渋川剛気(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
渋川剛気(しぶかわ ごうき)とは、板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する合気道家である。モデルは塩田剛三。小柄な老人だが、渋川流合気柔術で体格や年齢の差を物ともしない戦いをする。「真の護身」を完成させており、危険な敵に近づくと同等の危険性を表す幻影が見える。第1作『グラップラー刃牙』最大トーナメントではベスト4まで進出。第2作『バキ』では柳龍光、ビスケット・オリバ、マホメド・アライJrと戦う。第4作『刃牙道』では宮本武蔵と戦い、第5作『バキ道』では巨鯨と相撲で対決する。
渋川剛気の概要
渋川剛気とは『刃牙』シリーズの第1作『グラップラー刃牙』の地下闘技場最大トーナメントで初登場する合気道家で、自らが開祖である渋川流合気柔術の達人。挨拶代わりに握手するだけで相手を立っていられなくし、明らかに階級の違う相手も空中で回転させてしまうなど、力の流れを熟知した戦闘スタイルである。最大トーナメントでは年齢・体格の差を物ともしない強さを見せつけてベスト4まで勝ち上がる。1回戦はロジャー・ハーロン(レスリング)、2回戦は鎬昂昇(空手)、3回戦は愚地独歩(空手)、準決勝はジャック・ハンマー(ドーピング選手)と対戦する。「最凶死刑囚編」では最大トーナメント主催者の徳川光成に招待され、最凶死刑囚と最大トーナメント出場者選抜の5対5のストリートファイトのメンバーに選出される。左目を破壊された因縁の相手柳龍光(死刑囚)とのエピソードが描かれ、ビスケット・オリバ(怪力戦士)とは柔道対決をする。「神の子激突編」ではマホメド・アライJr(ボクサー)と二度立ち会う。『刃牙道』では伝説の侍、宮本武蔵と手合わせする。『バキ道』では巨鯨と相撲対決が行われた。
TVアニメ版声優は2001年からは中博史氏、2018年からは島田敏氏が演じている。
渋川剛気のプロフィール・人物像
性別:男性
誕生日:1926年
年齢:75歳(最大トーナメント時)
身長:155cm
体重:47kg
流派:渋川流合気柔術
若い頃は柔道に明け暮れており身長は低いものの筋骨隆々であった。生意気盛りの16歳の時に合気柔術の開祖御輿芝喜平に挑戦。失神負けを喫し合気道を志す。修行の末39歳で御輿芝に挑み、刀を使い背中を切らせる反則行為をさせるほど追い詰めた。この事実をもって免許皆伝と渋川流合気柔術の立ち上げを宣言。自身の流派開設後も数々の強者と立ち合い、柳龍光との戦いでは左目を破壊されている。年齢を重ねても進化は続いており、最大トーナメントでは「真の護身」に目覚める。「小さな巨人」「近代武道の最高峰」「武の体現」「達人」などの異名を持っており、あらゆる格闘家から尊敬されている。現在は警視庁にて逮捕術の指導も行っている。普段着は和装を好み、戦闘時は袴を着て挑む。眼鏡をかけているが戦闘時は外す。穏やかな雰囲気の老人であり、発言も歴戦を重ねた達人らしい風格の漂うものである。お茶目な一面も持ち合わせており、柳龍光に不意打ちで水の入ったやかんを「お湯」と投げ渡し驚かせ「ちべたいちべたい」と大笑いするエピソードがある。気さくな人柄だが、いざ真剣勝負となると好戦的な性格が露呈される。
渋川剛気の能力
不意打ち
握手で挨拶をした時点で攻撃が始まっていて相手は体が急に重く感じるなどダメージを受ける。体に触れなくても口に含んだ水を顔面の急所涙穴に吹き付けて相手を水中に溺れたような状態にさせるなど通常予想不能な技で先手を取る。「生まれ落ちて七十余年、人間ブッ倒すことだけ考えてきたンだぜェッッ」とセリフにもあるように、いつでも臨戦態勢なのがうかがえる。
真の護身
危険な戦いに挑む直前に頑丈なメガネが突然破損し、原因不明のふらつきや幻影が現れるなど行く手を阻む能力。幻影には火山やマグマなど、死につながるものまで見える。ジャック・ハンマー戦前と地上最強の生物と恐れられる範馬勇次郎に近づいた時に能力が発動した。
渋川剛気の必殺技
渋川流合気柔術
数ある合気道の流派の中でも初めて実戦で使えるまでに昇華させられている柔術といわれている。相手の力を利用して跳ね返すことがあれば、空中で回転させて地面に叩きつけてとどめに喉や顔面を踏みつけるなど破壊力は抜群。カウンター要素が強く、殺気の弱い攻撃をクリーンヒットさせられることがある。
涙穴
顔面の急所の一つである涙穴に一気に水を吹きかける事で、目と鼻に同時に水が吹き込まれる。すると水中に溺れた状態になるという技。巨鯨との相撲対決では鼻腔の痛点を廻しの代わりにして投げるなど人体の急所も熟知している。
渋川剛気の来歴・活躍
最大トーナメント編
1回戦 渋川剛気VSロジャー・ハーロン
ロジャー・ハーロンはオリンピックアマチュアレスリング選手。渋川と40センチの身長差があり、体重約3倍。ロジャーは対戦前、渋川の姿を見て全力で戦うべきか迷うが、セコンドに激励され全力を出すことを決心する。試合はロジャーの大ぶりな右から始まるが、渋川にあっさり空転させられ前歯を折られる。続けて顎に掌底をして地面に叩きつける攻撃を受け、とどめに喉に人差し指を差し込まれて渋川が勝利。
