夜叉猿(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
夜叉猿(やしゃざる)とは、『刃牙シリーズ』に登場する飛騨の大猿。第1作目『グラップラー刃牙』では主人公の範馬刃牙(はんまばき)が山籠りの修行中に出会い戦うこととなった。その子供の夜叉猿Jr.は地下闘技場最大トーナメントにも現れ神心会空手の加藤清澄(かとうきよすみ)や愚地克己(おろちかつみ)と戦った。刃牙が戦った夜叉猿の配偶者はその昔刃牙の父親である範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と戦っている。
夜叉猿の概要
夜叉猿(やしゃざる)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』に主に登場する飛騨(ひだ)の大猿である。夜叉岩(やしゃいわ)という場所に棲家を持ち、身の丈が2m余り推定年齢150歳と言われる野生の大猿。刃牙は強くなるために飛騨で15年間番人をしている安藤玲一(あんどうれいいち)の元を訪れ夜叉猿の話を聞いた。「出会ったら絶対に逃げろ」という安藤の忠告も聞き入れず、刃牙はむしろそういう化け物と戦いたいと言って聞かなかったために安藤もそれ以上は止めなかった。刃牙が夜叉岩でトレーニングをしていると、夜中に夜叉猿が現れ刃牙は見ただけで恐怖した。結局その場に居合わせた安藤が刃牙を守るために夜叉猿と戦ったが歯が立たず、病院送りにされた安藤のカタキを討つために刃牙は再度夜叉猿との戦いに挑むことになる。2度目の戦いではボロボロになりながらも刃牙は勝利した。その昔刃牙の父親である範馬勇次郎は刃牙が戦った夜叉猿の奥さんを殺している。その遺骨を刃牙は夜叉猿の元へ届けて刃牙と夜叉猿の絆は一層深くなった。しかしその後、範馬勇次郎は刃牙が苦戦した夜叉猿をあっさりと葬りその首を刃牙に見せることとなる。怒りに震えた刃牙は勇次郎への復讐を誓い親子の因縁はさらに深まることとなった。さらに地下闘技場最大トーナメントには夜叉猿の子供が登場し、神心会空手の加藤清澄が戦うこととなったが加藤はあっさりと敗れ、代わりに同じく神心会空手の愚地克己が戦い勝利した。
夜叉猿のプロフィール・人物像
飛騨の夜叉岩に棲息する大猿。身の丈2m余りで推定年齢150歳。全ての攻撃が相手に致命傷を与える威力を持つ。体も丈夫で普通の剣や斧程度では皮膚の下まで通らない。パワー、スピード、タフさ共に優れており鍛え抜かれた格闘家でも一撃で戦闘不能になってしまうほど。自身のテリトリーに侵入する者には容赦なく攻撃するが、根は優しく家族思いの猿である。刃牙と戦うことになったのも自分の棲家である夜叉岩に侵入されたことが原因だと考えられ、対戦後は強い友情で結ばれた。
夜叉猿の能力
パワー
安藤と夜叉猿が戦った際、安藤の拳を口で受け止め指を噛みちぎった夜叉猿に刃牙が攻撃しようとすると刃牙は夜叉猿のパンチ1発で戦闘不能にされてしまった。今まで味わったことの無い威力に刃牙も「勝てっこない」と思ってしまうほどのパワーである。
スピード
野生動物のためかスピードも桁違いに速い。噛みつき、引っかき、回転蹴りのコンビネーションも速く刃牙はこのコンビネーションを捌ききれず攻撃を喰らってしまった。
頑丈さ
安藤が剣で攻撃しても皮膚を切ることもできず、刃牙がコンビネーションを打ち込んでも意に介さない程のタフさである。
夜叉猿の必殺技
噛みつき
引っかきと回転蹴りとのコンビネーションで出されることが多い。噛む力は相当なもので、安藤の剣を噛み付いて受け止めるとそのまま刃を折る程の力である。
引っかき
噛みつきと回転蹴りとのコンビネーションで出されることが多い。この引っかきで安藤は内蔵をえぐり出された。
回転蹴り
噛みつきと引っかきとのコンビネーションで出されることが多い。はじめ刃牙は噛みつきと引っかきだけのコンビネーションだと思って身構えていたが回転蹴りも加わって不意を突かれた。
夜叉猿の来歴・活躍
夜叉猿VS安藤玲一
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