。斬撃拳と称される鎬流空手を使い、指で神経を切断する紐切りを得意技としている。第1作『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に挑戦し、死闘の末敗れる。進化した紐切りを習得して最大トーナメントにも出場。兄で外科医の鎬紅葉と対決し、幼少期から抱いていた兄への恐怖心を乗り越えて勝利。2回戦は合気道の達人渋川剛気と対決して惜しくも敗れる。第2作『バキ』では死刑囚ヘクター・ドイルと対決し、反則技で敗れた。

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徳川光成(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

徳川光成(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

徳川光成(とくがわみつなり)とは『刃牙シリーズ』の全てに登場する資産家である。水戸黄門すなわち徳川光圀の子孫で第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを開催した。第2作目『バキ』では世界中の死刑囚達を、第3作目『範馬刃牙』では白亜紀の原人ピクルを日本の強者達と引き合わせた。第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを現世に蘇らせるプロジェクトを立ち上げ、第5作目『バキ道』では古代相撲の野見宿禰(のみのすくね)が山に籠って修行中のところを下界に降ろし強者達と出会わせている。

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安藤玲一(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

安藤玲一(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

安藤玲一(あんどう れいいち)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の登場する飛騨の山奥で山岳監視員をしている大男である。地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)とは旧知の仲で、勇次郎の息子である主人公の範馬刃牙(はんま ばき)の事も刃牙が幼少期の頃から知っている。刃牙が修行の場として安藤の住む山奥にある夜叉岩(やしゃいわ)を選んだ事により、刃牙の修行をサポートした。刃牙が夜叉岩に住む大猿の夜叉猿(やしゃざる)に遭遇した時、安藤は刃牙を救うために自ら夜叉猿と戦い、重傷を負った。

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龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(ろん しょぶん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する拳法家で、ポケットに手を入れた構えから素早く高威力の攻撃を放つ「抜拳」で戦う特徴を持つ。10代から台湾の黒社会の賭け試合で戦っており、プロ格闘家も出場する中で45歳まで無敗を継続する強者。その強さから「凶人(きょうじん)」「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」などと呼ばれている。中国大擂台賽編に登場し、中国連合軍VS日米勝ち残り組としてアメリカの囚人で怪力戦士のビスケット・オリバと激闘を繰り広げた。

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末堂厚(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

末堂厚(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

末堂厚(すえどうあつし)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』と第2作目『バキ』に登場する空手家である。愚地独歩(おろちどっぽ)の創設した神心会空手の門下生で、フルコンタクト空手の全国ナンバー1を決める大会の決勝戦で主人公の範馬刃牙(はんまばき)と対戦している。またアメリカの死刑囚ドリアンと夜中、遊園地の中で決闘したこともある。友人は同門の加藤清澄(かとうきよすみ)で若い頃から苦しいトレーニングを共にしてきた。

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アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アレクサンダー・ガーレンとは、『刃牙シリーズ』に登場するロシア人レスラー。ロシアの明日のために戦う熱烈な愛国主義者で、作中でも実力を高く評価される強豪の1人だが、それゆえに強さの指標としてたびたび噛ませ犬にされる。第1作目『グラップラー刃牙』で開催された地下闘技場最大トーナメントの補欠選手として出場し、控室では暴走族の柴千春や喧嘩師の花山薫と揉めた後、アナコンダやカナダのピットファイター(喧嘩屋)であるジャック・ハンマーと戦った。第2作目『バキ』ではロシアの死刑囚シコルスキーとも戦っている。

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ジェフ・マークソン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ジェフ・マークソン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ジェフ・マークソンとは、『刃牙シリーズ』第2作目『バキ』に登場する元警官である。警官だった頃、ヒッピー相手に恐喝していたところを、死刑囚ながら圧倒的な武力で政府から自由を認められたビスケット・オリバに目撃される。逆上してオリバに戦いを挑んだが瀕死の重傷を負わされ、その復讐のためだけに24年間生きてきた。ビルに立て籠もり、ビスケット・オリバを呼び出して決闘をしたが返り討ちにされた。十分な準備をしたにも関わらずオリバには全く歯が立たず、彼の強さを際立たせるキャラクターとして描かれている。

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ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ゲリー・ストライダムとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するアメリカ陸軍の大佐である。地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎に側近として仕え、同時に危険人物として監視する任務も遂行している。側近として勇次郎の移動手段の手配や情報伝達の役割を担う一方、彼の息子である範馬刃牙の動向も気にかけており、2人が対決する時は会場の用意や互いの状況を頻繁に伝えるなど忙しく立ち回った。米軍で戦場格闘技の指導をするほどストライダム自身の戦闘力は高いが、完全武装をしても勇次郎には敵わない。

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マホメド・アライ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する伝説のボクサーでスポーツの粋を超えた数々の伝説を持ち、生きながら“神”となった男。現役時代は圧倒的な強さと対戦相手への挑発的なパフォーマンスでファンを魅了し、人種差別や国家の圧力に屈しない姿は社会的弱者の希望でもある。その生き様は地上最強と呼ばれる範馬勇次郎からも尊敬され、2人は友人関係を築いている。徴兵忌避によるブランクで叶わなかった全局面的闘法「マホメド・アライ流拳法」を完成させる夢を、息子のマホメド・アライJr.に託した。

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マイケル・ホールズ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マイケル・ホールズ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マイケル・ホールズとは、『刃牙シリーズ』の第2作目『バキ』で登場するビスケット・オリバが収監されているアリゾナ州立刑務所の所長である。第3作目『範馬刃牙』で主に登場し、主人公の範馬刃牙(はんまばき)がアメリカの大統領に直訴しオリバと戦うために自身をアリゾナ州立刑務所に収監するよう命じたことから関わることとなる。マイケル・ホールズがオリバと刃牙の間に入り、2人は正式に戦うこととなった。

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劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

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刃牙シリーズの武術・流派まとめ

刃牙シリーズの武術・流派まとめ

『刃牙』シリーズは、強さを求めて飽くなき戦いを繰り広げる格闘家たちの熱く壮絶な生き様を描いた板垣恵介の描く漫画作品。『グラップラー刃牙』、『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』と名前を変えながら30年以上の長期連載を果たしている。 格闘技を扱った作品であるだけに、現実に存在するものを中心に様々な武術や流派が登場する。空手や柔道といったお馴染みのものから柔術、合気道、ボクシングまで多種多様。ここでは、『刃牙』シリーズに登場する武術と流派を紹介する。

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