エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜(A15)のネタバレ解説・考察まとめ
『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜(A15)』とはガスト(後のコーエーテクモゲームス)開発の、錬金術をテーマにしたRPGである『アトリエシリーズ』作品の第15作目にして『黄昏シリーズ』の第2部作目にあたるPlayStation 3用ソフトである。今作の主人公は「エスカ」という少女と「ロジー」という青年の2人の錬金術士で、選んだ主人公によって視点が異なるストーリーが描かれる。
『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』の概要
『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』とはガスト(後のコーエーテクモゲームス長野開発部)の開発、発売により2013年に発売されたPlayStation 3用ソフトである。追加要素が搭載されたマイナーチェンジ版の『アーシャのアトリエPlus 〜黄昏の大地の錬金術士〜』は2015年に、PlayStation 4およびNintendo Switchへの移植版は2019年に発売された。本作は黄昏シリーズ第二部作品であり、『アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜』の続編の位置づけとなる。そのため世界観は前作に引き続き、世界がゆるやかかつ着実に破滅に向かっていく「黄昏の時代」となる。時間軸は『アーシャのアトリエ』から4年後。登場人物のうちの数人は前作からの引き続きで登場しており、彼らの成長した姿が見られる。本作のゲームジャンルは「旧約錬金術RPG」である。
主人公は「エスカ」という少女と「ロジー」という青年の2人の錬金術士だが、性別が男性と女性であること以外にも、経歴、錬金術士の流派、物事の見方など、総じて対照的な2人となる。そのため、ストーリー進行はどちらの主人公を選んでも変わりはないが、それぞれの視点や出来事への関わり方が異なって描かれる。なお、マナケミアを除いて「○〇のアトリエ」という「アトリエ」のタイトルを冠するシリーズでは、本作のロジーが初の男性主人公となる。主人公が2人いるという設定も2008年発売の『マナケミア2』以来5年ぶりとなった。制作陣営は前作に引き続き、ディレクターは岡村佳人、イラスト担当は左(ひだり)が務めている。なお音楽は下田祐、阿知波大輔、柳川和樹、菊田裕樹に加えた木下英幸と浅野隼人の6名が担当している。音楽も前作に引き続き哀愁ある雰囲気の音楽が採用されているが、映画風フォントは廃止された。
前作の『アーシャのアトリエ』の続編だが舞台が異なる。本作は空に浮かぶ錬金術の遺跡である「未踏遺跡」を調査するためにできた「コルセイト」という辺境の街がストーリーの中心。ここに住む人々は未踏遺跡に到達することを夢見ており、未踏遺跡を踏破するために様々な職業や立場の人々が協力し合う様子が描かれる。
本作はアニメ化しており2014年に放送された。アニメーション制作はStudio五組。ゲーム本編の大筋とほぼ変わらないシナリオとなっているが、一部アニメオリジナルストーリーが展開されている。最終回ではゲストキャラクターとして次回作の『シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~』より、主人公のシャリステラとシャルロッテが1カット登場している。
『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』のあらすじ・ストーリー
ストーリーの舞台は、かつて錬金術が栄えた国だった「黄昏の大地」からはるか西にある場所。ここに住む人々はいつか来る「黄昏の終わり」に備えて錬金術の技術の再生と発見に心血を注いでいた。再生された錬金術の技術は「中央」という都市に集結されて、黄昏の進行を食い止めるための研究がされている。ロジーという青年は中央で錬金術を学び、人手不足の街で役立ちたいと移籍を願い出て「コルセイト」という辺境の地に派遣されてきた。ここで古流の錬金術士にして現地の役人の少女エスカと出会い、2人で錬金術を使って街の役に立つ約束をする。
本作では明確な章立てはされていないが、物語の区切りと思われる場所でパート分けする。ストーリー進行途中で進める順序や、その行動を起こすか起こさないかプレイヤーの任意により行動が委ねられる個所については「〇章第〇節」として区切りを設けた。ストーリー進行はマルチエンディングが採用されているゲームであるため、物語の真相を全て明らかにするルートを掲載する。
