【進撃の巨人】ミカサ「夏の日」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。今回は104期の女子たちがだらだらと様々なことを語り合うSSです。進撃女子たちのほのぼのとした日常の風景をお楽しみください。
サシャ「夫婦っていうのもすごいですよね。何十年も同じ相手と過ごすなんて想像できません」
ミーナ「周りにはたくさんいるけどねー。自分のこととなると」
ミカサ「私のエレンへの愛情は無尽蔵。枯渇することはない」キリッ
アニ「ミカサは平気そうだね。エレンの方がどうか知らないけど」
ユミル「夫婦と言えども時間が経てば愛情はやがて消えて行って関係性だけ残るんだよ」
ユミル「ただ、そっちの方が執着しちゃうから簡単に別れたりはしない」
ユミル「…らしい」
サシャ「らしいって、今までのみんな伝聞ですか。どこ情報ですか」
ユミル「内緒」
ユミル「大体人を何だと思ってるんだ。人間やってる時間はお前らとそう変わんねーよ」
ミーナ「耳年増クイーンはユミルだったね」
ユミル「へへっ」
ミカサ「ユミルユミル」
ミカサ「クリスタが一度に情報流し込まれてもういっぱいいっぱい」
クリスタ「」プシュー
アニ「若い内からそんな現実知らなくても。今くらいクリスタに夢見させてあげなよ」
クリスタ「アニぃ…!」ウルウル
サシャ「あー、じゃあそんなクリスタに良いもの見せてあげますよ!」
サシャ「えーっと、確かここの奥の方に…」ゴソゴソ
サシャ「あった!じゃーん!」バサッ
ミーナ「何それワンピース?、かわいー!」
クリスタ「チロリアンだねー。あれ、でもサシャそんなの着てたことあったっけ?」
サシャ「これ、村の結婚式の時に若い女の子がみんな着るんですよ!」ヒラヒラ
ミカサ「どうして持ってきたの?」
サシャ「家出る時に適当に荷物詰め込んだら、紛れ込んじゃって」
アニ「女の子みんながそれ着たら華やかだろうね」
サシャ「それはもう!で、音楽に合わせてくるくる踊るんです!」
ミーナ「普通に教会式も良いけど、そういうのも楽しそうだねー」
クリスタ「良い…!素敵…!」キラキラキラキラ
ユミル「クリスタ復活したな」
アニ「良かった良かった」
ミーナ「よく見たら、成績上位ばっかだね。この部屋」
ユミル「違うのはミーナと私くらいか」
ミーナ「ユミルだって実技すごいじゃない。どうして上位に入ってないのか不思議なくらい」
クリスタ「だよねぇ。逆に私が上位なのが不思議なんだけど」
ユミル「まあまあ」
アニ「ミーナも筋は悪くないんだけどね」
ミーナ「もう少し持久力付けろって教官に言われた」
サシャ「筋力も付けないといけないかもしれませんね。ちょっと失礼」フトモモムニッ
ミーナ「ひゃ!?サシャ、なに!?」
サシャ「足ほっそいですもん。柔らかいし。まだまだ筋肉付ける余地ありますよ」ムニムニ
ミーナ「ちょ、サシャくすぐったいw」
クリスタ「私ももうちょっと体力付けたい」
ユミル「クリスタはそのままでいてほしいなー」
クリスタ「そういう訳にはいかないよ」
アニ「一旦兵士目指した以上はね。しょうがないね」
サシャ「女の子はどうしても男に比べると筋肉もつきにくいですからね。大変ですよ」
ミーナ「ねー、ミカサァ、体の鍛え方教えてー」
ミカサ「!?」モグモグ
ユミル「また食ってたのかw」
ミカサ「鍛え方と言っても…訓練でやったことくらいで特別なことはしていない」
アニ「基本が大事なんだよ、ミーナ」
ミーナ「そっかあ。自主練の時間増やすかなー」
クリスタ「ミーナ!私も混ぜて!」
ミーナ「いいよー」
ミナクリ「「もう少し涼しくなってから」」
