ガイア(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガイアとは『刃牙シリーズ』に登場する超軍人。防衛庁が組織した最強の実戦部隊の指揮官を務めるが、多重人格者で普段は衛生兵の野村という別人格で生きている。北海道大雪山系で最終訓練中に主人公の範馬刃牙(はんまばき)が訪れるところから2人は出会い闘うことになる。刃牙の父親であるオーガこと範馬勇次郎(はんまゆうじろう)に匹敵する戦力と言われていたが、実際勇次郎には及ばなかった。他にもロシアの死刑囚シコルスキーや宮本武蔵のクローンと闘う場面で登場する。自然を味方につけた環境利用闘法が特徴である。

ガイアの概要

ガイアとは『刃牙シリーズ』に登場する超軍人。防衛庁が極秘裏に組織した最強の実戦部隊の指揮官である。その実戦部隊の戦闘力は400名の一個大隊に匹敵し、北海道大雪山系にて最終訓練中に刃牙が訪れるところから2人の闘いは始まることになる。その実践部隊は5人で構成されており誰がガイアなのか刃牙にはわからなかった。1人ずつ闘っていく中で野村という人物が多重人格者であることがわかりもう1人の人格がガイアだったのだ。刃牙の父親であり地上最強の生物、通称オーガと呼ばれる範馬勇次郎に匹敵する戦力と言われていたガイアは刃牙を追い詰めるも最後は刃牙が逆転して勝利した。実際にはガイアと勇次郎との戦力の差は歴然としており、刃牙が勇次郎と闘う際はガイアは勇次郎の手下のような扱いを受けていた。ガイアの闘い方は自然を利用するものが多く、トレーニングも自分の体を無暗に痛めつけない独特のやり方である。『刃牙シリーズ』の第2作目『バキ』ではロシアの死刑囚シコルスキーと地下闘技場で闘っており、その際も砂を利用した擬態など自然を利用した闘い方をした。『刃牙シリーズ』の第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンとも闘った。

ガイアのプロフィール・人物像

『刃牙シリーズ』に登場する超軍人。多重人格者であるため普段は野村と名乗っており、防衛庁が極秘裏に組織した実践部隊の指揮官を務めている。オーガに匹敵する戦力と言われるほどの実力者である。強くなるために自らの体を酷使するような鍛え方はせず、自然の中で生きていくことでおのずと強くしていく鍛え方をしている。闘い方も自然を利用した環境利用闘法で水や砂、木や蔓を使った闘い方に秀でている。1981年、人喰い大統領として悪名を轟かせたアミンの悪政により勃発したウガンダ内戦で傭兵として修行中だったガイアは反アミン派の依頼によりウガンダへ潜入していた。人殺しの美酒を知ったガイアは危険を顧みずに次々と人殺しを行っていたところを敵国の兵士に捕まってしまう。処刑が決定し100個の銃口が向けられたが運よく発射されなかった。九死に一生を得たガイアはこの経験から相手の攻撃が手に取るようにわかるようになった。さらに自然をも味方につけることができるために身体を鍛えなくても優れた攻防をすることができる。

ガイアの能力

攻撃の予測

ウガンダ内戦で処刑される直前、仲間に助けてもらい九死に一生を得たことで攻撃を予測する能力が身に付いた

ウガンダ内戦で九死に一生を得た時から相手の攻撃を事前に予測することができるようになった。この能力のおかげでノーダメージで闘うことができる。

大きな肺活量

大きな肺活量から繰り出される絶叫は相手の鼓膜を破り、三半規管を狂わせる。刃牙もこの攻撃で聴力が無くなり視界が歪んだ。耳をふさいだ仲間は鼓膜を破壊されずにすんだが、土の中に身体を埋められた仲間は耳をふさぐことができずに鼓膜を破られただけでなく意識を失った。

エンドルフィン(脳内麻薬)

