【進撃の巨人SS】ライナー「男子会」

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。104期男子たちが女子会ならぬ男子会を開催するSSです。他愛もない会話に花を咲かせる男子たちの可愛らしい(?)様子をお楽しみください。

ライナー「男子会」

出典: ameblo.jp

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:12:03 ID:YowMctqg

ライナー「エレンってさー何か異性の影がないよね。ミカサのことどう思ってんの」

ベルトルト「あ、それ超気になる!ミカサはどうなのよー白状しちゃいなって!」

エレン「えーやだー!恥ずかしいじゃん!」

ジャン「言っちゃえ言っちゃえ!」

アルミン「白状しないとこうしちゃうぞー!」コチョコチョ

エレン「やんっ!もぉーアルミンのセクハラ魔!ホント親父だよねー」

アルミン「いひひ…」ワキワキ

マルコ「ほらほらー白状しないとアルミンがセクハラしちゃうぞー?」

コニー「言わないと俺も触っちゃうんだからね。うりゃっ」ペロンッ

エレン「ちょっとぉ!コニーまで!もーわかったわかりました!白状しますぅー!」

2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:12:33 ID:YowMctqg

ベルトルト「で、どうなのどうなの?」

エレン「んー正直ミカサって超イケメンだと思うけど、ウチら幼馴染じゃん?」

エレン「だから恋人って考えると何かちがくない?」

アルミン「わかるわかる」

ライナー「でも幼馴染で結婚する人もいるじゃん」

ジャン「幼馴染婚っていいよねー何か絆出来てますって感じじゃない?」

マルコ「ジャンちょっと少女漫画すぎー」

ジャン「いいじゃん!オトコノコのロマンだよそれー」

コニー「俺はジャン支持でーす。いいよね幼馴染婚」

ジャン「でしょ?」

3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:13:09 ID:YowMctqg

エレン「てかさ、俺の話はいいけどライナーはどうなのよ」

ライナー「えっ、俺?」

マルコ「あ、クリスタくんでしょ?知ってる知ってる!ライナーって奥手だからさぁ」

ベルトルト「クリスタくん超可愛いよね。でも競争率高くない?」

ジャン「ここだけの話、ファンクラブあるんだって…」

コニー「うそっ!?凄過ぎない?アイドルみたーい」

ライナー「ん、で、でも…俺、クリスタくんと一緒にいれるだけでいいし…」

ライナー「笑顔見れるだけでもいいかなって…」

アルミン「やだ、ライナー超健気。このこの!可愛いヤツぅー!」グリグリ

ライナー「や、ちょっ、やめてよアルミン!」アワアワ

ベルトルト「超なごむー」

エレン「ねー」

4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:13:39 ID:YowMctqg

マルコ「あ、この鳥の丸焼き頼んでいい?」

ジャン「ダイエットしてなかったっけ?いいの?」

マルコ「んふふー実は目標体重になったの。だから自分へのご褒美しちゃう!」

ライナー「え!ダイエット成功したんだ!マルコすごーい」

コニー「ね、ね、今体重いくつ?」

マルコ「70キロ!贅肉とれてちょっと腹筋も出来たって感じ?」

ベルトルト「ねーねーダイエット何で成功したのか教えてよ-」

マルコ「んとね、王道ダイエット。訓練場を毎日50周したら痩せたって感じ?」

ジャン「マルコってホント努力の人だねー」

エレン「いいなー。俺もヒンズー・スクワットして下半身強化しちゃおっかな」

アルミン「筋肉いじめすると男子力上がるって感じだよねー」

5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:14:12 ID:YowMctqg

コニー「あ、」

ベルトルト「ん?なーに?」

コニー「ベルトルトがつけてる鉛入りリストバンド超かわいいんですけど」

エレン「あ!俺も気になってた!どこで買ったの?」

ベルトルト「これ人から貰ったものなのー。内地の商人から買ったんだって」

ライナー「人から?ほほう聞かせてもらいましょうか?」

アルミン「え?なになに?ベルトルトにも異性の影きちゃいました?」

ベルトルト「残念でしたー。これはフランツに貰ったんですー」

ジャン「まさかの百合?やだーウォール教が見てるって感じ」

マルコ「何そのウォール教が見てるって」

