ダラス・バイヤーズクラブ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ダラス・バイヤーズクラブ』とは、2013年のアメリカ映画で、エイズ患者ロン・ウッドルーフの実話をもとに描いている。仕事中の事故で病院に搬送されたロンは、検査の結果、エイズで余命30日と宣告される。彼は独自にエイズについて勉強し、アメリカで未承認の薬を海外から持ち込んで会員に提供する会社「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げる。監督はジャン=マルク・ヴァレが務め、主人公のロンをマシュー・マコノヒーが演じ、ジャレッド・レト、ジェニファー・ガーナーらが共演した。
『ダラス・バイヤーズクラブ』の概要
『ダラス・バイヤーズクラブ』とは、2013年にアメリカで製作された伝記映画である。エイズ患者ロン・ウッドルーフの実話をもとにしており、タイトルの『ダラス・バイヤーズクラブ』は、アメリカで未承認のHIV治療薬を仕入れてエイズ患者に販売するロンの立ち上げた会社名である。ロンのビジネスパートナーになるレイヨンや、ロンの主治医イヴは架空のキャラクターとなっている。
ハリウッド映画賞では、マシュー・マコノヒーが男優賞を、ジャレッド・レトがブレイクスルー男優賞を受賞した。
ゴッサム賞では、マシュー・マコノヒーが男優賞を受賞した。
ミルバレー映画祭では、マシュー・マコノヒーがスポットライト賞を受賞した。
ローマ映画祭では、作品賞にノミネートされ、マシュー・マコノヒーが主演男優賞を受賞した。
サン・セバスティアン国際映画祭では、ジャン=マルク・ヴァレ監督がセバスティアン賞を受賞した。
第29回インディペンデント・スピリット賞では、マシュー・マコノヒーが主演男優賞を、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
第79回ニューヨーク映画批評家協会賞では、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
第2回ボストン・オンライン映画批評家協会賞では、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
第39回ロサンゼルス映画批評家協会賞では、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
第7回デトロイト映画批評家協会賞では、マシュー・マコノヒーが主演男優賞を、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
第11回アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞では、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
第10回セントルイス映画批評家協会賞では、マシュー・マコノヒーが主演男優賞の次点で、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
第2回ノースカロライナ映画批評家協会賞では、マシュー・マコノヒーが主演男優賞に、ジャレッド・レトが助演男優賞にノミネートされた。
第71回ゴールデングローブ賞では、マシュー・マコノヒーが主演男優賞 (ドラマ部門)を、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
第20回全米映画俳優組合賞では、マシュー・マコノヒーが主演男優賞を、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞し、キャスト賞にノミネートされた。
第86回アカデミー賞では、マシュー・マコノヒーが主演男優賞を、ジャレッド・レトが助演男優賞を、アドルシア・リーとロビン・マシューズがメイク・ヘアスタイリング賞を受賞し、作品賞、クレイグ・ボーテンとメリッサ・ウォーラックが脚本賞に、ジャン=マルク・ヴァレと マーティン・ペンサが編集賞にノミネートされた。
第10回おおさかシネマフェスティバルでは、マシュー・マコノヒーが主演男優賞を、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞した。
上記のように、アメリカ内外の様々な映画賞で、特にマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの演技面が大きく評価をされた。
監督と編集は『ヴィクトリア女王 世紀の愛』のジャン=マルク・ヴァレ。音楽はカナダ出身の作曲家アレクサンドラ・ストレリスキ。撮影は『運び屋』の編集も担当したイヴ・ベランジェ。
主人公のロンを演じたのは『インターステラー』のマシュー・マコノヒー。ロンのビジネスパートナーとなるエイズ患者レイヨンを演じたのは『スーサイド・スクワッド』のジャレッド・レト。ロンの主治医イヴを演じたのは『JUNO/ジュノ』のジェニファー・ガーナー。
