徳川光成(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
徳川光成(とくがわみつなり)とは『刃牙シリーズ』の全てに登場する資産家である。水戸黄門すなわち徳川光圀の子孫で第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを開催した。第2作目『バキ』では世界中の死刑囚達を、第3作目『範馬刃牙』では白亜紀の原人ピクルを日本の強者達と引き合わせた。第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを現世に蘇らせるプロジェクトを立ち上げ、第5作目『バキ道』では古代相撲の野見宿禰(のみのすくね)が山に籠って修行中のところを下界に降ろし強者達と出会わせている。
徳川光成の概要
徳川光成(とくがわみつなり)とは『刃牙シリーズ』に登場する資産家で、水戸黄門すなわち徳川光圀の第11代目の子孫である。第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを主催した。第2作目の『バキ』では世界中の死刑囚達と日本の強者達とを引き合わせ、第3作目の『範馬刃牙』では白亜紀の原人ピクルを中国拳法の烈海王(れつかいおう)と戦わせた。第4作目の『刃牙道』では熊本県に眠る宮本武蔵のミイラからDNAを採取しクローンを造るプロジェクトを立ち上げ、第5作目の『バキ道』では古代相撲の野見宿禰を山で修行中の身から下界に降ろさせて主人公の範馬刃牙(はんまばき)達と出会わせた。強者同士を引き合わせる天才で光成自身もその役割に喜びを感じている。
徳川光成のプロフィール・人物像
徳川光成とは水戸黄門すなわち徳川光圀の第11代目の子孫である。容姿は小柄で髪の毛は無く、大きな目をした和服姿の老人である。日本有数の資本家で『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを主催した。古代ローマのパンクラチオンで歴代チャンピオンに渡されたベルトを10億円で購入し地下闘技場最大トーナメントの優勝者に渡すことを決意した。強い者を見るためには資金を投じることを惜しまず、第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを造るためにスカイツリーの地下に研究所を建設したほどである。腕力は無いが社会的地位の高さや財力の観点から見ると強者である。祖先はみな格闘技を愛しており、東京ドームの地下6階に闘技場を建設したのも光成の祖先である。この闘技場も明治22年決闘罪の制定により闘争の聖地は存亡の危機にさらされることになったが、光成の父光信は治安維持を理由に法を黙認させた。それほど光成の一族は代々影響力のある家系である。
徳川光成の能力
強者同士の引き合わせ
強い者同士の闘いを見ることが好きで彼らを引き合わせる能力に秀でている。『刃牙シリーズ』の第2作目『バキ』では死刑囚と刃牙達を、第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを数々の猛者達と、第5作目『バキ道』では野見宿禰(のみのすくね)を下界に降ろし刃牙達と引き合わせた。光成自身、強者同士の対決を観るのが好きなため私財を投じてでも実現させるためにエネルギーを注いでいる。
財力
『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを主催し、第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを造るプロジェクトを立ち上げた。莫大な財力がある徳川光成だからこそできる事業である。先祖代々資産家であり、地下闘技場を東京ドームの地下6階に建設したのは光成の先祖水戸黄門、すなわち徳川光圀である。宮本武蔵のクローンを造る研究所はスカイツリーの地下に建設され、これは光成が建設させた。
徳川光成の来歴・活躍
地下闘技場最大トーナメントを主催
光成は『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で資産を投じて地下闘技場最大トーナメントを主催した。10億円で購入した古代ローマのパンクラチオン優勝者に渡されたベルトをかけて世界中の猛者達が戦う大会である。徳川グループ総力をあげての一大イベントとなり、光成は部下達にお金にいとめをつけずこのベルトを締めるにふさわしい強者を地の果てからでも連れてくるよう命じた。