アルミン「小説小説。そういう題名の小説があるのよー」

マルコ「へー今度貸してよ」

ジャン「百合平気なら貸すよ~。超面白いからマジおすすめだかんね」

6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:14:45 ID:YowMctqg

店員「鳥の丸焼きお待たせしましたー」

ライナー「あ、マルコの頼んだ鳥の丸焼き超美味しそう」

ベルトルト「ウチらも見てたら腹ヘリしちゃったね。何か頼んじゃう?」

マルコ「皆も頼むならちょっと待とうか?」

ジャン「いいよ食べなよー。肉は冷えると肉汁も固まって美味しくないよ」

コニー「ホントは生肉とか燻製のが美味しんだけどね」

エレン「それコニーだけっしょ。サシャくんと揃って野生児しちゃってるし」

コニー「狩猟民ですし」

アルミン「狩猟民マジやばー。超アグレッシヴ」

エレン「芋食べてたしね」

ベルトルト「あれマジ爆笑したし。サシャくん面白すぎじゃね?ウケル」

ライナー「でも恋愛対象じゃないよね」

マルコ「良い人って感じだよねー」

7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:15:16 ID:YowMctqg

コニー「ちょ、ちょっとちょっと!サシャくんああ見えて超カッコイイ所あるんだよ!?」

ベルトルト「へーどんな?」

コニー「この前ナイフで飛んでる鳩仕留めてた」

ライナー「めっちゃサバイバルしてる!ごめん俺はそれちょっと無しかなー」

エレン「つかコニーはサシャくん好きなの?」

コニー「そーじゃないけどさぁ!なんか面白くないっていうか」

アルミン「好きなんじゃん」

コニー「だーかーらー!違うの!もーからかうの禁止!サシャくんの話ここまで!」

マルコ「コニー顔真っ赤~。照れてる照れてる」

ベルトルト「初々しい~。なんかほっこりした」

ジャン「訓練兵団に入る前の気持ち思い出しちゃうよね」

マルコ「訓練兵やってると心スレちゃうもんねー。癒し超大事。王に心臓捧げてばっかじゃつらー」

エレン「ストレス解消にまた殴り合いやっちゃう?」

ベルトルト「エレンそれ好きだよねー。マジ死に急ぎ野郎だし」

9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:15:47 ID:YowMctqg

ライナー「そういえばさ、ユミルくんいるじゃん?」

ベルトルト「うんうん」

ライナー「あれ絶対ベルトルトに気があると思うんだけど、ベルトルト知ってた?」

エレン「え!そうなの?クリスタくんと薔薇な関係だと…」

アルミン「薔薇とかウケルし。でもクリスタくんとべったりだよねユミルくん」

ベルトルト「確かに最近話すけどさぁーユミルくん超乱暴だよ?」

ジャン「違う違う。それ好きな子をいじめたいってやつだから」

マルコ「オンナノコってそういうとこあるよね。小学生かっての」

ベルトルト「てゆかさ、そういうのならアニくんの方が判りやすいじゃん」

エレン「え、なになに?何か情報持ってんの?」

ベルトルト「アニくんさー結構アルミンのこと見てるよ。んでもってアルミンにちょっち優しい」

ライナー「あー確かにアルミンに優しいよね。ウチとかめっちゃ投げるのにさぁ」

エレン「ライナーがからかうからじゃん。まあ俺も肩外されたりとかやられるけどー」

10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:16:21 ID:YowMctqg

ベルトルト「アニくん寡黙なのにやること激しいよねー。むっつりなんじゃないの?」

コニー「『アルミン…私の子を産ませてくれ…』とか?」

エレン「似てないし。ウケルんですけど」

コニー「『次はアンタが私を襲う番だね…』とか?」

ライナー「コニーやめてよ。身内ネタ笑っちゃうから」

ジャン「身内ネタやばいやばい。あ、すいませんお好み焼きください」

ライナー「俺ちゃんこ鍋~」

ベルトルト「がっつりいくねー。んじゃ僕は焼きそばで」

エレン「あ、皆頼む流れ?俺はとんこつラーメン大盛りにしよっかな」

アルミン「サンドイッチでー」

ベルトルト「あーまたアルミンったら可愛くない食べ物頼んでるー」

エレン「男子力低いぞー」

アルミン「えへへー。だって美味しいんだもーん」

11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:16:52 ID:YowMctqg

ジャン「明日の訓練どうするー?」

アルミン「立体機動だよね?今回キツいらしいから憂鬱~」