電気技師のロンは仕事中の事故で病院に搬送され、検査の結果、エイズで余命30日を宣告された。治験中の薬を服用しても症状の改善が見られず、紹介されたメキシコの医師からもらった薬で症状が改善する。その薬はアメリカでは未承認のため、ロンはアメリカへ持ち込んでエイズの患者に配布する会社「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げる。
エイズの患者を演じるために、マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトが大幅な減量をしており、その体当たりの演技には注目である。
『ダラス・バイヤーズクラブ』のあらすじ・ストーリー
余命30日の宣告
1985年のアメリカ合衆国テキサス州ダラス。電気技師でロデオ・カウボーイを楽しむロンは、仕事中の感電によって気を失い病院に搬送される。病室で目が覚めたロンのところへ医師のセバード、イブが入室してきた。セバードは検査の結果、ロンがエイズであること、体内の免疫を司るT細胞の数が著しく減少しておりロンの余命が30日であることを言い渡す。エイズになるのは同性愛者だけだと思っていた無類の女好きであるロンは、自身を同性愛者扱いされたと感じ、怒りをぶちまけて家へ帰る。ロンは家に帰ると、友人のタッカーと2人の女性を連れ込んで、コカインと酒を楽しむのであった。
エイズの治療薬AZT
ロンが搬送された病院の会議室では、製薬会社アボネックス社の営業マンが病院の医師に対して、AZTという新しいエイズの治療薬の治験へ参加するよう依頼していた。イヴは副作用の懸念があることを主張するも、セバードは効果を期待して治験への参加を決める。
ロンは図書館でエイズに関連する本を読み漁り、避妊をしない異性との性行為でもHIVに感染すると知る。思い当たる節があったロンは図書館内で「クソっ!」と叫ぶのであった。エイズに関する知識を身に着けたロンは、医師のイヴのところを訪れて、「AZTを売ってくれ」と依頼する。しかし、イヴからは「AZTは未承認の薬であるために売ることはできない」と断られた。
ロンは普段よく行く酒場でバーテンダーのジェイにいつも通り酒を頼んで、ラリーやT.J.ら友人が座る席へ向かう。ロンがエイズにかかったことを知ったラリーやT.J.はロンが話しかけてもまともに相手をしない。様子がおかしいことに気付いたロンが問い詰めると、友人らはロンを同性愛者だからエイズになったのだと言い始めた。同性愛者呼ばわりされたロンは激怒し、ラリーやT.J.に唾を吐きかけて酒場を去るのだった。
何とかしてAZTを手に入れたいロンは、病院の清掃員に頼んで、AZTをこっそり病院から流してもらうように依頼する。ロンは病院のごみ置き場で金と引き換えにAZTをもらって服用するようになった。しかししばらくするとその清掃員は「病院の薬の管理が厳重になったからAZTを渡せない。代わりにメキシコの医師に会え」と言ってロンにメモを渡す。何とかAZTをもらおうとして清掃員に掴みかかるが、ロンは反撃を喰らって気を失ってしまう。
目を覚ますとロンはまたもや病室にいた。治験参加者からしか検出されないはずのAZTの成分がロンの体内から検出されたことに医師のセバードは怒るが、ロンは白を切り通す。セバードが病室から出ていくと、ロンの隣のベッドにいたレイヨンが声をかけてきた。レイヨンは男性として生まれたが心は女性であるというトランスジェンダーで、女性らしい格好をしている。レイヨンがAZTの治験に参加しているエイズ患者だったことが分かると、ロンは「AZTを売ってくれ」と頼むが、レイヨンから「先約がいるから売ることはできない」と言われてしまう。
新たな治療を求めてメキシコへ
余命宣告を受けてから30日目。家にある金をかき集めたロンは、清掃員からもらったメモを頼りにメキシコの医師のところへ向かう。そこは医師免許を剥奪されたバスという男が営む医院であった。ロンはそこで検査を受けると、免疫力が低下していると言われる。ロンの好きなコカインだけでなく、エイズの治療薬であるAZTでさえも毒性があり免疫力を低下させるものだと初めて知ることになる。ロンはコカインの吸引やAZTの服用をやめ、バスからもらったビタミン剤と亜鉛を服用して治療を開始する。
バスの所を訪れて3か月後、ロンの激減していたT細胞の数が上昇に転じ、免疫機能が回復し始めた。毒性の低いddCという薬や、タンパク質のペプチドTという薬の服用もバスの指示で開始しておりその効果が現れ始めたのだった。ただ、これらの薬はメキシコでは承認されているがアメリカでは未承認である。
「ダラス・バイヤーズクラブ」の立ち上げ
ddCとペプチドTを大量に仕入れたロンは、車のトランクにそれらを積んでメキシコからアメリカに向かう。牧師のふりをして税関を通過しようとしたが、怪しまれてアメリカ食品医薬品局(以下略称のFDA)のバークレーという男から取り調べを受けることに。バークレーから「アメリカ国内へ持ち込める薬は90日分までと決まっているが、薬が3000錠もある」と指摘される。ロンは「私は癌患者で、1日33錠飲まないといけないから90日分で間違いない」と言って何とか逃れた。
