ゼノブレイド3(ゼノブレ3・ゼノ3)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゼノブレイド3』とは、2022年にNintendo Switch向けに任天堂が発売した3DRPG(ロールプレイングゲーム)。略称は『ゼノブレ3』『ゼノ3』。『ゼノブレイド』シリーズの4作目。戦闘、マップの探索、モブキャラとの会話などRPGを形作る要素をとことん楽しめるようゲーム性を盛り込み、国内はもちろん海外でも多くのユーザーから支持を得ている。舞台は2つの国家が争いを繰り広げるアイオニオン。その2つの国の兵士達6人が手を取り合い、自分達に課せられた理不尽な運命の真実を突き止めるべく旅立つ。

『ゼノブレイド3』の概要

『ゼノブレイド3』は2022年7月29日に任天堂が発売した、Nintendo Switch用3DRPG。略称は『ゼノブレ3』『ゼノ3』。開発はモノリスソフト。総監督は高橋哲哉(代表作『ゼノギアス』『ゼノサーガ』シリーズ)。高橋監督は本作を『ゼノブレイド』シリーズの集大成と位置付けており、キービジュアルは2010年に発売された『ゼノブレイド(ゼノ1)』の機神の大剣と2017年に発売された『ゼノブレイド2(ゼノ2)』のインビディアの巨神獣で種族などの世界観はシリーズを折衷したものであり、また一部過去作のキャラクターも登場する。
とは言え、シナリオ自体は本作のみで完結しているので、過去作をプレイしなくても問題なく楽しめる。

広大なフィールドを駆け回りながら探索する、ユニークモンスターと呼ばれる強敵とヒリつくバトルを楽しむなどのシリーズの魅力は健在。『ゼノ1』で好評だったキズナが復活し、モブキャラとの会話にもゲーム性が盛り込まれている。
最大7人パーティーで戦うなど戦闘は複雑化したが、武器アイテムが存在しないなど簡略化された部分もあり、UIの操作性がアップしたため非常に遊びやすくなった。
ストーリーは勧善懲悪ものとなり、敵であるメビウスが『ゼノ2』の「イーラ」など過去作の敵に比べて魅力に欠けるなど賛否両論点もあるが、メインシナリオではプレイアブルキャラクター全員を、ヒーロークエストを通じてその他のキャラもしっかり掘り下げている丁寧なストーリーテリングは評価が高い。

物語の舞台は機械技術の発達した「ケヴェス」とエーテル技術の発達した「アグヌス」の2つの国家が争う世界「アイオニオン」。人工的に作られた生命体である両国民の寿命は10期(10年)しかない。その10期は戦うために生き、生きるために戦う、戦うことのみを宿命づけられた生涯である。その環境に誰も疑問を抱かない中で、失われた生命を笛の音で弔う「おくりびと」の役目を担うケヴェス兵のノアは複雑な感情を抱いている。
そのノアと仲間のランツ、ユーニの3人に謎のエネルギー装置の破壊という任務が課せられる。現地にたどり着くと、同じ任務を課せられたアグヌス兵のミオ、タイオン、セナと鉢合わせ、戦いとなるが、そこに割って入ってきた謎の巨人の攻撃に苦戦を強いられる。ここでエネルギー装置の持ち主である初老の男ゲルニカが装置を発動させ、ノアとミオがインタリンク(融合)し、新たな力を得たことで物語が動き出す。

『ゼノブレイド3』のあらすじ・ストーリー

第1話 ウロボロス

任務に赴くノア。

アエティア地方の不治ヶ原にてケヴェス軍とアグヌス軍が交戦。ケヴェス兵のノア、ユーニ、ランツも参加していた。戦はケヴェスの勝利に終わり、イザナ平原のコロニー9に引き揚げるが、ノア達にアルフェト渓谷に落下した謎のエネルギー装置を破壊する任務が告げられる。