ベルトルト「教官さー最近なんか厳しくない?前はもうちょっと優しかった気がするんだけど」

マルコ「前からああじゃん。もしくは更年期なんじゃないの?」

エレン「ちょ、マルコ発言が大胆過ぎ」

コニー「でも訓練キツイのは疲れるよね。この前とかサムエルが死にかけたし」

ベルトルト「心臓止まったんだっけ?おっかなー」

ライナー「でもアレ起動装置点検サボっちゃったんでしょ?装置ケアはちゃんとしないと」

ジャン「装置すぐ荒れちゃうよね。週に一回解体掃除すると潤うよー」

エレン「ジャンの起動装置って超綺麗だよね」

アルミン「装置ケアのスペシャリストだよね。今度教えてよー」

ジャン「えーただじゃ嫌かなー」

コニー「ジャンってばそればっか!ケチんぼ~」

12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:17:36 ID:YowMctqg

店員「お待たせしました。注文の品です」

ライナー「お、待ってましたー。あっつあつのちゃんこゲット~」

ベルトルト「焼きそば美味し~…あ、餃子あったし。しまったなー」モグモグ

ジャン「餃子頼む?皆で食べれば量平気っしょ」

ベルトルト「んーじゃあ頼んでいい?すいませーん!大皿餃子くださーい!!」

エレン「ラーメン胃にしみる~。ここ良いお店だね」

マルコ「ライナーよく見つけたよね。無骨で殺気が満ちてて超オシャレだし」

アルミン「僕は喫茶店とかのほうが好きだけどなー」

コニー「アルミン男子力低すぎでしょ。もっと上げないとモテないよ~?」

エレン「草食系っていうんだっけ?やっぱオトコは肉食だよね」

ベルトルト「ロールキャベツ系男子ってのもあるらしいよー」

ライナー「それベルトルトじゃん」

アルミン「確かに~」

ベルトルト「ちょっと酷くない?しっかり肉食ですぅ~」

13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:18:07 ID:YowMctqg

ライナー「あー食べた食べた。ゲップ出ちゃいそう」

アルミン「汚いし~。てか外だいぶ暗くなったし、そろそろ会計しちゃう?」

ベルトルト「会計しちゃおっかー」

エレン「あー久しぶりに男子したって感じがする!たまには息抜きしないとね」

ジャン「訓練所戻ったらまた訓練兵やらなきゃだしねー」

マルコ「次回は僕が男子会開くからさ、また男子トークしちゃおうよ」

コニー「あ、参加するする。男子トーク超楽しい~」

店員「ひい、ふう、…はい、丁度ですね」

ライナー「ごちそうさまでした~」

エレン「あーお腹いっぱーい」

ベルトルト「がっつり食べちゃったぁ~。マルコ、ダイエット平気?」

マルコ「走れば余裕だし」

ジャン「徹底してるー。俺もダイエットしようかなぁ」

14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:18:49 ID:YowMctqg

ガララッ アリガトウゴザイマシター

ライナー「…」

エレン「…」

アルミン「…」

ベルトルト「…」

ジャン「…」

マルコ「…」

コニー「…」

ライナー「帰るか」

エレン「ああ」

15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:20:12 ID:YowMctqg

ベルトルト「いっぱい男子トークしちゃったねぇ」

ライナー「男子会は楽しいな。次はマルコが主催だが、次回が待ち遠しくて仕方が…」

ライナー「あ、」

ベルトルト「どうしたのライナー?」

クリスタ「あ、奇遇ね二人とも。一日見かけなかったけど、二人で遊びに行ってたの?」

ライナー「ああ…」ソワソワ

ユミル「そわそわしてんじゃねーよ気持ちわりいな」

ベルトルト「…」ジィ

ユミル「お前はガンつけてんのか?ああ?見てんじゃねーよ」ゲシッ

ベルトルト「いたっ」

ライナー「おいユミルやめろ。ベルトルトを無意味に蹴るんじゃない」

ユミル「…ふん。行こうぜクリスタ」プイッ

クリスタ「ユミルったら!ごめんねライナー、ベルトルト。またね」ペコッ

16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 06:20:59 ID:YowMctqg

ライナー「…」

ベルトルト「…」

ベルトルト「…女子ってホント乱暴だよねー」

ライナー「ユミルくんだけっしょ?クリスタくん優しいじゃん」

ベルトルト「オンナノコってわかんなーい」

ライナー「しょげないしょげないー。あとで筋トレ付き合ってあげるからさー」

