鎬昂昇(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

鎬昂昇(しのぎ こうしょう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。斬撃拳と称される鎬流空手を使い、指で神経を切断する紐切りを得意技としている。第1作『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に挑戦し、死闘の末敗れる。進化した紐切りを習得して最大トーナメントにも出場。兄で外科医の鎬紅葉と対決し、幼少期から抱いていた兄への恐怖心を乗り越えて勝利。2回戦は合気道の達人渋川剛気と対決して惜しくも敗れる。第2作『バキ』では死刑囚ヘクター・ドイルと対決し、反則技で敗れた。

鎬昂昇の概要

鎬昂昇とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。鎬流空手の使い手で、切断力の強い危険な攻撃が特徴だ。神経を素手で切断する紐切りが必殺技であり、激痛と同時に切断した神経が支配する身体機能も消失させる。好敵手に恵まれず、スペインの闘牛を倒しているところを偶然徳川光成(地下闘技場支配人)に発見され、地下闘技場戦士としてスカウトされた。兄は世界的に有名な医師で格闘家の鎬紅葉である。何をしても優秀な兄に対しては幼少期からコンプレックスを抱いている。第1作『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙の挑戦者として初登場し、紐切りの弱点を見切られて敗北。最大トーナメントでは鎬紅葉との兄弟対決を制し、2回戦では合気道の達人渋川剛気に敗れた。第2作『バキ』では最凶死刑囚ヘクター・ドイルに戦いを挑み、ドイルの胸部に仕込まれた爆撃を受けて重傷を負う。傷が癒えてからも、強敵との戦いを求めて日々修行に明け暮れている。

鎬昂昇のプロフィール・人物像

年齢:20代(推定)
身長:177cm
体重:81kg
流派:鎬流空手
異名:紐切り鎬
鎬昂昇は優秀な兄の鎬紅葉に対する劣等感を払拭するために幼少期から空手を始め、強さを追求していた。空手の師匠に教え込まれた斬撃拳は現在の鎬流空手の礎となっている。昂昇が免許皆伝になると同時に師匠は自身の指を切断している。地下闘技場最大トーナメントでは紅葉との兄弟対決が行われ、昂昇は兄への恐怖を乗り越えた。容姿の特徴は癖毛の長髪で、最凶死刑囚ドイルとの対決後は顔面に爆撃を受けた傷跡が残っている。

鎬昂昇の能力

鎬流空手

鎬流空手の斬撃拳を披露する鎬昂昇

鎬流空手においては手刀も足刀も打撃技では無く、斬撃技である。切断力を活かした紐切りという技は敵の神経を引きちぎる強力な技である。

跳躍力

高い跳躍で闘技場に入場する鎬昂昇

鎬昂昇は強い跳躍力を持っており、闘技場入場で綺麗に飛んで入場するシーンがある。戦闘においても空中からの攻撃を戦法の1つとしている。

兄への劣等感を乗り越えた精神力

鎬紅葉(右)の攻撃に耐え抜き、勝利した鎬昂昇(左)

昂昇は最大トーナメントで兄の紅葉と対決し、兄への劣等感を乗り越えた。この1戦をきっかけに戦士として進化を遂げた昂昇は地上最強の生物と恐れられる範馬勇次郎にも臆する事なく立ち向かった。

鎬昂昇の必殺技

紐切り

範馬刃牙(右)の神経を引き抜き、紐切りを決める鎬昂昇(左下)

血管、リンパ管、腱、神経を指で引きちぎる危険な技。鎬流空手の斬撃拳ならではの必殺技である。作中では首の神経を切断して失明させたり、腕の神経を切断して痛みと麻痺のダメージを与える絶大な効果を発揮した。

新紐切り

新紐切りの構えをする鎬昂昇

紐切りは神経を引きちぎる時に一瞬だけ動きが止まる事を範馬刃牙に見抜かれてから、改良された紐切りが新紐切りである。構えの段階で手首を捻っておく事で、神経に指が到達した時にはズタズタになっている仕組みに進化している。

眼底砕き

渋川剛気(左下)に眼底砕きを成功させる鎬昂昇(右上)

掌を敵の目に当て、反対の拳で上から殴る事で眼球を押し込む古流殺法。眼球を強く押し込む事で奥にある薄い膜状の骨「眼底」を破壊する。眼底は脳に隣接しており、衝撃は脳まで達し、致命的なダメージを与える。地下闘技場最大トーナメント2回戦の渋川剛気戦で使った。

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天内悠(あまない ゆう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編に登場するアメリカ合衆国大統領のボディーガードである。天内流格技と称される空中殺法や組み技を得意としており、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎も天内の実力を認めている。戦いに勝ち続けるために愛は必要不可欠で、相手を喜ばせる事と倒す事は表裏一体との持論を述べており、相手の考えている事を見抜く洞察力が優れている。勇次郎の推薦で最大トーナメントに出場し、空手家の愚地独歩と死闘を繰り広げた。

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マウント斗羽(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

マウント斗羽(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

マウント斗羽(まうんととば)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。巨人と称される恵まれた体格とプロレスで培われてきたタフネスを武器としている。師匠の力剛山がケンカに敗れて死去してからは、プロレスラーはケンカに強くなければならないという信念を持ち、必死にトレーニングを続けてきた。異種格闘技である地下闘技場の戦いではチャンピオンの範馬刃牙と善戦し、最大トーナメントにも補欠選手として出場。引退試合としてプロレスラーのライバル猪狩完至と激闘を繰り広げた。

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龍書文(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

龍書文(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

龍書文(ろん しょぶん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する拳法家で、ポケットに手を入れた構えから素早く高威力の攻撃を放つ「抜拳」で戦う特徴を持つ。10代から台湾の黒社会の賭け試合で戦っており、プロ格闘家も出場する中で45歳まで無敗を継続する強者。その強さから「凶人(きょうじん)」「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」などと呼ばれている。中国大擂台賽編に登場し、中国連合軍VS日米勝ち残り組としてアメリカの囚人で怪力戦士のビスケット・オリバと激闘を繰り広げた。

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