アルフェト渓谷に着いたノア達は、同じ任務を課せられたアグヌス軍、そして謎の勢力「ロストナンバーズ」と三つ巴の交戦になる。ケヴェス兵はノア、ユーニ、ランツのみ、アグヌス兵はミオ、タイオン、セナのみとなり、なおも戦闘を続ける様を見たロストナンバーズのゲルニカは彼らに割って入る。そして彼ら同士に戦う理由がないこと、本当の敵の存在を語り始めるが、メビウスなる巨大な怪物の襲撃を受ける。ノアが持つ剣を見て何かを悟ったゲルニカは、謎のエネルギー装置「ウロボロス・ストーン」を発動させる。メビウスの攻撃に苦戦していたノアとミオが融合(インタリンク)し、巨人の姿に変身。その力でメビウスの撃退に成功するが、メビウスは逃げしなに謎の力を発動させ「これでお前たちは世界の敵だ」と捨て台詞を残し去っていった。

ノア達6人は瀕死の重傷を負ったゲルニカのもとに駆け寄り、ゲルニカは改めて本当の敵と戦うべきであることと、生き延びたいなら大剣のもとにある大地「シティー」を目指すよう告げ、こと切れる。ノアとミオはゲルニカを弔い、それぞれの基地へ報告するべく帰還した。
しかし、コロニー9にたどり着いたノア達は味方のはずのケヴェス兵から攻撃を受ける。身の危険を感じたノア達はアルフェト渓谷に引き返す。ミオ達もアグヌス兵の攻撃から逃げ延び、メビウスの言葉通り居場所を失った6人とリク、マナナ2人のノポン族はシティーを目指し旅立つ。

第2話 メビウス

シティーを目指すノア達。タイオンがアグヌスのコロニー支配域で危険は多い近道である西のルートと、遠回りで途中暑さが尋常ではない荒野が広がるが、安全性は高い東のルートを提示し、一行は東のルートを選ぶ。
同じ頃、過去の戦でノア達を窮地から救ったケヴェスのエリート剣士・エセルが軍務長を務める鉄巨神・コロニー4に新たな執政官・ケイが到着する。

イーグス荒野でオアシスを見つけ、つかの間の休息を満喫するノア達。再びシティーを目指すが、そこにコロニー4が立ち塞がり攻撃を仕掛けてくる。ノアはエセルを説得しようとするが、エセル達ケヴェス兵の目にはノア達が化け物に見えており、ノアの言葉も通じず戦闘となる。しかし大量に充満する「黒の霧」の力でエセルは化け物の正体がノア達であると分かりショックを受ける。
ケイはしびれを切らし自らノア達に戦いを挑む。メビウスに変身したケイは、人間やモンスターの命を鉄巨神の動力源とする「命の火時計」を通じてケヴェス兵の生命力と引き換えにダメージを回復する。

ノアはミオとインタリンクし、火時計の破壊を試みるがコロニー4から射出されるレーザーで窮地に陥る。その時ランツとセナ、続いてユーニとタイオンがインタリンクに成功。ランツとユーニ2体のウロボロスのアシストを得てノアのウロボロスは火時計に攻撃を加えるが、はじかれてしまう。再度破壊を試みるノアは火時計の前でインタリンクを解き、リクから託され大剣に隠していたノポン族の魔剣ラッキーセブンを抜刀し、火時計の破壊に成功。回復の力を失ったケイを遂に倒し、コロニー4を解放する。だが各地の執政官の正体がメビウスであると知り、彼らの常識は大きく覆されるのだった。

第3話 サフロージュ

命の火時計の呪縛から解放されたコロニー4の支援を受け、シティーへの旅を再開するノア達。一方、エセルはアグヌスの武人で宿命の敵であるカムナビと決着をつける決意を固める。
旅の途中でノア達はコロニーの残骸に遭遇する。その残骸でユーニは自分そっくりの亡骸を見つける。その亡骸が付けているタグにはユーニの名前が刻まれていた。ユーニは過去生にその戦場で戦っていた記憶を思い出し戦慄する。

タイオンはかつて自分が所属していたコロニーラムダへの接触を避けようとインヴィディア坑道を通ることを提案。しかし坑道を抜けると軍務長のイスルギがコロニーラムダを率いて待ち伏せしていた。イスルギは副官でタイオンの上司だったナミがタイオンのミスが原因で戦死したことを残忍になじり倒す。狂ったような攻撃を加えられ続け、仲間の危機を感じたタイオンがウロボロスに変身。続いてセナとミオもウロボロスとなる。コロニーラムダの命の火時計の破壊に成功するノア。

