バキ道(刃牙シリーズ第5部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バキ道』とは『刃牙シリーズ』の第5部の作品であり作者は板垣恵介である。2018年より『週刊少年チャンピオン』で連載を開始した。前作『刃牙道』からの続編。前作『刃牙道』に引き続きストーリーの区切りは無く、1つの作品タイトルで1つのストーリーになっている。今回の『バキ道』では相撲をテーマとしている。作者である板垣恵介の相撲に対する考え方や、国技としての力士のプライドが作品に表現されている。特に地下闘技場戦士たちと力士との戦いは作品の魅力の1つである。

『バキ道』の概要

『バキ道』とは『刃牙シリーズ』の第5部の作品であり作者は板垣恵介である。2018年より『週刊少年チャンピオン』で連載を開始した。前作『刃牙道』からの続編。前作『刃牙道』と同様にストーリーの区切りは無く、1つの作品タイトルで1つのストーリーになっている。今回の『バキ道』では相撲をテーマとしている。前作『刃牙道』の最後に、炭素の塊を強く握ることで巨大なダイヤモンドに変えたという力士がいると、主人公である範馬刃牙(はんまばき)は聞かされる。ここで『刃牙道』は終了し、『バキ道』の話が始まった。
『バキ道』の冒頭で相撲の歴史が紹介される。昔の相撲は古代相撲と言われルールは今の相撲とは似ても似つかない何でもありだった。相手が死ぬまで勝負するという恐ろしいものである。その古代相撲の世界で最強と言われる2人の力士がいる。その名を野見宿禰(のみのすくね)。もう1人は当麻蹴速(たいまのけはや)である。この2人が相撲で勝負し、野見宿禰が勝ち、当麻蹴速が死ぬことで勝負は決した。この話が古代の日本で半ば神話として記録に残されている。
そして現在、野見宿禰は実は踏襲制であり代々受け継がれてきた。野見宿禰踏襲制度は苗字の「野見」は子孫の誰かが必ず継いでいくが、名の「宿禰」は認められた強者だけが受け継ぐことができるというもの。今までは苗字である「野見」だけだったが、遂に名前の「宿禰」を受け継ぐ者が現れた。その者は「2代目野見宿禰」と言われ、出雲の森林奥で毎日稽古を続けていた。そこに地下闘技場オーナーであり、強者を常に探している徳川光成(とくがわみつなり)が訪ねる。自分よりも強い者に出会いたい2代目野見宿禰は徳川と共に東京に行くことに。そして徳川邸にて元横綱の金竜山(きんりゅうざん)と2代目野見宿禰が出会い、今の相撲の現状に対して打破の決意を共にする。二人は徳川のもとで手を結び、範馬刃牙と二代目野見宿禰を含む地下闘技場戦士たちと大相撲協会の力士たちとの6対6団体戦が幕を開ける。今回の『バキ道』では作者である板垣恵介の相撲に対する考え方や、国技としての力士のプライドが作品に表現されている。特に地下闘技場戦士たちと力士との戦いは作品の魅力の1つである。

『バキ道』のあらすじ・ストーリー

炭素をダイヤモンドに変える古代力士

出雲の山奥に炭素の塊を己の力のみでダイヤモンドに変える力士が存在するという噂を聞きつけた徳川光成(とくがわみつなり)。徳川光成とは地下闘技場を運営するオーナーであり、常に強き者を探している徳川家康の子孫という人物。その徳川が出雲の山地に赴き東京で強者と闘ってみないかと野見宿禰(のみのすくね)を誘う。出雲の山地でひたすらに稽古に励んでいた宿禰は、「我ひたぶるに力比べせん」と古代相撲の信念を胸に自分の力を思い切り行使したい気持ちがあり、徳川の提案を快諾する。
野見宿禰とは、近代相撲のはじまりである古代の相撲の物語に出てきた登場人物の1人である。昔の相撲は何でもありで対戦相手が死ぬまで闘うという死闘を行っていた。その古代相撲でも最強と言われた力士が2人いた。それは野見宿禰と当麻蹴速(たいまのけはや)である。この2人は闘うことになり、死闘の果てに野見宿禰が勝利した。この野見宿禰が踏襲制であり、近代まで出雲の山奥で連綿と続いていた。踏襲できるかどうかの基準の1つが、炭素の塊をダイヤモンドに変えられるかというものだった。今までに炭素の塊をダイヤモンドに変えられる者がなく名である宿禰を継ぐ人物は出現しなかった。この基準を超えられないと名である宿禰を踏襲することができない。そこに遂に、綺麗なダイヤモンドに変えることができる者が現れた。それが2代目野見宿禰であり、今回登場した宿禰である。