ライナー「…」

ベルトルト「…」

ライナー「部屋に戻るぞ」

ベルトルト「ああ」

34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:19:53 ID:YowMctqg

マルコ「三週間ぶりだよねー。皆ちゃんと男子力上げてたー?」

ライナー「はいはーい、報告ありまーす」

エレン「えっ、なになに?ダンベル150kg上げられるようになったの?」

ライナー「違うよーまだ130kgだし!えっとね、あのね、あーやだー恥ずかしい~…」

ベルトルト「ライライ、ウチが変わりに言ってあげよっか?」

ライナー「うーベルっちお願いしてもいい?」

アルミン「いつの間にかアダ名で呼び合ってる~二人とも仲良しだよねー」

エレン「ウチらもアダ名使っちゃう?ミンちゃんとか」

アルミン「じゃあエレリン?何か友情深めた感あるし。これからは皆でアダ名で呼ぼっか」

マルコ「さんせい~」

ジャン「アダ名で呼ぶとますます仲良しって感じだよね。キズナパワー高まるわー」

コニー「秘密のアダ名にしよっか。女子にはシークレットでーす」

ベルトルト「やだなんかエロい」

アルミン「ベルトルトの思考がでしょー。この鬼畜王ランスめ」

35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:20:37 ID:YowMctqg

ライナー「アダ名いいけど報告させてよー話題変わるの早すぎだし」

ベルトルト「あ、ごめんごめーん。つい話ズレちゃった。えっとね、僕から報告でーす」

ベルトルト「なんと!ライライがクリスタくんとデートの約束こぎつけました!」

アルミン「マジ?ライライやるじゃん!」

エレン「ユミルくんのインビジブルガードをどうやって回避したの?凄いじゃん」

ライナー「ベルっちに協力してもらったのー。ほら、ユミルくんベルっちにアレっしょ?」

ライナー「だからダブルデートしよって言ったら食いついた」

エレン「それ完全に脈ありじゃん!ベルっちもやるぅ~」

アルミン「いいなーダブルデート。ウチもアニくん落としにいっちゃおっかな。イケメンだし」

エレン「この前興味無さそうだったのにしっかりマークしてたんだ。抜け目な~」

アルミン「エレリンさーダブルデートしようよ。ミカサ誘って」

ジャン「え、でもエレリンはミカサに興味ないっしょ?ウチに譲ってよー」

エレン「お前屑だから駄目」

ジャン「ぶっ殺すぞ!」

36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:22:20 ID:YowMctqg

コニー「あー皆いいなぁ。恋しちゃってるって感じ?ライライとか最近綺麗になったしさ」

マルコ「わかるわかる。ライライってば筋肉密度高まってるよね」

エレン「ライライは奥手のくせにえっちな身体してるよね。雄っぱいデカイし」

ライナー「ちょ、照れるんだけど。急に褒めんのやめてよ」

コニー「この大胸筋で何人の女を落としたのよ!言え!白状しろ~!」モミモミ

ライナー「やんっ!コーちんやめてよ!セクハラセクハラ!」

ベルトルト「オトコノコ同士の絡みって子猫がじゃれてるみたいだよね」

ジャン「わかるわかる」

コニー「あ、」モミッ

コニー「ライライ、もしかしてブラしちゃってる…?」

アルミン「え!嘘でしょ?ライライがそんな男子力下がるようなことするわけないじゃん!」

ライナー「ちょちょ、ブラとかするわけないでしょ。それはアウトだろ常識的に考えて」

コニー「じゃあ大胸筋を覆うこのゴワゴワは何?ネタは上がってるんだぞー!」

37 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:23:41 ID:YowMctqg

ライナー「…誰にも言わない?」

コニー「言わない言わない」

ライナー「えっとね、大胸筋矯正サポーター始めたの。もっと雄っぱい大きくしたいなって」

ベルトルト「うっそマジ!?それ以上大きくしてどうすんの!」

ライナー「だってさぁーウチの雄っぱい、片方だけ小さいんだよ?美しい胸筋手に入れたいじゃん」

エレン「そんだけ大きいと形の問題きちゃうかー」

マルコ「ウチら貧乳には判らない悩みだねぇ。巨乳も苦労するんだ」

アルミン「ライライは服探すのも大変だよね。そんだけセクシーだと筋肉苦労も多そ~」

ジャン「苦労といえばベルっちも大変じゃない?背デカいし」

ベルトルト「僕は痩せてるからライライよかマシかな?ジャミーくらいだと丁度良かったのになぁ」

