いい意味で裏切られた名作映画まとめ!イメージと違う衝撃的な展開が魅力的!
ここではCMや告知から想像するイメージと実際の内容にギャップがある、いい意味で裏切られる名作映画をまとめた。男同士の友情と成長を描いた作品と思いきや衝撃的なラストが待ち受ける『ファイト・クラブ』、カルト教団の裏の顔を描くと見せかけておいて重厚な人間ドラマを展開する『ザ・マスター』などを紹介している。
▼『ファイト・クラブ』
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男が男らしく生きることへの抑圧への対処方としての男の在り方を描いていただけなんですが、そこから人間の在り方へと飛躍する恐ろしい内容というのも、なかなか見事な内容ですな。
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過剰な物質社会、個人は消費する為に働き..と延々と続くそのサイクルを破壊してしまいたい、働き蟻である事を辞めてしまいたい、そんな衝動に駆られ行動する男達の姿が描かれています。
主人公のつぶやきや登場人物のセリフはとても素朴な内容ながら深みのある言葉ばかりで、そのひとつひとつにセンスの良さが感じられます(これは原作が存在することによるところが大きい)。
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ファイトクラブ最高。あのイカれ具合、ぶっ飛び方!興奮するぜ!
— WB (@wb0413) 2013.04.10 01:34
ファイトクラブってこんな話だったのか
— Aratan, Shin.T (@Aratan_tan) April 9, 2013
▼『ザ・マスター』
これまで何度も繰り返し観てきた何本もの予告編から想像していたような内容とは全然違っていたが、しかし、その期待と予想を遥かに上回る大傑作!
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カルト教団を取り上げているものの、それは物語の背景であって、主人公のフレディとマスターとの激しいぶつかり合いが描かれていて、長尺ながらもその長さを見る者に意識させない充実ぶりです。
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マスターと呼ばれる謎の信仰宗教のカリスマにハマっていく男の話だと予告篇からみて勝手に思ってたので、ちょっと違った。
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『ザ・マスター』鑑賞。PTA監督作は久々でした。フォアキン・フェニックス、たまに駅とか街にいる完全にヤバイ人だった。
— マキヒロチ (@makihirochi) April 10, 2013
『ザ・マスター』 とにかくホアキン・フェニックスの演技がすごすぎる。唇の片側だけあげて笑うあの笑顔。弱々しいのに猛々しくて狂ってるなって感じ。
— laaa_liii (@laaa_liii) April 10, 2013
何かが起こりそうだけど起こらなくてでも何かが決定的に違ってしまっている、そんなシーンの連続であった。消化不良だけど圧倒されたのは確か…
ザ・マスターじわじわ来るな~。悲しいな~。
— p aya (@aya_n) 2013.04.10 11:53
『ザ・マスター』の<フレディ>と<マスター>は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の<ダニエル>と<イーライ>の関係の変奏か?と思って観ていたのでただでさえ緊張感漲る二人が対峙するシーンにはかなりどきどきさせられた。
— SUZUKI(nekooto) (@HRAK_GM) April 10, 2013
ザ・マスターのことばかり考えてる。見終わった後よりも時間が経つにつれじわじわくるの久しぶり。
— nog (@nogoodkyoko) April 10, 2013
▼『ミリオンダラー・ベイビー』
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どんでん返しといってもいいほどのビックリ仰天な展開を見せるが、ここからが『ミリオンダラー・ベイビー』の真の見せ場。前半のサクセスストーリーはただの前振りに過ぎなかった事がわかる。
この映画はボクシング映画ではないのだ。ボクシングの試合の描写自体は淡白なものである。全てが人間描写である。二人の人間描写こそすべて。
闇の中に深く沈みながら、その底にある物を模索する。見終わって、涙しながらも、人の幸せと人生について考えさせられる映画。
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