宿禰と徳川は東京に着くと、ロッククライミングのパフォーマンスイベントに参加する。そこでロッククライミングをしているプロ選手とどちらか速く登れるかを挑戦するイベントだった。どんな相手でも勝負にならない状態になり、もう挑戦する人も少なくなってきた所で、挑戦を申し込む人物が1人現れた。それが主人公であり地下闘技場チャンピオンである範馬刃牙(はんまばき)だった。範馬刃牙はそのプロ選手よりも速く壁を登り、勝利する。その一連の騒動を見ていた宿禰はバッと自分も手を挙げプロ選手と早く登れるかの勝負をすることに。登り始めた宿禰のスピードとパワーで大きな体ながらにその素早さでプロに勝利した。あっけに取られる観客の中で刃牙はこの人物こそが2代目野見宿禰だと直感し、何か見せて欲しいとお願いする。そのお願いに対し、宿禰は横綱とのシャドー相撲を披露した。宿禰のシャドー相撲は空想ながらに対戦相手が周りの観客に見える程だった。

刃牙と宿禰が出会ってから数日経過し、宿禰は徳川の邸宅に居候しはじめた。この徳川邸で居候をはじめ、そこに近代の相撲協会に嫌気がさし相撲協会を変えるために動き出した元横綱である金竜山(きんりゅうざん)が訪れた。この金竜山が相撲協会と地下闘技場戦士たちとの戦いを仕掛けることになる。

大相撲を変える為に動き出す金竜山(きんりゅうざん)

地下闘技場のオーナーであり、徳川財団の主である徳川光成(とくがわみつなり)の邸宅に居候の身として、出雲の山奥で古代相撲の稽古を積み東京で出てきた野見宿禰(のみのすくね)が生活を始めた。野見宿禰の稽古は朝から始まり、長時間の四股踏みから行う。いつものように、宿禰は稽古をしていると、そこに元横綱で相撲協会を脱退した金竜山(きんりゅうざん)が訪ねて来た。金竜山は過去に地下闘技場で何度か闘っている人物である。その金竜山は徳川邸で徳川氏に腐った相撲協会を壊したいと、願い出る。目の前で稽古している宿禰を見て、この子なら自分と一緒に相撲協会を変えられると考える。その話に興味を持ち一端を担うと徳川氏はその話に乗っかることにする。近代の相撲に落胆を隠せない宿禰も気持ちを同じとし、金竜山の計画に参加することに。こうして金竜山、徳川氏と野見宿禰の3人で相撲協会に喧嘩を売る計画を実行する。

手始めに相撲協会の大関に対し、路上で喧嘩を売ることを画策する。金竜山は野見宿禰に大関と喧嘩をして勝ってこいと、大関の現れる場所を教えた。宿禰はその場所に表れた大関にしっかりと喧嘩を売って見事にボコボコに大関を負かした。その喧嘩に負けた大関の話が相撲協会の理事長の耳に入る。そのベストタイミングで金竜山は理事長の前に現れ、大関に喧嘩で勝利した人物の話をする。その人物と闘える場所があると伝え、そこには力士をもろともしない強者がたくさんいると話して聞かせた。その話を興味深そうに聞いていた理事長に対し金竜山はその強者たちと喧嘩をしてみないかと提案する。大関が負かされ、さらに喧嘩を売られた相撲協会はこの喧嘩を買わないわけにはいかない。相撲協会のプライドの高さを熟知していた金竜山は絶対に乗ってくると確信していた。その確信通りに相撲協会は喧嘩を買い、相撲協会6名VS地下闘技場選抜戦士6名での団体戦が始まった。