マルコ「ジャミーはバランスいいよね。筋肉あるし背もそれなりだし?」

エレン「うんうん。ジャミーくらいの身長って一番女子ウケいいよねー」

ジャン「ミカサにモテなきゃ意味ないしい~」

アルミン「ジャミーも一途だよね。相手がミカサじゃなきゃ一番リア充なれたっしょ」

38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:24:46 ID:YowMctqg

ジャン「そこが辛いとこ~。もっとエレリンみたいに殺伐としないと駄目なのかなぁ」

エレン「ジャミーは巨人への殺意が足りないんだってば。もっと殺意持とーよ!」

ベルトルト「結構しっかりしてるから、ほっとけない感がないんじゃね?」

ライナー「そういうオトコノコに弱い人いるよね。今にも人殺しそうなところないと駄目かも」

マルコ「殺意はオトコノコの必需品の時代かー。流行についてけないなー」

コニー「必需品といえばさ、アレどうする?訓練兵養成ギブス」

ライナー「ウチは悩み中」

ベルトルト「僕は買わないかなー。戦闘スタイル的にも筋肉つけすぎたら駄目だし」

エレン「俺も俺も。てかこのメンツじゃライライくらいしか需要ないっしょ」

ジャン「全員パワータイプじゃないもんねー。ウチも技巧派ですし」

アルミン「でもさでもさ、アレ可愛くない?無骨なスプリングとかトキめくんですけど」

コニー「わかる~。可愛さだけで買っちゃいそうだよね」

39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:25:31 ID:YowMctqg

ライナー「てかさ、話戻るんだけどぉ~」

アルミン「またクリスタくんの話?の前にちょっち注文しようよ。喋ってばっかじゃん」

マルコ「男子トークは始まると止まらないよね。そう思ってコースで予約してるから」

アルミン「マルピー超気遣いの人じゃん!コース何?」

マルコ「ドスコイ!オッスオッス男のドデカ盛りスペシャルコース!だよ~」

ベルトルト「メニューで言うとコレ?やばー超美味しそうなんですけど」

アルミン「ウチ食べれるかなぁ~。ライライちょっと手伝ってよ」

ライナー「ミンちゃんって小食だよね。オトコノコは大食漢が一番だから食べないと!」

エレン「雄っぱいも大きくならないぞ~」

コニー「エレリンのレアセクハラだし。そうだそうだ、大きくならないぞ~」

アルミン「いいもーん。男子力低くたってこの頭脳があるし」

ジャン「頭いい人だもんね。俺も座学頑張らないとなー。憲兵団なりた~」

マルコ「早く王に心臓捧げる系男子になりたいよね。生王に会えないかなぁ」

40 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:26:16 ID:YowMctqg

店員「お待たせしました。コース料理でございます」

エレン「あ、早速来たね。うわ、からあげめっちゃ美味しそう。ソースかけていい?」

マルコ「半分だけにしといてー。レモン派だし」

エレン「りょーかい。おらおらー駆逐してやる…一個残らず…!」

ジャン「出たエレリンの18番!」

アルミン「そのネタ何回もやられてるのに笑うんだけど。鉄板だわー」

ベルトルト「で、ライライの話って何?ウチ知ってるのダブルデートだけだけど」

ライナー「この前さぁー手当してもらったじゃん?その時良い感じになってぇ~」

コニー「あー怪我したよね。額割れたんだっけ?」

ライナー「そそ。その時さー偶然手ぇ握っちゃったの。超やばかった」

アルミン「ライライ積極的~!奥手は封印しちゃった系なの?」

ライナー「うー競争率激しいし?ちょっと勇気出しちゃおうかなって…」

エレン「うんうん、その方がいいよ!人間いつ死ぬかわからないもんね!」

41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:26:54 ID:YowMctqg

ベルトルト「あ、この天ぷら超美味しい」

ライナー「飲み放題もあるのも嬉しいよね。マルピーのお店チョイスすごいわぁ~」

マルコ「でも料理重視だから前の店ほどオシャレじゃないんだよね。ほら、女子も結構いるし」

ジャン「仕方ない仕方ない。料理も良くておしゃれな店って少ないもん」

アルミン「えーでもここも結構オシャレじゃん。さっきの店主とか超美人だったし」

エレン「見た見た!元調査兵団らしいよー。体中の戦傷がいいよね。絶対モテるよアレ」

コニー「ウチも傷跡の一つあると箔が付くのかなー」

ライナー「傷にもよるっしょ。猫の引っかき傷とか超NGだし」

