アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。
『アリス・イン・ワンダーランド』の概要
『アリス・イン・ワンダーランド』とは、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を元に、その後日談として19歳になったアリスとワンダーランドを描いた2010年のアメリカの3D映画。監督は『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』などで有名なティム・バートン。主演はオーストラリア出身のミア・ワシコウスカ。アリス作品には欠かせないマッドハッター役はジョニー・デップが演じた。ティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組むのはこの映画で7作目である。青い芋虫アブソレムの声は、『ハリーポッター』シリーズのセブルス・スネイプ役で日本でも人気のアラン・リックマンが演じている。その他に『カンバセーションズ』で第18回東京国際映画祭最優秀女優賞受賞したヘレナ・ボナム=カーター、『レ・ミゼラブル』で5つの賞を受賞したアン・ハサウェイら豪華キャストも出演し、話題となった。
19歳になったアリスは何があるのか聞かされていないパーティーで、母の薦める身分の高い貴族のヘイミッシュからプロポーズを受ける。突然のことに困惑し、逃げるように駆け出したアリスは庭で見かけた白うさぎの後を追って木の根元の穴に落ちる。落ちたその先は幼い頃に行ったワンダーランドであったが、アリスはそのことを忘れていた。その世界は赤の女王によって恐怖で支配されていた。予言の書に書かれた救世主こそアリスだった。アリスは救世主を探していた白うさぎたちが本物のアリスか判断するため、青い芋虫アブソレムのもとに連れていかれるが、アブソレムはアリスとは「ほど遠い」と答える。違うアリスだと皆から言われるが、予言の書を見た赤の女王に命を狙われ、アンダーランドを赤の女王の支配から取り返す戦いに巻き込まれていく。
従来のアリス映画に満足していなかったティムバートン監督が、キャラクターを深く追求し作り上げた作品。
実写とモーションキャプチャによって作り出された美しい映像が特徴で、プロダクションデザイナー(美術監督)を務めたロバート・ストロンバーグは、アカデミー賞美術賞を獲得。衣装デザイン賞も受賞している。また、第68回 ゴールデングローブ賞も受賞した。
アメリカの映画レビューサイトのロッテントマトでは52%の支持を得、興行成績も良く、。2010年公開映画では『トイ・ストーリー3』に次いで第2位の興行成績だった。
アメリカで公開された約1か月後に日本でも公開され、日本では118億円の興行収入があった。
2016年には本作の続編である『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』も公開されている。
『アリス・イン・ワンダーランド』のあらすじ・ストーリー
突然のプロポーズ
6歳のアリス・キングスレーは、穴に落ちては風変わりな生き物たちが暮らすワンダーランドの夢を見るちょっと変わった女の子だった。そんなアリスを、世界を股にかける貿易の仕事をする父、チャールズ・キングスレーは“優れた人はみなおかしい”と励まし理解してくれていた。
時は経ち13年後。19歳になったアリスは、まだおかしな夢を見ることに悩まされていたが、ワンダーランドの記憶はすでになく、ぼんやりとしたイメージの夢になっていた。アリスは相変わらず奇妙な空想をするのが好きな癖があったが、美しい娘に成長していた。よき理解者だった父も亡くなり、アリスは気を落とし、自分に自信を失っていた。
ある日アリスは母ヘレン・キングスレーにパーティーに連れていかれる。そのパーティーは貴族の御曹司ヘイミッシュ・アスコットがアリスにプロポーズする婚約パーティーだった。しかしアリスには何も知らされておらず、友達の姉妹にそのことを聞かされ困惑し、戸惑う。姉マーガレット・キングスレーにも若いうちに結婚し幸せになることを勧められる。未婚のまま空想のフィアンセを待ち続けるイモージェン叔母さんのようにはなりたくないと思いながらも、奇想天外な空想が大好きなアリスは格式ばった貴族の生活を窮屈に感じ、ヘイミッシュのプロポーズを受けるべきか判断ができず、「少し時間をちょうだい」と言ってその場を逃げ出した。