ユミル「ダメじゃねえかw」
アニ「…あ、ヒグラシ…」
クリスタ「ちょっと暑さも落ち着いてきたね」
ミーナ「…くーーーっ…」ノビー
ミーナ「ちょっと足冷えちゃったかな」パシャン
サシャ「タオル出しますよ。使ってください。ほら、アニも」
アニ「ありがとう」
ユミル「そろそろ水捨てるか」
ミカサ「それは私がやろう。ごちそうになってばかりだし」
アニ「反対持つよ。いくよ、せーのっ」
ミカアニ「「ほっ」」ヒョイ
サシャ「!」
ユミル「!」
ミーナ「!」
ミカアニ「「よいしょっ、よいしょっ」」
サシャ「私たちがあれだけ苦労した水をいとも簡単に…」
ユミル「さすが1位と4位…」
ミーナ「本当にやってるの基本だけ…?」
ミカサ「ただいま…。みんな、何やってるの?」
クリスタ「んー、コニーにいっぱいごちそうになっちゃったからね。何かお礼しようと思って」ゴソゴソ
ユミル「私はいいだろって言ったんだけどな」
サシャ「そういうユミルもおせんべい出してきたじゃないですか」ゴソゴソ
アニ「サシャも?」
サシャ「さすがにごちそうになってばかりですからねー。日頃の感謝も込めて。」ゴソゴソ
サシャ「…あ、あった」
クリスタ「なに?金平糖にするの?」
ユミル「量少ないなー。毎日ぶんどられてるパンのことも思うと泣けてくるな」
サシャ「私から、っていうことで付加価値がこの100倍くらいあるんですよ」
アニ「ミーナは?」
クリスタ「お礼探しに部屋に戻ったよ」
アニ「私も行って来よう」
ミカサ「私も」
ミーナ「…すごい量になったね。お菓子ばっかり」
サシャ「野菜乗ってたカゴが埋まりましたね」
クリスタ「逆に迷惑かな」
ユミル「いやー、他の男どもが集ってきそうだからな。大丈夫じゃね?」
ミーナ「そろそろご飯の時間だし、食堂でわたそっか」
サシャ「傍から見たらちょっとしたコニー親衛隊でしょうね」
ユミル「ライナーやジャン辺りがうるさそうだな」
ミーナ「じゃ、いこっかー。もっかい部屋に戻って着替えてくるねー。アニ、行くよー」
アニ「…めんどくさい…」
ミーナ「アニはちゃんとブラつけないと。ノーブラバレバレだよ?」
ユミル「ミーナは絆創膏でどうにかなりそうだもんな」
ミーナ「酷い!」
クリスタ「もうコニーのパン取るのやめなよ?クリスタ」
サシャ「そうですね、今日は取りません!もういっぱい食べたし」
ユミル「普通に会話に混ざってたから食べてないのかと思ったら、半分以上サシャが消費してたな」
クリスタ「今日は…って明日は?」
サシャ「明日は明日の風が吹く、って言いますからね。私の気分次第ですね」
ユミル「それってそう言う意味なのか?」
ミーナ「お待たせー。いこっかー」
ミカサ「はぁ…エレンに会えるかな」
ミーナ「会える会える。みんなご飯に来るよ」
クリスタ「ご飯も良いけど、早くシャワー浴びたいー」
ユミル「この肌のベタベタがな。拭くくらいじゃ気持ち悪いままだし」
アニ「早く涼しくなると良いね」
キャッキャッゾロゾロ ガラガラピシャッ
おしまい
ミカサ「夏の日」
出典: jbbs.livedoor.jp
【進撃の巨人】エレン「夏の日」【厳選名作SS】 - RENOTE [リノート]
renote.net
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。今回はいつもの104期男子メンバーによるほのぼのとした日常を描いたSSです。ある夏の日、104期男子達がひたすらだらだらと様々なことを語り合います。
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