ベルトルト「言える~。巨人との戦闘傷とか出来たらやばくない?絶対モテちゃう」

コニー「それヤバイ!そんなの出来たら同性でも漢として惚れちゃう!」

ライナー「兄貴って呼びたくなっちゃう!あー戦傷はオトコノコの憧れだわー」

エレン「ねー。あ、飲み物頼む?焼酎あるよ」

ライナー「俺は地酒行こうかなー。すいませーん!飲み物いいですかぁ~?」

42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:27:27 ID:YowMctqg

ジャン「…でさぁ、そこでミカサがさぁ。えへへ」

ベルトルト「ジャミー出来上がってる。ほらほら、お持ち帰りしちゃうぞー」ムギュー

ジャン「やぁだぁ~ベルっち暑苦しい~」

ライナー「女子に見せられないよね。こんなジャン見せたら送り狼されちゃう」

マルコ「酔うとすぐに無防備になるんだから。ギャップ萌えってやつ?」

エレン「ふにゃん…」

アルミン「エレリンもおねむー?二人ともお酒弱いねぇ。ウチみたいにソフドリにすればいいのに」

エレン「おさけのみたいもん」

コニー「何かひらがなみたいな喋りになってる~。ベルっちこっちもお持ち帰りしてよ」

ベルトルト「えー二人もおんぶするの?ライライ手伝ってよー」

ライナー「引きずればへーきへーき。足持って地面に引きずりなよ」

ベルトルト「人事だと思ってー!仕方ないなぁ、荷物持ちして運んじゃうか」

43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:28:03 ID:YowMctqg

マルコ「んじゃお会計してくるね。先出ててよ」

ライナー「あ、トイレ行きたい。会計の間に行ってくる~」

コニー「はいはーい。じゃあ出よっか」

ベルトルト「だね~。さて二人も運ばないと…ふんっ!」グイッ

ジャン「えへへ…ミカサぁ…」

エレン「くちくぅ…くちくしてやるんだからぁ…」

アルミン「見事に荷物持ちされてるし。ウケル。おしり触っちゃおー」サワサワ

エレン「んんぅ…」

ジャン「ふえ…」

ベルトルト「こらこらイタズラしないのー。それにしてもクソ重いな捨ててえ」

コニー「いじわる言わないのー。ほら、扉開けてあげるから」ガラッ

ベルトルト「ありがとー」

アルミン「あー楽しかったぁ。男子会やると時間立つのが早いなぁ~」

44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:28:39 ID:YowMctqg

ガララッ ピシャン

エレン「…」

アルミン「…」

ベルトルト「…」

ジャン「…」

コニー「…」

アリガトウゴザイマシター ガララッ

マルコ「…」

ライナー「…」

ライナー「帰るか」

コニー「ああ」

45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:29:16 ID:YowMctqg

アルミン「ほらエレン。いい加減ベルトルトに担がれてないで起きなよ」ペチペチ

ライナー「キツいならジャンだけでも俺が担ぐぞ」

ベルトルト「いいよいいよ。鍛えられるし…男子力上がるしー…」

コニー「ぷふっ、外でそれ止めろよ」

マルコ「ふふふ」

アニ「…成績上位陣が揃ってお出かけ?」

アルミン「アニ。どうしたのこんな夜中に…もしかしてまた一人で特訓?」

アニ「そんなとこかな」

アルミン「相変わらず熱心だね。僕も見習わなきゃ駄目だな」

アニ「…! よ、良ければ今度、教えてやってもいいけど」

アルミン「え、ホント?」

アニ「うん」

46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 16:29:56 ID:YowMctqg

マルコ「…僕らは先に行っているよ。酔っぱらい二人を運ばないとね」

ベルトルト「じゃあね二人とも」

アルミン「うん、先に行ってて。それじゃいつにしようか?」

アニ「あの、えっと、じゃあ次の休み」

アルミン「わかった。次の休みに一緒に特訓しようね!」

アニ「うん…」カアアッ

ライナー「…」

ベルトルト「…」

マルコ「…」

コニー「…小さいはーる小さいはーる小さいはーるみーつけた」

マルコ「ぷふっ」

ライナー「ウケル」

ベルトルト「ほっこりするわー」

70 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:06:29 ID:YowMctqg

ザアアアア…

ジャン「…」ゴロゴロ

マルコ「…ふああ」ゴロゴロ

ベルトルト「雨降ってるね。男子会も中止か」

