リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜(A3)のネタバレ解説・考察まとめ
『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』とはガストから発売されたPlayStation2用RPGゲームでアトリエシリーズの第3作目。第1作目『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』より前の時代が舞台。
エル・バドールという大陸から錬金術を広める為にザールブルグにやってきた主人公リリーと仲間達。
毎年城で開かれる「展覧会」に錬金術で作ったアイテムを出品し評価と資金を得ながらアカデミーの完成を目指す。
『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』の概要
『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』とは2001年6月21日に発売されたPlayStation2用RPG。アトリエシリーズの第3作目である。コンビニエンスストア限定のプレミアムボックスも同時発売された。翌年の2002年4月4日には『リリーのアトリエプラス 〜ザールブルグの錬金術士3〜』がPlayStation 2用ソフトとして発売され、こちらには追加イベントや通信対戦の機能が追加されている。2005年5月6日には数量限定で『リリーのアトリエプラス〜リミテッドエディション〜』がPlayStation 2用ソフトとして発売され、こちらにはリリーのフィギュアが付属されていた。
アトリエシリーズの第3作目であるが、第1作目の『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』より20年も前のザールブルグが舞台となっている。前作『エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜』よりもアイテム数が50種類以上増え、交易や好事家との取引といったシステムが追加されており、やり込み要素がパワーアップしている。また、EPSONのカラープリンター『カラリオシリーズ』に対応しており、クリア後の特典として便箋やゲーム中に完成させたアカデミーの評価を印刷できるシステムがある。
本作は前2作品と同様、RPGでありながら決められた期間内を自由に行動し、プレイヤーの行動次第でエンディングが変わるというマルチエンディングが採用されている。前2作品は最終目標がアカデミーの卒業であったが、本作は前2作品よりも過去のストーリーであり、最終目標はザールブルグにアカデミーを建設し錬金術を広めることである。
主人公は女性であり、冒険よりもアイテムの調合や仲間との交流を楽しむという内容のゲームである。前作では異性との恋愛イベントがエンディングに関わることなかったが、本作では一部のエンディングに恋愛イベントが関わってくる。また、物語の舞台が前2作品より過去の為、前2作品に登場している一部のキャラクターの若い姿を見ることもできる。
前作に引き続き、山形伊佐衛門がキャラクターデザインを務めている。
ゲームの他にドラマCDやパソコンのデスクトップアクセサリーソフト等にメディア展開されている作品である。
エル・バドール大陸にあるケントニスという街で錬金術の研究をしていた少女リリーは、ある日教師であるドルニエに一緒にシグザール王国に来てほしいと声をかけられる。ドルニエが所属するアカデミーの元老院内では、他の大陸に錬金術を広めようという計画が進められており、ドルニエは海を渡った先にあるシグザール王国に行き錬金術のアカデミーを建設することを指示されたのだった。
リリーはドルニエの指示に従い、リリーに懐いている2人の小さな錬金術士イングリドとヘルミーナも連れてシグザール王国にある城下町ザールブルグにやって来た。ザールブルグには錬金術に関する認知はほとんどなく、国王に掛け合うも得体のしれない技術だとなかなか話を聞いてもらえなかった。ザールブルグでは国の産業発展を目的とした「展覧会」という行事があり、そこで素晴らしい作品や技術を披露すれば王室に認められ援助を受けられることになっていた。ドルニエとリリーは自分達でアカデミー建設資金を集めながら、展覧会に錬金術で作り出したアイテムを出展し国からの援助を求めることにする。
こうしてリリーはドルニエ、イングリド、ヘルミーナの3人と力を合わせてザールブルグにアカデミーを建設する為に奔走する。
『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』のあらすじ・ストーリー
1年目 錬金術を広める活動を開始