2回戦 渋川剛気VS鎬昂昇
Related Articles関連記事
バキ道(刃牙シリーズ第5部)のネタバレ解説・考察まとめ
『バキ道』とは『刃牙シリーズ』の第5部の作品であり作者は板垣恵介である。2018年より『週刊少年チャンピオン』で連載を開始した。前作『刃牙道』からの続編。前作『刃牙道』に引き続きストーリーの区切りは無く、1つの作品タイトルで1つのストーリーになっている。今回の『バキ道』では相撲をテーマとしている。作者である板垣恵介の相撲に対する考え方や、国技としての力士のプライドが作品に表現されている。特に地下闘技場戦士たちと力士との戦いは作品の魅力の1つである。
Read Article
グラップラー刃牙(刃牙シリーズ第1部)のネタバレ解説・考察まとめ
『グラップラー刃牙』とは板垣恵介による日本の漫画。1991年から『週刊少年チャンピオン』で連載され、OVAやテレビアニメ、ゲームなどメディアミックス展開もされている。東京ドームの地下に秘密裏に建造された闘技場では日夜、熱き格闘家たちによる試合が行われていた。地下格闘技場の若きチャンピオン範馬刃牙は、「地上最強の生物」である父親、範馬勇次郎を倒すため、強者との戦いを求め続ける。全国の男を熱くさせた格闘漫画の金字塔である。
Read Article
バキ(刃牙シリーズ第2部)のネタバレ解説・考察まとめ
『バキ』は『グラップラー刃牙』の続編で、1999年から2005年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画。巻数は31巻で話数は276話ある。2018年と2020年にアニメ化されている。『グラップラー刃牙』で活躍していたキャラクター達が新たに出てくる強キャラと死闘を繰り広げていく。作者の板垣恵介が描く丁寧な戦闘描写が、この漫画の面白い所である。『バキ』には「最凶死刑囚編」「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編」「神の子激突編」の3章ある。
Read Article
刃牙道(刃牙シリーズ第4部)のネタバレ解説・考察まとめ
『刃牙道』とは『刃牙シリーズ』の第4部で、2014年から2018年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画。巻数は全22巻で第3部である『範馬刃牙』の続編。今までの『刃牙シリーズ』とは違いストーリーの区切りなどはなく、一貫してクローン技術と降霊術で蘇った宮本武蔵と現代の格闘家たちとの闘いを描いている。江戸時代初期に生きていた宮本武蔵と、現代を生きる地下闘技場戦士たちの闘い方・勝負の終わり方の違いが見どころとなっている。
Read Article
範馬刃牙(刃牙シリーズ第3部)のネタバレ解説・考察まとめ
『範馬刃牙』とは『バキ』の続編で、2006年から2012年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画。巻数は37巻で話数は312話ある。このシリーズの主人公で「範馬刃牙」とその父「範馬勇次郎」との闘いに決着がつく。『範馬刃牙』には「実戦シャドーファイティング編」「超絶!!監獄バトル編」「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」「強者達の闘い編」「地上最強の親子喧嘩編」の5章ある。2022年1月から3月に「実戦シャドーファイティング編」と「超絶!!監獄バトル編」がアニメ化された。
Read Article
ビスケット・オリバ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ビスケット・オリバとは『刃牙』シリーズ第2作『バキ』から登場する囚人。ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)の異名を持ち、刑務所に収監されながらも自由に生活している。鍛え上げられた異常な筋肉によるパワーとタフネスを武器に極悪人捕獲の際は警察に協力している。『バキ』では最凶死刑囚の捕獲に協力。中国大擂台賽編では囚人ドリアン海王の代わりに参戦。第3作『範馬刃牙』では主人公範馬刃牙、J・ゲバル(囚人)の挑戦を受ける。第5作『バキ道』では二代目野見宿禰(力士)と対決した。
Read Article
花山薫(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