自ら脳内麻薬を発生させるガイア

自ら脳内麻薬を発生させて疲労や痛みを感じなくなるだけでなく潜在能力を発揮することができる。刃牙も訓練で自ら脳内麻薬を発生させることができる。

ガイアの必殺技

絶叫

相手の聴覚を攻撃するガイアの技

持ち前の肺活量を生かして限界まで息を吸い込んだ後に繰り出される絶叫は聴覚を破壊し、中の三半規管にまでダメージを与えて平行感覚を奪うガイアの必殺技である。

自然の利用

笹の葉をナイフのように使うガイア

環境利用闘法と言われるガイア独特の闘い方。自然を利用した攻撃で刃牙との闘いでは水や葉っぱ、蔓などを使って攻撃し優位に立った。シコルスキーとの闘いでも砂を利用して自身の姿を消し相手に敗北を認めさせた。

ガイアの来歴・活躍

ガイアVS範馬刃牙

防衛庁が極秘裏に組織した最強の実戦部隊が北海道大雪山系にて最終訓練中のところを刃牙が訪れた。刃牙との闘いに敗れた野村が土の中に身体を埋められていたところ、突然泣き出しガイアの人格が現れて2人は闘うこととなる。ガイアは体を上下左右に動かして土の中から出てくると隊員にきをつけさせて一気にその場の空気が引き締まった。刃牙は夕べに倒した野村がガイアと知って侮りながら攻撃を繰り返したが全く当たらない。なぜ攻撃が当たらないのか刃牙には全くわからず困惑していると、ガイアは自ら脳内麻薬を発生させて潜在能力を開花させる。刃牙は困惑しながらも攻撃を続け、ようやくガイアの腕を取ったと思いきや片腕だけで10m以上ある沼を隔てた反対側まで投げ飛ばされた。ガイアは続けてその沼を助走をつけて飛び越え刃牙の元に降り立つ。刃牙はすぐにガイアを攻撃したが、かわされると同時に抱えられて地面に叩きつけられてしまう。さらにガイアは刃牙を再度抱え今度は水面に叩きつけると刃牙も脳内麻薬を発生させて水中から飛び出しお互い潜在能力全開となった。

互角の攻防を繰り広げる中ガイアが足を滑らせて刃牙優勢となった時、刃牙は下段蹴りを放つとガイアによけられてしまった。確実に当たると思われた打撃が当たらない謎をいまだ理解できない刃牙にガイアはついに口を開く。ガイア曰く、自然が全て味方しており刃牙の体自身も自分に味方しているために攻撃が当たらないとのことである。さらにガイアはウガンダ内戦で九死に一生を得た際に相手の攻撃を予測することができるようになったために刃牙の攻撃が当たらないのだと口にした。敗北を認めかけた刃牙にガイアはとどめを刺そうとすると刃牙の体は勝手に動き、ガイアにアッパーカットをヒットさせた。ガイアはなぜ予測できなかったのかわからず困惑しながらも刃牙を攻撃すると、さらに刃牙のハイキックがガイアの顔面にヒットした。次々と攻撃をヒットさせた刃牙は自分の体は自分を裏切っていないことを確信し自信を取り戻すとガイアと再度互角の攻防を繰り広げた。

攻防の末に優位に立った刃牙はガイアに頭突きを入れると突然ガイアは奇声を発した。驚いた刃牙が一瞬後ずさりすると、ガイアは大きく息を吸い込んで絶叫を上げた。刃牙の聴覚は破壊され三半規管にもダメージを受けて平行感覚を失ったために視界が歪んだものとなった。ガイアは刃牙の背後からチョークスリーパーを極めると刃牙は気を失わないように自らの顔面を殴りだす。締め付けられながらも前へせり出し頭突きでガイアの鼻を攻撃しそのまま一本背負いを入れて脱出する。刃牙はさらにガイアの後頭部を蹴って勝利したと思ったが、ガイアは起き上がり水弾のめつぶしをする。視界を奪われた刃牙にガイアは木の蔓を使って刃牙の首をしめて吊るし上げた。さらにガイアは自ら刃牙におぶさり全体重をかけて刃牙の首を絞める。刃牙は一度気を失ったが何とか取り戻し木を蹴り折り脱出した。なぜ死なないのかわからず困惑するガイアに、刃牙は頸動脈を両手の人差し指で押さえつけ失神させて勝利した。