錬金術の知識と技術を広める為、シグザール王国にあるザールブルグという街へやってきた主人公の少女リリーとリリーの先生であるドルニエ。そしてわずか10歳にして錬金術の知識と技術を身に付けたイングリドとヘルミーナという2人の少女達。彼女達は錬金術の研究が盛んなケントニスという街からザールブルグに錬金術のアカデミーを建設するという使命を受けていた。ドルニエがシグザール国王に謁見して錬金術の技術と目的を説明するが、シグザール王国には錬金術は全く知られておらず、アカデミー建設の許可をもらうことはできなかった。しかし、シグザール王国では産業発展を図る為、毎年「展覧会」という行事が行われており、毎年その展覧会で錬金術の技術を見せ、認められればアカデミー建設の援助を王室が約束してくれると国王から教えられる。
ドルニエは国王と話した内容をリリー達に伝え、ザールブルグに住みながら錬金術の研究をして国王に認められる物を作ろうと提案する。4人は研究用の工房兼住居を借りてアカデミー建設の為に力を合わせて頑張っていこうと誓い合った。
アカデミー建設の為には莫大な資金が必要となる。
王室の援助だけに頼るのではなく、自分達でも建設資金を集めていこうと考えたドルニエは、「金の麦亭」という街の酒場に街中から様々な依頼が集まるのだと知った。珍しい品や日用品等を欲しているという依頼も多いらしく、錬金術でこれらの依頼を達成させながら資金を集めようとリリーに提案する。リリーもこの考えに賛成し、簡単な依頼をこなしながら少しずつお金を集めていく。イングリドとヘルミーナも少しでもリリー達の力になれればと調合の手伝いを始める様になった。
ザールブルグで暮らし始めて数か月が経ち、生活にも慣れて街の人々とも知り合いができてきた頃、ドルニエは再度アカデミー建設について国王に掛けあってみたところ、工房近くにある土地をアカデミーの建設予定地としてもらうことができた。早速4人でアカデミー建設予定地を見に行き、目標に向かって確実に歩み始めていると実感する。そしてこの場所がザールブルグの錬金術の始まりなのだと気合を入れ直すのだった。
ドルニエはアカデミー建設の為の資金と生活や研究で使う資金を一緒にしていては非効率的と考え、今後はアカデミー建設資金をドルニエが一括管理することを提案する。リリーは依頼等で稼いだお金の中からアカデミー建設に充てても大丈夫だと思うお金ができたらドルニエに渡し、今資金がいくら集まっていて完成まで後いくら必要なのか計算してもらうことになった。
街で知り合った冒険者と調合材料の採取の為、街の外へ冒険に行ったり、錬金術の参考になりそうな本をたくさん読み作れる物を増やしたりと毎日忙しく過ごしていたリリー。気が付けば初めての展覧会の日が近づいていた。展覧会には毎年王室が定めたお題があり、そのお題に沿った物や技術を出展することになっている。
リリー達が1年目に出展する展覧会のお題は「薬」だった。錬金術で作る物の中には怪我や病気を治す効果のあるものから、使用者の能力を上昇させる効果のあるものまで様々な薬に該当するアイテムがある。その中から、リリーは現在自分が作れる薬の中で自信のある物を調合し、展覧会に出展する。展覧会の審査をしていたヴィント国王や貴族達はリリーが出展したアイテムの素晴らしさに感動し賞賛する。何とか1年目の展覧会を終えたリリー。
数日後、王室騎士隊の副隊長ウルリッヒが展覧会の結果と援助金額を知らせに工房を訪れる。初めての展覧会であったが、無事に王室からの高評価をもらうことができ、援助金も支給された。少し錬金術が王室に認められたと、リリーは展覧会での手ごたえと目標に向かって前進していると実感した。
2年目 自分がどんな錬金術士になりたいか考える
1年目の展覧会で良い結果を残せたリリーは2年目も頑張ろうと気合を入れる。そんな時、ドルニエから新しい調合方法を試してみないかと持ち掛けられる。それはドルニエが長年をかけて編み出した新しい調合方法で「ラフ調合」というものだった。ラフ調合はレシピ通りの材料でアイテムを作るのではなく、材料の一部を同じカテゴリ内の別のアイテムで代用して作り出すという調合方法であった。この方法で作り出したアイテムは従来の物と効果が違ったりするし、組み合わせが上手くいけば参考書には載っていない新しいアイテムを生み出せるかもしれないという可能性を秘めたものだった。
ドルニエは自分で編み出した手法であるがどうやら自分の性に合わなかった様で、リリーが引き継いで研究してくれないかと頼む。リリーは難しそうだと思いながらもラフ調合に興味を持ち、ドルニエの代わりに研究することを決める。ドルニエに学んだやり方でラフ調合をいろいろ試し、リリーはさらに錬金術の知識と技術を磨いていく。
2年目の展覧会のお題は「装飾品」。錬金術でも様々な装飾品が作れること知ったリリーは、次の展覧会も必ず合格と援助金をもらおうと毎日の様に研究に明け暮れる。その様子を見ていたドルニエはリリーにとある相談を持ち掛ける。その相談とは今後の錬金術の研究方針についてであった。