また、主人公が2名いるので、物語に差異がある場合は1つの章に対して「エスカ編」と「ロジー編」の2編をテキスト分けの上、並行して掲載する。
第一章 エスカとロジーの出会い
エスカ編
エスカは辺境の地コルセイトに住む少女であり、幼い頃に亡くした母親から錬金術を教わっていた。錬金術を駆使して「町の人の役に立ちたい」という思いからコルセイトの役人となった。役人としての初出勤日にオフィスで今後の相棒となるロジーや上司となるマリオン、先輩にあたるリンカと出会い、早速マリオンから仕事を課される。
ミッションの内容はエスカの実家のリンゴ園にある風車の修理である。マリオンにより整備班の人員が既に派遣されており、「彼と協力するように」と言われて現場に向かうことになった。エスカはコルセイトにやってきて間もないロジーに町の紹介をしながら実家へ向かい、現場に着くと整備班の男性に対して「お兄ちゃん」と声をかけた。彼はアウィンという青年で、エスカのいとこであり整備班に所属している。アウィンはエスカとロジーの研修担当をマリオンから任されており、今後もエスカたちの手助けをするように頼まれていた。エスカたちに先んじてリンゴ園の歯車をチェックしていたアウィンは「依頼主のクローネに報告したいことがある」といい、彼女を探すことになる。
酒場のマスターであるデュークから「クローネが気球発着場にいるかもしれない」という情報を聞きつけるが、気球発着場にはアウィンの上司であるヘイジマンしかいなかった。エスカたちは仕方なくオフィスに戻ろうとし、その道中でクローネと会えたため、アウィンが風車修理についての状況報告をした。彼が言うには「風車のパーツが古くなっているため、修理するには取り換える必要がある」とのことであり、エスカたちはそのパーツの材料となる素材を町の外に出て探すことになった。無事に歯車のパーツを見つけたエスカたちはオフィスで部品を作り、依頼主のクローネに納品する。
ロジー編
ロジーは中央で働く錬金術士であり、役人である。訳があって中央からコルセイトにやってきた彼だったが、コルセイト支部長のコルランドをはじめとし、上司のマリオンや今後相棒となるエスカ、先輩にあたるリンカに歓迎される。オフィスに到着して早速、ロジーはマリオンに町のリンゴ園の歯車を修理するという仕事を与えられた。マリオンの話では整備班のアウィンも先に現場に向かっているようで、ロジーたちは3人で協力して今回の仕事を進めるように指示される。現場には先にアウィンがおり、ロジーたちは風車の修理には歯車を取り換える必要があるという話を聞かされる。
風車に使う歯車を作ることを研修内容として3人は町の外で素材を集めるところから歯車作りに取り組む。集めた素材を使ってエスカが錬金術で歯車の作成に成功させ、今回の仕事の依頼主であるクローネに納品して仕事を終わらせた。
第二章 レイファーとスレイヤとの出会い
エスカたちはマリオンから南方の遺跡の調査を依頼される。今回のミッションは2つあり、1つは中央から派遣された専門家の研究状況確認、もう1つは最近現れる遺跡荒らしの正体を明かすことだった。2人は現場に向かうと、口論を繰り広げている3人の人物たちを見かける。その様子を遠くから見ているエスカとロジーには女性(歴史研究家のスレイア)か男性(トレジャーハンターのレイファー)か、どちらが専門家かわからないと困惑してしまった。
※ここで選んだ方の人物が今期仲間になる
男性の方(レイファー)を選択した場合
エスカとロジーは女性と争っていたトレジャーハンターの男たち(ハリーとレイファー)に声をかける。トレジャーハンターを自称する彼らは遺物調査をしているだけだと弁明するが、コルセイト支部の協力者の証となる証明書を持っておらず、引き上げていく。その後エスカたちも支部へ戻るとレイファーがおり、マリオンから正式にレイファーを協力者として迎え入れると発表があった。
スレイアを選択した場合
エスカたちは男たちと口論していた女性に声をかけると、彼女こそがマリオンが言っていた専門家のスレイアであり、歴史学者として遺跡の調査をしている人物だったことがわかる。スレイアの状況報告を受け、任務を果たしたエスカたちはコルセイトに戻った。2人がオフィスに戻ると、マリオンからスレイアには開発班協力者になってもらうという発表があった。
第三章 北部の村の救援
コルセイト北部にある集落から開発班に救援を求められる。この村の近くにある水源が涸れたことにより食料が不足しているようであり、エスカたちは彼らを救うために村へ向かった。エスカとロジーは食料を届けることはできたが、集落の村長から「近い将来村を捨てなければ生きていけないだろう」と聞かされてしまう。