エイズ患者のいそうな同性愛者たちが集まる路上で、ロンはddCやペプチドTの販売を始める。そこへ病室で隣のベッドだったレイヨンが現れ、「大口の売り先を知っているから仲間にしてほしい」と言ってきた。ロンはレイヨンをパートナーに、仕入れた薬を次々に売りさばいていく。売上も拡大したことから、路上販売を辞めてモーテルの1室を拠点にすることにした。ロンは「ダラス・バイヤーズクラブ」という会社を設立し、デヴィッド弁護士に会社設立に必要な書類の作成を頼む。会費を月400ドルに設定し、薬は無料で提供するという形を取ることに。
AZTの承認と新たな治療
アボネックス社のAZTがFDAによって承認されて一般患者へも投与が可能になる。アボネックス社の株価も高値を更新した。
モーテルに拠点を置いて2か月後。イヴがモーテルを突き止めてやって来る。ロンが広げる資料の中に、イヴは自分の患者が何人もいることに気付いた。ロンはペプチドTなど無害の薬を使って治療していることをイヴに説明する。未承認の薬が使われていることを知ったイヴは「患者にはここへ来ないように警告する」と言ってすぐにモーテルを後にした。
ロンとレイヨンがスーパーで買い物をしていると、T.J.とばったり再会する。T.J.は身体が触れるとエイズに罹患すると思っており、ロンが紹介したレイヨンと握手しようとしない。これに怒ったロンはT.J.の身体を背後から押さえつけ、手を無理やり差し出させてレイヨンと握手させるのだった。
ロンは新たな治療薬を求めて日本へ向かう。岡山の林原生物化学研究所へやって来たのは、ウイルスを抑える薬インターフェロンを売ってもらうためだ。山田氏とその約束を電話で取り付けていたが、日本の規則では日本の医師にしか売れないことが判明した。日本の医師が研究所から購入したインターフェロンを売ってもらったロンは、大量のインターフェロンを持ってアメリカへ帰国する。早速その効果を試したいロンは、空港のトイレでインターフェロンを自ら注射するが、気を失ってまたもや病院へ搬送されることになる。目を覚ましたロンは、承認されたAZTがセバードによって自身に投与されていると知ると、注射針を腕から外して帰るのだった。
目を付けられ始めた「ダラス・バイヤーズクラブ」
イヴが再びモーテルにやって来た。ロンはエイズになって免疫力が低下している患者へさらに免疫力を低下させるAZTを投与する危険性について指摘する。そして、自身がAZTを使わずに、症状の緩和に成功していると訴えると、イヴの見る目も徐々に変わって来る。ロンはイヴをディナーに誘って、互いの職業を選んだ理由などを話し合い、2人は徐々に打ち解けていく。
ロンの「ダラス・バイヤーズクラブ」は会員を増やし続けて順調にも見えていたが、グレーなやり方のため国からの査察を受けることになる。
さらにFDAは、医師による処方箋がなければ薬を患者へ渡すことができないという新たな規則を作った。アメリカ国内でも薬を医師から入手していたロンは、この規則の変更でアメリカの医師から薬を入手することが困難になり、メキシコや日本以外の国からも薬を入手できないか模索することになる。
今までのルートから薬を仕入れることができなくなり、「ダラス・バイヤーズクラブ」の経営状況も厳しくなってきた。レイヨンは一般的な男性らしい格好をして疎遠になっていた自身の父へ助けを求めに行く。レイヨンはエイズに罹患していることを告白し、自分を助けてくれた人へ恩返しがしたいとして父からお金を融通してもらう。レイヨンは父からもらったお金をそれと言わずにロンに渡すと、2人は無言で抱き合うのだった。
それでも経営状況は厳しいままで、ロンはモーテルの1室を借りて会社を続けるのが困難になった。そこへ「ダラス・バイヤーズクラブ」の会員である2人の男性が一軒家を仕事場としてロンに無償で提供してくれることになる。
ロンは新たな治療薬を求めて再びメキシコのバスのところへ行く。ロンはAZTは毒性が強く、効果も永続的ではないという研究結果をバスから知らされ、新たな別の薬を勧められた。ロンは医院の奥に蛍光灯が点滅する部屋を見つける。部屋の中には実験に使う幼虫が成虫になった蛾が舞っていた。ロンが両手を広げると、大量の蛾がロンの体中に止まるのだった。
レイヨンの死
メキシコから帰国したロンはレイヨンの死を知らされる。吐血したレイヨンは交際相手のサニーによって病院に担ぎ込まれたがその後亡くなっていたのだった。セバード医師のところへ行ったロンは、毒性の強いAZTをレイヨンに投与したから死んだのだと罵る。レイヨンはロンが忠告したにもかかわらず免疫力を低下させるコカインをやめられずにいた。イヴはAZTの毒性だけがレイヨンの死因ではなかったと言う。
金銭的に厳しい状況になっても「ダラス・バイヤーズクラブ」の会員になろうとする者は後を絶たなかった。会費が払えない患者がいると分かると、ロンは自分の車を売ってまでして患者を救おうとする。薬を求める会員の数はいつしか3000人を超えていたのだった。その会員の中にAZTを服用する者も多数いたことから、「ダラス・バイヤーズクラブ」はペプチドTが身体には無害でエイズの症状緩和の効果があることを記す冊子を作ることにする。