ライナー「この大雨では行く予定だった店も営業にならんだろう」

アルミン「楽しみにしてたんだけどな」

エレン「…いっそここで男子会やらねーか?つまみくらいなら用意できるしよ」

ジャン「マジ?やっちゃう~?」

ベルトルト「男子トークはストレス解消に最適だよね~。やっちゃおっか」

ライナー「二人とも早速男子会モードじゃん!素早いし」

マルコ「念のため扉に鍵をかけとこっか。女子来ないと思うけどさ」

エレン「マルピー頼んだー」

コニー「んん…?お前らどうしたんだよ…ここ店じゃねえぞ…」フアア

ベルトルト「今日は雨だから部屋で男子会だよー。コーちんお寝坊だね~?」

71 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:07:03 ID:YowMctqg

コニー「えーそうなんだー。じゃあ何か調理場から取ってきちゃう?」

ライナー「ウチも行く行く。燻製肉を狙い撃ち~」

ベルトルト「じゃあウチらはセッティングしてるから。お肉ゲット班の無事を祈んね」

エレン「心臓を捧げよ!」ビシッ

ジャン「捧げよ!」ビシッ

ライナー「見事な敬礼だ。だがエレン・イェーガー…逆だ!」プニプニ

エレン「えへへ、わざとだもーん。やん、ほっぺやめてってば」

ジャン「あざとーい」

コニー「ちょっとぉー!人のネタ取るの禁止!」

ベルトルト「それはコーちんの十八番だもんね。あの時マジ腹筋痛かった」

コニー「アレはわざとじゃなかったんだけどぉ~」

マルコ「そういうのを天然でやるからコーちん可愛いよね」

72 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:07:46 ID:YowMctqg

ライナー「んっと、とりあえず燻製肉とパンと…あとお酒もなのかな?」

コニー「お酒なかったら水でもいいっしょ。雰囲気で酔える酔える」

ベルトルト「ちゃんとバレないようにねー。バレたら懲罰房で毎日罵られるもん」

ライナー「わかってるわかってる。それじゃ行ってくるね」

コニー「いい子で待ってるんだよ~?」

アルミン「はーい」

エレン「いってらっしゃ~い」

ガチャ バタン

ライナー「…」

コニー「…」

ライナー「行くか」

コニー「ああ」

73 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:08:17 ID:YowMctqg

ライナー「しかし部屋で男子会というのも何だか新鮮でいいものだな」ゴソゴソ

コニー「女子にだけは知られたくねーけどな」ゴソゴソ

ライナー「知られたら何言われるかわかんないよねー。女子超怖い」

コニー「だから外でそれやめてよ。笑うし。あ、缶詰ゲッ…あ」

サシャ「あ」

コニー「お、お前サシャ!?何でここにいるんだよ!」

サシャ「そそそそそれは、その、そ、そっちこそ何で食料庫にいるんですか!」

ライナー「ぐ!…サシャ、ここはお互い秘密にしておかないか?」

サシャ「つまりそちらも目的は同じということですね…」

コニー「そういうこった。悪い条件じゃねーだろ?」

サシャ「見逃してくれるなら構いませんよ。では私は失礼します」コソコソ

75 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:08:48 ID:YowMctqg

ライナー「…サシャくんに今の聞かれちゃったかなー」

コニー「大丈夫っしょ。秘密にするって言ってたし。ああ見えて口硬いよー」

ライナー「やっぱ好きなんじゃん」

コニー「だから違うって言ってるじゃん!ライライいじわる!」

ライナー「えへへ、コーちん超可愛い~」ギュッ

コニー「もー」プクー

ライナー「部屋に戻ったら尋問タイムだもんね。さ、戻ろ」

コニー「ううーしまったなぁ。いいもん、ベルっちの後ろに隠れるから」

アハハウフフ

ミーナ「…」

ミーナ「とんでもないものを見ちゃった…」

76 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:09:27 ID:YowMctqg

ライナー「ただいまぁ~」

コニー「戦利品持ってきたよん。お肉にーパンにー…なんとお酒もゲット!」

ベルトルト「二人ともスゴーイ!」

マルコ「やるねー。でも明日雨が上がったら盗んだ分は補充するんだよ~?」

ジャン「もーマルピーったら固いんだから!今は男子会楽しもうよ!ね?」

エレン「そうそう。部屋でやる機会なんてそうないんだからパーッとやろうよ」

アルミン「セッティングも完了してるよー」