直後、イスルギは泥となり崩れる。イスルギ等コロニーラムダの兵士の正体は、執政官ジェイの力で彼らの想いを封じ込められた泥人形だった。そしてジェイの正体は、かつて自らの命と引き換えにランツを助けたヨランだった。ショックを受けるノア達を嘲り引き返すヨラン。
息を吹き返した本物のイスルギは、「ナミの大好きだったサフロージュの花、最も鮮やかに咲いた一本の根本にそれを埋めてほしい」と言いタイオンにナミの形見の時計を託す。

第4話 命

アグヌス軍のコロニーデルタがケヴェス軍の攻撃を受けていた。あとわずかのところまで追いつめられるが、軍務長カムナビが鉄巨神で出陣。ケヴェス軍をたった一人で壊滅に追い込む。
同じ頃、エセルと副官のボレアリスは女王に呼び出されケヴェスキャッスルに到着。執政官のエヌが新兵器アナイアレイターを披露する。その威力に驚愕するエセル。
ケヴェスキャッスルを目指し、モルクナ大森林を進むノア達の前に傷だらけのボレアリスが現れる。ボレアリスはエセルの指示でノア達に新兵器の標的がコロニー4であることと、女王からエセルとカムナビにノア達の討伐命令が下ったことを告げるため、キャッスルを脱出して来た。しかしノアはコロニー4を守るためにキャッスルに行くことを選んだ。

モルクナ大森林を抜けたところにエセルとカムナビの鉄巨人が待ち受けていた。近くには執政官のピーとオーもいる。もはや戦闘は避けられない…ノア達は覚悟を決め、立ち向かう。ノア達の決して諦めない姿勢に心を打たれ、本来あるべき命の使い方を見出すエセルとカムナビ。終わらない戦いにしびれを切らしたオーはカムナビを操ろうとするが、カムナビは強引な手段でオーの支配から逃れる。そしてエセルとカムナビはノア達の前で一騎打ちを始め、相打ちとなり2人とも落命する。ピーとオーはメビウスに変身。インタリンクで一体化し、ノア達を抹殺しにかかる。だが人の命を弄ぶメビウスのやり方に怒りを爆発させたノア達の敵ではなく、インタリンクの制限時間を超えてしまったため自滅する。
合体メビウスを倒した後、ノアとミオはエセルとカムナビをおくる。

ようやくケヴェスキャッスルにたどり着いたノア達。敵の警備をかいくぐりアナイアレイターの破壊に向かうが、メビウスのディーとジェイが待ち構えていた。メビウスの強力な力に劣勢を強いられつつもユーニの機転で撃退に成功。コロニー4へのレーザー発射寸前でアナイアレイターの破壊に成功する。
キャッスルを解放するため内部へと侵入するノア達。しかしそこは「女王の間」。敵陣の真っただ中だった。女王とエヌが現れ、女王が攻撃してくる。女王の前に張られた光の壁にはいかなる攻撃も通らず、追いつめられるノア達。ところが、女王の動きが突然止まってしまう。なんと女王の正体は機械人形だった。
同時に、キャッスルがロストナンバーズの襲撃を受ける。ノア達はこの騒ぎに乗じてキャッスルを脱出する。

ロストナンバーズが去った後、エヌの元に執政官エムが現れる。マスクを外したエヌとエムの顔はノアとミオそのものだった。

第5話 蝕

ケヴェスキャッスルを脱出し、カデンシア地方は大剣の麓に到着したノア達の前に、ロストナンバーズが現れた。リーダーであるゲルニカの娘モニカにシティーへ招待されるノア達(ゲルニカの子供と聞いて親子の概念を知らない一行が戸惑う描写がある)。
シティーに着いたノア達は、老人や子供の姿を見てショックを受ける。そして生まれたばかりの赤子に触れ、「ゆりかご」と呼ばれる育成モジュールから生まれ、たった10年の命を戦うためだけに費やす自分達の常識がメビウスによって作られた偽りの形であることを実感する。