穴に落ちてワンダーランドへ
アリスは庭で見かけた懐中時計を持った白いうさぎを追いかけて、木の根元の大きな穴に落ちてしまう。
穴に落ちてたどり着いたのはいくつも扉がある小さな部屋だった。アリスはテーブルの上に鍵が置いてあるのを見つけ、1つずつ扉に差し込んでいくが、開いたのは顔がやっと入るほどの1番小さな扉だった。幼い頃にワンダーランドを訪れた記憶を失っているアリスは、置かれているDrink Meと書かれている飲み物を飲んで小さくなったり、Eat Meと書かれているお菓子を食べて大きくなったり、試行錯誤しながらなんとか扉の外に出た。
扉の外には何とも言えない不思議な世界が広がっており、人間のように話す白うさぎやヤマネ、双子のトウィードルダムとトウィードルディ、ドードー鳥たちが待ち構えていた。アリスが夢だと思っていた世界は実在したものの、13年前とは違い、赤の女王に支配された暗黒の世界となっていた。
彼らは口々に“違うアリス”だと言い、アリスはなぜ自分の夢なのに違うアリスと言われるのかわからない。
アリスが本物なのか判断に迷った白うさぎたちは、頭の良い芋虫アブソレムのところにアリスを連れていく。
アブソレムに「お前は誰だ?」と聞かれ「アリス」と答えるが、「それはどうかな?よくわからんのだろ?」と言われる。アンダーランドの絵暦である預言の書を見せられたアリスは、赤の女王の恐怖で支配する政治が終わる日とされたフラブジャスの日に自分がジャバウォッキーという怪物をヴォーパルの剣で倒すことになっているという話を聞く。思わず「私じゃないわ」とアリスが言うと、アブソレムも「ほど遠いな」と答えた。
バンダースナッチの襲撃
アリスが自分の進む道をしっかりと歩んでいなかったから、違うアリスだと言われ、アリスは夢から覚めればみんな消えると思い、ヤマネに剣で刺してもらうが、その痛みにも関わらず夢から覚めなかった。
そこへ赤の騎士団を従えたハートのジャックと、巨大な怪物バンダースナッチが襲ってくる。皆散り散りに逃げるが、白うさぎとドードー鳥はハートのジャックたちに捕まり、アリスはバンダースナッチに襲われる。ヤマネが剣でバンダースナッチの目玉を突いたのでアリスは逃げることができたが、腕を引っかかれ怪我をしてしまう。双子はジャブジャブ鳥に連れ去られてしまった。
預言の書を拾ったハートのジャックは赤の女王に報告する。赤の女王はフラブジャスの日にアリスによって、自分が大切にしているジャバウォッキーが倒されることを知り、アリスを捕らえるようハートのジャックに言いつける。
ハートのジャックは白の女王の愛犬ベイヤードを使い、アリスの行方を追わせる。ベイヤードは妻と子を人質に取られてしまったため、ハートのジャックの命令に背くことができなかった。
マッドハッターのティーパーティー
暗い森の中をアリスが1人で彷徨っていると、木の上にチェシャ猫が現れ、名前を聞かれる。アリスという名前のことで揉めているとアリスが答えると、うさぎとマッドハッターのところに案内すると言う。
チェシャ猫に導かれ、アリスはマッドハッター、三月うさぎ、ヤマネがティーパーティーをしているところにやってくる。
そこでヤマネが違うアリスだと言うにも関わらず、マッドハッターは「間違いなく本物のアリス」と歓迎する。
ティーパーティーをしていると、ハートのジャックが赤の騎士団を従えて現れ、マッドハッターはアリスを守るため、ティーポットの中にアリスを隠す。ベイヤードがアリスの匂いを嗅ぎつけるが、マッドハッターが小さな声で「ビッグヘッドを倒せ」とつぶやくと、去っていった。ハートのジャックはベイヤードの後を追っていった。
マッドハッターはアリスを連れ、かつてこの世界の統治者で赤の女王の妹である白の女王のもとへと向かう。
自分の帽子にアリスを乗せ歩き出すと、マッドハッターは赤の女王の残虐さをアリスに話す。そこへ赤の騎士団が再び現れ、マッドハッターと帽子に乗ったアリスは逃げる。
マッドハッターはアリスを逃がそうと、帽子を白の女王の城の方へ投げるが赤の騎士団に捕まってしまう。
赤の女王の城~サラゼングラムへ~