6人対抗団体戦は先鋒・二陣・三陣・四陣・副将・大将の順番とした。相撲協会の先鋒には大関の巨鯨(きょげい)、二陣には関脇の猛剣(たけつるぎ)、三陣には前頭筆頭・鯱鉾(しゃちほこ)、四陣には関脇・獅子丸(ししまる)、副将には小結の炎(ほのお)、大将には横綱の零鵬(れいほう)という並びとなった。横綱などの力士につく名は番付と言われ力士の強さに準じたランキングを表している。横綱が一番強いのは有名だがその他は横綱に次いで上から大関、関脇、小結、前頭となっている。
そして地下闘技場選抜戦士の順番は先鋒に渋川流柔術の開祖で合気道の達人渋川剛気(しぶかわごうき)、二陣には空手家で神心会を始めた愚地独歩(おろちどっぽ)、三陣はヤクザであり喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)、四陣は空手家で独歩の養子であり現神心会館長の愚地克己(おろちかつみ)、副将に主人公である範馬刃牙(はんまばき)、大将には古代相撲の2代目野見宿禰(のみのすくね)の順番で迎え撃つ形となった。

地下闘技場選抜戦士VS大相撲協会(前編)

地下闘技場選抜戦士対大相撲協会の団体戦は東京ドーム地下の地下闘技場で始まった。
先鋒戦は相撲協会・大関の巨鯨(きょげい)に対するは地下闘技場選抜戦士・渋川流柔術の渋川剛気(しぶかわごうき)の闘いが始まる。この対戦の特徴として巨鯨は巨と名に入っているだけに身長230cmで体重は290kgと巨人のような力士である。それに対する渋川剛気は身長155cm、体重47kgと見るからに小柄でさらに高齢である。これだけの体格差は今までに闘ったことはなく、渋川氏いわく合気道の限界が見られるかもしれないと対戦前に言っていた。対戦が始まると巨鯨は小さな老人に対し得体の知れない恐怖とともに中々手が出ずに膠着状態が続くが、その固まった状態に巨鯨は目の前にいるのは老人であり、組んでひっくり返せば一発で終わると考えた。そしてその想いを実行した。相手を掴みひっくり返すつもりで渋川剛気を持ち上げたつもりだったが、動けなくなりひっくり返されたのは巨鯨自身だった。その事象に驚き困惑した巨鯨だったが、再度渋川剛気の腰を取りがっぷり四つに状態になった。この状態でまた渋川は合気道を使用し巨鯨をひっくり返そうとするが、その状態になると巨鯨はひっくり返ることなく踏みとどまった。踏みとどまり、遂に巨鯨は渋川の合気を返し、渋川の方を吹き飛ばすことに成功する。今まで合気が阻止され、通用しない状態を見たことが無い地下闘技場戦士たちは驚くが、この状態を予想していた渋川自身はしっかりと対応した。最後はルールなしでの闘いの経験が多い渋川が巨鯨の鼻に指を突き立て、頭から地面に叩き落とし巨鯨の意識を失わせ勝利した。力士にとって背中に土がつけば、それが負けであり勝負は決したことになる。

次の二陣戦は地下闘技場選抜戦士・空手家の愚地独歩(おろちどっぽ)対相撲協会・関脇の猛剣(たけつるぎ)と闘いである。関脇の猛剣は力士の中でも技術と技が豊富だと有名で、対する愚地独歩も空手の技が豊富である。お互い立ち技が得意なので、組んでの闘いより拳と張り手の応酬がメインの闘い。始まるとすぐに猛剣が前に出て張り手を喰らわすが、愚地独歩も負けずに殴り合う。最初の殴り合いは最後に独歩の足刀が猛剣の耳を斬り落とし、猛剣が間合いを開け終了する。耳を切り落とされたことが頭に来たのか、この闘いは生半可な気持ちでは生き残れないと思ったのか猛剣は次の一手として独歩の腕を掴みにいった。
腕を掴まれた独歩は一瞬にしてその状態はヤバいと感じたが、すでに遅かった。掴まれた腕は猛剣によって折られてしまった。関節の逆方向に行くほどの骨折をしてしまい、流石に狼狽える独歩。その隙を逃すはずもなく猛剣は独歩に馬乗りになり、張り手やら拳の攻撃を続ける。だが、その攻撃方法は相撲ではなく空手の攻撃だった。空手なら独歩の方が一枚も二枚も上手である。その馬乗りからの攻撃を見事に返し、猛剣を気絶させた。気絶し背中に土が着いてしまった猛剣は負けを認め、愚地独歩の勝利となった。