一行は、ロストナンバーズの新たな任務―アグヌスキャッスルのリ・ガート収容所に囚われたゴンドウという人物の協力を取り付ける作戦に参加する。
ゴンドウはモニカの娘で、母の理想には否定的だった。アグヌスの女王についての情報を求めると、ゴンドウはノア達にいきなり勝負を挑む。勝負の後も、底意地の悪い言葉を並べて挑発してくるが、ミオの必死の訴えに心を動かされ協力を受け入れる。

翌日、収容所からの脱走を決行するが、ロストナンバーズ隊員のシャナイアがメビウスのスパイであり情報を漏洩していたため、キャッスルの直衛隊に防備を固められていた。直衛隊を仕切っていたのはエヌとエムだった。その素顔を見て動揺するノア達。先に動いたエムは、対象の相手と精神を入れ替え自在に操る能力を持ち、ノア達は同士討ちになりかけるも、タイオンがエムの仕掛けに気付き、エムを削ることに成功する。しかし交代したエヌの戦闘力の前に歯が立たず、完敗。エヌに力を奪われてアグヌスキャッスルの牢獄に幽閉される。

エヌはノア達5人とミオを別々の牢屋に閉じ込めた。「余興」として、ミオの「成人の儀」を寿命が尽きる1ヶ月後に執り行うためだった。成人の儀で消滅した者は転生ができないからである。
ノア達はミオを助けようと牢屋からの脱出を試みるが、なすすべがない。ついに成人の儀の日が訪れ、ノア達とアグヌスの女王の目の前でミオは消滅する。

第6話 選択

消滅するミオを目の当たりにし、自らの無力さを思い知らされるノア。エヌの手で処刑されそうになるその刹那、謎の声に導かれ、自らの過去の記憶をまざまざと見せられる。過去生でノアはミオと何度も出会い、愛し合うがその度にミオに先立たれていた。そんなノアの元に現れたのはメビウスの黒幕・ゼット。彼の誘いを受けた過去生のノアは、「永遠の今」を選択。エヌというメビウスとなった。その対価として、ミオもエムというメビウスとなる。現世のノアは、エヌの後悔の念から生まれた存在だった。
謎の声の主は現世のノアに「君はどうしたい?」と問いかける。ノアは「たとえ一人になってでも、こんな世界をぶち壊す」と答える。声の主は「ともに歩こう」と手を差し伸べる。その姿はミオだった。

ノアを処刑しようと剣を振り下ろしかけるエヌの前にエムが現れた。しかしその心はエムではなく現世のミオだった。エムは先の戦闘でミオに入り込んだ時、自分のために多くの命を躊躇なく奪うエムに心を痛めていることを話し、エムを止めることをミオに託すために人格をミオと入れ替えていた。つまり消滅したミオはエムだったのだ。
想定外の出来事に錯乱したエヌはノア達の敵ではなかった。しかしとどめを刺す寸前にメビウスのエックスが女王の正体である鉄巨人を発動させ、エヌを救出する。

ピンチは続く。アグヌスキャッスルにも備え付けられていたアナイアレイターが発動。シャナイアの情報からシティーの存在する大剣の鍔に照準を定めていたアナイアレイターは大剣の鍔を消滅させる。ほくそ笑むシャナイアだったが、直後ゴンドウ達ロストナンバーズが到着。実はシティーの危機をエヌの体を手に入れていたミオがモニカ達に告げており、シティーは移動した後だったのだ。追い詰められたシャナイアは銃口を自らのこめかみに当て「これが始まりなんだ!」と叫び引き金を引いた。

本当の敵がゼットであると認識した一行は、アグヌスの女王がいる天空の砦が存在するカプトコルヌ山嶺を目指す。
天空の砦にたどり着き、眠りについていた女王の封印をミオが解く。しかしその直後、女王の胸を何かが刺し貫いた。犯人はディーとジェイだった。戦いの合間に、ノア達はジェイを懸命に説得する。その言葉にジェイことヨランの心が揺れる。ディーがジェイと強引にインタリンクするが、本来のヨランの心を取り戻したジェイによってメビウスは天空の砦から落下し爆散する。
そして死んだと思われた女王・ニアだが、ディーの攻撃が心臓を外していたため一命をとりとめていた。