ライナー「わー凄い!殺風景だった部屋に殺伐が追加されて地獄みたいだね!」

コニー「オトコノコって感じだー」ウンウン

ベルトルト「苦労したんだよ~?テーマは『戦地獄』だけど、どうかな?」

ライナー「そんな感じするする。居るだけで狂戦士になりそー」

コニー「男子会にうってつけだよね。あーますます男子力上がっちゃいそーだわ」

77 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:10:03 ID:YowMctqg

エレン「それじゃ、乾杯しよっか?」

ライナー「皆グラスもったー?」

ジャン「はーい、持ちましたぁ-」

ライナー「それじゃ…かんぱぁーい♪」

カンパーイ

ベルトルト「あ、やば。この燻製肉当たりかも。出来がいいし」

マルコ「マジ?ウチにも一口ちょうだいよ」

ベルトルト「いいよー。はい、あーん♪」

マルコ「そういうの照れるから!ベルっちってユミルく○にもそういうのやるの?」

ベルトルト「こんなのオトコノコ同士じゃないと恥ずかしくて出来ないって~」

アルミン「女子相手だとなんか恥ずかしいよねー」

エレン「だよねー。オトコノコ同士はホラ、やっぱ友達だから多少はさ?」

コニー「うんうん。おふざけでやるのとガチでやるのは全然違うって感じ?」

78 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:10:46 ID:YowMctqg

ベルトルト「でもさー…ウチわかんなくなっちゃったの」

ライナー「どーしたの?アンニュイな雰囲気しちゃってさ」

ベルトルト「ユミルくんのことちょっちいいかなーって。彼女さ、心がイケメンなのよね」

マルコ「え!ついにベルっちに春来た?」

ベルトルト「春的なものきちゃったかもー」

ライナー「ウチ絡みで結構ユミルくんと話す機会増えたもんね」

エレン「いいなー皆イケメン捕まえてるし。ウチもいい人居ないかなぁ」

アルミン「ミカサにすりゃいいじゃん。あんな完璧超人なイケメンって貴重種だよ?」

ジャン「しかもエレリンにぞっこんだしー。あー羨ましい~」

エレン「でもさぁ、幼馴染だよ?もう家族愛って感じだしー。なんかなぁ」

ジャン「じゃあウチに頂戴よ!」

エレン「お前相手にされてねえじゃん」

ジャン「殺す」

79 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:11:21 ID:YowMctqg

ライナー「てかさーコーちん忘れてね?尋問タイムですよ~?」

コニー「う、ライライ覚えてたの?だからさぁ、サシャくんとはそういうんじゃないって」

マルコ「え?なになに?恋愛イベントしちゃった的な?」

ジャン「包囲網しちゃおーっと。コーちん人の恋愛話に食いつく割には自分の言わないよね」

ベルトルト「ウチも白状したんだしコーちんも白状しちゃえって~」

コニー「や、ちょ、やめてってば。エレリン助けて~」ギュッ

エレン「頼られちゃったし。でも俺も聞きたいなぁ~つーわけで確保ォー!!」グワシッ

コニー「ぐおおおおおおお!!!」ジタバタ

ジャン「エレリンそのまま関節極めちゃえ!」

アルミン「折るか折らないかの痛みを与えちゃえ!言うまで極めちゃうよ~?」

コニー「いてえ!離せ!離せぇ!」ジタバタ

ライナー「早く言わないと次はベルっちが足の関節極めちゃうかんね」

ベルトルト「殺ったろーじゃん!」

80 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/30(日) 21:12:13 ID:YowMctqg

コニー「わかった!いう!いうがらぁ!」

エレン「二言はない~?嘘ついたら次はそのまま肩外すからな。俺は本気だ」パッ

コニー「…」ハアハア

ベルトルト「駆逐モードこわー」

ライナー「人殺しの眼だよね。エレリンのそういうところオモロー」

ジャン「では尋問タイム入りまーす!サシャのどんなところが好きですかー?」

コニー「えっと…」モジモジ

エレン「…」バッガシッ

コニー「ぐああああああああああああ!!!!」

マルコ「エレリン!ストップストップ!いくらなんでも気が短すぎ!」

エレン「何か興奮してきちゃって…」パッ

ライナー「まだ駆逐モードなんだね~。落ち着くまで抱っこしよっか?」

エレン「え、ホント?えへへ、じゃあぎゅってして~」

ライナー「エレリンのこういうとこマジ可愛い」ギュッ

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