前半最後は三陣戦であり、対戦カードは地下闘技場選抜戦士・ヤクザ喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)に対する相撲協会は前頭筆頭・鯱鉾(しゃちほこ)である。花山薫の闘い方はガードの構えをすることなく、攻撃超特化型の一発のパンチである。鯱鉾との闘いでも、いつものように拳を握り力いっぱいに相手を殴る。鯱鉾もガードや攻撃を受ける覚悟をするが、ガードしても意味がなく、その一発で気絶しひっくり返った。鯱鉾が気絶している間、花山薫は髪を整え煙草を吸い起きてくるのを待っていた。そして気が付いた鯱鉾は何があったのか困惑し、再度近づくも同じようにパンチを喰らう。そして花山薫はまたしても身嗜みを整え、酒を飲んで待っていた。そこに起きて来た鯱鉾に「まだやるかい?」と聞き、その答えに鯱鉾は自分の負けを認め、三陣戦は終了した。ここまでが前半の3戦である。

地下闘技場選抜戦士VS大相撲協会(後編)

後半最初の四陣戦は相撲協会・関脇・獅子丸(ししまる)に対地下闘技場選抜戦士・空手家の愚地克己(おろちかつみ)の闘いが始まる。愚地克己は過去の闘いで右腕を失っており隻腕の空手家であった。だが友人であり中国拳法家の烈海王(れつかいおう)が前作『刃牙道』で宮本武蔵(みやもとむさし)との死闘で絶命し、その右腕を克己は移植していた。移植された右腕を使用する初めての実戦が、今回の獅子丸との闘いである。その克己と闘うのは関脇の獅子丸。獅子丸は相手の地下闘技場戦士たちを素人ではなく、玄人集団で一筋縄では行かないことを理解した。この覚悟があれば自分は負けないと意気込み、獅子丸対愚地克己を試合が始まった。克己は自身の必殺技であるマッハ突きを利き腕の拳1つだけでしか放てなかったが、全身の腕と脚でマッハ突きを可能にしていた。マッハ突きとは音速の速さで正拳突きをする技で、放った瞬間に凄い音が動作から遅れてやってくるのが特徴の技。そのマッハ突きを初弾から放ってきたが、その突きがヤバいと理解した獅子丸は克己との距離を縮めることで躱した。そのまま張り手の攻撃をすると、克己は後ろに逃げる。張り手との攻防に、中々自分の攻撃が相手の獅子丸の急所に当たらず苦戦し始める。避けることが難しくなり、どうにもならないと急所への攻撃が当たる覚悟をした克己だったが、その攻撃を無意識に右腕が躱し始めた。その動きはどう見ても空手ではなく、中国拳法だった。克己は烈海王の右腕を移植することで中国拳法と空手を駆使できるようになっていた。ここからは2人がかりとなり、今度は獅子丸の方に攻撃が当たるようになる。みるみる手負いとなり、窮地に追い込まれる獅子丸。最終局面になると克己は獅子丸の頭部を目掛けて渾身の蹴りを繰り出す。その前に意識を失い、膝から落ちて膝立ちの状態の獅子丸はこの蹴りを喰らったら、頭部は首から離れ死んでしまうような状態だった。だが、克己は寸止めすることで蹴ることは無く、その試合場から出て行ってしまった。試合場から何も言わずに出ていくことは負けを認めると言うこととなり、相撲協会の大関・獅子丸の勝利となった。これで地下闘技場選抜戦士が3勝で相撲協会が1勝という状態で残りの試合が2試合となった。

次の副将戦は地下闘技場選抜戦士・主人公でトータルファイターの範馬刃牙(はんまばき)対相撲協会・小結の炎(ほのお)と闘いである。範馬刃牙は初速270kmでの高速タックルや皮一枚すれすれで顎を叩き、相手の意識を奪うパンチなどが得意である。相手取る炎もタックルや殴り合いなども得意という相撲よりは喧嘩っぽい闘い方をする。初手で炎は刃牙をタックルから後ろに回り刃牙をダウンさせることに成功する。だがその後は刃牙の高速タックルなどの一方的な攻撃であっけなく気絶し試合は終了した。最後は皮一枚すれすれで顎を叩き、相手の意識を奪った。