参加者は神心会空手の創始者愚地独歩(おろちどっぽ)、日本拳法の稲城文之信(いなぎぶんのしん)、オリンピックアマレス代表ロジャー・ハーロン、ムエタイのジャガッタ・シャーマン、少林寺拳法の三崎健吾、プロボクサーのラベルト・ゲラン、全日本柔道の畑中公平、レスリングのローランド・イスタス、暴走族の柴千春(しばちはる)、ブラジル出身ピュアファイターのズール、テコンドーの李猛虎(りもうこ)、用心棒のリチャード・フィルス、渋川流柔術の渋川剛気(しぶかわごうき)、ボクシング世界ヘヴィ級チャンプのアイアン・マイケル、カナダ出身ピットファイターのジャック・ハンマー、ムエタイのデントラニー・シットパイカー、ブラジリアン柔術のセルジオ・シルバ、プロレスラーのアンドレアス・リーガン、本部流柔術の本部以蔵(もとべいぞう)、キックボクシングのロブ・ロビンソン、サンボのセルゲイ・タクタロフ、鎬流空手の鎬昂昇(しのぎこうしょう)、シュートレスラーの山本稔(やまもとみのる)、中国拳法の烈海王(れつかいおう)、プロレスラーの猪狩完至(いがりかんじ)、医師の鎬紅葉(しのぎくれは)、大相撲横綱の金竜山(きんりゅうざん)、神心会空手の加藤清澄(かとうきよすみ)、喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)、プロレスラーのマイク・クイン、神心会空手の愚地克己(おろちかつみ)、前回大会チャンピオンの範馬刃牙(はんまばき)の計32名で行われた。さらに負傷者発生に備えた4名のリザーバーであるカポエイラのフランシス・シャビエル、伝統派空手の栗木拓次(くりきたくじ)、プロレスラーのマウント斗羽(とば)、ロシア出身レスラーのアレクサンダー・ガーレンが参加した。
優勝したのは主人公の範馬刃牙(はんまばき)で準優勝は刃牙の兄ジャック・ハンマーだった。地上最強の生物と呼ばれる刃牙の父親範馬勇次郎(はんまゆうじろう)は参加していない。
死刑囚達の来日
世界に散らばる5人の死刑囚が来日した時、徳川光成は地下闘技場で日本の5人の猛者達を彼らと出会わせた。アメリカのドリアン、イギリスのドイル、ロシアのシコルスキー、アメリカのスペック、日本の柳龍光(やなぎりゅうこう)達5人と主人公の範馬刃牙、神心会空手の館長愚地独歩、日本一の喧嘩ヤクザ花山薫、中国拳法の烈海王、合気道の渋川剛気達が出会った。敗北を知りたがる死刑囚達に光成はこの5人達と戦うことを提案する。ルールは前田光世方式(まえだみつよほうしき)、それは例えば場所を新宿とするなら対戦者同士が同時刻に新宿に到着する。服装は普段のものを着用しごくふつうに新宿界隈を散策する。途中で食事するのも良し、酒飲むのも良し。やがてごく自然に出逢う2人、ごく自然に決着というルールである。しかし渋川剛気がルールなんてどうでもよいと言って5名がそれぞれ相手の5名の誰かを狙う、もちろんその逆も可。場所も時刻もルールも無く、飯時だろうが寝込みだろうが女を抱いてようが一切文句なしということを提案したためにそのようになった。ドリアンVS愚地独歩、スペックVS花山薫、柳龍光VS刃牙&渋川、シコルスキーVS刃牙、ドイルVS烈海王が行われたが他にも愚地克己や加藤清澄、末堂厚やアメリカの囚人ビスケット・オリバ、範馬勇次郎達が参戦し死刑囚達に敗北をプレゼントした。
烈海王VSピクルの承諾
アメリカ合衆国コロラド州にある核廃棄物隔離施設の地下701mに位置する厚さ1000mに及ぶ岩塩層の中に、掘削作業員達は約2億年前のティラノサウルスと1人の人間が塩漬けにされているところを発見する。その原人はピクルと名付けられ、ピクルが来日した際に中国拳法の烈海王が徳川邸に訪れピクルと対戦させてほしいと懇願した。光成ははじめ止めたが烈は引き下がらなかったために地下闘技場で2人は戦うこととなった。光成は烈海王なら負けないと思っていたが、いざ戦ってみるとピクルの戦力が圧倒的に勝っていたために勝負にならなかった。勝利したピクルは当然のように相手を食べようとしたので徳川は必死になって止めようとしたが、ピクルに張り倒されてしまい烈の片足は食べられてしまった。
宮本武蔵のクローン製造プロジェクト
光成は熊本県に眠る宮本武蔵のミイラからDNAを取り出しクローンを製造するプロジェクトを立ち上げた。スカイツリーの地下に施設を作り宮本武蔵のクローンを造ることに成功したが、肉体は宮本武蔵そのものでも魂が宿っていなかったため光成は姉で霊媒師の徳川寒子(とくがわさぶこ)を呼び武蔵に魂を宿らせた。現世に降り立った武蔵は光成から様々な情報を聞き、多くの強者達と戦うこととなった。武蔵は範馬刃牙やその父勇次郎、烈海王やピクル達と戦うこととなった。烈海王は武蔵と戦い惨殺されたために光成は烈海王と武蔵を戦わせたことを後悔した。武蔵は他にも警察官を惨殺するなど悪行の限りを尽くしたために最後は徳川寒子が武蔵の魂をあの世へ返した。
野見宿禰との出会い
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劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。