第7話 動き始める刻

女王ニアは語る。
「この世界は元々1つだったが、2つに分裂し『ゼノ1』の舞台「巨神と機神の世界」と『ゼノ2』の舞台「巨神獣界(アルスト)」が出来た。しかし、2つの世界が再び交わろうとする。しかし交わった場合、世界は光を残して消滅してしまう。そこでケヴェスの女王・メリアとアグヌスの女王・ニアはそれぞれの世界の住人たちの叡智を結集し、肉体や記憶を保存して世界の消滅後に再生させる「オリジン」というバックアップ装置を開発。
ところがゼットらメビウスにオリジンを掌握されてしまい、世界は静止。アイオニオンという中途半端に2つの世界が交わった場所が残る。メビウスはオリジンを利用し、兵士を創り出して戦わせ、その命を自分らの養分とする。こうしてケヴェスとアグヌスの終わりなき戦争が続いている。」

オリジンは大海の渦の底にある。そこへ行けるのはシティーにいる船大工のノポン・サモンが開発している究極の船だけだ。ところがサモン曰く、エンジンがまだ出来ておらず、完成させるにはあと6つのコアパーツが必要。ノア達はコアパーツを求めて奔走する。かくして究極の船・ブレイブリーが完成。ノア達はロストナンバーズの援護を受け、オリジンへの突入に成功する。
オリジンの中枢部には、ケヴェスの女王・メリアが囚われていた。救出に向かおうとするノア達の前にエヌが立ち塞がる。エヌは激戦の中でノア達の未来に進もうとする姿勢に希望を見出し、ノアが差し伸べた手を取りノアと同化する。
救出されたメリアは、ノア達の援護をするためにキャッスルに戻り、兵士達を鼓舞。自らも鉄巨神で出撃する。同様にニアも出撃。オリジンに攻撃を仕掛ける。

メビウスのエックスとワイを倒したノア達は、ついにゼットの居場所にたどり着く。永遠の「今」を守ろうとするゼットと未来へ進もうとするノア達の戦いが始まる。
追い詰められたゼットは、本来の姿である変化への恐怖心の権化と化していた。その時、ノアからエヌが、ミオからエムが抜け出す。2人は未来をノア達に託し、ゼットとともに消滅した。
メビウスの殲滅により、凍り付いた時が動き出す。それは同時にアイオニオンが消滅し2つの世界が離れる時。そしてノア達ケヴェスの民とミオ達アグヌスの民が別れる時でもあった。再開を誓い合うノアとミオ。そしてミオ達とともに巨神獣界は姿を消し、目の前には広大な海が広がっていた。

どれだけの時間が流れたのか。町には子供から大人までが普通に存在している。ノア少年はユーニ、ランツ、ヨランと花火大会に行く途中、どこかで聞いたような笛の音を聞く。ノアは微笑みながら音の方向へと歩き去って行った。

『ゼノブレイド3』のゲームシステム

キャラクターのクラスとロール

各キャラクターにはそれぞれのクラス(職業)とそれに伴う「アタッカー」「ディフェンダー」「ヒーラー」というロール(役目)が存在する。
アタッカー:攻撃力が高く、敵の側面や背後からアーツ(他のRPGにおける魔法や技)で攻撃しダメージを与える。
ディフェンダー:HPと防御力、回避率が高いタンク役。敵の攻撃を引き付ける。
ヒーラー:仲間の体力やデバフを回復したり、戦闘不能の仲間を助け起こす。
例えば「ノアのクラスはソードファイターで、ロールはアタッカー」「ミオのクラスは疾風士で、ロールはディフェンダー」という具合。
プレイアブルキャラクターの6人は好きなクラスに変更が可能。また戦闘でCP(クラス経験値)を獲得することでクラスのランクが上昇し、スキルやアーツが強化される。

アタッカー

攻撃力の高い攻めの要。ディフェンダーが引き付けた敵を側面や背後からアーツで攻撃し、ダメージアップを図る。

ディフェンダー

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