ゼノギアス(Xenogears)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゼノギアス』とは、1998年にスクウェア (現スクウェア・エニックス) から発売されたPlayStation用RPGである。高橋哲哉が監督・脚本・演出を務めており、『ファイナルファンタジー7』のストーリー原案用に用意した脚本を再構成し、『クロノトリガー』を手がけたスタッフによって形になった。生身のキャラクターに加え、「ギア」と呼ばれる巨大ロボットを操作して物語を進めていくのが特徴で、物語の中に宗教用語や心理学、社会問題、古今東西のロボットアニメやSFのオマージュが散りばめられている。
『ゼノギアス』の概要
『ゼノギアス』(Xenogears)とは、1998年2月11日にスクウェア (現スクウェア・エニックス) から発売されたPlayStation用RPGである。正式なジャンルは「新世代サイバネティックRPG」。
本作は「裏FFVII」とも呼ばれる。その理由は、『FFVII』とほぼ同時期に開発がスタートしたことや、『FFVII』のフルポリゴンによるキャラクターとプリレンダリングCGによる一枚絵の背景とは正反対の方式を取ったためだと言われている。
テレビコマーシャルでは「聖剣伝説が出ない理由、ファイナルファンタジーとは異なる可能性、そして ゼノギアス」というキャッチコピーが使われた。
本作は、スクウェア作品で初めて声優によるキャラクターボイスを使用し、初めてエンディングテーマにヴォーカル曲を用いた作品である。
「文化庁メディア芸術祭10周年企画 日本のメディア芸術100選」ではアンケートの選択項目のリストに「ゼノギアス」の項目は無かったが、その他にふさわしいと思うものがあれば記入する自由記入欄による「ゼノギアス」への投票数が、エンターテイメント部門の自由記入欄投票の中で3位に選ばれた。また続編を待望するゲームタイトルBEST50では5位にランクインし、2006年から2009年までのゲームアーカイブスのダウンロード数では2位を獲得している。
ストーリーは、随所に神話をモチーフにした箇所、名称が見られ、重厚なものとなっている。他に類を見ない多数の伏線がちりばめられており、臨床心理学、パンスペルミア仮説、生物学、多くの科学用語、ニーチェ、ユング、キリスト教、ユダヤ教、社会問題、SF、映画、アニメ(特にロボットアニメ)、特撮などの様々な価値観や概念を織り交ぜた構成となっており、ストーリーにも深く関係し非常に難解なものとなっている。またプレイステーション作品でありながら、作品の難解性とは裏腹にキャラクターボイスやクオリティの高い合計30分を超えるアニメーションムービーが採用されている。
冒頭のアニメーションからちりばめられた伏線はストーリーが進んでも回収されず、終盤に入り一気に謎の解明が行われる。そのため、前半は比較的明るいが、後半に暗いテーマが待っている。終盤にあたるDisc2では、サウンドノベルのように文章を読み進めていくシーンが続き、プレイヤーが操作するシーンは少ない。
『ゼノギアス』のあらすじ・ストーリー
前史(オープニングムービー)
一万年前、星間戦争が行われていた時代。惑星ミクタムの衛星軌道を周回する工業衛星内において、開発段階にあった完全自立型の新兵器が意図しない暴走を起こした。その新兵器は工業衛星を破壊するにとどまらず、惑星ミクタムに侵攻し、人類側に甚大極まりない被害を発生させた。人々は新兵器を停止させ各ブロックごとに分解し、生き残った人々と共に恒星間移民船エルドリッジに収容し、移民と暴走事故の調査のために他星系に向けて恒星間移動していた。
しかしその途中、分解保存されていたはずの新兵器が突然再起動し、恒星間移民船エルドリッジの中枢システムへアクセスし、航行システムおよび火器管制システムを占拠した。さらに搭乗していた人々の殺戮と空間歪曲によるワープの実行を試みる。ワープ座標は、人類発祥の星「ロスト・エルサレム」であった。だが、エルドリッジの艦長が最後の手段として整備用システムを強制始動したため、エルドリッジはブロックに分割されてワープは失敗に終わった。そして幾多ものブロックに分解されたエルドリッジは、名も無き付近の惑星に墜落した。
仲間と敵との出会い
それから年月が流れ、創始暦9999年。北の大陸イグニスの西に位置する国家アヴェと東に位置するキスレブは、約300年もの長い間、泥沼の戦争を続けていた。両国は過去の遺跡からギアと呼ばれる巨大な人型戦闘兵器を発掘し、技術解析をしながら戦争を拡大していった。戦局は遺跡の数が多かったキスレブが有利となっていったが、いまだ戦争を終結させるほどのものではなかった。永きに渡る膠着を憂いたアヴェの王はキスレブとの和平を実現させつつあったが、宰相シャーカーンがクーデターを起こし、頓挫した。さらにゲブラーと呼ばれる高度な科学技術を持った正体不明の組織がアヴェ側に付き、アヴェは圧倒的不利だった戦局を五分まで回復させた。
そんな中、戦争とは関係の無い辺境の村ラハンで暮らしていた主人公フェイは、ある日の夜に村を襲った事件がきっかけで世界を巻き込む戦乱に関わり、世界の真実を目撃してゆくことになる。
『ゼノギアス』のゲームシステム
