劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

劉海王の概要

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。100歳を超えても屈強な肉体を維持し、「闘神」「拳神」「中国の誇り」などと呼ばれており、中国拳法を代表する実力者として知られている。劉海王が率いる中国の黒龍江省にある白林寺では多くの格闘家が修行を積んでおり、烈海王(れつ かいおう)や怒李庵海王(ドリアン かいおう)といった一流の戦士を輩出している。100年に1度だけ開催されている海王の中でも最強の称号「海皇」を決める大会「中国大擂台賽」(ちゅうごくだいらいたいさい)では、特別枠として烈海王から推薦された最大トーナメント覇者の範馬刃牙(はんま ばき)と突如参加を希望して現れたアメリカ人の伝説的ボクサーマホメド・アライの息子であるマホメド・アライJr.の実力を試す役割を担い、現役海王として自身も出場。相手は特別枠で出場している「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)となったが、結果は勇次郎の圧勝。劉海王は顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北となったが治療は間に合い、一命は取り留めている。

劉海王のプロフィール・人物像

年齢:100歳以上
身長:190cm以上(推測)
体重:100kg以上(推測)
CV:小形満(アニメ版第1作)、飯塚昭三(アニメ版第2作)

スキンヘッドで白髪髭を伸ばしており、大柄で筋肉のしっかりと付いた鍛えられた体の人物である。中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持ち、多くの人々から「闘神」「拳神」「中国の誇り」などと呼ばれ、その強さが知られている。100歳の誕生日では「やっと半分生きた」と体の状態を分析しており、通常では考えられない強靭な肉体の持ち主である。中国拳法があらゆる格闘技の中で最強と考えており、中国拳法家以外の猛者たちが参加することとなった最新の中国大擂台賽でも強い自信を見せていた。他の格闘技に関する知識も豊富であり、アメリカ人ボクサーのマホメド・アライとその息子マホメド・アライJr.の情報も把握していた。

劉海王の能力

中国拳法

中国拳法の修行の1つ「打岩」をする劉海王

劉海王は中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持ち、黒龍江省にある白林寺の総帥として弟子の育成をしている。中国拳法最強クラスの実力者であり、素手で岩を削る修行の「打岩」では弟子の手本として劉海王の作ったものが残っていたり、海王選定の試験では自身の技を披露する事もあった。

屈強な肉体

中国大擂台賽で屈強な肉体を見せる劉海王

劉海王は100歳を超えていても筋骨隆々であり、自身もかなりの修行を積んでいる事が分かる。明らかに劉海王より若い他の海王と並んでいても全く衰えている様子は無い。

劉海王の必殺技

パンチ

弟子に自分のパンチを見せている劉海王

劉海王の技術と鍛え抜かれた肉体から放たれるパンチは黒曜石を素手で削る程の切れ味を持つ。石の水槽を殴る事で強い波を発生させる試験では、どの弟子よりも劉海王が強い波を作って見せた。

キック

範馬勇次郎(右)にキックを命中させる劉海王(左)

中国拳法最高峰の劉海王の繰り出す技は多くの戦士が目指すものである。「地上最強の生物」範馬勇次郎との闘いでは激しい蹴りを放ち、不意打ちながら勇次郎に命中させるシーンがあった。

劉海王の来歴・活躍

白林寺の総帥「劉海王」

中国にある黒龍江省の白林寺では多くの中国拳法家が集まり、修行を積んでいた。白林寺の総帥である劉海王(りゅう かいおう)は中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ人物である。ある日、「石で造られた長い水槽に入った水に、“水槽の端を殴る”事で波を発生させて、水槽の端まで届かせる」という内容の海王の選定試験が行われていた。10名の戦士が挑み合格者は無く、6割まで波を届かせたのがわずか1名という結果に終わり、劉海王は誰一人10割を本気で目指して修行に励んでいないと言って嘆いた。劉海王が実際に水槽を殴る事で手本を見せると、激しい波が発生する。そこに、白林寺で修行中の拳法家にして素行が悪く幽閉されていた烈(れつ)が現れ、劉海王が殴った反対側から水槽を殴り波を発生させた。2人の放った波はぶつかり合って弾け、水槽を破壊する程の衝撃が起こった。烈は何故自分に海王になる機会を与えないのか劉海王に問いかける。劉海王は烈を地下室に連れていき、40年前に修行中の怒李庵(ドリアン)が寺から脱走するために素手で掘った洞穴を見せ、単に烈の実力が足りないだけだと諭した。これに衝撃を受けた烈は今まで以上に真剣に修練に励み、後に海王の称号を獲得する戦士の1人となる。なお、この洞窟を掘り抜いたドリアンもまた海王の称号を持っていることが後に明らかとなっている。