帽子に載って飛ばされたアリスはベイヤードに見つかってしまう。ベイヤードは妻と子を人質に取られているためにアリスを追ってきたということ。マッドハッターはサラゼングラムにある赤の女王の城に連れていかれたということをアリスに話した。アリスは自分のせいでマッドハッターが捕まったのだから助けに行こうとベイヤードに言うが、ベイヤードはそんな預言はなく、道をそれてはいけないと言う。しかしアリスは、「うさぎの穴に落ちてからあれこれ指図されてばかり、この先は私が決める。道は私が作る」と言い放ち、ベイヤードの背に乗って赤の女王の城のあるサラゼングラムを目指す。
赤の女王の城の堀に打ち首にされた者たちの生首が浮かんでいた。アリスはその首を飛び越えて、赤の女王の城の庭に入った。
庭では赤の女王がフラミンゴをグラブにし、ハリネズミを球にしてクロッケーをしていた。球のハリネズミが飛んでしまったので、召使の白うさぎが探しに行くと、庭に忍び込んでいた体が小さくなったアリスがハリネズミの近くにいた。白うさぎは体が大きくなるケーキ(アッペルクーヘン)をアリスに食べさせるが、アリスは食べ過ぎてしまい庭の垣根から上半身が出てしまうほど大きくなってしまった。不審に思った女王は白うさぎに「この者は?」と尋ねるが、白うさぎは「あむ…」と言葉を濁らせた。
アリスが機転を利かせ、「アムブリッジから来ました。」と言うと「服は?」と女王が聞いた。「大きすぎて入る服がなくて皆に笑われるんです。女王様ならわかってくださると思って」とアリスが言うと、女王は「頭の大きな者は歓迎 この大きな娘に服を」と家来たちに服を作ることを命じた。正体がわからないように「アム」と名乗るアリスを女王は気に入り側に置いた。
マッドハッターは赤の女王にアリスの居場所を聞かれるが、赤の女王の帽子を作ると言ってごまかす。
その頃、ベイヤードは白の女王の城に着き、アリスはサラゼングラムの赤の女王の城にいると伝えた。白の女王は、「戦士が見つかった。ヴォーパルの剣もそこにある」とベイヤードを優しくなでた。
赤の女王はハートのジャックに、白の女王の方が自分より人気があるのはなぜかとこぼす。ハートのジャックは「愛されるより恐れられるほうがいいではありませんか?」と赤の女王に言う。「わからない」という赤の女王だったが、「庶民なんてくれてやる 私には必要ない お前がいるから」とハートのジャックに抱きつく。
マッドハッターは赤の女王の帽子を作っていた。また帽子を作れると喜んでいたマッドハッターだったが、アリスに「赤の女王様のじゃなければよかったのに」と言われると取り乱す。「自分はいかれたのか?」と問うマッドハッターに、アリスは優しく、かつて父がアリス自身に言ってくれた言葉を掛けた。「残念ながらあなたは完全におかしい でもいいことを教えてあげる 偉大な人はみな、そう」と。
ヴォーパルの剣を探しに
アリスはマッドハッターと別れ、赤の女王の城の中にあるヴォーパルの剣を探しに行った。ヴォーパルの剣のありかは白うさぎが知っていた。剣は小屋の中にあるのだが、剣の前にバンダースナッチが眠っていた。戸惑うアリスだったが、ヤマネからバンダースナッチの目玉をもらうと小屋の中に入り、バンダースナッチに目玉を返し、バンダースナッチの首にかかっている鍵で剣の入っている箱を開けて、ヴォーパルの剣を手に入れた。
その頃、ハートのジャックはこっそりアムと名乗っていたアリスに大きい者が好きだと言い寄っていた。それを見た赤の女王の側近は赤の女王に告げ口し、赤の女王の怒りは爆発した。「打ち首じゃー」と怒り狂う赤の女王に、ハートのジャックはアムが自分をそそのかしたと訴え、マッドハッターが帽子を作っている部屋に突入してきた。そこにはマッドハッター、ヤマネ、アリスがいたが、マッドハッターがハートのジャックを攻撃し、アリスを逃がす。しかし、ヤマネが「アリス、逃げて」と叫んでしまったため、ハートのジャックにアムが本当はアリスであることがばれてしまった。
ヴォーパルの剣を持って逃げるアリスだったが、赤の騎士団に囲まれる。そこにバンダースナッチが走ってきてアリスは飛び乗り、赤の女王の城の外に逃げ出した。白の外にベイヤードが待っていて、共に白の女王の城へと向かう。
ハートのジャックはアリスがヴォーパルの剣を持ってバンダースナッチの背に乗り逃げたことを赤の女王に報告すると、赤の女王はハートのジャックを3回平手打ちした。赤の女王は捕らえたマッドハッターとヤマネを処刑することを命じた。
戦う意を決したアリス
アリスは白の女王の城にたどり着き、白の女王にヴォーパルの剣を渡した。白の女王は体が小さくなる薬を作りアリスに飲ませ、アリスは元の大きさに戻った。