展覧会で良い成績を残し、王室に認められれば王立の研究施設やアカデミーが建てられることになっているが、王立となってしまうと研究や運営に関わる資金を国が出すことになり、そこで働く我々はある程度国の方針に基づいて研究を進めていかざるを得なくなってしまう。それでは自由な研究はできなくなってしまう。最悪の場合、他国と戦争をすることになったら武器や薬の製造を命令される可能性があり、自分の意思に反した研究を強いられることも考えられる。しかし、錬金術は非常にお金のかかる学問で、自分達の力だけでは並大抵の努力ではアカデミーを建てて運営していくだけの莫大な資金を貯めることは不可能に近い。そこで、研究に多少の窮屈さが出てしまうが王室の援助を受けて研究環境を整えるのか、それとも王室に頼らず全て自分達で環境を整えて自由な研究をするのか、この先どちらの方針で進めていこうかというものだった。
リリーはかなり悩んだ末、錬金術を研究している以上、最高の環境を整えたいという結論に至った。リリーは大まかな国の方針はあると思うが、その中でも自分のやりたいことはできると考えていた。そして1年間ザールブルグで生活し、国や街の落ち着いた様子を見てきたリリーは、シグザール王国でなら心配なく錬金術の研究をやっていける感じていた。リリーの答えを聞いたドルニエはリリーの意見を参考に、自分はこの件についてもう少し考えてみることにした。
アカデミー建設資金を稼ぐ為、金の麦亭で多くの依頼をこなし人気や知名度が上がってきたリリー。その仕事ぶりを知り、金の麦亭のお得意様である貴族や資産家から直接リリーに会いたいとの要望があったことを、金の麦亭の店主ハインツはリリーに教える。
ハインツの紹介で知り合ったのは貴族のヘートヴィッヒと資産家のカスパールの2人。2人とも、普段目にしない様な珍しい物や綺麗な物が好きな好事家であり、リリーの評判を見込んで直接取引をしたいと持ち掛けてきた。好事家達はリリーと世間話をしたりアイテムについての説明を聞きながら交渉を進め、お互い納得のいく金額になったところで交渉を成立させていく。リリーは珍しいアイテムが手に入ると好事家達の自宅を訪ね、直接取引をしてアカデミー建設資金をさらに集めるのだった。
リリーは好事家達と取引をする様になり、珍しいアイテムが採れそうな場所が他にないかとハインツに相談する。ハインツはザールブルグ周辺で錬金術の材料になりそうな物が採取できる場所はリリーに教えつくしてしまったと話し、自分の勘に頼って採取場所を探してみたらどうかと言われる。ザールブルグに来て2年が経ち、周辺の地理は把握できていたリリーはハインツの言葉通り、採取場所を自分で開拓するようになっていった。
アカデミー建設資金は少しずつ貯まってきているものの、酒場の依頼や好事家との取引だけではまだまだ足りないと感じていたリリー。なんとかしてもっと稼げないかと考えていると、ザールブルグの広場で知り合って仲良くなったイルマから交易について教えられる。
イルマはザールブルグにやってきているキャラバンの一員で、所属しているキャラバンはあるこちの村や街を回って交易を繰り返し、その利益で生活していた。リリーはイルマの話を聞いて、自分が所持しているアイテムの中にはザールブルグ以外の村や集落で高値で買い取りを行ってくれるアイテムがあり、それを現地で売って利益が出ればアカデミー建設資金に少しでも充てられるのではないか考えた。その後、酒場や冒険者仲間から話を聞いて、ザールブルグ周辺の村や集落の存在を知るとリリーは交易にも手を出していった。
リリーは様々な依頼や交易をする様になり今まで以上に忙しい毎日を送っていた。そんな時、ヴェルナーの雑貨屋で売られていた妖精さんが雇えるという「謎の腕輪」を購入してみたところ、、その腕輪は本物で妖精の森で妖精さんを雇える様になった。何人か妖精さんを雇い、調合や採取を手伝ってもらえるようになる。
そんなある日、工房でヘルミーナが妖精さんに調合の手ほどきをしている場面を目にする。リリーはヘルミーナも妖精さんに錬金術を教えられる程まで成長していることを実感した。
3年目 ザールブルグで起きる騒動を次々に解決
ザールブルグでの生活も2年が過ぎようとしている頃、2回目の展覧会が近づいてきた。リリーは今回のお題である装飾品の調合に大忙しだった。装飾品ということで金属や鉱石を使った調合が多く、アイテムの調合には数日かかる物ばかりだった。苦労して作ったお題のアイテムを展覧会に出展するリリー。ヴィント国王や審査員の貴族もリリーの出展したアイテムを非常に気に入り、好感触を得る。
数日後、そろそろ展覧会の結果が来る頃だと思って工房で待っていると、ウルリッヒが訪ねてきて審査が遅れているので少し待っていてほしいと頼まれる。そしてさらに数日後、再びウルリッヒが工房を訪れると、展覧会に出展したアイテムの出来栄えが非常に良かった為、特別に「特選会」への出場権が与えられたと教えられる。
