範馬勇次郎(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

範馬勇次郎(はんまゆうじろう)とは、『刃牙シリーズ』に登場する地上最強の生物。通称オーガ。主人公である範馬刃牙(はんまばき)の父親である。その戦闘力は、一国の軍隊よりも上と言われており、どの闘いにも圧倒的な強さを発揮する。刃牙は勇次郎を倒すために日々トレーニングを続けており、親子の対決は2度行われた。多くの猛者が勇次郎と対戦しているが、いまだ勝利した者はおらず、地上最強の生物の名にふさわしいキャラクターである。本気の戦闘モードになった時、背中の筋肉が鬼の顔になる特徴を持つ。

範馬勇次郎の概要

範馬勇次郎とは、『刃牙シリーズ』の全てに登場する地上最強の生物と言われる強者である。通称オーガとも呼ばれており、本気の戦闘モードになった時は背中の筋肉が鬼の顔のようになる。あらゆる格闘技を身につけており、日々強くなり続けている怪物として描かれている。主人公範馬刃牙の父親にあたり、妻は財閥朱沢グループの朱沢江珠(あけざわえみ)である。第1作目『グラップラー刃牙』で開かれた地下闘技場最大トーナメントに登場したドーピング選手、ジャック・ハンマーの父親でもあり、ジャック・ハンマーはベトナム戦争中に出会ったジェーンという女性との間に出来た子供である。刃牙、花山薫(日本一の喧嘩師)、本部以蔵(本部流柔術の使い手)、愚地独歩(神心会空手の館長)、ジャック・ハンマー、モハメド・アライJr.(モハメド・アライ流拳法)、劉海王(中国拳法)、郭海皇(中国拳法)、ピクル(白亜紀の人間)、宮本武蔵(宮本武蔵のクローン)といった猛者達と闘うが、一度も敗北したことがない。刃牙との対決は2度行われ、1度目は刃牙が少年の頃である。この時の闘いは勇次郎の圧勝で終わった。2度目の対決は刃牙が青年の頃に行われ、刃牙は勇次郎を追い詰めるも結局刃牙が敗北宣言をしたために、これも勇次郎の勝利で終わっている。対人間だけでなく、夜叉猿(飛騨の巨大猿)・北極熊・巨大アフリカ象といった獣との闘いもしており、いずれも素手で相手を絶命させている。その強さは一国の軍隊よりも上であるため、アメリカ合衆国の大統領達も勇次郎には従うしかなく、まさに地上最強の生物と呼ぶにふさわしいキャラクターである。

範馬勇次郎のプロフィール・人物像

己以外は全て弱者と断じる性格であり、実際にその通りの強さを発揮している。強くなるための創意工夫は全て闘争における不純物であり、力の解放のみが闘争の本質だというシンプルな信念を持っている。食事は高級な場所ですることもあれば、野生が生きる自然の中で自身が殺した動物を食べることもある。タバコも吸えばお酒も飲み、生まれながらにして強く、トレーニングをせずとも日々強くなり続ける天然戦闘体質である。うまい料理を食らうが如く闘いを好み、力1つで全て自分の思い通りにすることができるために敵も多いが、他の追随を許さない圧倒的な存在感がある。

範馬勇次郎の能力

本気モードになると背中に鬼の顔が出現

本気になった時の勇次郎の背中

勇次郎が通称オーガと呼ばれているのは、異常なまでに発達した背中の打撃用筋肉が造る肉の形相が、鬼の顔に似ていることからである。普段はその顔を見せないが、本気の戦闘モードに入ると現れる。試合でも数度見せたことがあり、1度目は『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で愚地独歩との闘いで見せた。愚地独歩に少々苦戦する勇次郎が、本気の戦闘モードに入った時である。2度目は『刃牙シリーズ』の第2作目『バキ』で開かれた大擂台賽(だいらいたいさい)で郭海皇との闘いで見せた。勇次郎がこの試合を終わらせようとした時である。3度目は刃牙との対決で見せており、このモードに入った時の勇次郎は、相手の両耳を叩いて鼓膜を破ったあと、悪魔に授かった筋肉でただ思い切りブン殴るという必勝パターンを持っている。

圧倒的な自己肯定感

自分以外は全て弱者という思想から、圧倒的な自己肯定感を持っている。誰に何を言われても動じないどころか、常に笑い飛ばしている様子を描かれる場面が多く、その余裕と自信は、この圧倒的な自己肯定感からきている。今まで1度も敗北したことがないところが、この自己肯定感をさらに高めている。