青い芋虫のアブソレムが再び現れた。「ほとんどアリスになった」とアブソレムは言うが、アリスはまだフラブジャスの日にヴォーパルの剣でジャバウォッキーを倒すことを受け入れられない。
マッドハッターとベイヤードとその妻子、ヤマネたちは逃げ延び、白の女王の城にやってきた。
白の女王の家来たちは白の女王の戦士になる者を選び出していたが、アリスはまだ決心が持てない。アリスがその場を逃げ出すと、再び青い芋虫のアブソレムが現れたが、その姿はさなぎになっていた。アブソレムは生まれ変わるという。アリスは自分がどうすればいいか教えてくれとアブソレムに訴えるが、アブソレムは自分が誰かもわからない者に教えることはないという。
アリスは自分はアリスだと自信を持って答えた。アリスの記憶はよみがえり、ワンダーランドの記憶が本物であることを確信した。
アリスは白の女王の戦士としてヴォーパルの剣でジャバウォッキーを倒す決心をした。
その頃、赤の女王の城ではマッドハッターや白ウサギたちが囚われ命の危機に瀕していた。マッドハッターは処刑台に立たされるが、チェシャ猫の助けで一命をとりとめ、城や町の人々に反乱を呼びかける。
赤の女王との最後の決戦
アリスが城に到着し、チェス盤に見立てた闘技場で、赤白の軍が向き合うこととなる。
ジャバウォッキーは恐ろしく大きくアリスに襲いかかる。アリスは奇想天外なことを6つつぶやきながら、ジャバウォッキーに立ち向かっていく。マッドハッター達の助けを借りながらアリスはジャバウォッキーの背にまたがり、その首を落とした。
赤の女王は負け、王冠は白の女王の頭上に載った。白の女王は赤の女王とハートのジャックを一緒に追放すると言い放った。ハートのジャックは赤の女王を殺そうと剣を向けたが、マッドハッターがナイフを投げそれを阻止した。
アリスと白の女王は戦いに勝利し、赤の女王とジャックは追放された。
白の女王はアリスにジャバウォッキーの血の入った小瓶を渡した。それを飲むと現実の世界に帰れるという。「行くな」というマッドハッターに、「出さなきゃいけない答えがある」と言いアリスはジャバウォッキーの血を飲んだ。
アリスは木の穴の上で目覚めた。ヘイミッシュのもとに戻ると、アリスは彼とは結婚できないと伝える。姉や母、姉の夫、双子の友達、ヘイミッシュの母、イモージェン叔母さんにひと言ずつ言うと、最後にヘイミッシュの父に仕事の相談があると持ち掛けた。アリスは父の貿易の仕事を引き継ぎ、ヘイミッシュの父の会社で働くことになった。アリスの肩にはアゲハ蝶になったアブソレムが止まり、羽ばたいていった。
『アリス・イン・ワンダーランド』の登場人物・キャラクター
主人公
アリス・キングスレー(演:ミア・ワシコウスカ、マイリー・エラ・チャレン)
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『ビッグ・フィッシュ』とは2003年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジー映画である。原作は『ビッグフィッシュ - 父と息子のものがたり』で、ティム・バートン監督による作品。病が悪化した父エドワードの看病をするために実家に妻とともに戻ったウィル。父はウィルが小さいころから自分の人生をおとぎ話のように語っており、ウィルは年を取るにつれその話を信じなくなり二人の間の関係は悪くなる。しかし、看病を通して時間を過ごすうちに二人の父子の関係は少しずつ変化していく。
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ムーラン2(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ムーラン2(Mulan II)』とは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ディズニーの人気作品『ムーラン』の続編である。『ムーラン』の物語から1ヵ月後、主人公のムーランとシャン将軍が新たな任務を受け、旅に出る物語である。そのため、前作とリンクする部分も多々見受けられる。2005年にアメリカで公開された。日本では劇場での公開は無かったが、2004年に先行してビデオで販売された。一方で、主要キャラクターの中には今回新たに登場する者もおり、新しい『ムーラン』を見せることにも成功している。