地下闘技場選抜戦士対大相撲協会の最後は大将戦であり、対戦カードは地下闘技場選抜戦士・古代相撲の野見宿禰(のみのすくね)に対する相撲協会は横綱の零鵬(れいほう)である。お互いともに自分の相撲に絶対の自信がある者同士の闘いである。相撲での闘いなので勝負はすぐについた。お互い相撲の始まりである四股を踏み、股を割りグッと腰を落として向かい合った。両雄の2つの拳が地面についた瞬間、「はっけよい」で試合が始まった。お互いがっぷり四つで組みその状態で膠着状態になった。動かない時間が続いたが、攻撃を仕掛けたのは宿禰の方だった。宿禰は炭素の塊をダイヤモンドに変えられる程の握力を持ち主である。その握力を駆使すれば、相手の皮膚、脂肪、筋肉のさらにその下の骨にまで手を延ばすことが可能である。宿禰は零鵬の背中からあばら骨を廻しに見立てることで、あばら骨を掴みそのまま持ち上げて横綱・零鵬を投げた。あばら骨はボロボロとなり背中から転げた横綱・零鵬は気絶し、そのまま野見宿禰の勝利となった。
こうして、地下闘技場選抜戦士の5勝と相撲協会は1勝で地下闘技場選抜戦士たちの大勝利で、この団体戦は幕を閉じた。

野見宿禰(のみの すくね)VSジャック範馬(じゃっく はんま)

相撲協会との団体戦を終えた野見宿禰(のみのすくね)は、地上最強の生物と言われる主人公範馬刃牙(はんまばき)の父親である範馬勇次郎(はんまゆうじろう)との接触を試みる。範馬勇次郎を呼びだすと言う行為自体で、勇次郎はすでに激怒していた。地下闘技場で出会い、野見宿禰は闘うが相手にならず勇次郎に遊ばれ、最後は気絶した。その後月日は経ち宿禰は徳川邸にて稽古に励んでいた。そこに、現れたのはジャック範馬だった。ジャック範馬とは、範馬刃牙の異母兄弟の兄であり、同じ地上最強の生物を父にもつカナダ出身のフリーファイターである。久しぶりの登場でジャックは自分の歯を全てチタン製の入れ歯に変えていた。自分の極める道を見つけ、その道を「嚙道(ごうどう)」と名付けた。名前の通り嚙み付きを極める道であり、顎の咬筋力を鍛えていた。そのジャックが宿禰との対戦を望み、宿禰も対戦を快諾した。すぐにその場で始まるかと思われたが、ジャックより観客がいて声援が欲しいと望み、後日に地下闘技場での闘いとなった。

そして対戦当日。遂に始まった宿禰VSジャック。宿禰は相撲での闘いのため相手に近づく必要がある。だが近づくとジャックの得意技である嚙み付きが炸裂する。嚙み付きを恐れていても始まらないので宿禰はジャックを四つに掴み相手を投げようと試みた。投げることは投げたが、結局は嚙み付かれ首元から大量の出血となった。
そして何度か目の組み付きで宿禰はジャックのあばら骨を廻しに見立て掴むことに成功する。だが、そのタイミングで奇しくもジャックの嚙み付きがその日一番に深い嚙み付きとなり、宿禰があばら骨ごと相手を投げると、自分の頸動脈も喰いちぎられることになる。そのまま膠着状態が続き、最後に宿禰は思い切ってジャックを投げた。だが、そのタイミングで自身も喰いちぎられ、倒れてしまった。その一撃が決めてとなり、宿禰VSジャックの勝負はジャックの勝利となった。

『バキ道』の登場人物・キャラクター

地下闘技場選抜戦士

範馬 刃牙(はんま ばき)