第四章 水源枯渇の原因調査
エスカとロジーは先日訪れた村の水が枯れた原因を調査する。今回の調査からはエスカらの後輩となるルシルが班に加わり、ルシルも共に水源に向かった。開発班は水源に到着するが既に荒廃しきり、水も涸れかけ、モンスターも蔓延っていた。調査の最中、開発班メンバーは巨大なモンスターに遭遇し、これを撃退してオフィスに戻る。エスカらが倒したモンスターは水源が荒廃してしまう原因となった張本人ではなかったが、集落周辺の作物を荒らしていた犯人であり功績を称えられた。
第五章 未踏遺跡到達に向けての転機
開発班で大規模遺跡のスラグ墓所を調査することになり、これについての会議をしていた。そこにコルランドが現れ、マリオンを呼び出してしまう。コルランドの話では中央から調査隊が派遣されてくるとのことで、マリオンはこれについて猛反対する。これまでに支部で行ってきた事業のことはコルランドも理解しているため、本心では反対したいと複雑な心境を語るが、決まってしまったことは仕方ないと調査隊を迎え入れる準備を始める。これに伴って開発班も緊急会議を開くことになった。
そもそものコルセイト支部としての目標は「未踏遺跡への到達」である。「中央にも未踏遺跡へ到達する算段があるとは限らないのであれば、誰がそこに到達してもいいのではないか?」とエスカが切り出すと過半数がこの意見に賛成し、開発班の今後の方針が決まった。開発班として本当に未踏遺跡に到達するのであればこれまでの移動手段の気球では不可能であり、アウィンの協力を仰いで飛行船の製造に着手することになった。
第六章 ロジーのトラウマ
エスカ編・ロジー編共通
エスカの父親であり、リンゴ園の園主であるファウルは「リンゴの収穫量を増やしてほしい」と開発班に依頼を出す。彼の依頼に応えるためエスカたちは錬金術で道具を作り、ファウルに納品した。
その後日、エスカは気球発着場でミーチェとロジーが話しているのを見かける。ミーチェはロジーが中央にいた頃に飛行船研究に携わっていたことを知っており、ロジーが爆発事故と深く関わっていたことに言及する。これを見たエスカはロジーの知識を褒めに行くが、ロジーは足早にその場を去ってしまう。
ロジーは一人でアトリエに行き、過去のことを思い返していた。エスカもその後を追ってアトリエに来たため、ロジーは自身が起こした事故について語る。ロジーは中央で飛行船のエンジン製造・開発に携わっていた一人だったが、当時、錬金術でエンジンを作れる自分が誰よりも偉いと勘違いしていたという。飛行船製造は整備士と開発者が協力しなければ成り立たず、一人で暴走するロジーを見ていた飛行士であるロジーの友人が整備士と協力するように忠告した。しかしロジーはその忠告を聞き入れず、飛行船の爆発事故を起こしてしまう。これに巻き込まれたロジーの友人の飛行士は二度と仕事ができない身体になってしまい、ロジーは責任とトラウマを感じるようになったのだった。
こうした過去をエスカに打ち明けると、エスカは「それは間違いだ」とロジーに泣いて訴える。エスカにとって未踏遺跡の到達は昔からの夢であり、彼女はそれを叶えるために飛行船の製造に協力してくれるロジーに感謝しているという思いを伝えた。
思いをぶつけあった2人はお互いのことを理解しあい、その後現状における飛行船製造の課題を開発班会議で提起する。ロジーの見解ではエンジンが最大の問題であり、製造が非常に難しいという。さらに補強資材も必要としており、貴金属を必須材料であるのだった。そのためにはホムンクルスの協力と資金調達のためにソールの説得が不可欠であり、彼らへの交渉はマリオンが引き受ける。エンジンの調合はエスカが、レシピと設計の確認はロジーが担当し、飛行船製造に向けて各々ができることを引き受けた。
第一節「はちどりひめのだいぼうけん1」
Related Articles関連記事
リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜(A3)のネタバレ解説・考察まとめ
『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』とはガストから発売されたPlayStation2用RPGゲームでアトリエシリーズの第3作目。第1作目『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』より前の時代が舞台。 エル・バドールという大陸から錬金術を広める為にザールブルグにやってきた主人公リリーと仲間達。 毎年城で開かれる「展覧会」に錬金術で作ったアイテムを出品し評価と資金を得ながらアカデミーの完成を目指す。