花山薫(はなやまかおる)とは、『刃牙シリーズ』に登場する喧嘩師で、強くなるためのトレーニングを一切せず、生来の腕っぷしの強さだけで圧倒していく強者である。特に握力が並外れており、その握力から繰り出される「握撃(あくげき)」は相手に致命傷を与える花山の必殺技である。主人公の範馬刃牙(はんまばき)、その父勇次郎(ゆうじろう)、ボクサーのユリー・チャコフスキー、神心会空手の愚地克巳(おろちかつみ)、死刑囚のスペック、白亜紀の原人ピクル、宮本武蔵(みやもとむさし)のクローン達と対決している。
Read Article
範馬勇次郎(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
範馬勇次郎(はんまゆうじろう)とは、『刃牙シリーズ』に登場する地上最強の生物。通称オーガ。主人公である範馬刃牙(はんまばき)の父親である。その戦闘力は、一国の軍隊よりも上と言われており、どの闘いにも圧倒的な強さを発揮する。刃牙は勇次郎を倒すために日々トレーニングを続けており、親子の対決は2度行われた。多くの猛者が勇次郎と対戦しているが、いまだ勝利した者はおらず、地上最強の生物の名にふさわしいキャラクターである。本気の戦闘モードになった時、背中の筋肉が鬼の顔になる特徴を持つ。
Read Article
ジャック・ハンマー/ジャック・範馬(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ジャック・ハンマー/ジャック・範馬(はんま)とは、『刃牙シリーズ』の全てに登場し、ステロイドを常用する噛みつきが得意な強者である。範馬という名前の通り、主人公である範馬刃牙の義理の兄にあたる。第1作目『グラップラー刃牙』では、地下闘技場最大トーナメントで初登場し、決勝で刃牙と戦うことになる。第2作目『バキ』ではシコルスキー(死刑囚)やマホメド・アライJr.(マホメド・アライ流拳法)、第3作目『範馬刃牙』ではピクル(白亜紀の人間)、第4作目『刃牙道』では本部以蔵(柔術家)と対決する。
Read Article
本部以蔵(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
本部以蔵(もとべ いぞう)とは板垣恵介原作漫画の『刃牙』シリーズ第1作『グラップラー刃牙』から登場する柔術家である。実戦を重視した独自の流派「本部流柔術」の師範で、数々の他流試合を行っている。武器を使用した戦闘にも精通しており、武器の使用が許可された対決では驚異的な強さを発揮する。第4作『刃牙道』では宮本武蔵(クローン技術で蘇った伝説の侍)の危険性にいち早く気付き、自ら闘う事で現代格闘家を守護(まも)る活躍をした。
Read Article
鎬紅葉(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
鎬紅葉(しのぎ くれは)とは『刃牙シリーズ』に登場する医師兼格闘家である。医師としては世界的な名声を手にしており、格闘家としては鍛え上げた完全な肉体と解剖学を究めた的確な攻撃を武器に戦う。東京ドームの地下で最強の戦士を決める場所「地下闘技場」のイベント「2大決戦」のメインで範馬刃牙(地下闘技場チャンピオン)と戦う。「最大トーナメント編」では鎬昂昇(地下闘技場戦士の空手家)との兄弟対決も描かれる。医師としても活躍し重傷を負った戦士の治療にあたる事も多い。
Read Article
範馬刃牙(バキ)の徹底解説・考察まとめ
範馬刃牙(はんまばき)とは、『刃牙』シリーズの主人公。父は「地上最強の生物」と呼ばれる範馬勇次郎。母は朱沢財閥グループの朱沢江珠(あけざわえみ)。父勇次郎を倒すべく、日々トレーニングに明け暮れる。その中で数々の強敵と闘いながら強くなり、17歳にして猛者が集まる地下闘技場のチャンピオンに君臨。父勇次郎とは2度対決している。恋人は松本梢江(こずえ)で、学生時代から付き合っている。
Read Article
愚地独歩(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
愚地独歩(おろち どっぽ)とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』に登場する空手の達人。空手団体「神心会」の総帥で「武神」「虎殺し」の異名を持つ。三戦(さんちん)を始め様々な構えや散眼など古くから伝わる技も実戦で使ってみせる。第1作『グラップラー刃牙』では地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎と地下闘技場で戦い、最大トーナメントにも参戦する。第2作『バキ』では最凶死刑囚との戦いに加わり神心会を代表して活躍。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵と対決し、第5作『バキ道』では力士の猛剣と戦う。
Read Article
愚地克巳(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