本作には「ギア」と呼ばれる人型ロボットが存在し、生身のキャラクターだけではなくギアでも戦闘やダンジョン探索を行う。エンカウント戦闘においては生身の人間vsギアも可能な場合がある。物語が進むにつれてギアに搭乗して行動する機会が増えていく。
トランプゲームの「スピード」や、「バトリング」と言うギア同士を戦わせる格闘ゲームのようなミニゲームがある。特にバトリングはストーリーにも関わってくる。
セーブ画面には進行具合が分かるようにアニメ作品のようなサブタイトルが付けられる。また、生身のキャラクターは2Dで、ギアは3Dの構成になっている。
装備・能力
キャラクター

徒手空拳で戦うキャラクターが多い。武器によって特殊効果や属性などがついており、武器を装備するキャラクターについては武器の装備変更が可能である。
アクセサリの中にはギアにも効果があるものがある。アクセサリは最大3つまで装備可能で、防具もアクセサリと同じ枠内で装備する。
ギア
ギアにはそれぞれ出力係数があり、出力係数にエンジンの出力を掛けたものが攻撃力になる。エンジンは出力(=攻撃力)と燃料の搭載量に影響する。
素手で戦うギアが多いが、武器を装備するギアは武器の装備変更が可能である。フレームは最大HP値に関わる。装甲は防御力に影響する。
ギアやギア用アクセサリには重量の設定があり、重いギアなら重い装備でもあまり影響を受けない。ただし、軽いギアが重い装備を付けると大幅にスピードが下がるため、ターンがなかなか周ってこなくなる。
戦闘
キャラクター
攻撃は各ターン毎にAPポイント(最大7)以内の組み合わせで攻撃する。弱攻撃はAP1、中攻撃はAP2、強攻撃はAP3を使用する。強力なほど命中率は低くなる。通常攻撃の使用回数はカウントされており、レベルと使用回数の条件で必殺技を覚えることができる。そのため、徐々に必殺技を覚えていくことで戦闘に自由度が増してくる。
APポイント7での組み合わせの必殺技は超必殺技とされる。必殺技を使うと通常攻撃の使用回数がカウントされない。使用されなかったAPはその戦闘の間だけ溜まっており、溜めたAPを消費して必殺技だけを連続で繰り出す「連殺」を使用することができる。
ギアに搭乗可能な場所であれば、戦闘途中にギアに搭乗することも可能である。
魔法に近い「エーテル」というものがあり、EPを消費して使用する。キャラクターによって「気功」や「秘術」など呼び方は異なる。
ギア

攻撃には弱・中・強の3種類があり、燃料を消費して攻撃する。消費燃料は10(弱)・20(中)・30(強)で、強力なほど命中率が低い。必殺技は搭乗キャラクターの必殺技に対応しており、搭乗キャラクターが新しい必殺技を覚えることでギアの必殺技も使用可能になる。
攻撃するたびにアタックレベル(最大値3)が1上昇する。アタックレベル1から二連続攻撃が可能になり、アタックレベルと燃料を消費して必殺技が使える。攻撃を1回行い、連続攻撃をキャンセルすることで、アタックレベルが2以上に上がっていく。アタックレベルにはそれぞれ3つの必殺技が用意されており、必殺技を使ったターンはアタックレベルは上昇しない。
ギアはチャージをすることで燃料が回復する。燃料の回復量はアタックレベルが高いほど増加。
「ブースト」を使用すると、毎ターン燃料を消費する代わりにターンが周ってくるのにかかる間隔が半分になる。
エーテルのギア版である「エーテル機関」は、EPを消費して使用する。エーテル係数という値によって威力が増加する。
『ゼノギアス』の登場人物・キャラクター
主人公
フェイ
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目次 - Contents
- 『ゼノギアス』の概要
- 『ゼノギアス』のあらすじ・ストーリー
- 前史(オープニングムービー)
- 仲間と敵との出会い
- 『ゼノギアス』のゲームシステム
- 装備・能力
- キャラクター
- ギア
- 戦闘
- キャラクター
- ギア
- 『ゼノギアス』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- フェイ
- その他のキャラクター
- エリィ
- シタン
- 天帝カイン
- カレルレン
- グラーフ
- イド
- 『ゼノギアス』の用語
- オープニング時代の登場勢力・組織・惑星
- ロスト・エルサレム
- ネオ・エルサレム
- 星団連邦政府
- 巡礼船団
- 超大型恒星間航行船エルドリッジ
- 中央ブロック マハノン
- プロジェクトゾハル
- ゾハル
- オメガ1
- アルパ1
- デウスシステム
- 波動存在
- 恒星間戦略統合兵器デウスシステム
- 生体兵器デウス
- 恒星間戦略制圧母艦メルカバー
- 機動端末兵器群
- 障壁〈ゲート〉
- 『ゼノギアス』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ストーリーは『ファイナルファンタジーVII』のストーリー原案のうちの一つ
- 開発は『クロノ・トリガー2』の開発チーム
- 『FFVII』の「百億の 鏡のかけら 小さな灯火 とらわれた 天使の歌声 ゼノギアス」のシーンを制作したのは加藤正人
- 『ゼノギアス』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):Joanne Hogg「SMALL TWO OF PIECES 〜軋んだ破片〜」