特選会とは展覧会で優秀な成績を収めた技術者やギルドだけが出場を許される特別なものだった。特選会も毎年お題が決まっており、今年の特選会のお題は「占いの道具」だった。
30日後に城で行われる特選会に出展するアイテムを大急ぎで作ったリリー。特選会には友達のイルマの姿もあり、イルマの占星術の技術とリリーの出展したアイテムが評価された。その結果、リリーの出展したアイテムの方が優れているという判断が下り、リリーは展覧会の援助金に特選会の援助金が上乗せされアカデミー建設にまた一歩前進した。
Related Articles関連記事
エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜(A2)のネタバレ解説・考察まとめ
『エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜(A2)』とはガストから発売されたPlayStation用RPGゲームで『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』の続編である。 伝染病にかかって生死の境を彷徨っていた少女エルフィールを救ったのは、錬金術士としてして旅に出ていたマルローネという女性だった。 一命を取り留めたエルフィールはマルローネに憧れ、自分も錬金術士を目指す為にザールブルグにある錬金術の名門アカデミーの門を叩く。
Read Article
アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜(A14)のネタバレ解説・考察まとめ
『アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜(A14)』とは、ガスト(現・コーエーテクモゲームス)により開発されたPlayStation 3用ソフトであり、錬金術をテーマにしたRPGであるアトリエシリーズ作品の第14作目となる。従来のシリーズ同様に明るさのある作風がベースとなるが、物語の舞台はかつて栄華を極めた錬金術が廃れてしまった黄昏の時代。滅びゆく世界の中で薬師の少女アーシャは錬金術を習得し、行方不明になった妹を探し出す物語を描く。
Read Article
トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜(A12)のネタバレ解説・考察まとめ
『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜(A12)』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームで『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』の続編である。 アーランド共和国にあるアランヤ村という小さな漁村にロロナの弟子である少女トトリが住んでいた。トトリは幼い頃に冒険に出たまま行方不明となっている母の足取りを追う為、冒険者になることを決意する。 母との再会を夢見てトトリの冒険が始まる。
Read Article
マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜(A1)のネタバレ解説・考察まとめ
『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜(A1)』とはガストから発売されたPlayStation用RPGゲーム。 後にイベントやエンディングが追加されたセガサターン版を始め、様々な機種に移植がされた。 錬金術士になることを目指してアカデミーで勉強していた主人公マルローネだったが、成績が悪く卒業できない状態だった。そこでアカデミーは「町で錬金術の店を経営し、高レベルのアイテムを作って提出する」という卒業試験を出す。 マルローネは店を経営しながら、5年間の卒業試験に挑むことになる。
Read Article
ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜(A11)のネタバレ解説・考察まとめ
『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームでアトリエシリーズの第11作目。 後にリメイク作品が作られたり、続編とセットになったDX版が発売された。 アーランド王国の一角にある錬金術のアトリエにロロナという少女が師匠と2人で住んでいた。ある日、城から騎士がやってきて「城から出される課題を3年間達成し続けなければアトリエを取り壊す」と告げられる。ロロナは新米錬金術士としてアトリエの店主となり工房を守る為3年間の課題に立ち向かう。