愚地克巳(おろちかつみ)とは『刃牙シリーズ』に登場する神心会空手の最終兵器(リーサルウェポン)と呼ばれる空手家。神心会空手の館長愚地独歩(おろちどっぽ)の養子であり才能は独歩を凌ぐと言われ、音速を超える速さで繰り出されるマッハ突きは克己の必殺技である。喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)、中国拳法の烈海王(れつかいおう)、死刑囚のドリアンやドイル、白亜紀の原人ピクルなど数々の猛者と闘い善戦している。ピクルに腕を噛みちぎられたが、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』で烈海王の腕を移植手術して蘇った。
Read Article
加藤清澄(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
加藤清澄(かとう きよすみ)とは、板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。愚地独歩(武神と呼ばれる空手の達人)が総帥の空手団体神心会で修行を積んだが、目突きや急所攻撃など危険な技を好み、凶器を持った相手と戦える闇社会で用心棒になる。『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に対抗心を抱き、刃牙を倒すために神心会に復帰する。最大トーナメント出場権を獲得したが、夜叉猿Jr.(凶暴な野獣)に敗れた。『バキ』では最凶死刑囚ドリアン(中国拳法の達人)と対決した。
Read Article
徳川光成(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
徳川光成(とくがわみつなり)とは『刃牙シリーズ』の全てに登場する資産家である。水戸黄門すなわち徳川光圀の子孫で第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを開催した。第2作目『バキ』では世界中の死刑囚達を、第3作目『範馬刃牙』では白亜紀の原人ピクルを日本の強者達と引き合わせた。第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを現世に蘇らせるプロジェクトを立ち上げ、第5作目『バキ道』では古代相撲の野見宿禰(のみのすくね)が山に籠って修行中のところを下界に降ろし強者達と出会わせている。
Read Article
ガイア(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ガイアとは『刃牙シリーズ』に登場する超軍人。防衛庁が組織した最強の実戦部隊の指揮官を務めるが、多重人格者で普段は衛生兵の野村という別人格で生きている。北海道大雪山系で最終訓練中に主人公の範馬刃牙(はんまばき)が訪れるところから2人は出会い闘うことになる。刃牙の父親であるオーガこと範馬勇次郎(はんまゆうじろう)に匹敵する戦力と言われていたが、実際勇次郎には及ばなかった。他にもロシアの死刑囚シコルスキーや宮本武蔵のクローンと闘う場面で登場する。自然を味方につけた環境利用闘法が特徴である。
Read Article
烈海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
烈海王(れつ かいおう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙』シリーズ第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編から登場する中国拳法の達人。中国拳法屈指の実力者だけが与えられる海王の名を持ち、シリーズを通して活躍。第2作『バキ』では最凶死刑囚との死闘に加わり、中国大擂台賽編では毒に苦しむ範馬刃牙(本作の主人公。高校生ながら最大トーナメントで烈を倒す)を中国に連れて行く事で死の危機から復活させる。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵に敗れて死亡するが、外伝作品で異世界転生により復活した。
Read Article
松本梢江(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
松本梢江(まつもと こずえ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するヒロインで、主人公の範馬刃牙(地下闘技場チャンピオン)が住む下宿を営む松本絹代の一人娘。刃牙とは同じ高校に通っている。第1作『グラップラー刃牙』で刃牙に地下闘技場最大トーナメントの観戦に招待されて、刃牙の正体を知る。第2作『バキ』ではより親密な関係になり、最凶死刑囚対地下闘技場戦士の戦いに巻き込まれる。最凶死刑囚の攻撃で毒に侵された刃牙の治療をするために中国まで同行するなど、刃牙の強さを支える重要人物である。
Read Article
