ゼノブレイドDE(Xenoblade)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゼノブレイド(Xenoblade)』とは、2010年に任天堂から発売されたWii用ロールプレイングゲーム。3DSやWiiUにも移植され、国内外から高い評価を受けている。2020年にはNintendo Switchで追加シナリオを収録したリマスター版『Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション)』が発売された。巨大な神の骸の上に築かれた世界を舞台に、人間と機械との戦いを壮大なスケールで描く。

ディクソン

cv:小山剛志 種族:ホムス(巨人族) 性別:男性 年齢:44歳(実年齢は不明) 身長:181㎝(ホムス時)
シュルクの師であり親のような存在。銃剣のようなライフルを使い、1年前の戦いではダンバンと共に戦場を駆けた。今は防衛隊に所属せず、各地を放浪して物資を集めている。
14年前オセの塔でシュルクを保護し、モナドを持ち帰った人物でもある。
百戦錬磨の頼れる壮年と言った佇まいだが、実はザンザに仕える「三聖」の1人。機神界でシュルクたちを裏切った後は、享楽的で残忍な本性を剥き出しにする。
ザンザに付き従ったのも、戦いの場とそのための力をザンザが与えてくれるため。
監獄塔でシュルクたちの前に立ちはだかると、本来の巨人族の姿を解放する。その力は強大だったが、仲間の後押しを受けて力を覚醒させたシュルクとフィオルンの前に敗れ去る。
自分の鍛えたシュルクがいつしか自分を超えてしまったことに、喜びとも妬みともつかない複雑な感情を抱く。最期の意地として、自分の死に際を誰にも見せることなく亡くなった。

ロウラン

cv:紗ゆり 種族:ハイエンター 性別:女性
皇家に仕えるハイエンターの宰相。妖艶な雰囲気をまとい、皇家の表裏双方に通じている。探求院に所属し、飛行兵器「ハウレス」を開発したほか、密かにハイエンター墓所内でテレシアの実験を行っていた。
正体はザンザの使徒「三聖」の1人。永遠の命を与えられていたが、自らテレシア化させ手駒としたカリアンの予想外の抵抗に合い、テレシアと融合したロウランごと消滅した。

アルヴィース

cv:程嶋しづマ 種族:ホムス(実際は人間ではない)身長:170㎝
シュルクの夢の中や行く先々で度々現れる青年。ハイエンター皇家に仕える神聖予言官と自称するが、テレシアと心を通わせたり、モナドを操れるなどその言動には謎が多い。
意味深な言葉でシュルクたちを導いたかと思えば、三聖の1人として敵側につくなど、物語のキーパーソンとして活躍する。
真の正体は、高次意識体モナドそのものであり、神であるザンザやメイナスからも独立した世界の管理者。元々は相転移施設を管理するコンピュータだった。『ゼノブレイド2』では、彼の他にも2体の「トリニティ・プロセッサー」と呼ばれる合議型人工知性群が存在していたことが明かされる。
最終決戦でザンザを見限り、新たな時代の担い手としてシュルクを選ぶ。そしてシュルクが「神無き世界」を構築すると、新たな世界には無限の広がりが秘められていると語り、どこかへと消えていった。

「つながる未来」に登場する人物

ネネ

cv:相沢舞 種族:ノポン 性別:女性
リキの娘であり、キノの姉。しっかり者の性格で、引っ込み思案のキノのために色々と世話を焼く。戦闘スタイルはラインと酷似しており、ホムスの盾を腹当てとして付けている。
こっそりジャンクスに忍び込もうとしたキノを心配して、巨神肩での冒険に同行することになる。

キノ

キノ(中央)と弟を見守るネネ(右)

cv:山盛由果 種族:ノポン 性別:男性
リキの息子。引っ込み思案な性格だが、父に憧れ自分も勇者になりたいと思っている。元々は孤児であり、リキに拾われて家族の一員となった。今では本当の兄弟のようにネネたちと接している。
父の持ち帰ったテッポーの実を武器として使い、カルナのようにエーテルを発射して仲間を回復する。
シュルクとメリアの話を盗み聞きして、密かにジャンクスに乗り込んだ。巨神肩での旅を通してたくさんの人々と接し、勇者として一歩成長する。

ノポンジャー

ノポンジャーレポートで隊員それぞれのプロフィールが見られる

ノポン族の測量士チーム。隊長のワナワナにそそのかされ、巨神肩に眠ると言う宝を探しに来た。12人のメンバーそれぞれにトクイワザを持ち、シュルクたちの戦闘をサポートする。赤・青・黄の3チームが揃うと連携必殺技が使えるようになる。

テト

cv:高橋花林 種族:ハイエンター 性別:男性
ハイエンターの少年。本編ではサブクエストに登場した。巨神が目覚めた際、母がテレシア化するが自身は混血だったため逃げ延びた。テレシアを人間に戻す研究のため、ハイエンター墓所から研究資料を取ってくるようシュルクたちに依頼する。
Switch版追加シナリオ「つながる未来」では、巨神肩に移り住み研究を続けている様子が描かれた。“霧乃王”に父を殺され天涯孤独となったが、同じように孤独となったタルコと肩を寄せ合うように生活している。
ゲルガーに研究所を燃やされ自身も殺されそうになるが、テトの母と思われるテレシアに命を救われた。
研究熱心で年配のハイエンター研究者からも将来を期待される逸材だが、研究のためとなると危険を顧みない傾向がある。

マクシス

minami619o5
minami619o5
@minami619o5

Related Articles関連記事

ゼルダの伝説 スカイウォードソード(スカウォ)のネタバレ解説・考察まとめ

ゼルダの伝説 スカイウォードソード(スカウォ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード(スカウォ)』とは2011年に任天堂から発売されたアクションアドベンチャーゲームである。Wii用に発売されたのちにWii U用に2016年にダウンロードソフトとしても発売されている。 数多ある『ゼルダの伝説』のはじまりの物語として位置づけられ、主人公のリンクを操作しながらシリーズで共通している要素の退魔の剣マスターソードや万能の力といわれるトライフォースの誕生の経緯、なぜ「ゼルダ」が伝説として後に伝わっていったかについて描かれている。

Read Article

ゼノブレイドのあるあるネタまとめ【Xenoblade】

ゼノブレイドのあるあるネタまとめ【Xenoblade】

『ゼノブレイド』では序盤からフィールドに高レベルモンスターが存在している。うかつに近寄ってしまったせいで、「縄張りのバルバロッサ」や「不動のゴンザレス」といった強敵に瞬殺されてしまったプレイヤーも多いだろう。 ここでは思わず共感してしまうような、『ゼノブレイド』のあるあるネタをまとめた。

Read Article

スカイウォードソードに隠された秘密とは?ゼルダの伝説考察まとめ

スカイウォードソードに隠された秘密とは?ゼルダの伝説考察まとめ

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』は『ゼルダの伝説シリーズ』の作品で、時系列的にはシリーズの最初の物語になる。マスターソードやトライフォース誕生の経緯やゼルダが伝説として語り継がれる理由などが明かされる重要な作品だが、ストーリー以外のメインテーマにもゼルダに関わる秘密が隠されているとファンの中で話題になっている。

Read Article

目次 - Contents