アボネックス社が主催する講演会ではエイズ患者向けにATZの効果がアピールされていた。その会場に乗り込んだロンは、毒性の強い治療薬AZTを作ったアボネックス社とそれを承認したFDAを強い口調で批判する。ロンは参加した患者たちへAZTの服用をやめてペプチドTを服用するように言いながら、作った冊子を無断で配るのだった。
エイズ患者を治療するイヴは、毒性の強いAZTの使用量を少しずつ減らしていき、ロンの作った冊子を病院内にこっそり置いていた。それらの行為を知ったセバードによって、イヴは病院を解雇され、ロンの「ダラス・バイヤーズクラブ」を手伝うことに。
裁判とロンの死
イヴが「ダラス・バイヤーズクラブ」を手伝うようになってから6か月後。AZTを承認したFDAを相手取って裁判を起こしていたロンは、裁判所で判事の出す結論を待っていた。判事はFDAの姿勢は褒められるものではないと批判したが、ロンの訴えには法的根拠が欠けるとしてロンの訴えを棄却する。
ロンは裁判にこそ負けてしまったが、FDAはペプチドTをアメリカでも使用することを許可し、エイズ治療に有効な未承認薬をアメリカ内で使えるようにすることに成功した。「ダラス・バイヤーズクラブ」に帰ってきたロンに会員たちが拍手を送る。
ロンはエイズになってからすることのできなかったロデオ・カウボーイとして念願の復活を遂げる。
ロンは余命30日の宣告を受けてから7年後の1992年に死去した。AZTは毒性の強さが徐々に明らかになり、エイズ患者への使用頻度も減少していった。
『ダラス・バイヤーズクラブ』の登場人物・キャラクター
ロン・ウッドルーフ(演:マシュー・マコノヒー)
日本語吹替:藤原啓治
電気技師。趣味はロデオ・カウボーイで、外出時にはテンガロンハットを被っている。仕事中の事故で病院に搬送され、検査の結果、エイズで余命30日を宣告される。独学でエイズについて調べ、治験中のAZTを病院の清掃員からこっそりもらって服用し始めるが、病院の管理が厳しくなりAZTの継続服用が困難になった。清掃員から渡されたメモを頼りにメキシコの医師のもとへ。そこではAZT自体に毒性がありそれが原因で免疫系を侵されていたと知り、ddCやペプチドTといった薬を服用する。それらの薬で症状が緩和したロンは、アメリカに薬を持ち込みエイズ患者に販売することに。レイヨンをビジネスパートナーに売り上げを伸ばしていき、モーテルの1室を拠点に会社「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。アメリカで承認されていない薬を求めて日本やメキシコなど世界を駆けまわる。ロンの活動は次第に国から目を付けられて活動が厳しくなるが、彼の熱意に打たれた会員や医師のイヴも協力し始める。ロンはAZTに毒性があることを知りつつ承認したFDAを相手取った裁判には負けるが、FDAからペプチドTのアメリカ国内での使用許可を勝ち取る。余命宣告されてから7年後となる1992年に亡くなった。
レイヨン(演: ジャレッド・レト)
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目次 - Contents
- 『ダラス・バイヤーズクラブ』の概要
- 『ダラス・バイヤーズクラブ』のあらすじ・ストーリー
- 余命30日の宣告
- エイズの治療薬AZT
- 新たな治療を求めてメキシコへ
- 「ダラス・バイヤーズクラブ」の立ち上げ
- AZTの承認と新たな治療
- 目を付けられ始めた「ダラス・バイヤーズクラブ」
- レイヨンの死
- 裁判とロンの死
- 『ダラス・バイヤーズクラブ』の登場人物・キャラクター
- ロン・ウッドルーフ(演:マシュー・マコノヒー)
- レイヨン(演: ジャレッド・レト)
- イブ・サックス(演:ジェニファー・ガーナー)
- タッカー(演:スティーヴ・ザーン)
- デイヴィッド・ウェイン(演:ダラス・ロバーツ)
- リチャード・バークレー(演:マイケル・オニール)
- セバード(演:デニス・オヘア)
- バス(演:グリフィン・ダン)
- レイヨンの父(演:ジェームズ・デュモン)
- サニー(演:ブラッドフォード・コックス)
- T.J.(演:ケヴィン・ランキン)
- ラリー(演:ローレンス・ターナー)
- ネディ・ジェイ(演:アダム・ダン)
- 『ダラス・バイヤーズクラブ』の用語
- HIV
- エイズ
- AZT
- アボネックス社
- FDA
- ペプチドT
- 『ダラス・バイヤーズクラブ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ロン「自分の薬は自分で決める」
- ロンの体中に蛾が止まるシーン
- 『ダラス・バイヤーズクラブ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 役作りのための過酷な減量
- 制作までに10年以上要した低予算作品
- 『ダラス・バイヤーズクラブ』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:T.REX「Life Is Strange」