ガイアVSシコルスキー

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劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

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宮本武蔵(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

宮本武蔵(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

宮本武蔵(みやもとむさし)とは、『刃牙シリーズ』第4作目『刃牙道』に登場する宮本武蔵のクローン。天下無双の名に恥じない強さを発揮し、『刃牙シリーズ』に登場する数々の猛者と闘い勝利した。二刀流を得意とし、強者と闘い勝つことに心から喜びを感じる生粋の武人である。自身を天下一と信じて疑わない傲慢さと、勝つためなら手段を選ばない狡猾さの裏には、日々強くなるための鍛錬を怠らない真面目さと、戦の中で身につけた厳しい死生観がある。

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J・ゲバル/純・ゲバル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

J・ゲバル/純・ゲバル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

J・ゲバル/純・ゲバル(じゅん・ゲバル)とは、『刃牙シリーズ』の第3部作目、『範馬刃牙』に登場する個性溢れる強者の1人で、アメリカ合衆国のアリゾナ刑務所に収容された囚人。ミスター2(セカン)と呼ばれる。2というのは実力ナンバー2という意味ではなく、2代目という意味である。初代はビスケット・オリバで、世代交代のための対決が行われる。オリバとの対決の前にも、総合格闘家やマウスとの対決でその強さが描かれており、強さだけでなく端正なルックスとユーモアのある口調からファンも多い。

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スペック(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

スペック(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

スペックとは、『刃牙』シリーズの第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人。だまし打ちや武器使用を平気で行う卑劣さに加え、5分間の無呼吸運動も可能な強者。脱獄能力が高く、日本上陸後は警視庁をホテル代わりにする。作中では敗れ去りたいという願いを叶えるために最凶死刑囚VS地下闘技場戦士に参戦。範馬刃牙(本作主人公。地下闘技場覇者)、花山薫(やくざの組長。地下闘技場戦士)と戦い、数々の脱獄シーンも描かれる。花山との死闘の末敗れると願いが叶うことで一気に老化し、実年齢が97歳だった事が判明する。

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ピクル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピクル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピクルとは『刃牙シリーズ』の第3部作目『範馬刃牙』に登場する、恐竜と闘い勝ってきた白亜紀最強の原人である。岩塩の中に閉じ込められた状態を掘削作業員達の手によって発掘され現代に蘇った。闘い方は野性的で、武器を使わずに己の肉体のみで勝負し、数々の猛者を圧倒したために多くのファンを魅了した。白亜紀時代に恐竜と闘い、勝った後は食していた。自己顕示欲で闘っていたわけではなく、他の野生動物と同様に生存のために闘っていただけである。強い相手と出会った時は喜び、笑顔を見せるチャーミングな一面もある。

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ドリアン/怒李庵海王(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドリアン/怒李庵海王(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドリアン/怒李庵海王(どりあんかいおう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する、世界各地から同時に脱獄し日本に集結した最凶死刑囚の1人で、中国拳法の達人である。中国拳法最高の称号「海王」の名を持つ実力がありながら、勝利のために凶器や催眠術など卑怯な戦法を使っている。最凶死刑囚編では愚地独歩(地下闘技場戦士の空手家)などの空手団体神心会戦士達と対決し、神心会総動員で戦う程の激戦となった。烈海王(中国拳法家)に敗れ、ドリアンが敗北を認めた時に自我が崩壊した。

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柳龍光(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

柳龍光(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

柳龍光(やなぎ りゅうこう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する最凶死刑囚の1人で猛毒の柳と恐れられる日本人。空道や毒手などの暗殺拳と武器を使用した戦いを得意としており、刑務所内では素手で十数名の受刑者を殺害している。敗北を求めて脱獄し、地下闘技場を訪れた柳は世界から集結した最凶死刑囚と地下闘技場戦士の戦いに参戦する。地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)との戦いでは空道の技で1度は勝利し、毒手の効果により刃牙を死の淵に追い込むなどの脅威となった。

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