Read Article
エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜(A2)のネタバレ解説・考察まとめ
『エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜(A2)』とはガストから発売されたPlayStation用RPGゲームで『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』の続編である。 伝染病にかかって生死の境を彷徨っていた少女エルフィールを救ったのは、錬金術士としてして旅に出ていたマルローネという女性だった。 一命を取り留めたエルフィールはマルローネに憧れ、自分も錬金術士を目指す為にザールブルグにある錬金術の名門アカデミーの門を叩く。
Read Article
アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜(A14)のネタバレ解説・考察まとめ
『アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜(A14)』とは、ガスト(現・コーエーテクモゲームス)により開発されたPlayStation 3用ソフトであり、錬金術をテーマにしたRPGであるアトリエシリーズ作品の第14作目となる。従来のシリーズ同様に明るさのある作風がベースとなるが、物語の舞台はかつて栄華を極めた錬金術が廃れてしまった黄昏の時代。滅びゆく世界の中で薬師の少女アーシャは錬金術を習得し、行方不明になった妹を探し出す物語を描く。
Read Article
トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜(A12)のネタバレ解説・考察まとめ
『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜(A12)』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームで『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』の続編である。 アーランド共和国にあるアランヤ村という小さな漁村にロロナの弟子である少女トトリが住んでいた。トトリは幼い頃に冒険に出たまま行方不明となっている母の足取りを追う為、冒険者になることを決意する。 母との再会を夢見てトトリの冒険が始まる。
Read Article
マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜(A1)のネタバレ解説・考察まとめ
『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜(A1)』とはガストから発売されたPlayStation用RPGゲーム。 後にイベントやエンディングが追加されたセガサターン版を始め、様々な機種に移植がされた。 錬金術士になることを目指してアカデミーで勉強していた主人公マルローネだったが、成績が悪く卒業できない状態だった。そこでアカデミーは「町で錬金術の店を経営し、高レベルのアイテムを作って提出する」という卒業試験を出す。 マルローネは店を経営しながら、5年間の卒業試験に挑むことになる。
Read Article
ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜(A11)のネタバレ解説・考察まとめ
『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームでアトリエシリーズの第11作目。 後にリメイク作品が作られたり、続編とセットになったDX版が発売された。 アーランド王国の一角にある錬金術のアトリエにロロナという少女が師匠と2人で住んでいた。ある日、城から騎士がやってきて「城から出される課題を3年間達成し続けなければアトリエを取り壊す」と告げられる。ロロナは新米錬金術士としてアトリエの店主となり工房を守る為3年間の課題に立ち向かう。
Read Article
シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜(A16)のネタバレ解説・考察まとめ
『シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜(A16)』とはガスト開発の、錬金術をテーマにしたRPG『アトリエシリーズ』の作品の第16作目である。ガストは後のコーエーテクモゲームスだ。 また『黄昏シリーズ』の第3作目にあたり、完結編でもある。2014年にPlayStation 3用ソフトとして発売された。本作の主人公は「シャリステラ」と「シャルロッテ」の2人のシャリーであり、前作の『エスカとロジーのアトリエ』同様に視点が異なるストーリーが展開される。
Read Article
ユーディーのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士〜(A4)のネタバレ解説・考察まとめ
2002年にガストより発売されたPlayStation 2用ソフト。『アトリエシリーズ』の4作目になる。 前作「リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜」から後の時間軸になっており、『ザールブルグシリーズ』との繋がりがいくつか見られる。 後の2010年に新しい要素が追加されたリメイク作品が発売される。 錬金術の失敗で未来へと飛んだユーディーは元の世界に戻るため、グラムナートを奔走する。
Read Article
ヴィオラートのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士2〜(A5)のネタバレ解説・考察まとめ
2003年6月26日に株式会社ガストより発売されたPlayStation 2用ソフト。 株式会社ガストが誇る、錬金術を駆使し成長をしていくRPG『アトリエシリーズ』の外伝を除いた5作目。 前作【ユーディーのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士〜】から約25年後の世界である『グラムナート』を舞台とした作品になる。 両親に認められるためヴィオラートによる、錬金術を使用した村おこしが幕を上げる。
Read Article
メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜(A13)のネタバレ解説・考察まとめ
『メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜(A13)』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームで『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』の続編である。 辺境の小国アールズの姫メルルは、アーランド共和国から派遣された錬金術士の少女トトリに弟子入りする。親の反対を押し切り、錬金術を学んで王国の国益向上と開拓事業に奮闘するメルル。 アーランド共和国と完全合併する5年後までに、アールズを大きく成長させていく物語である。
Read Article
BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣(ブルーリフレクション)のネタバレ解説・考察まとめ
『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』とは、コーエーテクモゲームスの系列会社であるガストブランドが開発したヒロイック・ロールプレイングゲームで、『フィリスのアトリエ』『よるのないくに2』に続く「ガスト美少女まつり」の第3弾ゲームタイトルとして発表された。現代日本を舞台にしており、現実世界と、人間の心や感情によってつくられた異世界「コモン」を舞台に15人の少女たちの友情と戦いが主なストーリーとして描かれている。
Read Article
アトリエシリーズ主人公の徹底解説まとめ
「アトリエシリーズ」とは、「錬金術」を題材としたRPGゲームである。発売元はコーエーテクモゲームスのガスト(旧・株式会社ガスト)。ほとんどの作品名の中に「アトリエ」という言葉が入ることから「アトリエシリーズ」と呼ばれている。主人公の多くが少女であり、作品名である「○○のアトリエ」の○○の部分に名前が入ることが多い。
Read Article
歴代アトリエシリーズまとめ
ガスト(現在はコーエーテクモ)より発売されているやりこみ系調合RPGのアトリエシリーズ。 アトリエシリーズは2、3作品ごとに世界観などが違い、それぞれ特徴も違います。 その違いをそれぞれまとめてみました。 今やシリーズ全体では20を超え、どれから始めたらいいのかわからないという人も。 そういう人の参考にもどうぞ。
Read Article
アトリエシリーズの攻略サイトまとめ