本作の主人公である。高校生であり地下闘技場のチャンピオンとして君臨し続けている。父である地上最強の生物の範馬勇次郎(はんまゆうじろう)を倒すことが目標だった。だが『刃牙シリーズ』の中の『範馬刃牙』で父との親子喧嘩は決着がついている。目標を失った刃牙は退屈な日々を過ごしていたが、前作『刃牙道』で宮本武蔵と闘い今回は力士と闘うことで新しい目標を見つけ出そうとしている。闘い方は刃牙独自の戦闘スタイルになっている。範馬勇次郎の血を引いているため素質に恵まれているが、日々の鍛錬を欠かすことのない努力家で毎日体が動かなくなるまでトレーニングをする。これまでの闘いで負った無数の傷が全身に刻まれている。

愚地 独歩(おろち どっぽ)

過去に範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と戦い、失った右眼に眼帯をしたスキンヘッドの男性。息子に養子である愚地克己(おろちかつみ)がいる。「武神」と称えられる空手の達人で空手道場である神心会の創始者。シベリアトラと対峙し虎を再起不能にしたことから「虎殺し」とも言われる。『バキ道』では相撲協会と団体戦で闘うメンバーの1人。団体戦では相撲協会・関脇の猛剣(たけつるぎ)と闘う。

愚地 克巳(おろち かつみ)

手前の人物が愚地克己(おろちかつみ)

神心会空手の使い手で愚地独歩(おろちどっぽ)の養子になった息子。「空手界の最終兵器(リーサルウェポン)」「空手を終わらせた男」などの異名がある。ベンチプレス300キログラム、100メートル10秒台という規格外の体力を持ち、実践空手だけではなく型空手も完璧にこなすうえ、父である独歩からは「俺より強い」と認められている。『刃牙シリーズ』の『範馬刃牙』での闘いで右腕を失っている。その後、友人の中国拳法の達人で宮本武蔵(みやもとむさし)と闘い死んでしまった烈海王(れつかいおう)の右腕を移植された。右腕には中国拳法が宿り、中国拳法と空手を駆使することができる。『バキ道』では相撲協会と団体戦で闘うメンバーの1人。団体戦では相撲協会・関脇の獅子丸(ししまる)と闘う。

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加藤清澄(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

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加藤清澄(かとう きよすみ)とは、板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。愚地独歩(武神と呼ばれる空手の達人)が総帥の空手団体神心会で修行を積んだが、目突きや急所攻撃など危険な技を好み、凶器を持った相手と戦える闇社会で用心棒になる。『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に対抗心を抱き、刃牙を倒すために神心会に復帰する。最大トーナメント出場権を獲得したが、夜叉猿Jr.(凶暴な野獣)に敗れた。『バキ』では最凶死刑囚ドリアン(中国拳法の達人)と対決した。

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炎(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

炎(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

炎(刃牙)とは、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』で登場する相撲取り。角界一のスピードと小柄な体格からは想像できないほどのパワーで小結まで昇進した。元横綱の金龍山から勧誘された異種格闘技戦では、練習試合で総合格闘家の貝沼文也と戦い、本番では主人公の範馬刃牙と戦った。力士らしく投げ技を得意とし、持ち前のパワーで相手を地面や壁に叩きつけるような投げ方をする。

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巨鯨(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

巨鯨(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

巨鯨(きょげい)とは、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』に登場する相撲取りである。巨漢の大関で地下闘技場では総合格闘家の猪田火飲と合気道の渋川剛気と戦った。元横綱の金龍山と財界人の徳川光成が共同して企画した異種格闘技戦に参加し、そこで渋川剛気と戦った。猪田とはその異種格闘技戦の練習試合として地下闘技場で戦っている。ファンサービスを欠かさない善良で真っ当な力士で、肉体的なスペックはすさまじいものがある一方で、性格的には優しさや甘さがある。

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徳川光成(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

徳川光成(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

徳川光成(とくがわみつなり)とは『刃牙シリーズ』の全てに登場する資産家である。水戸黄門すなわち徳川光圀の子孫で第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを開催した。第2作目『バキ』では世界中の死刑囚達を、第3作目『範馬刃牙』では白亜紀の原人ピクルを日本の強者達と引き合わせた。第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを現世に蘇らせるプロジェクトを立ち上げ、第5作目『バキ道』では古代相撲の野見宿禰(のみのすくね)が山に籠って修行中のところを下界に降ろし強者達と出会わせている。