あらゆる格闘技や人体の構造に精通

幼少期の刃牙に、ボクシングのジャブや脳内麻薬の存在などを教えている。また郭海皇との闘いでは、消力(シャオリー)を使う郭を真似したのかすでに持っていたのか、勇次郎も消力を使うシーンがある。力の解放のみが闘争の本質という信念を持っているために、相手をからかったり同じ土俵で勝負する時以外は使わないが、あらゆる格闘技や人体の構造は熟知している。

範馬勇次郎の必殺技

踵落とし

ノーモーションから繰り出される踵落とし

地面と垂直になるまで振り上げた足から繰り出される踵落としで、多くの相手をダウンさせてきた攻撃である。スピードも速いために対戦相手はいつの間にか喰らっていて、気がつくと地面に倒れている。

回転蹴り

刃牙(右)の胴廻し回転蹴りにカウンターで胴廻し回転蹴りを合わせる勇次郎(左)

相手の上からの攻撃に合わせてカウンターで出される胴廻し回転蹴りと、地面に平行な角度で相手の足を狙った回転蹴りがある。前者は刃牙との闘いなどで出され、後者は花山薫との闘いで出された。いずれも相手は重傷を負っている。

悪魔から授かった筋肉によるブン殴り

愚地独歩(右)にとどめを刺す勇次郎

勇次郎のトレードマーク、背中に鬼の顔が現れた際に出される攻撃。スピード・タイミング・破壊力共に人智を超えている。1度目は愚地独歩戦で見せた。この攻撃を喰らった独歩は一旦絶命したが、格闘家であり医師でもある鎬紅葉に蘇生させてもらっている。2度目は中国拳法の郭海皇戦で見せた。この闘いでは、郭が死んだふりをすることで攻撃自体は免れているが、後に郭は「打たれていたら絶命は免れぬであろう」と語っている。3度目は刃牙に対して放ったが、刃牙は何とか絶命は逃れている。

範馬勇次郎の来歴・活躍

刃牙少年編

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宮本武蔵(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

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宮本武蔵(みやもとむさし)とは、『刃牙シリーズ』第4作目『刃牙道』に登場する宮本武蔵のクローン。天下無双の名に恥じない強さを発揮し、『刃牙シリーズ』に登場する数々の猛者と闘い勝利した。二刀流を得意とし、強者と闘い勝つことに心から喜びを感じる生粋の武人である。自身を天下一と信じて疑わない傲慢さと、勝つためなら手段を選ばない狡猾さの裏には、日々強くなるための鍛錬を怠らない真面目さと、戦の中で身につけた厳しい死生観がある。

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第二代野見宿禰(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

第二代野見宿禰(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

第二代野見宿禰(だいにだいのみのすくね)とは『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』に登場する古代相撲取り。昔出雲にいた初代野見宿禰の子孫である。アメリカの囚人ビスケット・オリバ、主人公の範馬刃牙(はんまばき)、現役横綱零鵬(れいほう)、地上最強の生物範馬勇次郎(はんまゆうじろう)、刃牙の兄ジャック・ハンマー達と闘い善戦した。日々の修行で練り上げられた体力は相当なもので、特に握力は石炭をダイヤモンドに変質させるほどである。純粋にひたすら強い者と闘うことを望む生粋の闘士である。

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J・ゲバル/純・ゲバル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

J・ゲバル/純・ゲバル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

J・ゲバル/純・ゲバル(じゅん・ゲバル)とは、『刃牙シリーズ』の第3部作目、『範馬刃牙』に登場する個性溢れる強者の1人で、アメリカ合衆国のアリゾナ刑務所に収容された囚人。ミスター2(セカン)と呼ばれる。2というのは実力ナンバー2という意味ではなく、2代目という意味である。初代はビスケット・オリバで、世代交代のための対決が行われる。オリバとの対決の前にも、総合格闘家やマウスとの対決でその強さが描かれており、強さだけでなく端正なルックスとユーモアのある口調からファンも多い。

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スペック(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

スペック(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

スペックとは、『刃牙』シリーズの第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人。だまし打ちや武器使用を平気で行う卑劣さに加え、5分間の無呼吸運動も可能な強者。脱獄能力が高く、日本上陸後は警視庁をホテル代わりにする。作中では敗れ去りたいという願いを叶えるために最凶死刑囚VS地下闘技場戦士に参戦。範馬刃牙(本作主人公。地下闘技場覇者)、花山薫(やくざの組長。地下闘技場戦士)と戦い、数々の脱獄シーンも描かれる。花山との死闘の末敗れると願いが叶うことで一気に老化し、実年齢が97歳だった事が判明する。

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