『アトリエシリーズ』では「錬金術」をテーマに様々な物語が紡がれる。『アトリエシリーズ』の中でもシステム、作風などの違いからさらにいくつかのシリーズに細分化されていて、とっつきにくく感じる人も多いが、基本的にシリーズ同士にストーリーの関連性はないため、どの作品からプレイしても問題ないようになっている。 ここでは『アトリエシリーズ』の各作品の攻略サイトをまとめた。
Read Article
岸田メルが描くアトリエシリーズのイラストまとめ【ロロナ・トトリ・メルルのアトリエ】
ゲーム『アトリエシリーズ』の中の、アーランドシリーズと呼ばれる『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』『メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜』の3作品ではキャラクターデザインをイラストレーターの岸田メルが担当している。ここでは岸田メルが描く、『アトリエシリーズ』のイラストをまとめた。
Read Article
《速報》「ソフィーのアトリエ」は全く新しいアトリエシリーズだった件
発売延期等があったコーエー・テクモ様の大人気ソフト「ソフィーのアトリエ」が発売されて間もないですが、その内容は過去のアトリエシリーズとは大きく異なる新シリーズでした!従来の錬金術やワールドマップの採取等のアトリエならではの要素は引き継ぎつつも、よりアトリエシリーズを楽しめるように正統進化していたのです。今回はそのポイントを、ポイントとともにまとめてみました。(ネタバレ有り)
Read Article
①「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)は見ているだけで面白いまとめ
「メルルのアトリエPLUS〜アーランドの錬金術師3〜」では、フアナさんが作ってくれるかわら版(新聞)というものがあります。かわら版は主に、主人公ヒロインであるメルルの活動記録に、コネタやコラムなどを加えたいわゆる新聞のようなものですが、その内容は見ているだけでも非常に面白いものなのです。今回はそんな、かわら版をまとめてみました。(画像は全てうp主の自撮りです)
Read Article
②「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)は見ているだけで面白いまとめ
「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)①の続きです。記事や4コマ、下のコラムに至るまで、いろいろ気になるところがありますね。今回もめちゃくちゃ面白い内容が盛りだくさんです(笑)。どんな風にかわら版が作成されるか気になった方は、ぜひ本編をプレイしてみてくださいね(PS3、PSVITA)。(画像はうp主の自撮りです)
Read Article
目次 - Contents
- 『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』の概要
- 『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』のあらすじ・ストーリー
- 第一章 エスカとロジーの出会い
- エスカ編
- ロジー編
- 第二章 レイファーとスレイヤとの出会い
- 第三章 北部の村の救援
- 第四章 水源枯渇の原因調査
- 第五章 未踏遺跡到達に向けての転機
- 第六章 ロジーのトラウマ
- エスカ編・ロジー編共通
- 第一節「はちどりひめのだいぼうけん1」
- 第二節「火の王の祝福入手」 (エスカ編・ロジー編共通)
- 第七章 中央の動きの懸念
- エスカ編・ロジー編共通
- 第一節 「鉄喰い竜討伐」(エスカ編・ロジー編共通)
- 第二節「はちどりひめのだいぼうけん2」(エスカ編・ロジー編共通)
- 第八章 新たな遺跡の発見
- エスカ編・ロジー編共通
- 第一節「未踏遺跡についての古文書」(エスカ編・ロジー編共通)
- 第二節 アウィンエンドフラグイベント(エスカ編・ロジー編共通)
- 第九章 未踏遺跡調査の直前準備
- エスカ編・ロジー編共通
- 第一節「飛行船の完成」(エスカ編・ロジー編共通)
- 第二節 ニオがコルセイトに留まる理由
- 第三節 クローネの過去話
- 第四節 アウィンエンドフラグイベント(エスカ編・ロジー編共通)
- 第五節 ルシルエンドフラグイベント(エスカ編・ロジー編共通)
- 第十章 未踏遺跡到達
- エスカ編・ロジー編共通
- 第一節 スレイアエンドフラグイベント1(エスカ編・ロジー編共通)
- 第十一章 フラメウとクローネの過去
- エスカ編・ロジー編共通
- 第一節 スレイアエンドフラグイベント2(エスカ編・ロジー編共通)
- 第二節 レイファーエンドフラグイベント(エスカ編ロジー編共通)