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金竜山(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

金竜山(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

金竜山(きんりゅうざん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する力士である。『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントに現役横綱として参戦し、1回戦で柔術家の本部以蔵(もとべ いぞう)に勝利。2回戦はプロレスラーの猪狩完至(いがり かんじ)と対決して激闘の末敗れた。大会に乱入してきた地上最強の生物、範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)を止めるために立ち向かったが、脊髄損傷の重傷を負わされる。『バキ道』では親方として再登場し、地下闘技場戦士VS力士の対決に関わった。

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鯱鉾(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯱鉾(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯱鉾(しゃちほこ)とは、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』に登場する相撲取り。前頭筆頭の力士でリーチが長く、“両国のつっぱり野郎”または“角界一廻しの遠い男”と言われている。地下闘技場では、総合格闘家のアーロン村瀬と喧嘩師の花山薫と戦った。長いリーチから繰り出される張り手は強烈で、相撲界では数少ない打撃系力士と言われている。他の格闘技をしたことはなく相撲だけをして生きてきたため、アーロン村瀬や花山薫とも相撲で戦っている。

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猛剣(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

猛剣(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

猛剣(たけつるぎ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第5作『バキ道』に登場する力士である。「博士」と呼ばれる程の多彩な技を持つベテラン力士で、関脇ながら技術と打たれ強さを買われて地下闘技場戦士VS大日本相撲協会力士のメンバーに選出された。腕試しとして地下闘技場戦士の総合格闘家である桑田巧美(くわた たくみ)の腕を破壊してあっさりと倒してみせた。地下闘技場のトップ選手の空手家である愚地独歩(おろち どっぽ)とは名勝負を繰り広げた末敗北した。

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刃牙シリーズの武術・流派まとめ

刃牙シリーズの武術・流派まとめ

『刃牙』シリーズは、強さを求めて飽くなき戦いを繰り広げる格闘家たちの熱く壮絶な生き様を描いた板垣恵介の描く漫画作品。『グラップラー刃牙』、『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』と名前を変えながら30年以上の長期連載を果たしている。 格闘技を扱った作品であるだけに、現実に存在するものを中心に様々な武術や流派が登場する。空手や柔道といったお馴染みのものから柔術、合気道、ボクシングまで多種多様。ここでは、『刃牙』シリーズに登場する武術と流派を紹介する。

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刃牙シリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

刃牙シリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『刃牙シリーズ』とは、若き格闘家「範馬刃牙」を主人公とする板垣恵介の一連の漫画作品。様々な格闘技の使い手たちが、“最強”の称号を目指して時に戦い、時に共に修行に励み、交流を重ねていく様を描いている。 「強靭なフィジカルを作る」ことも格闘家にとって必要不可欠な修行であるため、食事シーンには特に力が入れられている。料理漫画顔負けの食事描写も少なくなく、ファンの間では「刃牙メシ」として有名。ここでは、『刃牙シリーズ』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

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グラップラー刃牙(刃牙シリーズ第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

グラップラー刃牙(刃牙シリーズ第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グラップラー刃牙』とは板垣恵介による日本の漫画。1991年から『週刊少年チャンピオン』で連載され、OVAやテレビアニメ、ゲームなどメディアミックス展開もされている。東京ドームの地下に秘密裏に建造された闘技場では日夜、熱き格闘家たちによる試合が行われていた。地下格闘技場の若きチャンピオン範馬刃牙は、「地上最強の生物」である父親、範馬勇次郎を倒すため、強者との戦いを求め続ける。全国の男を熱くさせた格闘漫画の金字塔である。

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刃牙道(刃牙シリーズ第4部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

刃牙道(刃牙シリーズ第4部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『刃牙道』とは『刃牙シリーズ』の第4部で、2014年から2018年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画。巻数は全22巻で第3部である『範馬刃牙』の続編。今までの『刃牙シリーズ』とは違いストーリーの区切りなどはなく、一貫してクローン技術と降霊術で蘇った宮本武蔵と現代の格闘家たちとの闘いを描いている。江戸時代初期に生きていた宮本武蔵と、現代を生きる地下闘技場戦士たちの闘い方・勝負の終わり方の違いが見どころとなっている。