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宮本武蔵(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
宮本武蔵(みやもとむさし)とは、『刃牙シリーズ』第4作目『刃牙道』に登場する宮本武蔵のクローン。天下無双の名に恥じない強さを発揮し、『刃牙シリーズ』に登場する数々の猛者と闘い勝利した。二刀流を得意とし、強者と闘い勝つことに心から喜びを感じる生粋の武人である。自身を天下一と信じて疑わない傲慢さと、勝つためなら手段を選ばない狡猾さの裏には、日々強くなるための鍛錬を怠らない真面目さと、戦の中で身につけた厳しい死生観がある。
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第二代野見宿禰(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
第二代野見宿禰(だいにだいのみのすくね)とは『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』に登場する古代相撲取り。昔出雲にいた初代野見宿禰の子孫である。アメリカの囚人ビスケット・オリバ、主人公の範馬刃牙(はんまばき)、現役横綱零鵬(れいほう)、地上最強の生物範馬勇次郎(はんまゆうじろう)、刃牙の兄ジャック・ハンマー達と闘い善戦した。日々の修行で練り上げられた体力は相当なもので、特に握力は石炭をダイヤモンドに変質させるほどである。純粋にひたすら強い者と闘うことを望む生粋の闘士である。
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J・ゲバル/純・ゲバル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
J・ゲバル/純・ゲバル(じゅん・ゲバル)とは、『刃牙シリーズ』の第3部作目、『範馬刃牙』に登場する個性溢れる強者の1人で、アメリカ合衆国のアリゾナ刑務所に収容された囚人。ミスター2(セカン)と呼ばれる。2というのは実力ナンバー2という意味ではなく、2代目という意味である。初代はビスケット・オリバで、世代交代のための対決が行われる。オリバとの対決の前にも、総合格闘家やマウスとの対決でその強さが描かれており、強さだけでなく端正なルックスとユーモアのある口調からファンも多い。
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スペック(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
スペックとは、『刃牙』シリーズの第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人。だまし打ちや武器使用を平気で行う卑劣さに加え、5分間の無呼吸運動も可能な強者。脱獄能力が高く、日本上陸後は警視庁をホテル代わりにする。作中では敗れ去りたいという願いを叶えるために最凶死刑囚VS地下闘技場戦士に参戦。範馬刃牙(本作主人公。地下闘技場覇者)、花山薫(やくざの組長。地下闘技場戦士)と戦い、数々の脱獄シーンも描かれる。花山との死闘の末敗れると願いが叶うことで一気に老化し、実年齢が97歳だった事が判明する。
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目次 - Contents
- 徳川光成の概要
- 徳川光成のプロフィール・人物像
- 徳川光成の能力
- 強者同士の引き合わせ
- 財力
- 徳川光成の来歴・活躍
- 地下闘技場最大トーナメントを主催
- 死刑囚達の来日
- 烈海王VSピクルの承諾
- 宮本武蔵のクローン製造プロジェクト
- 野見宿禰との出会い
- 徳川光成の関連人物・キャラクター
- 範馬刃牙(はんまばき)
- 愚地独歩(おろちどっぽ)
- 鎬昂昇(しのぎこうしょう)
- 花田純一(はなだじゅんいち)
- 範馬勇次郎(はんまゆうじろう)
- アントニオ猪狩(いがり)
- 加藤清澄(かとうきよすみ)
- アレクサンダー・ガーレン
- ピクル
- 徳川寒子(とくがわさぶこ)
- 宮本武蔵(みやもとむさし)
- 野見宿禰(のみのすくね)
- 徳川光成の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「地上最強の男を見たいかーッ」
- 「だまらっしゃいッ」
- 「地上最強を目指して何が悪い!」
- 徳川光成の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 花山への顔面パンチ
- 健康診断
- 勇次郎の女