- 第十二章 『はちどりひめのだいぼうけん』の終結
- マルチエンディング
- 真エンディング
- アウィンエンド(エスカ・ロジー共通)
- スレイアエンド(エスカ・ロジー共通)
- レイファーエンド(エスカ・ロジー共通)
- ルシルエンド(エスカ・ロジー共通)
- リンカエンド(エスカ・ロジー共通)
- 女子会エンド(エスカ編のみ)
- ロジー出世エンド(ロジー編のみ)
- 『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』のゲームシステム
- 調合
- 属性値
- 属性ボーナス
- 調合スキル
- 特性
- 潜力
- 錬成
- 分解
- 戦闘
- 隊列
- サポート
- スペシャルサポート
- ダブルドロー
- 採取
- 探索調査
- 日数経過
- 支部関連
- 課題
- 研究
- 依頼
- ホムンクルス
- 使用アイテム
- 活動費
- ダブル主人公
- 『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- エスカ・メーリエ(Escha Malier)
- ロジー(Logy) / ロジックス・フィクサリオ(Logix Ficsario)
- パーティーメンバー
- アウィン・サイドレット(Awin Sidelet)
- スレイア・ヘーゼルグリム(Threia Hazelgrimm)
- レイファー・ラックベリー(Reyfer Luckberry)
- ルシル・エルネラ(Lucille Ernella)
- リンカ(Linca)
- その他登場キャラクターなど
- ミーチェ・サン・ミュッセンブルク(Micie Sun Mussemburg)
- ウィルベル・フォル=エルスリート(Wilbell Voll Erslied)
- カトラ・ラーチカ(Katla Larchica)
- ソール・グラマン(Solle Grumman)
- マリオン・クィン(Marion Quin)
- コルランド・グラマン(Colland Grumman)
- デューク・ベリエル(Duke Beriel)
- ニオ・アルトゥール(Nio Altugle)
- クローネ(Clone)
- ハリー・オルソン(Harry Olson)
- 火の王
- アーシャ・アルトゥール(Ayesha Altugle)
- フラメウ(Flameu)
- 『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』のアイテム
- 素材アイテム
- 木弾の実
- 風の精の花
- 土の精の花
- 水の精の花
- 火の精の花
- ゆがんだネジ
- さびた歯車
- ひき割りくず
- 年代物の石材
- くず鉄
- 混ざり油
- 紙くず
- 箱庭の原石
- ペンデローク
- とこしえの液体
- ソウルバイン
- 深緑の土
- 深紅の土
- 群青の土
- 琥珀の土
- 忘却の傷無し草
- 地の河の溜まり
- 即身大根
- 天昇りの気体
- 炎天の原石
- 燃えないクモの糸
- 蓮
- カマキリの刃
- フェアリーソウル
- 泡発つどろ水
- スラグアンテナ
- スラグメモリー
- スラグハート
- スラグケーブル
- 古代獣の肉片
- ざらざらの円盤
- 可鍛性マテリア
- 腐れヘビの抜け殻
- 王者の翼
- 竜の背びれ
- 竜の血晶
- 竜核
- 乾きの砂粒
- ジャンク品
- 埋もれたばくだん
- 漆黒のキューブ
- 空の覇者の化石
- 空わさび
- 貴腐ベリー
- 天樹の幹
- ウィングプラント
- ジェリージェム
- 水の素
- ムーンミルク
- 空芯コア
- リンゴ
- 青リンゴ
- 毒リンゴ
- 黄金のリンゴ
- とげとげの実
- 青とげの実
- 金とげの実
- トーン
- 変異トーン
- 三つ子トーン
- コケグサ
- ニガゴケグサ
- 乾燥コケグサ
- トロイモ
- カタコイモ
- 十年イモ
- サラート
- フレッシュサラート
- ホワイトサラート
- ケムリキノコ
- クラヤミタケ
- ビターリーフ
- ソルトリーフ
- 乾いた根っこ
- 豊かな根っこ
- 炎土の根っこ
- 大地の根っこ
- ケモノ肉
- 新鮮なお肉
- ゴールドミート
- 大きな骨
- 黒い骨
- ドラゴンボーン
- 山の鳥の卵
- ウミドリの卵
- 絶滅した鳥の卵
- 蒼白の粘土
- リビングクレイ
- フロジストン
- アクアライト
- ウィンドコア
- 大地の石
- 碧の原石
- 蒼い原石
- 紅い原石
- 光る結晶
- 鋼玉石
- 永久結晶
- オーロラストーン
- 夜光石の原石
- グラスコア
- 灼熱の熔鉱石