郭海皇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
郭海皇(かくかいおう)とは『刃牙』シリーズ第2作『バキ』中国大擂台賽編から登場する中国拳法の達人である。146歳ながら力を必要としない理合を極めた闘いで海王の中でも最強である。今大会にも出場し中国人海王の不甲斐なさに落胆。大会をトーナメント戦から団体戦(中国連合軍VS日米勝ち残り組)に変えてしまう。大将戦では郭海皇VS範馬勇次郎(地上最強の生物)が行われ、激しい闘いが繰り広げられた。第3作『範馬刃牙』と第4作『刃牙道』では強敵と闘う地下闘技場戦士の指導役として登場する。
Read Article
夜叉猿(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
夜叉猿(やしゃざる)とは、『刃牙シリーズ』に登場する飛騨の大猿。第1作目『グラップラー刃牙』では主人公の範馬刃牙(はんまばき)が山籠りの修行中に出会い戦うこととなった。その子供の夜叉猿Jr.は地下闘技場最大トーナメントにも現れ神心会空手の加藤清澄(かとうきよすみ)や愚地克己(おろちかつみ)と戦った。刃牙が戦った夜叉猿の配偶者はその昔刃牙の父親である範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と戦っている。
Read Article
ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ゲリー・ストライダムとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するアメリカ陸軍の大佐である。地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎に側近として仕え、同時に危険人物として監視する任務も遂行している。側近として勇次郎の移動手段の手配や情報伝達の役割を担う一方、彼の息子である範馬刃牙の動向も気にかけており、2人が対決する時は会場の用意や互いの状況を頻繁に伝えるなど忙しく立ち回った。米軍で戦場格闘技の指導をするほどストライダム自身の戦闘力は高いが、完全武装をしても勇次郎には敵わない。
Read Article
柴千春(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
柴千春(しば ちはる)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する暴走族の特攻隊長である。体を鍛える事を女々しいと考えており、素手喧嘩最強と称されるヤクザの花山薫を心の師としている。格闘技経験は無いものの、喧嘩で鍛えられた体と持ち前の根性で一流の格闘家とも互角以上の戦いをする。第1作『グラップラー刃牙』では東京ドーム下の地下闘技場で開催された最強の戦士を決める最大トーナメントに出場し、柔道家の畑中公平やボクサーのアイアン・マイケルと戦って勝利する大健闘を見せた。
Read Article
猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
猪狩完至(いがり かんじ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。プロレス仕込みの必殺技と打たれ強さに加えて観客を味方につけるパフォーマンスが武器。地下闘技場に参戦経験があり、地下闘技場支配人の徳川光成(とくがわ みつなり)とは旧知の仲。最大トーナメントではベスト8まで勝ち上がり、高校生チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)と善戦する活躍を見せた。最大トーナメント後はプロレスラーのマウント斗羽(まうんと とば)と対決し、最凶死刑囚編ではロシアの死刑囚シコルスキーと戦った。
Read Article
鎬昂昇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
鎬昂昇(しのぎ こうしょう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。斬撃拳と称される鎬流空手を使い、指で神経を切断する紐切りを得意技としている。第1作『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に挑戦し、死闘の末敗れる。進化した紐切りを習得して最大トーナメントにも出場。兄で外科医の鎬紅葉と対決し、幼少期から抱いていた兄への恐怖心を乗り越えて勝利。2回戦は合気道の達人渋川剛気と対決して惜しくも敗れる。第2作『バキ』では死刑囚ヘクター・ドイルと対決し、反則技で敗れた。
Read Article
安藤玲一(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