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シュガー・ラッシュ(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『シュガー・ラッシュ』とは、アメリカ合衆国で2012年11月2日、日本で2013年3月23日に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の第52作目のアニメーション映画である。監督はリッチ・ムーアが務めた。また、タイトルは作中に登場するアーケードゲームの名前でもある。ゲームの世界で悪役を演じるラルフは、ヒーローになる夢を叶えるため潜り込んだレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で少女ヴェネロペと出会い、二人は互いの夢のために協力することになる。
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ノートルダムの鐘(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ノートルダムの鐘』とは、1996年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品で、容姿が醜いことで周囲から酷い扱いを受けるカジモドが1人の女性に恋をする物語である。ディズニー作品といえば、プリンセスとプリンスが結ばれるストーリーで、年齢問わず楽しめるテーマが多い。一方で、今作は社会問題の1つである「差別」をテーマとした描写が見られ、歴史上差別対象となった「ジプシー」と呼ばれる民族が登場することからディズニー映画の中でも大人向けで異質なストーリーとなっている。
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アナと雪の女王(アナ雪)のネタバレ解説・考察まとめ
「アナと雪の女王」はアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。 日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。 王家の娘、2人の主人公アナとエルサを待ち受ける過酷な運命を描く。 大人から子供まで楽しめるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名作。
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トイ・ストーリー(Toy Story)のネタバレ解説・考察まとめ
ピクサー製作、ジョン・ラセター監督による長編アニメ映画。人間の目がない所でおもちゃが動くという設定に、独自の味付けが成されています。古いカウボーイ人形のウッディは、新しくやって来た宇宙飛行士人形バズにより持ち主の「一番のお気に入り」の座を奪われます。その逆恨みが元で様々な困難に見舞われるのでした。厳しい現実をユーモラスに描きつつ、友情や冒険の要素も盛り込んだ、大人も子供も楽しめる作品です。
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ズートピア(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ズートピア』とは、2016年にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオより公開されたアニメーション映画。第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞作品。肉食動物と草食動物が共に暮らす大都会ズートピアを舞台に、新米警察官のウサギのジュディ・ホップスと、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの2人が、連続行方不明事件を解決するために奮闘するメディ・アドベンチャー。作品のテーマとして人種差別などの社会問題が描かれている。
