歴代アトリエシリーズまとめ
ガスト(現在はコーエーテクモ)より発売されているやりこみ系調合RPGのアトリエシリーズ。
アトリエシリーズは2、3作品ごとに世界観などが違い、それぞれ特徴も違います。
その違いをそれぞれまとめてみました。
今やシリーズ全体では20を超え、どれから始めたらいいのかわからないという人も。
そういう人の参考にもどうぞ。
そもそもアトリエシリーズって?
1997年に発売された「マリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士~」から始まった、錬金術を用いてアイテムを作成し、立派な錬金術士になることを目的とした育成やちょっとした経営系、そしてRPG要素のあるゲームです。
それぞれ2、3作品ごとに舞台などが違います。
ですが、中には繋がっているのもあったりします。
今あるものでは
「ザールブルグシリーズ」→マリー、エリー、リリー
「グラムナートシリーズ」→ユーディー、ヴィオラート
「イリスシリーズ」→エターナルマナ1、エターナルマナ2、グランファンタズム
「マナケミアシリーズ」→マナケミア1、マナケミア2
「アーランドシリーズ」→ロロナ、トトリ、メルル
「黄昏シリーズ」→アーシャ、エスカとロジー、シャリー
「不思議シリーズ」→ソフィー
ここまでが正式なナンバリングされているアトリエシリーズになります。
以下は正式なナンバリングはないですが、一応アトリエシリーズの分類に入るものです。
「携帯機シリーズ」→リーズ、アニー、リーナ
「コラボシリーズ」→エルクローネ
中には移植作やリメイクなどもあり、多岐に渡っています。
移植やリメイクではシステム等が改良されていたり、追加イベントなどがあったりします。
アトリエシリーズの基礎となったシステムを大まかに紹介します。
「調合」
用意した材料を組み合わせ錬金術によって違うアイテムを作ります。
錬金術によって作ったものを更に素材として使うこともあります。
錬金術で作れるものを覚えるには参考書を買ったりなどしなければなりません。
「採取」
錬金術の材料となるものを集めます。
そのためには街の外へと行かなければならないのですが、そこに行くためには数日かかったり、敵が出て来ます。
場所によって取れるものも違い、レベルが高くなっていくにつれ遠くへ、更にいい物が取れるといった感じです。
遠くへ行く際はアイテムやパーティー(冒険者)をしっかり整えてから行きましょう。
「依頼」
資金を稼ぐための手段です。
酒場で受けることが出来、期限内にアイテムを作ったりして報酬を得ます。
まずは出来るものからやっていきましょう。
アイテムの納品する品質や期間によって人気度に影響し、その人気度があがればより良い条件の依頼を受けることが出来るようになります。
同じ「れんきんじゅつし」でも鋼の錬金術師が有名で、よく間違われるのですが、錬金術「士」なのでお間違いなく。
ザールブルグシリーズ
キャラクターデザイン
マリー:桜瀬琥姫
エリー、リリー:山形伊佐衛門
アトリエシリーズの原点とも言える作品たちです。
マリー、エリー、リリーがこのシリーズにあたります。
マリー、エリーはPS、セガサターン、GB、ドリームキャストなどで販売されています。
マリーとエリーが一緒になったワンダースワンのソフトや、アニスというキャラを加えたゲームボーイアドバンスのソフトもあります。
現在、手に入れるのであればPSアーカイブがいいかもしれません。
リリーはPS2で、PSアーカイブなどでの配信はありませんので、中古などで手に入れる以外の入手方法がありません。
番外編として、ヘルミーナとクルスというものがあります。
ザールブルグシリーズ 番外編+移植
ヘルミーナとクルス(PS2)※番外編。シュミレーションゲームであり、調合などのシステムはありません
マリー&エリー~ふたりのアトリエ~(ワンダースワン)※番外編
マリー、エリー&アニスのアトリエ~そよ風からの伝言~(ゲームボーイアドバンス)※番外編
マリーのアトリエGB(ゲームボーイ)※番外編
エリーのアトリエGB(ゲームボーイ)※番外編
アトリエ マリー+エリー~ザールブルグの錬金術士1・2~(PS2)※移植
それぞれ、Plusとついた追加要素の加わったリメイク作があります。
グラムナートシリーズ
キャラクターデザイン:双羽純
今までの基本システムに加え、「従属効果」という概念の追加やそれぞれのアイテムごとに「品質」「効果」が出来、「アイテムの劣化」が実装されました。
その他にもレシピでカテゴリに沿っていればある程度アバウトに変更できるというシステムが追加されています。
採取はマップ内を自由に移動しながら落ちているアイテムを拾う形に変更されました。
戦闘も以前と少し違い、HP,MP,LPのどれかが0になると戦闘不能になるシステムになっています。
依頼も納品だけでなく、アイテムの配達やモンスター退治の項目も増えました。
新たに量販店という、ショップが追加され、調合したアイテムを登録することが出来るようになりました。
量販店では取り扱えるアイテムなどが決まっているため、全てのアイテムを登録することが出来るわけではありません。
世界観はザールブルグシリーズと繋がっており、ユーディーはリリーのちょっと後の世界、ヴィオラートはザールブルグだとエリーの7年後くらいの世界だったりします。
PSPの移植作があり、それはPSストアで購入することが出来ます。
移植作
ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人(PSP)
ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出(PSP)
イリスシリーズ
キャラクターデザイン:双羽純
今までが調合をメインとしていたものですが、イリスシリーズは普通のRPGのようなものになっており、冒険や戦闘に比重が置かれています。
従来通りのやりこみ要素ももちろん残っています。
今まで女の子が主人公でしたが、男の子が主人公というのも新しいです。
イリスシリーズはエターナルマナとエターナルマナ2で世界は一緒ですが、ストーリー的な繋がりはとても薄いです。
グランファンタズムでは世界観が一新されており、エターナルマナ、エターナルマナ2と繋がりはないですが、同じ「イリスのアトリエ」として同シリーズとして数えられています。
この頃に今のアトリエシリーズの戦闘システムの基礎が出来てきました。
マナケミアシリーズ
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