Read Article
シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜(A16)のネタバレ解説・考察まとめ
『シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜(A16)』とはガスト開発の、錬金術をテーマにしたRPG『アトリエシリーズ』の作品の第16作目である。ガストは後のコーエーテクモゲームスだ。 また『黄昏シリーズ』の第3作目にあたり、完結編でもある。2014年にPlayStation 3用ソフトとして発売された。本作の主人公は「シャリステラ」と「シャルロッテ」の2人のシャリーであり、前作の『エスカとロジーのアトリエ』同様に視点が異なるストーリーが展開される。
Read Article
ユーディーのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士〜(A4)のネタバレ解説・考察まとめ
2002年にガストより発売されたPlayStation 2用ソフト。『アトリエシリーズ』の4作目になる。 前作「リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜」から後の時間軸になっており、『ザールブルグシリーズ』との繋がりがいくつか見られる。 後の2010年に新しい要素が追加されたリメイク作品が発売される。 錬金術の失敗で未来へと飛んだユーディーは元の世界に戻るため、グラムナートを奔走する。
Read Article
ヴィオラートのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士2〜(A5)のネタバレ解説・考察まとめ
2003年6月26日に株式会社ガストより発売されたPlayStation 2用ソフト。 株式会社ガストが誇る、錬金術を駆使し成長をしていくRPG『アトリエシリーズ』の外伝を除いた5作目。 前作【ユーディーのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士〜】から約25年後の世界である『グラムナート』を舞台とした作品になる。 両親に認められるためヴィオラートによる、錬金術を使用した村おこしが幕を上げる。
Read Article
メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜(A13)のネタバレ解説・考察まとめ
『メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜(A13)』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームで『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』の続編である。 辺境の小国アールズの姫メルルは、アーランド共和国から派遣された錬金術士の少女トトリに弟子入りする。親の反対を押し切り、錬金術を学んで王国の国益向上と開拓事業に奮闘するメルル。 アーランド共和国と完全合併する5年後までに、アールズを大きく成長させていく物語である。
Read Article
エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜(A15)のネタバレ解説・考察まとめ
『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜(A15)』とはガスト(後のコーエーテクモゲームス)開発の、錬金術をテーマにしたRPGである『アトリエシリーズ』作品の第15作目にして『黄昏シリーズ』の第2部作目にあたるPlayStation 3用ソフトである。今作の主人公は「エスカ」という少女と「ロジー」という青年の2人の錬金術士で、選んだ主人公によって視点が異なるストーリーが描かれる。
Read Article
BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣(ブルーリフレクション)のネタバレ解説・考察まとめ
『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』とは、コーエーテクモゲームスの系列会社であるガストブランドが開発したヒロイック・ロールプレイングゲームで、『フィリスのアトリエ』『よるのないくに2』に続く「ガスト美少女まつり」の第3弾ゲームタイトルとして発表された。現代日本を舞台にしており、現実世界と、人間の心や感情によってつくられた異世界「コモン」を舞台に15人の少女たちの友情と戦いが主なストーリーとして描かれている。