100歳の誕生日を迎えた劉海王

劉海王は烈に日本には凶悪極まる人物がおり、その人物の名は範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)という名で「オーガ」「地上最強の生物」と呼ばれていると教えていた。海王の称号を得た烈はオーガとの対決を願って日本に向かう。烈海王は白林寺を出る時、挨拶代わりに寺の大きな鐘を破壊しており、劉海王は烈海王の成長を喜んだ。烈海王が日本で開催された世界最強の格闘家を決める大会「地下闘技場最大トーナメント」に出場していた頃、劉海王は100歳の誕生日を迎えていた。劉海王自身の感覚としては「やっと人生の半分を生きた」と語っており、まだまだ元気な様子である。

烈海王の敗北を予感する劉海王

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天内悠(あまない ゆう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編に登場するアメリカ合衆国大統領のボディーガードである。天内流格技と称される空中殺法や組み技を得意としており、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎も天内の実力を認めている。戦いに勝ち続けるために愛は必要不可欠で、相手を喜ばせる事と倒す事は表裏一体との持論を述べており、相手の考えている事を見抜く洞察力が優れている。勇次郎の推薦で最大トーナメントに出場し、空手家の愚地独歩と死闘を繰り広げた。

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シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

シコルスキーとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、高い身体能力と驚異的な指の力を特徴とするロシア人である。元ソ連のミサイル発射口を使用した刑務所を自慢の指の力で登って脱獄すると、早速日本に上陸。猪狩完至(地下闘技場戦士のプロレスラー)と仲間のプロレスラーを襲撃し、同席した徳川光成(地下闘技場支配人)と出会う。地下闘技場戦士チャンピオンの範馬刃牙やジャック・ハンマー(地下闘技場最大トーナメント準優勝)など、シリーズを代表する戦士と激闘を繰り広げた。

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マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』第2作『バキ』の登場人物。偉大なるボクサー、マホメド・アライの息子で、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎とは幼少期に出会っている。アライJr.は父が追い求めたマホメド・アライ流拳法を完成させて来日し、勇次郎と再会。中国大擂台賽編では海王に勝利する。神の子激突編ではアライJr.が範馬刃牙(地下闘技場王者)の恋人松本梢江に突如プロポーズし、刃牙を倒して梢江を手に入れようとする。地下闘技場戦士との戦いを経て、刃牙への挑戦権を獲得した。

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マウント斗羽(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マウント斗羽(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マウント斗羽(まうんととば)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。巨人と称される恵まれた体格とプロレスで培われてきたタフネスを武器としている。師匠の力剛山がケンカに敗れて死去してからは、プロレスラーはケンカに強くなければならないという信念を持ち、必死にトレーニングを続けてきた。異種格闘技である地下闘技場の戦いではチャンピオンの範馬刃牙と善戦し、最大トーナメントにも補欠選手として出場。引退試合としてプロレスラーのライバル猪狩完至と激闘を繰り広げた。

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龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(ろん しょぶん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する拳法家で、ポケットに手を入れた構えから素早く高威力の攻撃を放つ「抜拳」で戦う特徴を持つ。10代から台湾の黒社会の賭け試合で戦っており、プロ格闘家も出場する中で45歳まで無敗を継続する強者。その強さから「凶人(きょうじん)」「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」などと呼ばれている。中国大擂台賽編に登場し、中国連合軍VS日米勝ち残り組としてアメリカの囚人で怪力戦士のビスケット・オリバと激闘を繰り広げた。

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