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バキ(刃牙シリーズ第2部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バキ(刃牙シリーズ第2部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バキ』は『グラップラー刃牙』の続編で、1999年から2005年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画。巻数は31巻で話数は276話ある。2018年と2020年にアニメ化されている。『グラップラー刃牙』で活躍していたキャラクター達が新たに出てくる強キャラと死闘を繰り広げていく。作者の板垣恵介が描く丁寧な戦闘描写が、この漫画の面白い所である。『バキ』には「最凶死刑囚編」「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編」「神の子激突編」の3章ある。

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範馬刃牙(刃牙シリーズ第3部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

範馬刃牙(刃牙シリーズ第3部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『範馬刃牙』とは『バキ』の続編で、2006年から2012年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画。巻数は37巻で話数は312話ある。このシリーズの主人公で「範馬刃牙」とその父「範馬勇次郎」との闘いに決着がつく。『範馬刃牙』には「実戦シャドーファイティング編」「超絶!!監獄バトル編」「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」「強者達の闘い編」「地上最強の親子喧嘩編」の5章ある。2022年1月から3月に「実戦シャドーファイティング編」と「超絶!!監獄バトル編」がアニメ化された。

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【爆笑必至】徹底紹介!バキシリーズの笑える画像【腹筋崩壊】

【爆笑必至】徹底紹介!バキシリーズの笑える画像【腹筋崩壊】

名前を変えながらも連載を続け、格闘漫画の金字塔的存在へと成長していった漫画『バキ』シリーズ。地上最強の生物範馬勇次郎と、それを超えんとする息子刃牙の2人を中心に、強さを求める様々な猛者たちを描いている。 しかし時に物語に熱が入りすぎて、いわゆる「シリアスな笑い」がたびたび生じることでも有名な作品である。ここでは、そんな『バキ』シリーズの“笑える1コマ”を紹介する。

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【刃牙シリーズ】こんな父親嫌すぎる…範馬勇次郎の逸話・エピソード【コーヒーの味にうるさい】

【刃牙シリーズ】こんな父親嫌すぎる…範馬勇次郎の逸話・エピソード【コーヒーの味にうるさい】

刃牙シリーズの主人公・範馬刃牙。その父親の範馬勇次郎は、見た目も中身もぶっ飛んだ人物として知られています。この記事では、そんな彼の逸話やエピソードについてまとめました。たとえば、息子が入れてくれたコーヒーを「まずい」と一蹴するなど、かなり味にうるさい一面があるみたいですね。

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「刃牙シリーズ」グルメの世界

「刃牙シリーズ」グルメの世界

格闘漫画として知られている刃牙シリーズ。しかしその実態はただのグルメ漫画ではないかという意見が非常に多いです。ということで今回は刃牙シリーズに出てくるおいしそうな料理に注目してみたいと思います。 絵もさることながら擬音が非常に魅力的です。あなたもきっとこれを読んだ後はステーキをモニュモニュ食べたくなっていることでしょう。

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もはやネタ?マジなのかコラなのか見分けが付かない「刃牙道」のおもしろ画像まとめ

もはやネタ?マジなのかコラなのか見分けが付かない「刃牙道」のおもしろ画像まとめ

『刃牙シリーズ』の第4作として知られる『刃牙道』。その作中で描かれているシーンが面白すぎるとして話題になっています。作者としてはもちろん真剣に描いているんでしょうけど、コラ画像なのかと思うくらいシュールなんですよね。この記事でそんな場面の画像をいろいろ集めてみたので、作品をご存知の方はぜひチェックしてみてください!

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①《vol.1〜15》「アメトーーク」DVD別《アニメ・漫画》ネタ芸人まとめ

①《vol.1〜15》「アメトーーク」DVD別《アニメ・漫画》ネタ芸人まとめ

雨上がり決死隊のトーク番組、略して「アメトーーク」ですが、毎回面白いですよね。近年ではperfumeさんやハーフ芸人会、プレゼン大会などもあり、その面白さは無限大です。そんな中、今回は「アメトーーク」の中で取り上げられたアニメ・漫画に関する回、DVDのvol.1からvol.15巻までを、まとめてみました。

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