Read Article
アトリエシリーズ主人公の徹底解説まとめ
「アトリエシリーズ」とは、「錬金術」を題材としたRPGゲームである。発売元はコーエーテクモゲームスのガスト(旧・株式会社ガスト)。ほとんどの作品名の中に「アトリエ」という言葉が入ることから「アトリエシリーズ」と呼ばれている。主人公の多くが少女であり、作品名である「○○のアトリエ」の○○の部分に名前が入ることが多い。
Read Article
歴代アトリエシリーズまとめ
ガスト(現在はコーエーテクモ)より発売されているやりこみ系調合RPGのアトリエシリーズ。 アトリエシリーズは2、3作品ごとに世界観などが違い、それぞれ特徴も違います。 その違いをそれぞれまとめてみました。 今やシリーズ全体では20を超え、どれから始めたらいいのかわからないという人も。 そういう人の参考にもどうぞ。
Read Article
アトリエシリーズの攻略サイトまとめ
『アトリエシリーズ』では「錬金術」をテーマに様々な物語が紡がれる。『アトリエシリーズ』の中でもシステム、作風などの違いからさらにいくつかのシリーズに細分化されていて、とっつきにくく感じる人も多いが、基本的にシリーズ同士にストーリーの関連性はないため、どの作品からプレイしても問題ないようになっている。 ここでは『アトリエシリーズ』の各作品の攻略サイトをまとめた。
Read Article
岸田メルが描くアトリエシリーズのイラストまとめ【ロロナ・トトリ・メルルのアトリエ】
ゲーム『アトリエシリーズ』の中の、アーランドシリーズと呼ばれる『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』『メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜』の3作品ではキャラクターデザインをイラストレーターの岸田メルが担当している。ここでは岸田メルが描く、『アトリエシリーズ』のイラストをまとめた。
Read Article
《速報》「ソフィーのアトリエ」は全く新しいアトリエシリーズだった件
発売延期等があったコーエー・テクモ様の大人気ソフト「ソフィーのアトリエ」が発売されて間もないですが、その内容は過去のアトリエシリーズとは大きく異なる新シリーズでした!従来の錬金術やワールドマップの採取等のアトリエならではの要素は引き継ぎつつも、よりアトリエシリーズを楽しめるように正統進化していたのです。今回はそのポイントを、ポイントとともにまとめてみました。(ネタバレ有り)
Read Article
①「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)は見ているだけで面白いまとめ
「メルルのアトリエPLUS〜アーランドの錬金術師3〜」では、フアナさんが作ってくれるかわら版(新聞)というものがあります。かわら版は主に、主人公ヒロインであるメルルの活動記録に、コネタやコラムなどを加えたいわゆる新聞のようなものですが、その内容は見ているだけでも非常に面白いものなのです。今回はそんな、かわら版をまとめてみました。(画像は全てうp主の自撮りです)
Read Article
②「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)は見ているだけで面白いまとめ
「メルルのアトリエPLUS」のかわら版(新聞)①の続きです。記事や4コマ、下のコラムに至るまで、いろいろ気になるところがありますね。今回もめちゃくちゃ面白い内容が盛りだくさんです(笑)。どんな風にかわら版が作成されるか気になった方は、ぜひ本編をプレイしてみてくださいね(PS3、PSVITA)。(画像はうp主の自撮りです)
Read Article
目次 - Contents
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』の概要
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』のあらすじ・ストーリー
- 1年目 錬金術を広める活動を開始
- 2年目 自分がどんな錬金術士になりたいか考える
- 3年目 ザールブルグで起きる騒動を次々に解決
- 4年目 様々な人の生き方に触れる
- 5年目 アカデミーの完成
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』のエンディング
- エンディング0 どこか遠い空の下で
- エンディング1-1 私立アカデミー(1)
- エンディング1-2 私立アカデミー(2)
- エンディング2-1 宮廷魔術師
- エンディング2-2 黄金工房と呼ばれて
- エンディング2-3 王立アカデミー建設!