- 金剛石の原石
- 蜜バチの巣
- 銀色の巣
- 金色の巣
- ニガアマウリ
- ムカシウリ
- ハニーメロン
- 糖木の樹液
- ミルヒ豆
- ジュエルビーンズ
- ミルヒ大豆
- 赤い悪魔
- 青い悪魔
- シブノキの種
- 美食家の木の実
- 虫除け草
- 香木のくず
- 木炭の破片
- 浄化の木片
- 貴婦人のヒゲ
- 金色の糸毛
- 神秘的な絹毛
- 年代物の丸ゴケ
- 淡水丸ゴケ
- 山鳥の羽根
- 大ワシの羽根
- 極楽鳥の羽根
- ワードストーン・星
- ワードストーン・月
- ワードストーン・陽
- ワードストーン・海
- ワードストーン・人
- 青葉の詰め草
- 幸運のクローバー
- 忘却のクローバー
- ハニーポピー
- ドンケルハイト
- 白い花
- 赤い花
- 紫の花
- 水
- きれいな水
- 源泉の湧き水
- ミネラル液晶
- 水の結晶
- アイヒェ
- リバーウッド
- 苔むした流木
- 古の樹根
- やせた果実
- 熟した果実
- 完熟果実
- ホタル石
- 溶岩溜まりの石
- 乾いた油脂
- 幽霊のかぶり布
- 炎の精の息
- 黒い湧き水
- スラグの炎石
- スラグの氷石
- スラグの天玉
- スラグの地玉
- 硬いツメ
- ぬしのツメ
- 水晶のツメ
- 柔らかな毛皮
- 幻獣の毛皮
- 上等な毛皮
- 白銀の毛皮
- 竜のおっぽ
- 生きてるシッポ
- フェアリーテール
- 竜のウロコ
- 竜の牙
- 大いなる獣の歯
- 黒い牙
- 精霊の磁晶石
- 時守りの花
- 保存のビスケ
- 干しいもチップス
- 雲フィナンシェ
- とろける宝石
- 甘い切り株
- 火の王の祝福
- 使用アイテム
- クラフト
- フラム
- レヘルン
- ドナーストーン
- 生きてる弾岩
- ラーヴァキューブ
- 天空の水がめ
- シルフィの魔眼
- 大巨人の鉄槌
- ポリフォニー毒瓶
- スラグフィギャー
- 次元爆弾
- 夢想絵本
- 四極天の知恵書
- ローテンブリッツ
- フラヴァブリッツ
- グリュネブリッツ
- エアトブリッツ
- タウゼントブリッツ
- オメガクラフト
- ダイアフラム
- スニーレヘルン
- ブリッツストーン
- 回復・補助アイテム
- ヒーリングサルブ
- 癒しの浮雲
- 明晰ゼリー
- 音手箱
- 万薬の瓶詰め
- 癒しのアロマ
- 痛み止めバンド
- 生命の杯
- エリキシル剤
- 竜の秘薬
- 予防接種薬
- マジカルペイント
- 時繰の懐中時計
- スラグの護身像
- 守護女神の盾
- 開眼の目薬
- 黄金呪の指輪
- 小悪魔の坩堝
- 号令チャイム
- ドラッグブレッド
- リンゴのタルト
- 禁断のドロップ
- 山盛りパンケーキ
- 果実レーション
- 世界のリンゴ物語
- スカッシュティー
- 風邪知らずの粉
- ベジスープ
- リフュール軟膏
- 薬染包帯
- 神水の杯
- エリキシル源薬
- スラグのエッセンス
- エンゼルパウダー
- 旅人の糧食
- フルーツパイ
- 健康レーション
- 伝統煎じ薬
- 強壮の粉末
- 濃厚ポタージュ
- 『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』の用語
- 前時代
- 錬金術
- 遺跡
- 未踏遺跡
- ジェオシス
- 『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメ版との比較・相違点
- タイトルネーミングの元ネタは「エスカトロジー」
- たるに関するセリフ
- 『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):チリヌルヲワカ「ミルク色の峠」
- ED(エンディング):チリヌルヲワカ「甘いご褒美」
- 主題歌:霜月はるか「あめつちのことわり」(アバンタイトル)
- 挿入歌:天乙准花「りんごのねごと 〜 Ring on one, go to...」(エスカイベントテーマ)
- 挿入歌:Annabel「空の傷痕」(ロジーイベントテーマ)
- 挿入歌:南壽あさ子「回遊魚の原風景」(ワールドトラベルテーマ)
- 挿入歌:霜月はるか「崇めよ、我は神鬼」(イベントバトルテーマ)
- 挿入歌:いとうかなこ「Sky of Twilight」(インフィニティーバトルテーマ)
- 挿入歌:杉並児童合唱団「蜂群崩壊症候群 -Colony Collapse Disorder-」(ファイナルバトルテーマ)
- 挿入歌:ACRYLICSTAB「無限大クロニクル」バトルフィニッシュテーマ
- 挿入歌: Rurutia「Pluie」(ストーリーエンドテーマ)