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レミーのおいしいレストラン(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『レミーのおいしいレストラン』とは、2007年に公開されたディズニー/ピクサー制作のハートウォーミング・コメディな長編アニメーション映画である。監督はブラッド・バード。物語の舞台はフランス・パリ。料理を愛し、フランス料理のシェフになることを密かに夢見るネズミのレミーと、料理が苦手な青年リングイニが出会い、かつて5つ星だったが星を2つ失ってしまったレストラン「グストー」に新風を巻き起こしていく。自分に自信がもてないネズミと人間の成長と友情が描かれた、子どもから大人まで楽しめる作品。
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目次 - Contents
- 『アリス・イン・ワンダーランド』の概要
- 『アリス・イン・ワンダーランド』のあらすじ・ストーリー
- 突然のプロポーズ
- 穴に落ちてワンダーランドへ
- バンダースナッチの襲撃
- マッドハッターのティーパーティー
- 赤の女王の城~サラゼングラムへ~
- ヴォーパルの剣を探しに
- 戦う意を決したアリス
- 赤の女王との最後の決戦
- 『アリス・イン・ワンダーランド』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- アリス・キングスレー(演:ミア・ワシコウスカ、マイリー・エラ・チャレン)
- ワンダーランドの住人
- マッドハッター/タラント・ハイトップ(演:ジョニー・デップ)
- 白うさぎ/ニベンズ・マクトウィスプ
- トウィードルダム/トウィードルディー(演:マット・ルーカス)
- ヤマネ/マリアムキン
- チェシャ猫
- ドードー鳥/ウィリアム
- 三月ウサギ/ザッカリー・イアウィケット
- 青い芋虫/アブソレム
- ベイヤード・ハマー
- 白の女王/ミラーナ(演:アン・ハサウェイ)
- ヴィラン
- 赤の女王/イラスベス(演:ヘレナ・ボナム=カーター)
- ハートのジャック/イロソヴィッチ・ステイン(演:クリスピン・グローヴァー)
- ジャバウォッキー
- バンダースナッチ
- ジャブジャブ鳥
- トランプ兵
- 現実の人物
- チャールズ・キングスレー(演:マートン・チョーカシュ)
- ヘレン・キングスレー(演:リンゼイ・ダンカン)
- マーガレット・キングスレー(演:ジェマ・パウエル)
- ローウェル(演:ジョン・ホプキンス)
- イモージェン叔母さん(演:フランシス・デ・ラ・トゥーア)
- アスコット卿(演:ティム・ピゴット=スミス)
- アスコット夫人(演:ジェラルディン・ジェームズ)
- ヘイミッシュ・アスコット(演:レオ・ビル)
- フェイス・チャタウェイ(演:エレノア・ゲックス)
- フィオナ・チャタウェイ(演:エレノア・トムリンソン)
- 『アリス・イン・ワンダーランド』の用語
- フラブジャスの日
- ヴォーパルの剣
- ビッグヘッド
- ファッターワッケン
- Eat Me
- Drink Me
- 『アリス・イン・ワンダーランド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アリスがうさぎを追って木の穴に落ちていくシーン
- マッドハッター「ここにあった何かを無くしたんだ」
- アリス・キングスレー「道は私が作るの」
- アリス・キングスレー「あなたは完全におかしいわ。でもね、秘密を教えてあげる。優れた人にはみんなおかしいのよ」
- 白の女王「他人を喜ばせる人生など送らなくていい。選択は自分でするのよ」
- 『アリス・イン・ワンダーランド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本作品に見られるティム・バートン監督作品『フランケンウィニー』『スリーピーホロウ』のモチーフ
- 2Dカメラ方式から3Dに変換する『アリス・イン・ワンダーランド』の撮影方法のメリット
- 値札“10/6”をつけているマッドハッターの帽子
- 『アリス・イン・ワンダーランド』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):ダニー・エルフマン「アリス・イン・ワンダーランド アリスのテーマ」
- ED(エンディング):Avril Lavigne「ALICE IN WONDERLAND」