- エンディング2-4 第3セクター
- エンディング3-1 錬金術のお店
- エンディング3-2 錬金術研究工房
- エンディング4-1 3人の魔女
- エンディング4-2 妖精さんアカデミー
- エンディング5 バッドエンディング
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』のゲームシステム
- 調合
- レシピ調合
- ブレンド調合
- ラフ調合
- 採取(冒険)
- 採取エリア
- フリーポイント
- 妖精さん
- イングリド / ヘルミーナ
- 貯金
- スケジュール
- やすむ
- 依頼状況
- 展覧会
- なかま
- セーブ
- ロード
- フィールド
- 街の中
- 街の外
- 展覧会
- 特選会
- 依頼
- 固定依頼
- カテゴリ依頼
- バッチ依頼
- 直接依頼
- 好事家依頼
- 交易
- 武具精製
- 戦闘システム
- こうげき
- とくぎ
- アイテム
- えんそう
- ぼうぎょ
- にげる
- 状態異常
- 睡眠
- 麻痺
- 毒
- 魅了
- 酔い
- 盲目
- 属性
- 冒険者パラメータ
- 冒険者レベル
- HP
- MP
- 物理攻撃力
- 物理防御力
- 魔法攻撃力
- 魔法防御力
- 素早さ
- 錬金術パラメータ
- 錬金術レベル
- 知識
- 技術
- 疲労
- 人気
- 名声
- 交友パラメータ
- 交友度
- 隠しパラメータ
- ラブラブ度
- ロイヤルフラグ
- 工房フラグ
- アカデミーフラグ
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』の登場人物・キャラクター
- パーティーメンバー
- リリー
- イングリド
- ヘルミーナ
- ゲルハルト
- イルマ・ヴァルター
- シスカ・ヴィラ
- テオ・モーンマイヤー
- ヴェルナー・グレーテンタール
- カリン・ファブリック
- クルト・フローベル
- エルザ・ヘッセン
- ウルリッヒ・モルゲン
- 工房
- ドルニエ
- 金の麦亭
- ハインツ・マドック
- 雑貨屋
- ヨーゼフ・カロッサ
- 武器屋
- レオ・ブランデン
- シグザール城
- ヴィント・シグザール
- 好事家
- カスパール・ザイン
- ヘートヴィッヒ・マクスハイム
- その他
- ゲマイナー
- アイオロス
- イルマのバア様
- ベルゼン
- パテット
- ピッケ
- パトッテ
- パラパラ
- 妖精族長老
- イベントモンスター
- ウォルフ・ケーニッヒ
- タイタスビースト
- ビヒモス
- 巨大ぷに
- 黒の乗り手
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』のアイテム
- 赤
- グラセン鉱石
- 竜の化石
- オーレの卵
- 中和剤(赤)
- メテオール
- コメート
- ギガフラム
- カリカリの種
- 青
- 樹氷石
- 水色真珠
- あまい雨水
- 世界霊魂
- 中和剤(青)
- レヘルン
- エアドロップ
- 世界霊魂液
- 頭の良くなる薬
- トラウアタロット
- エリキシル剤
- 精霊のなみだ
- 緑
- うに
- シャリオミルク
- ランドー
- ドンケルハイト
- カリカリの実
- 中和剤(緑)
- ゲルプワイン
- 酒かす
- 妖精さん人形
- ペンデル
- 白
- ストルデル砂利
- ほたる石
- ホッフェン
- 無価値な石
- 研磨剤
- 銀
- 超純水
- 世界霊魂の壺
- 時の石版
- アロママテリア
- 灰
- 産業廃棄物A
- 産業廃棄物B
- 哲学者の土
- 金
- シグザール金貨
- 金
- 賢者の石
- その他
- アタノール
- 天秤
- 謎の腕輪
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』の用語
- 技術
- 錬金術
- 施設
- 工房
- 金の麦亭
- 武器屋
- シグザール城
- フローベル教会
- ヨーゼフ雑貨屋
- ヴェルナー雑貨屋
- 製鉄工房
- アカデミー建設予定地
- 好事家の家
- 採取(冒険)場所
- 近くの森
- ヘーベル湖
- ヴィラント山
- 日時計の草原
- ピルツの森
- ストルデル滝
- レッテン廃坑
- シュミッツ平原
- 妖精の森
- エアフォルクの塔
- 交易
- ロブソン村
- グランビル村
- エルフの隠れ里
- ベルゼンブルグ城
- その他
- 妖精さん
- 虹妖精
- 日食の日
- 武闘大会
- 展覧会
- 特選会
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヨーゼフ雑貨屋の商品を半額にする方法
- 「空飛ぶじゅうたん」はアイテム点数によってムービーが変化
- ゲルハルトは前作に登場する武器屋の親父
- 武器屋の巻き藁で力試しができる
- ゲーム開始時にリリーが挨拶する
- 妖精さんが団体で暇つぶし
- ラフ調合で突然変異アイテムが作れる
- アカデミーの外観はカスタマイズが可能
- プリンタと接続して便箋等が印刷できる
- 「たる」の台詞が変化
- 『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:那須めぐみ『未来を信じて』
- ED(エンディング):堀江真美『あしあと』