安藤玲一(あんどう れいいち)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の登場する飛騨の山奥で山岳監視員をしている大男である。地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)とは旧知の仲で、勇次郎の息子である主人公の範馬刃牙(はんま ばき)の事も刃牙が幼少期の頃から知っている。刃牙が修行の場として安藤の住む山奥にある夜叉岩(やしゃいわ)を選んだ事により、刃牙の修行をサポートした。刃牙が夜叉岩に住む大猿の夜叉猿(やしゃざる)に遭遇した時、安藤は刃牙を救うために自ら夜叉猿と戦い、重傷を負った。
Read Article
末堂厚(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
末堂厚(すえどうあつし)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』と第2作目『バキ』に登場する空手家である。愚地独歩(おろちどっぽ)の創設した神心会空手の門下生で、フルコンタクト空手の全国ナンバー1を決める大会の決勝戦で主人公の範馬刃牙(はんまばき)と対戦している。またアメリカの死刑囚ドリアンと夜中、遊園地の中で決闘したこともある。友人は同門の加藤清澄(かとうきよすみ)で若い頃から苦しいトレーニングを共にしてきた。
Read Article
アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
アレクサンダー・ガーレンとは、『刃牙シリーズ』に登場するロシア人レスラー。ロシアの明日のために戦う熱烈な愛国主義者で、作中でも実力を高く評価される強豪の1人だが、それゆえに強さの指標としてたびたび噛ませ犬にされる。第1作目『グラップラー刃牙』で開催された地下闘技場最大トーナメントの補欠選手として出場し、控室では暴走族の柴千春や喧嘩師の花山薫と揉めた後、アナコンダやカナダのピットファイター(喧嘩屋)であるジャック・ハンマーと戦った。第2作目『バキ』ではロシアの死刑囚シコルスキーとも戦っている。
Read Article
金竜山(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
金竜山(きんりゅうざん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する力士である。『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントに現役横綱として参戦し、1回戦で柔術家の本部以蔵(もとべ いぞう)に勝利。2回戦はプロレスラーの猪狩完至(いがり かんじ)と対決して激闘の末敗れた。大会に乱入してきた地上最強の生物、範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)を止めるために立ち向かったが、脊髄損傷の重傷を負わされる。『バキ道』では親方として再登場し、地下闘技場戦士VS力士の対決に関わった。
Read Article
加納秀明(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
加納秀明(かのうしゅうめい)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で登場する徳川家のボディガード。徳川家とは水戸黄門、すなわち徳川光圀(とくがわみつくに)を先祖とする家系である。光圀の11代目の子孫、徳川光成(とくがわみつなり)は日本有数の資産家でボディガードとして加納を雇っていた。光成が主催した地下闘技場の選手でもあり、主人公の範馬刃牙(はんまばき)が光成に「闘技場の選手にしてほしい」と直談判するため徳川家を訪れた際に加納と戦っている。
Read Article
アイアン・マイケル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
アイアン・マイケルとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン。第1作『グラップラー刃牙』では、プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンこそは「世界最強の男」だと証明するため、仲間の反対を押し切って地下最大トーナメントに出場。テコンドー選手の李猛虎に勝利し、暴走族の柴千春にはセコンドの違反行為で敗れたが終始圧倒した。第3作『範馬刃牙』では刑務所で服役しており、犯罪者がプロボクシング界に復帰することを疎んだ者に派遣された三つ子の戦士「マウス」と対決した。
Read Article
劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。
Read Article
宮本武蔵(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
宮本武蔵(みやもとむさし)とは、『刃牙シリーズ』第4作目『刃牙道』に登場する宮本武蔵のクローン。天下無双の名に恥じない強さを発揮し、『刃牙シリーズ』に登場する数々の猛者と闘い勝利した。二刀流を得意とし、強者と闘い勝つことに心から喜びを感じる生粋の武人である。自身を天下一と信じて疑わない傲慢さと、勝つためなら手段を選ばない狡猾さの裏には、日々強くなるための鍛錬を怠らない真面目さと、戦の中で身につけた厳しい死生観がある。
Read Article
第二代野見宿禰(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
第二代野見宿禰(だいにだいのみのすくね)とは『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』に登場する古代相撲取り。昔出雲にいた初代野見宿禰の子孫である。アメリカの囚人ビスケット・オリバ、主人公の範馬刃牙(はんまばき)、現役横綱零鵬(れいほう)、地上最強の生物範馬勇次郎(はんまゆうじろう)、刃牙の兄ジャック・ハンマー達と闘い善戦した。日々の修行で練り上げられた体力は相当なもので、特に握力は石炭をダイヤモンドに変質させるほどである。純粋にひたすら強い者と闘うことを望む生粋の闘士である。
Read Article
J・ゲバル/純・ゲバル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
J・ゲバル/純・ゲバル(じゅん・ゲバル)とは、『刃牙シリーズ』の第3部作目、『範馬刃牙』に登場する個性溢れる強者の1人で、アメリカ合衆国のアリゾナ刑務所に収容された囚人。ミスター2(セカン)と呼ばれる。2というのは実力ナンバー2という意味ではなく、2代目という意味である。初代はビスケット・オリバで、世代交代のための対決が行われる。オリバとの対決の前にも、総合格闘家やマウスとの対決でその強さが描かれており、強さだけでなく端正なルックスとユーモアのある口調からファンも多い。
Read Article
スペック(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
スペックとは、『刃牙』シリーズの第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人。だまし打ちや武器使用を平気で行う卑劣さに加え、5分間の無呼吸運動も可能な強者。脱獄能力が高く、日本上陸後は警視庁をホテル代わりにする。作中では敗れ去りたいという願いを叶えるために最凶死刑囚VS地下闘技場戦士に参戦。範馬刃牙(本作主人公。地下闘技場覇者)、花山薫(やくざの組長。地下闘技場戦士)と戦い、数々の脱獄シーンも描かれる。花山との死闘の末敗れると願いが叶うことで一気に老化し、実年齢が97歳だった事が判明する。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 渋川剛気の概要
- 渋川剛気のプロフィール・人物像
- 渋川剛気の能力
- 不意打ち
- 真の護身
- 渋川剛気の必殺技
- 渋川流合気柔術
- 涙穴
- 渋川剛気の来歴・活躍
- 最大トーナメント編
- 1回戦 渋川剛気VSロジャー・ハーロン
- 2回戦 渋川剛気VS鎬昂昇
- 3回戦 渋川剛気VS愚地独歩
- 準決勝 渋川剛気VSジャック・ハンマー(ジャック・範馬)
- 最凶死刑囚編
- 渋川剛気・範馬刃牙VS柳龍光
- 渋川剛気VSビスケット・オリバ
- 神の子激突編
- 渋川剛気VS柳龍光
- 渋川剛気VSマホメド・アライJr
- 渋川剛気VSマホメド・アライJr (再戦)
- 『刃牙道』 渋川剛気VS宮本武蔵
- 『バキ道』 渋川剛気VS巨鯨
- 渋川剛気の関連人物・キャラクター
- 範馬刃牙(はんま ばき)
- 範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)
- 徳川光成(とくがわ みつなり)
- 御輿芝喜平(みこしば きへい)
- 柳龍光(やなぎ りゅうこう)
- 鎬昂昇(しのぎ こうしょう)
- 愚地独歩(おろち どっぽ)
- ジャック・ハンマー(ジャック範馬)
- 本部以蔵(もとべ いぞう)
- ビスケット・オリバ
- マホメド・アライJr
- 宮本武蔵(みやもと むさし)
- 巨鯨(きょげい)
- 渋川剛気の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「免許皆伝ッ、しかと受け取りましたッ」
- 「とっくの昔に義眼じゃよ」
- 「ここが武道家の辛え(つれえ)ところよ」
- 渋川剛気の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- モデルは塩田剛三
- 初登場では失礼な扱い
- 忍びの才能